仮面ライダーリバイスIF   作:BURNING

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フェニックス善戦 光の信念

リバイス達が戦闘を開始するとリバイスにはベイル、ギフデモス、ヘルギフテリアンの三人。ライブにはカブトデッドマンとダイオウイカデッドマン。ジャンヌにはクイーンビーデッドマンとウルフデッドマンがそれぞれ立ちはだかって相手する。

 

「ヒロミさん。目を覚ましてください!」

 

「俺はお前らの事など知らない。我が命を懸けて潰す!」

 

「見ての通り門田ヒロミはこちら側……諦める事ですね」

 

ダイオウイカデッドマンが煽る中、ライブはスタンプを取り出すとそれを使う。

 

《イーグル!》

 

ライブがスタンプをバックルに使うと風のエネルギーがライブガンに集約。銃弾として放たれる。

 

「む?」

 

それを喰らった二人は竜巻の中に閉じ込められるとすかさずライブは更にスタンプを重ねがけする。

 

《ライオン!》

 

ライブがライブガンの翼部分を振るうと炎の斬撃波として飛び、竜巻が炎の竜巻となると爆発。デッドマンの二人を纏めて吹き飛ばす。

 

「まだまだ!」

 

《ブラキオ!》

 

今度はブラキオバイスタンプを使うと斬撃が伸びて鞭のように攻撃する。

 

「馬鹿な。まさかこんな手を使うとは」

 

「くっ……なかなか面白いが、これだけで倒せると思うな!」

 

ジャンヌの方はスピードのウルフデッドマンに対してスタンプを使って対応する。

 

《スワン!》

 

《リスタイル!リバディアップ!》

 

《スワン!ダダダダーン!》

 

ジャンヌがインビンシブルジャンヌから元のジャンヌに戻るとラブコフを武器化。盾で攻撃を凌ぐ。

 

「わざわざ強化を解いて何のつもり?」

 

「こっちにも役割はあるのよ。次はこれ!」

 

《クジャク!》

 

《リバディアップ!クジャク!ダダダダーン!》

 

ジャンヌが鉄扇を構えるとそれを分解して炎を纏わせた羽を弾幕のように放つ。そしてすかさずスタンプを起こして倒した。

 

《クジャク!スタンピングスマッシュ!》

 

その一撃がウルフデッドマンを貫くとウルフデッドマンは倒れ込む。クイーンビーデッドマンはそのカバーをするために前に出るとジャンヌはスタンプを変える。

 

《ハシビロコウ!リバディアップ!ハシビロコウ!ダダダダーン!》

 

ジャンヌが大鎌を手にすると紫炎を纏わせた斬撃でクイーンビーデッドマンの体を焼き尽くす。

 

「くうっ!?」

 

「悪いけど、通常バイスタンプの出力も上げてもらったわ。強みを活かして人数差ぐらいひっくり返す!」

 

ジャンヌの強みはインビンシブルジャンヌによる近接戦もそうなのだが、ラブコフを武器として変えることによる多種多様な戦い方もある。

 

「ラブちゃん!どんどん行くよ!」

 

「ラブラブ〜。行く〜!」

 

そして、ベイル、ヘルギフテリアン、ギフデモスの三人を相手にしている中、一輝が主導のスピード戦で戦っていた。

 

《プテラ!》

 

リバイスがプテラバイスタンプを使う事による加速力で三人相手でも一歩も引かない戦闘を繰り広げる。

 

《カマキリ!》

 

《スタンプバイ!》

 

リバイスがカマキリバイスタンプをリバイスラッシャーに押印し、切断力を高めた状態で構えた。

 

「はあっ!」

 

そして、ギフデモスの斬撃をリバイスラッシャーで受けてからすかさずすれ違い様に斬り裂く。

 

《リバイバイスラッシュ!》

 

「ぐうっ!?」

 

「ふへへ。これもあるよ!」

 

リバイスはオーインバスターとしてリバイスラッシャーを分離。そしてベルトのローリングバイスタンプを外して押印する。

 

《スタンプバイ!必殺承認!》

 

《Here We Go!Here We Go!》

 

リバイスがローラー部分を回転させてエネルギーを集約。そして銃口をヘルギフテリアンへと向けた。

 

《ローリング!スタンピングストライク!》

 

