仮面ライダーリバイスIF   作:BURNING

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アヅマとの決着 家族の絆

リバイスとダイモンがしのぎを削る戦いをする最中。ライブ、ジャンヌ、オーバーデモンズ、デストリームの四人はそれぞれ相手しているデッドマンを追い詰めていた。

 

《ジャッカル!》

 

ライブはジャッカルバイスタンプの力で高速移動し、オオムカデデッドマンを翻弄。格闘戦に持ち込ませない。

 

「はあっ!」

 

更に空へと飛び上がっての射撃でオオムカデデッドマンを吹き飛ばす。オオムカデデッドマンも黙ってやられないのかエネルギー弾を投げつけた。

 

「喰らうかよ!」

 

しかし、ライブはその瞬間白黒の羽を舞い散らせながら瞬間移動。オオムカデデッドマンの正面に現れてゼロ距離から射撃を撃ち込んだ。

 

「ぐはあっ!?」

 

「だあっ!」

 

続けて距離を詰めて回し蹴りを打ち込むとオオムカデデッドマンは吹き飛ばされる。

 

ジャンヌはオクトパスデッドマンを相手にスタンプを切り替えて対応。武器を手にする。

 

《トリケラ!ダダダダーン!》

 

ジャンヌから放たれた銃撃がオクトパスデッドマンの体に何発も命中。すかさずジャンヌはラブコフをハシビロコウゲノムへとチェンジさせる。

 

《ハシビロコウ!リベラルスマッシュ!》

 

そのままスタンプを起こして倒し、紫炎を纏わせた斬撃波でオクトパスデッドマンを焼き尽くす。

 

「クソォッ!」

 

《ハイパーリベラルアップ!》

 

オクトパスデッドマンが吸盤をエネルギー弾として放つがそれはジャンヌが向かっていきつつフォームチェンジの無敵時間で防ぎ、すかさず跳び上がって背中の刃で絡め取ってから振り回してオクトパスデッドマンを叩きつけさせる。

 

オーバーデモンズはヘッジホッグデッドマンを相手に格闘戦を挑み、次々とダメージを与えていった。

 

「これでどうだ!」

 

《Add……!》

 

《スコーピオン!》

 

《Dominate up!》

 

《スコーピオン!ゲノミクス!》

 

オーバーデモンズは腰から蠍の尾を生やすとそのまま飛びかかってきたヘッジホッグデッドマンを薙ぎ払うようにして吹き飛ばす。更に尻尾を振り回すと先端の針で連続攻撃を仕掛けていく。

 

「くっ……」

 

ヘッジホッグデッドマンは地面に手を置くと地面から棘を生やすかのように攻撃が伸びていく。

 

「ッ!」

 

オーバーデモンズはゲノミクスを解くと右肩の羽を展開して空中に跳び上がるとそのまま棘を回避しつつキックを叩き込む。それを喰らってヘッジホッグデッドマンは下がる。

 

デストリームと戦うクロサイデッドマンは突進しつつ左腕のツノを模した武器で攻撃を仕掛けてくる。

 

「はあっ!」

 

デストリームはそれを避けつつ先程のゲノミクスが消えたためにスタンプをまた使った。

 

《Next!》

 

《コング!》

 

《Dominate up!》

 

《コング!ネオバースト!》

 

すると両腕にゴリラの腕を模したガントレットが武装。そのままクロサイデッドマンの装甲を打ち破るように次々と拳が命中。更に追撃とばかりに拳を前に突き出すとガントレットが飛び出してクロサイデッドマンに着弾。そのままデッドマンは火花を散らす。

 

「おのれ……」

 

するとそのタイミングで他のデッドマン達もやられて火花を散らし、横並びになる中でライダーも横に並ぶ。

 

「決めるぞ!」

 

その言葉に全員で頷くとベルトを操作してから必殺技を発動していく。

 

《エビルライブチャージ!FlyHigh!》

 

《必殺承認!》

 

《クワガタ!Charge!》

 

《ヘラクレス!Charge!》

 

《エビリティパーフェクトフィナーレ!》

 

《キングコブラ!インビンシブルクラッシュ!》

 

《デモンズフィニッシュ!》

 

《デストリームフィニッシュ!》

 

