仮面ライダーリバイスIF   作:BURNING

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二号ライダー達の大団円

財団Xの戦士達を倒し、残されたのはスピノデッドマンのみ。そして、六人はスピノデッドマンへと戦いを挑むことになる。

 

「「「「「「はぁっ!」」」」」」

 

ライブが銃撃を仕掛けたのを皮切りに六人が次々に攻撃を仕掛ける。しかし、スピノデッドマンが衝撃波を発生させると六人を吹き飛ばしてしまう。

 

「くっ!?こいつ!」

 

バルカンがオーソライズバスターのトリガーを引いて弾丸を放つが、スピノデッドマンは突如として超スピードを発動させると躱してしまう。しかもそれは周りからは全く見えなかった。

 

「うぐっ!?」

 

「コイツ、まさかクロックアップを使うのか!?」

 

「皆さん、気をつけてください!コイツは歴代の仮面ライダーの敵の力が使えるようなんです!」

 

ブレイズがそう言うとゲイツはそれならばとウォッチのスイッチを押す。

 

《ガタック!》

 

するとガタックハイパーフォームが召喚され、ガタックがハイパークロックアップによる超スピードで対処。スピノデッドマンはダメージを受けて止まると今度はスタンプを自らに重ね、地面を殴る。その瞬間、周囲の地面が震え始めた。

 

「今度はコングとブラキオの力か」

 

「これ以上好きにさせるかよ!」

 

《ヒッパレー!ヒッパレー!ヒッパレー!》

 

《メガヒット!》

 

クローズが不安定な足場の中、何とかビートクローザーを使って斬撃波を飛ばすと今度はスピノデッドマンの腕がエネルギーのガトリング砲に変わり、ガトリングを連射してきた。そのためクローズの攻めは止められてしまう。

 

「くっ!?」

 

「これでどうだ!」

 

更にその間に地面の揺れは止まったものの、スピノデッドマンはクラックを生成するとその中からインベスと呼ばれる怪人を召喚。兵士として使役する。

 

「こんな雑魚に負けるかよ!」

 

だが、召喚したのはそこまで強く無い初級インベス。それで勝てるはずもなく。ブレイズとブレイブが一瞬にして切り裂いて倒す。すると今度は暴走したヒューマギアを呼び出して突っ込ませた。

 

「また頭数を増やしやがったな」

 

「でもこれなら!」

 

今度はクローズとゲイツが対応し、拳を叩きつけるとあっという間に撃退することになる。

 

「余裕だなぁ万丈」

 

「うるせぇ。お前は黙ってろ」

 

エボルトの冷やかしにクローズは一喝。しかし、このままではキリがない。どうにかして有効打を決めなければならなかった。

 

「大二さん、確かコイツってデッドマンなんですよね?」

 

「え?そうですけど……」

 

「だったらそいつの核になってるスタンプを排出させれば……」

 

「やってみる価値はありそうだな」

 

だがその瞬間、スピノデッドマンの体から黄金のオーラが出てくると体の色が黄金へと変化。恐らくスピノデッドマンのフルパワーとでも言うべき形態だろう。

 

「嘘ぉん。パワーアップしたぞアイツ!」

 

「怯んでいる場合じゃねーだろ!」

 

《バース!》

 

《バロン!》

 

するとゲイツの隣にバースX、バロン・レモンエナジーアームズが召喚。そして、二人はそれぞれ必殺技を発動させる。

 

《ロックオン!》

 

《カニアーム!》

 

《レモンエナジー!》

 

《カニ!コアバースト!》

 

二人から放たれたエネルギー弾に対してスピノデッドマンは真正面から受け止めると爆発。しかし、スピノデッドマンはダメージによって欠損した体を瞬時に再生してしまう。

 

「コイツ、回復能力まで……」

 

スピノデッドマンが更に厄介な敵と化してしまう中、どうにかスタンプだけを奪う手段が無いか考える。

 

するとそのタイミングでスピノデッドマンの体が巨大化させていく。そしてそれはモンスターのような姿へと変化。これは恐らく龍騎の世界のミラーモンスターの力を操って自身をそれらしく変化させたのだろう。

