エビルの活躍でギフが元々いた異空間への扉は開かれた。あとはその中に入るだけ。そのためリバイとバイスは次の段階を決行した。
《バリッドレックス!》
《俺っち!スイッチ!ワンパンチ!》
《バリバリ!》
二人がそれぞれバリッドレックスバイスタンプとローリングバイスタンプを使うと二つのリバイスドライバーにそれぞれ装填してスタンプを倒す。
《バリバリィアップ!》
《バイスアップ!》
《My name is!仮面ライダー!リバ!バ!バ!バイ!リバイ!リバイ!リバ!バ!バ!バイ!リバイ!》
《ガッツリ!ノットリ!クロヌリ!仮面ライダーリバイス!バイス!バイス!バイス!》
《&!リバイ!リバイ!》
二人はそれぞれバリッドレックスとジャックリバイスへと強化変身。これによりリバイとバイスが独立したライダーとなるとリバイスがローリングバイスタンプを外す。そしてそれを自らに押印した。
「ふへへ。じゃ、行ってくるぜ一輝」
「ああ。ここは任せろ!」
そのままリバイスはローリングバイスタンプの中に取り込まれると異空間の中へと侵入していく事になる。
「なっ!?」
「行かせるか!」
「はあっ!」
するとリバイが地面に氷の障壁を生成させるとダイオウイカデッドマンの行く手を阻む。
「お前達の相手は俺だ!」
「さっきよりも低出力のその姿で俺達二人を相手にするつもりか?」
「ああ。だけど勘違いするなよ?俺は負けるつもりなんて無い!」
するとリバイがスタンプを一度倒すとバリッドレックスの機能であるリボーンを発動させていく。
《レクレク!モスモス!オーオー!》
まずはレックス、マンモス、ブラキオのスタンプをスキャン。その瞬間、リバイの後ろに巨大な卵のパックが出てくるとそこに入っている卵が割れてリバイスレックス、リバイスマンモス、リバイスブラキオが登場する。
「ッ!?」
「一気に手数が増えた!」
「まだまだ!」
《プテプテ!グルグル!メガメガ!カマカマ!》
今度はリバイスプテラ、リバイスイーグル、リバイスメガロドン、リバイスカマキリが召喚。空中から次々とダイオウイカデッドマンやウルフデッドマン。更にデモンズトルーパー、デモンズウォーリアーが戦うノーマルデッドマンや雑魚軍団への支援も行う。
「続けて行くぜ!」
《ジャカジャカ!ライライ!コンコン!マックス!》
最後にリバイスジャッカル、リバイスライオン、リバイスコングが召喚。これにより初期の十種のバイスタンプによるリミックス形態をフルで召喚。そのまま総がかりでデッドマンズを攻撃していく。
「チッ。やはりその姿のその能力、厄介という他ありませんね」
「一気に行くぜ!」
リバイがリミックス軍団と共に二体のデッドマンを相手取る中、エビルの方もギフから一旦距離を取ると大二に話しかけた。
「おい大二。そろそろお前に代わってやる」
「確かにその方が今は良さそうだな」
「恥かく真似はすんなよ?」
「誰に言ってるんだ!」
《ホーリーウィング!》
《Confirmed!》
《ウィングアップ!ホーリーアップ!》
《Wind!Wing!Winning!ホーリー!ホーリー!ホーリー!ホーリー!ホーリーライブ!》
するとエビルの背中の翼が黒から白に塗り替えられると同時に翼が被さり、エビルはホーリーライブへと早変わりする。
「はあっ!」
ライブが射撃を仕掛けるとギフはノーダメージでそれを受け切るが、やはりリリスの力が相手となると力が一瞬弱まるのを感じ取った。
「なるほど、リリスの力のみを大きく出力する事で我へダメージを与えようという算段か」
ギフもライブの狙いに気がつくが、それでもダメージにならない以上は脅威ですら無いと見ている。
「それよりも我の異空間に邪魔な虫が入り込んだようだな。即刻排除してくれる」
「させるか!」
ライブはギフを異空間へと戻らないように牽制。攻撃を加える事でギフの力を弱体化させつつ攻撃する。
「前のお前にそこまでの力は無かった。まさかリリスがここまで脅威となってしまうとはな」