四人が跳び上がるとそのまま四人同時のライダーキックを放つ。そして、それにデッドマン達は対応することができず。次々と命中して体にダメージが入るとそのまま爆散する事になるのであった。

 

その場に四人の兵士が倒れる中、彼らはフェニックスの隊員によって拘束。連行されていき、そのまま四人は変身解除。

 

そんな中、なかなか一輝が戻ってこないのと、いなくなったシックを探さなければならなくなってしまう。

 

「さくら。俺と二人でシックを探すぞ」

 

「うん!光さんはパパと一緒に脱出して」

 

それを聞いて光と元太は頷くとそのまま別れて行動を開始。そしてリバイスとダイモンの激闘はまだ続いていた。

 

「はあっ!」

 

リバイスは相手が素手という事もあって武器は一切使わずに戦っている。

 

リバイスが蹴りをぶつける中、ダイモンも蹴りで返す。そしてリバイスが足払いをかけるがダイモンもそれを喰らわないように跳んで躱した。すかさずダイモンがスタンプを二回倒す。

 

《オクトパスエッジ!》

 

するとダイモンの背中からタコの触手が出てくるとリバイスへと次々に襲いかかる。

 

「うぐあっ!?」

 

リバイスが吹き飛ばされたのを見てすかさずダイモンはスタンプを三回倒した。

 

《クロサイエッジ!》

 

「はあっ!」

 

ダイモンがクロサイのエネルギーを模した拳を放つ中、リバイスはそれを跳んで回避しながらスタンプを倒す。

 

「何!?」

 

《爆爆リバイストライク!》

 

リバイスは着地後にすかさず拳を繰り出してその一撃がダイモンに命中するとダイモンは吹き飛ばされていく。そこからは熾烈な打ち合いだった。

 

互いの意地と意地がぶつかる攻防。全力でぶつかり合う二人のダメージは限界を超えていく。

 

リバイスが電撃を纏った拳を繰り出すとダイモンも赤黒い力を纏った拳を繰り出す。その一撃は相手の顔面にそれぞれ命中。そのまま互いに下がるとリバイスはスタンプを倒し、ダイモンもスタンプを四回倒す。

 

《ビリビリミックス!リバイスアップ!》

 

《オオムカデエッジ!》

 

《必殺!爆風!爆雷!スタンピングフィニッシュ!》

 

二人同時に繰り出した上段蹴りは相手の胸部を抉るように命中すると大爆発と共に吹き飛んでリバイスはバイスが分離してレックスゲノムへ。ダイモンもかなりのダメージなのか倒れ込む。

 

「五十嵐一輝。お前のおかげで俺は最高の時間を過ごせている。ありがとう」

 

「……!」

 

「だからこそ、お前に勝つ!」

 

「ああ。俺だって負けられないんだ!」

 

《マッドリミックス!》

 

二人は最後の一撃を繰り出すためにスタンプをそれぞれ倒すと跳び上がってライダーキックを繰り出す。

 

《レックス!スタンピングフィニッシュ!》

 

《必殺!カオス!トライキメラチャージ!》

 

二人のライダーキックは空中で激突すると拮抗。そのまま爆発を起こして二人揃って叩き落とされる。

 

「はぁ……はぁ……」

 

「ふふ……ぐあああっ!」

 

競り合いに勝ったのはリバイだった。ダイモンは爆発と共に変身解除するとアヅマの姿へと戻る。その姿はボロボロであり、体の腐敗もかなり進行していた。一輝もそれを見て変身解除。二人は荒い息を整えるとゆっくり歩いて行く。

 

「負けた。俺の全てを出し尽くした良い勝負だったぞ、五十嵐一輝」

 

「ああ。……アヅマ。俺達と来ないか?」

 

「何?」

 

「……うちの博士ならきっと体の腐敗をどうにかできる。だからこれからも人類を見守って……」

 

その瞬間だった。アヅマが何かに気がつくと一輝を突き飛ばしたのは。突如として一輝の後ろからエネルギーのビームが飛んでくるとその場に留まったアヅマだけを貫く。

 

「ぐっ!?」

 

「なっ!?」

 

一輝がその方向を向くとそこには邪悪な笑みを浮かべるシックがいた。シックはゆっくりと歩み寄ると倒れたアヅマの腰のベルトとスタンプを奪い取る。

 