その一撃は漆黒のレーザーとなってヘルギフテリアンを貫く。だが、それでもやはりヘルギフテリアンを倒すには火力不足なのか耐えられたが。

 

「一気に決める!」

 

それでもとにかく今は相手の頭数を減らすのが最優先。リバイスはローリングバイスタンプをベルトに装填するとすかさずスタンプを倒してからトリガーを引き、再度倒す。

 

《ヌリヌリミックス!》

 

《ナックルアップ!》

 

《必殺!ローリング!ゴーイング!ドローイング!》

 

リバイスがインクのエネルギーを纏った状態で突撃し、ベイルを貫くとベイルはかなりのダメージを負い、倒れる。

 

「いよっしゃあ!これでまずは一人倒したぜ」

 

「油断するな。まだアイツらの方が多い」

 

「あいよ!」

 

意外にもリバイス達フェニックス側が善戦。前回と比べてリバイス側が対策を取っていたというのもあるが、スタンプを駆使して様々な攻め手を休む間もなく使う事で撹乱して対応の遅れを連鎖、拡大させているのだ。

 

《ジャッカル!バーサスアップ!》

 

《仮面ライダーエビル!ジャッカル!》

 

「俺にもやらせろ大二」

 

《必殺承認!ジャッカル!ダークネスフィニッシュ!》

 

エビルはジャッカルゲノムの高機動力でダイオウイカデッドマンを斬り裂く。すかさずイーヴィルエビルへとパワーアップして戦力差を補う。

 

《イーヴィルエビル!》

 

「この前の借り、しっかり返させてもらうぜ!」

 

《タートル!》

 

《リバディアップ!タートル!ダダダダーン!》

 

「はあっ!」

 

大砲から放たれた一撃はクイーンビーデッドマンを撃ち抜きダメージを与える。更にジャンヌもまたインビンシブルジャンヌとして変身した。

 

《インビンシブル!蛇!蛇!蛇!蛇!蛇!蛇!ジャンヌ!》

 

リバイスは向かってきたギフデモスに対してレックスバイスタンプをローリングバイスタンプにスキャンして使う。

 

《レックス!エナジー!》

 

《ペインティングフィニッシュ!》

 

リバイスが繰り出したパンチはレックスの大顎を模しており、それが噛み付くと大ダメージを与えた。

 

赤石はそれを見て慌てるかに見えたがまだ割と落ち着いていた。そして、小さくある言葉を言う。

 

「あれを使うか」

 

すると赤石はベイルドライバーを取り出すとそれを見たベイルが赤黒い粒子となってその中に吸い込まれる。

 

《ベイルドライバー!》

 

「何!?」

 

「あれって、父ちゃんの!?」

 

その頃、スカイベースでは若林と狩崎の二人が慌てた様子で声を上げていた。

 

「何故赤石があれを……」

 

「まさか、立花達の一件の時か!だが、普通の人間にあれは……ッ!」

 

確かに普通の人間にベイルドライバーは使えない……そう。普通の人間(・・・・・)にはである。

 

「このベルトの力……数千年もの間を過ごしてきた不死身の私の体で試せばどうなるか。見せてあげよう」

 

《カブト!》

 

《Deal……》

 

《Bane Up!》

 

《破壊!(Break)世界!(Broke)奇々怪々!(Broken)仮面ライダーベイル!》

 

赤石は赤黒いガスに包まれるとその体に鎧を纏う。そして、右側からカブト型のエフェクトが突っ込み合体。仮面ライダーベイルとなった。

 

「マジ!?」

 

「力が満ち満ちる。確かにこの力は強力なようだな。それに、パワーは前に純平が変身した時以上のようだ!」

 

その瞬間、ベイルが手を翳すと赤黒い衝撃波がリバイス達三人を襲うとたった一撃で三人は吹き飛ばされて地面を転がった。

 

「「「うわあっ!?」」」

 

「強い……」

 

「おいおい。前に俺達で倒した時以上の強さじゃねーか」

 

 

「でも、負けるわけにはいかない!」

 

そこから戦闘は再開。しかし、赤石の変身したベイルが参加した影響か戦況は悪化する一方だ。それをモニター越しに見た光は狩崎へと声を上げる。

 

「狩崎さん!このままじゃまた負けます!僕にベルトを!」

 