ギフはこの時になってリリスという存在を作られた自分の考えに後悔の念を抱く。しかしそれでもリリスの力だけで自分を超えるのは不可能だと考えているギフ。そのため、ライブの攻撃を物ともせずに戦闘を継続した。
「あははっ!やっぱりさくらちゃんとの戦いは楽しいわね!」
「アンタ、私の事好きすぎでしょ!」
「そうよ。ギフ様の次にお気に入りなんだから!」
ジャンヌとクイーンビーデッドマンの戦いは肉弾戦の様相を呈しており、それはジャンヌの得意分野であったがクイーンビーデッドマンも強い。そのため互角にまで持ち込んでいた。
「あなたがいれば私はもっと強くなれるわ!」
「私はアンタなんてご免よ!」
二人の意見がぶつかり合い、それと同時に拳も激突していく。そんな激しい攻防戦の中、クイーンビーデッドマンが手を翳すと働き蜂のエネルギー弾を連射。それはジャンヌへと向かっていく。ジャンヌはそれに対してスタンプを使って対抗する。
《ハシビロコウ!》
「はあっ!」
ジャンヌが紫炎を放つと働き蜂のエネルギーを焼き尽くす。そして、跳び上がると背中の刃を伸ばしてクイーンビーデッドマンへとダメージを与える。
「くっ……やるわね」
オーバーデモンズとギフデモスの方ではとうとうオーバーデモンズがゲノミクスを発動させる。
《Add…!》
《モグラ!》
《Dominate up!》
《モグラ! ゲノミクス!》
オーバーデモンズが右腕にドリル型の武装を展開。ギフデモスもそれに対抗するように右腕にエネルギーの刃を装備して打ち合う。
「お前達フェニックスがいつまでも抵抗を続けるから我々も強硬手段を使うしか無くなったんだ!人類を滅亡させる原因は貴様等なんだよ!」
「そんなの知るか!僕達の大切なものを奪ったお前達が支配する世界なんて欲しくも何ともない!」
オーバーデモンズがギフデモスのエネルギーの刃を弾くとそのままギフデモスへとドリルを命中させる。そのまま勢いでギフデモスを吹き飛ばした。
「僕達を舐めるなよ、赤石!」
「ぐうっ……」
ギフデモスはダメージをかなり受けた様子だったが、まだやる気は十分あったためにまだまだ戦闘は続く。
その頃、一人異空間へと突入したリバイスはローリングバイスタンプの中から出るとギフのいた異空間を眺める。そこは赤を基調とした空間でその中央部にリバイスの目が行く。
「……およ?アレは……なんか見た事あるぞ!」
そこにあったのはギフが元々封印されていた棺であった。その中核にはギフスタンプも存在し、それが何かのエネルギーの鎖で固定されて誰も手を出せないようにしている。
「ふへへ。なるほどなぁ。こんなにわかりやすく触ってはダメですみたいな空気出しちゃって!そんなのこれが弱点ですって言ってるような物だぜ!」
リバイスがベルトに装填されたローリングバイスタンプを取り外すとナックルのようにして構えた。すると中央にあるギフの棺が動き出すとそこから赤黒いエネルギーの触手を伸ばしてリバイスへと狙いを定めた。
「嘘おぉん!何あれ!うわっ!」
リバイスは何とかそれを回避するものの、触手は次々に伸びてくる。
「だったら!」
《オオムカデ!》
バイスがバイスタンプを使い自らに押印すると腕からオオムカデを模したエネルギーを鞭のように操ると触手と打ち合う。
「ギフさんよ!お前は人間によって生まれたんだろ?だったらそんな簡単に生みの親を殺さなくても良いじゃねーか!」
「いいや。人類は生かせばその内身内で争い自滅する!だからこそ我が全て消す」
ギフの棺から声が聞こえるとリバイスを捕まえようと執拗に伸ばしてくる。
「へっ。だったら俺っち達は全力て抵抗してやるよ!」
それから何発か攻撃同士がぶつかり合うとギフの棺が隙を突いてリバイスを捕まえてしまう。
「しまった!」
そのままギフの棺はリバイスを取り込もうと引き摺り始める。このままではリバイスはギフの棺の中に捕まってしまう。
「くうっ……そう簡単に……やらせるかよ」