 

「的を自分から大きくしてくれて助かるぜ」

 

「カゲロウ!」

 

「ああ」

 

《ブレード!》

 

《エビルライブチャージ!》

 

大二はカゲロウへと主導権を渡すとエビルブレードで突撃。斬撃を放つ。

 

《エビリティパーフェクトフィニッシュ!》

 

ライブが斬撃を命中させると緑の斬撃波が次々と命中するが、スピノデッドマンはダメージをすぐに回復させてしまう。

 

「うおらっ!」

 

「だあっ!」

 

そこにバルカン、クローズが畳み掛けるように殴るとその威力に数歩下がるがやはり有効打にはなり得ない。

 

「ダメージとして通らないとキリが無い!」

 

「だったらそれ以上の力をぶつけようぜ」

 

「脳筋思考だが、今はそれが最善か……」

 

それから六人は分散するとそれぞれが周囲を動きながら次々に攻撃を命中させていく。

 

「があっ!」

 

スピノデッドマンは口からエネルギー弾を飛ばして対応するが、ライダー達はそれを躱しながら攻め立てていく。

 

「これで!」

 

《ゼロノス!》

 

《マッハ!》

 

するとゼロノス・ベガフォーム、デッドヒートマッハが登場。手にはそれぞれゼロガッシャーのサーベルモード、ゼンリンシューターを手にしていた。

 

《急に!トマーレ!》

 

マッハが放ったエネルギー弾がスピノデッドマンに命中するとスピノデッドマンは動きが強制的に停止。そのタイミングでゼロノスが技を放つ。

 

《フルチャージ!》

 

ゼロノスがカードを装填するとエネルギー斬が放たれ、それがスピノデッドマンに命中するとその瞬間、スピノデッドマンの背中辺りにダメージが入ったのだが、その粉砕された場所からスピノデッドマンに入っていたスタンプが露出する事になった。

 

「あった!」

 

「あそこか!」

 

「皆さん、集中攻撃です!」

 

六人が頷くと全員でその箇所を狙って集中攻撃が始まった。ゲイツがジカンザックスを構えると引き絞った。更に同時にバルカンもアタッシュショットガンを使う。

 

《ゼロタイム!キワキワ撃ち!》

 

《ガトリングカバンショット!》

 

二人が放った矢と弾丸が次々とスピノデッドマンに命中させる中、再びその箇所を露出させる。しかし、スピノデッドマンはまたその部分を修復しようとしてきた。

 

「飛彩さん!倫太郎さん!」

 

「ああ!」

 

「わかりました!」

 

《ガシャット!キメワザ!》

 

《流水居合!》

 

《タドルクリティカルフィニッシュ!》

 

《読後一閃!》

 

二人が氷の力を宿した斬撃を放つと修復しようとした箇所を強制的に凍結。そのまま修復の機能を止めてしまった。

 

「「うぉおおっ!」」

 

その隙を逃さずにライブとクローズが突撃。スピノデッドマンはそれを止めようとエネルギー波を放つがそれはクローズがレバーを回転させる事で止める。

 

《エボルサイド!ReadyGo!》

 

《ギャラクシーフィニッシュ!》

 

その瞬間、クローズの胸にブラックホールが出現すると攻撃を吸収。かき消してしまう。更にすかさず攻撃を繰り出す。

 

《クローズサイド!ReadyGo!》

 

《マッスルフィニッシュ!》

 

クローズから放たれた拳がスピノデッドマンに命中するとそのままスピノデッドマンは怯む。そして、とうとうライブはスタンプを掴むとそのまま引き抜いた。その瞬間、スピノデッドマンは全ての特性を失うとサイズも元の人型へと戻っていく。

 

「やった!」

 

「これで倒せるぜ!」

 

「さぁ」

 

「大事に」

 

「「決めようか!」」

 

〜挿入歌 Mirage Mirror〜

 