「お前……」

 

「困るんだよね。そうやって勝手に和解されるとさ」

 

「どういう意味だ?シック」

 

「私の目的。不死身の悪魔軍団を作って世界にその名を知らしめるためにこんなにも準備したのに何で仲直りしてはいお終いみたいな感じなの?意味不明!」

 

「何だと!?」

 

「俺を利用してたのか?」

 

「当たり前じゃん。それ以外に君と組む理由ある?」

 

そう言ってシックはアヅマを煽ると彼の体を掴んで一輝の方へと投げ飛ばす。

 

「ま、死にかけのご老体はそこで大人しくしてな」

 

「ぐ……」

 

するとシックはベルトを砕くと中にあるギフの瞳を抽出。そしてそれを自らへと取り込んだ。

 

「なっ!?」

 

「これで私は最強の力を手に入れる!更に!」

 

続けてシックはトライキメラバイスタンプを自らに押印。その瞬間、体に禍々しいオーラが出るとその姿を変化させていく。

 

次の瞬間、体の白黒のカラーリングや上半身の白衣のような物はそのままに下半身にはタコの脚が巻き付いたような物へ。体にはクロサイのような固い装甲に右腕にはツノを模した武器。左腕にはオオムカデの大顎。そこから首周りの襟首にかけてオオムカデの体の形をした模様が続く。顔には笑みが更に邪悪さを増し、悪魔のような牙も見え隠れしている。そして、胸部にはDNA型の紋章も出てきて三種類の生物と融合したシック・究極体へと変貌した。

 

「なんかアイツ、パワーアップしたんですけど!?」

 

「こうなったらこの私自らこの世界に不死身の軍団を顕現させて世界にその名を轟かせてやる!」

 

シックが笑う中、一輝は倒れたアヅマの元に行くとアヅマはか細い声で一輝へと話しかける。

 

「……五十嵐一輝。長い人生だったが、今日が一番楽しかった」

 

「何言ってるんだ。まだこれから……」

 

「いや。もう無理だ。俺の体の事はちゃんとわかる」

 

それを聞いた一輝は黙り込む。アヅマはそんな一輝に笑みを浮かべると想いを吐いた。

 

「お前のおかげで安心して眠る事ができる。これからの未来を頼んだぞ」

 

「ああ。アンタが長い間守ってきた物は俺が世代を超えて繋ぐ」

 

「ふっ……。グッバイ。マイフレンド」

 

そう言ってアヅマはその体を消滅させていく。そして、その場には何も残らなかった。

 

「アヅマ……」

 

「折角誓いを立てたのに悪いね。ギフの瞳にトライキメラの力を得た私は倒せないよ?」

 

「確かに俺一人ならな。でも、俺には大切な家族がいる!」

 

その時、大二とさくらが到着。ここに五十嵐三兄妹が集結した。シックはそれを見て顔を顰める。

 

「面倒なタイミングで揃ったなぁ。ま、でもそれなら三人纏めて始末してやるよ!」

 

シックがエネルギー弾を投げた瞬間。三人はそれぞれの姿へと変身する。

 

「「「変身!」」」

 

《仮面ライダーリバイス!》

 

《エビリティライブ!》

 

《インビンシブル!蛇!蛇!蛇!蛇!蛇!蛇!ジャンヌ!》

 

三人は悪魔との融合フォームに変身するとエネルギー弾を弾き飛ばす。するとその時。前日に吸収したリリス、そしてベイルの力が飛び出すとリバイスのベルトに装着されたサンダーゲイルバイスタンプが輝くと風が集まっていき、変化していく。そこにはシアンとマゼンタに塗り替えたティラノの口に風車パーツ。そして、雷パーツだった部分が嵐の漢字を模したものに変わった。その後、三人からバイス、カゲロウ、ラブコフの魂のような物が出てくるとリリス、ベイルと共にスタンプへと入っていく。

 

その名もフィフティゲイルバイスタンプ。五十嵐家の絆を模したスタンプであった。

 

「なっ!?それは……」

 

「大二、さくら。これが最後だ。俺達の家族の絆でアイツを倒すぞ!」

 

その言葉に二人は頷くとリバイスはスタンプを構え、上部のスイッチを押すのであった。




また次回もお楽しみに。
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