「……今の君じゃ無理だと何度言えば……」

 

「それでもです!」

 

光は声を更に上げる。ここで退くわけにはいかない。このままでは三人は確実にやられる。戦力を投入するには今しか無いこの瞬間。光は迷う事なく言う。

 

「僕は……僕は皆さんの戦いをずっと見てきました。ヒロミさんが行方不明になったあの時僕があの場で仮面ライダーになれてヒロミさんを止めていればと何度でも思いましたよ。無い力をねだっても仕方ない。僕はそんな気持ちでずっといました」

 

光はヒロミの事を考えながら二人を説得するために話を続ける。そして、光のその目を見た二人の心は動きつつあった。

 

「……強がりかもしれません。それでも僕は戦う。どんな強敵が相手でも立ち向かう。僕の信じた信念を貫くために……ヒロミさんのような戦士になる。ずっと前から憧れていたあの人を超えるために……僕は覚悟を決めたんです」

 

「……わかった」

 

若林はその話を聞いて狩崎へと目配せする。すると狩崎は一度奥の部屋へと引っ込むとスーツケースを持ってきて机に置くと開けた。

 

「じゃあ、君の覚悟と信念……見せてもらおうか」

 

そこにあったのは狩崎が用意したデモンズドライバー。そして、クワガタの意匠が入った新たなるバイスタンプであった。

 

同時刻。再び戦闘の場面では仮面ライダーベイルの参戦で戦況は再び逆転。リバイス達はどんどん押し込まれていく。

 

「コイツ、ただでさえ強いのに赤石が変身してるから強さの次元が違う……」

 

「カゲロウ!」

 

「仕方ねぇな」

 

《ホーリーウィング!》

 

《ホーリーアップ!》

 

《ホーリーライブ!》

 

エビルがホーリーライブへと再度変身するとスタンプを使う。とにかくベイルを撃破するためにある手を打つつもりだ。

 

《デンキウナギ!》

 

「はあっ!」

 

それはかつてベイルを倒した時に使った手。ただし、今回はリバイスとの連携である。

 

ライブがデンキウナギの鞭でベイルを拘束。すかさずリバイスがスタンプを二度倒して跳び上がる。

 

《ローリングスタンピングフィニッシュ!》

 

「あああっ!」

 

リバイスから繰り出されたライダーキックがベイルに命中。しかし、ベイルは途中までやられたような声を上げるがそれがいきなり止まった。

 

「ぐああっ……なんてな」

 

「「何!?」」

 

その瞬間、ベイルから発せられた衝撃波が二人を纏めて吹き飛ばしてしまう。

 

「そんな、二人がかりでもダメなの?」

 

最早ベイル相手に打つ手無し。また敗北を覚悟したその時だった。そこにバイクに乗ってやってきた一人の人物が来る。

 

「一輝さん、大二、さくらさん!お待たせしました!」

 

「光!?」

 

「無茶だ!ここは……」

 

生身の光が来てどうにかなる状況じゃない。だが、今の光には力がある。自身の信念を貫き通す事ができる力が。

 

《デモンズドライバー!》

 

光がベルトを装着した途端、その場の全員が驚愕する。そして、光はクワガタバイスタンプを手にした。

 

「僕の信念を懸けて……デッドマンズ、ウィークエンド!お前らを倒す!」

 

《クワガタ(CV藤森)!》

 

《Deal……》

 

光がスタンプを朱肉部分に押印すると赤と青のリングがエフェクトとして鼓動のように出つつ、クワガタ型のエネルギー体が出現する。そして光はポーズを取り、スタンプを液晶部へと押印した。

 

「変身!」

 

《Delete up!》

 

その瞬間、電流のようなエフェクトがベルトから出るとそれが青いエネルギーの球体状のフィールドとなりその中で光は装甲を纏う。

 

 

《Unknown.(未知なる)Unlest.(混乱が)Unlimited…(越える)仮面ライダーオーバーデモンズ!》

 

最後にクワガタ型のエネルギーが右側から合体し、顔の左側に二本のツノが合わさって変身を完了するのだった。




今回、クワガタバイスタンプの起動音が藤森さんボイスで気になった方もおられると思いますが、実はちゃんと理由があります。それもちゃんとわかるようにするので楽しみにしてください。
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