大二とカゲロウが同時に叫ぶと六人全員が走り込むと連続で攻撃を命中させていく。最早全ての能力を失ったスピノデッドマンになす術は無く、ただ蹂躙されるのみだった。

 

「うぉらっ!」

 

「だあっ!」

 

クローズとバルカンからの拳でスピノデッドマンは後ろに下がり、更に追撃とばかりにブレイズ、ブレイブが斬撃を喰らわせる。そして、態勢を立て直したスピノデッドマンの元にライブとゲイツがそれぞれライブガンと召喚したG3X、カイザ、威吹鬼、イクサ、ビーストの五人に加え、自身はデネビックバスターを持って一斉攻撃を浴びせる。

 

「ぐあああっ!?」

 

《エビルライブチャージ!FlyHigh!》

 

《百大氷獸!》

 

《ファイナルバレット!》

 

《フィニッシュタイム!マジェスティ!》

 

《クローズサイド!エボルサイド!ダブルサイド!》

 

《ガシャット!キメワザ!》

 

最後に六人はそれぞれ必殺技を発動させると跳び上がる。そのまま六人同時のライダーキックを放った。

 

《エビリティパーフェクトフィナーレ!》

 

《タテガミ大氷獣撃!》

 

《ローンウルフインパクト!》

 

《エル・サルバトーレタイムバースト!》

 

《マッスルギャラクシーフィニッシュ!》

 

《タドルクリティカルストライク!》

 

そのまま六人のライダーキックが次々と命中。それを喰らったスピノデッドマンはダメージを蓄積させていき、そのまま火花を散らすと爆散する事になった。

 

六人が降り立つとすぐに古城から脱出。そして、変身解除すると掴み取った勝利を実感するのであった。

 

「何とか倒せた」

 

「うおっしゃあ!」

 

「ふん。このくらい当然だな」

 

すると龍我の体から何かの粒子が出てくるとそれは再びエボルトの姿へと変わる。

 

「久々にマシな奴が相手だったなぁ」

 

「エボルト……」

 

「良いじゃねーか。俺とお前らで協力したおかげで勝てたんだ。お互いに感謝すべきだろ」

 

しかし、龍我からの目線はあまり良い物では無い。それは今までにエボルトのしでかした事を考えれば当然だが。

 

「まぁ、今回は地球に寄り道してやっただけだ。まだまだ俺は強くなれる。その時までお前ら、ここをちゃんと守っておけよな?チャオ」

 

そう言ってエボルトはまた宇宙空間へと飛び去っていく。そして、その様子を見届けた一同はエボルトに関しては二度と来てほしく無いという思いだった。

 

「ひとまず、祝勝会。しましょうか!」

 

「まぁ、ありだな」

 

「今回は参加するとしよう」

 

それからカゲロウを含めた七人は今回の事件を無事に解決することができたためにその勝利を祝うべく幸せ湯の風呂に入っていた。

 

「良い湯してるな」

 

「疲れた体が癒されるぜ」

 

「大二ぃ、大人数での風呂もなかなか良いな」

 

「できれば今度は芽衣さんも……」

 

「おいおい。ここは混浴じゃないしできないだろ」

 

そして、一同が風呂から上がるとそれぞれの服を着て別れる前の話をする事になる。

 

「この度はありがとうございました」

 

「おかげで財団Xの目的も阻止できましたし」

 

「あの時のスタンプは回収してフェニックスの方で解析、再利用できないか試しています」

 

「とは言っても財団Xがあれだけで壊滅したとは思えないな」

 

財団Xとの戦いはまだまだこれからも続くと見て間違いは無いだろう。そうなるとこれからも長い戦いになる。

 

「だったら俺達でまたぶっ潰せば良い」

 

「このメンバーなら負ける気がしないしな」

 

「それではまたどこかでお会いしましょう」

 

それから一同は別れるとそれぞれの戦いの場所へと戻っていく事に。そして、大二とカゲロウもそんな相手をイメージしつつその時に備える事を考えるのであった。




次回からはようやく本編に戻ります。また次回も楽しみにしてください。
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