何とかリバイスはその場に踏み止まろうとするが、ギフの棺は圧倒的な力で引っ張っていく。
「ヤバい……しくじったかも!」
そして、外ではリバイが何とかデッドマン二体を相手に交戦するがやはり出力の差が大きく苦戦。リミックス部隊からの支援込みでやっと互角だった。
「オラオラどうしたぁ!」
「そんなのでは相手にすらなりませんよ!」
ウルフデッドマン、ダイオウイカデッドマンは二人がかりでリバイを着々と追い詰めていく。
「リミックスの奴らを入れてもここまで差があるのか。でも、俺だって引き下がるわけにはいかない!」
《ネオバッタ!》
リバイが超スピードで二人の周囲を走るとそのままオーインバスターにスタンプを押印して技を放つ。
《スタンプバイ!》
《オーイングストライク!》
その一撃がデッドマンに命中した瞬間、すかさずリバイはオストデルハンマーで木を叩く。
《レッツイタダキ!ネイチャー!》
《イタダキ!エレメント印!オストデルクラッシュ!》
すると地面から生えた太い木の根がデッドマンを纏めて拘束して抑え込む。
「バイス……頼む、お前が頼みの綱なんだ!」
リバイが相棒が役目を果たすのを祈るように待つ中、リバイスは後一歩の所でギフの棺に取り込まれるその瞬間。手にスタンプを取ってもう片方の腕で持つローリングバイスタンプへとスキャンさせる。
《コモドドラゴン!》
《エナジー!》
《ペインティングフィニッシュ!》
リバイスがその瞬間、体を炎で包み込むとそれが触手及びギフの棺へと燃え移った。そのため、ギフの棺はダメージを受けると共に外にいるギフの本体もダメージを受ける。
「ぐっ!?」
「ッ!今だ!」
《ウィンドチャージ!フライングアップ!》
《ウイニングジャスティスフィナーレ!》
ライブから放たれた一撃がギフに命中すると青いエネルギーフィールドに閉じ込めた。
「兄ちゃん!」
「ああ!」
そして、それを狙っていたかのようにリバイはターゲットをギフへ変更。スタンプを二回倒した。デッドマン二体を封じたのはこのためでもある。そしてリバイスもスタンプを再装填して二回倒す。
するとリバイは跳び上がるとそれに続くように十体のリミックスも跳び上がり、リバイスの方もローリングバイスタンプのエフェクトが出てくるとそれを通過して加速。二人同時にギフとギフの棺へとライダーキックを放つ。
《エブリバディ!マックス!》
《ローリングスタンピングフィニッシュ!》
《バリバリスタンプフィーバー!》
二つのライダーキックがそれぞれ命中するとギフへと多大なダメージを与えると共にそのダメージの影響でギフのいた異空間は崩壊を始めていく。
「ぐああっ!?まさか、こんな事が……」
そして、リバイスは異空間から脱出するためにローラーを回転させて再度技を使う。
《ナックルアップ!ローリングライダーパンチ!》
リバイスが異空間の壁にそれを叩き込むと次元に大穴が空き、脱出に成功する。
「おーい!ただいま!」
「お帰り!ナイスバイスだ!」
「へへっ」
「まさか、貴様等が我の守りを打ち砕くとは」
ギフが驚きを露わにする中、バイスがベルトを外す。ここからはわざわざ二人で分かれる必要は無い。
「ラストスパートだ。行けるな?」
「おうよ!」
するとそのタイミングでようやくダイオウイカデッドマン、ウルフデッドマンが拘束から逃れた。
「お前ら、やってくれたな」
「絶対に潰す!」
「兄ちゃん、コイツらは……」
「ああ。任せるぞ大二、カゲロウ!」
《サンダーゲイル!》
《パーフェクトウィング!》
リバイとライブがそれぞれ最強の姿になるためのスタンプをそれぞれ使うと変化する。
《Confirmed!FlyHigh!パーフェクトアップ!》
《仮面ライダーリバイス!》
《仮面ライダーエビリティライブ!アイムパーフェクト!》
こうして、決戦も大詰めとなると二人は構える。ギフ達の方もそれを見て対抗するのであった。
また次回もお楽しみに。