ギフジュニアやフェーズ3のデッドマン。ギフテクスを相手に突撃する戦士達。まずはリバイとバイスだ。
「はあっ!」
リバイがオーインバスター、バイスがオストデルハンマーを振るってダメージを与えていく中、バイスがギフジュニアへと次々と“大変よくできました”という押印をするようにオストデルハンマーをぶつけていった。
「ふへへっ!気持ち良いぜこれ!」
「遊んでんな、バイス!」
「いいや、バイス。笑え!」
「え?」
「ここは祭りだ!笑っている方がお前らにはよく似合う」
リバイはドンモモタロウのその価値観がよくわからないが、バイスにとっては調子に乗るキッカケになったのかウキウキで攻撃を続けていく。
「だったらバイスちゃん頑張っちゃうもんねー!」
「ったく。だったらバイス。ゲノムチェンジ祭り行くぜ!」
「おう、タロウさんもご一緒に!」
「良いだろう!」
リバイがスタンプを出すとドンモモタロウもギアを手にし、それぞれフォームチェンジをする。
《トリロバイト!バディアップ!》
《ドンブラコ!デンジマン!》
《兜!傷跡!一仕事!トリロバイト!スーパーアーマー!》
《よっ!電子戦隊!》
これにより、リバイとバイスはダークリバイ、ダークバイスからカラーリングがチェンジしたトリロバイトゲノムに、ドンモモタロウはデンジレッドとなる。
するとリバイの前に立ち塞がったサーベルタイガーデッドマンからの強烈な斬撃が繰り出されるが、トリロバイトの能力である超装甲でリバイ、バイスはほぼノーダメージ。更に二人の後ろから飛び出したデンジレッドの両腕に武装された特殊金属製のグローブによる連続パンチが突き刺さる。
「ダブルパンチ!」
サーベルタイガーデッドマンが下がるとそれと入れ替わるようにギフジュニアが迫るが、今度はリバイがスタンプをリバイスラッシャーに押印するとエネルギーが高まる。
《スタンプバイ!リバイバイスラッシュ!》
「「ダブル稲妻電光剣!」」
それに合わせてバイスも左腕の盾に電撃の刀身を生成してのダブルスラッシュがギフジュニアを蹴散らす。
「次はこれだ!」
《メガネウラ!》
《Come on!メ・メガネ・メガネウラ!バディアップ!》
バイスが深緑のスタンプを振り下ろすと二人の姿が変化。リバイはハートマークは維持しつつ、七角形の胸部装甲二つに両肩や両腕に仮面ライダーBLACK RXのような形をした装甲を纏う。
装甲は割とシンプルな造形だが、その手には鍔部分には赤い色をしてトンボのような複数の複眼が集まったような造形をしたスティク状の剣が武装。頭部にはBLACK RXに似た形状の頭部だが、カラーリングはリバイ由来の紫であった。ただ、複眼はメガネウラのようなイメージである。背中には大きな二枚のマゼンタのマントが存在した。
バイスは両腕両脚が深緑のBLACK RX寄りの装甲。ただ、背中には二枚の小さめな黒のマントがあり、頭部はメガネウラの頭部のような被り物に赤い複眼。更に尻尾はメガネウラの腹の先端のような特殊な造形をしている。
《大空!網羅!一張羅!メガネウラ!リボルフライ!》
「おお!この姿もイカすぜ!光の王子降臨ってな!」
「お前の場合は光の悪魔だろーが」
「いやいや、光の悪魔ってなんかおかしくね?」
二人が揉めている間にデンジレッドもギアを使ってフォームを変えてしまう。
《ドンブラコ!ライブマン!よっ!超獣戦隊!》
「ごちゃごちゃ言うな。行くぞ」
デンジレッドが変化したのはライブマンのレッドファルコンだ。彼はファルコンセイバーを構えると二人を無視して先に行く。
「ああっ!待てよ!」
「俺っちを置いてかないで!」
三人がギフジュニアを倒していくとサーベルタイガーデッドマンが高速で背後に回ってから突撃するが、今のリバイとバイスにその行動は無意味。メガネウラの複眼による視野の拡大で二人にはほぼ死角が無いのだ。だからこそその攻撃を簡単に二人で受け止めてしまう。
「効かないなぁ!」
バイスがパンチをぶつけてから跳び上がってのドロップキックをぶち込む。その間にリバイとレッドファルコンは目の前にいたギフジュニア達へと必殺技を使う。
《メガネウラ!スタンピングフィニッシュ!》
「ファルコンブレイク!」
リバイの手にした剣によるリボルクラッシュに似た突きとレッドファルコンのファルコンブレイクでギフジュニア一体をオーバーキル。そのまま引き抜く勢いで周囲を切り裂いてギフジュニアの群れを倒した。だが、それでもまだ出てくるギフジュニア。
「渋といな……」
「構わん」
《サーベルタイガー!バディアップ!》
《ドンブラコ!ジャッカー電撃隊!》
《デンジャー!リンガー!ストロンガー!サーベルタイガー!ハイバイブクロー!》
《よっ!電撃隊!》
三人がまた姿を変えると今度はリバイとバイスがダークリバイ、ダークバイスとカラーリング以外同じのサーベルタイガーゲノム、レッドファルコンがジャッカー電撃隊のスペードエースとなる。
そのままリバイ、バイス、スペードエースが一気に加速。ちなみにスペードエースには加速装置があるためにこの芸当が可能だ。サーベルタイガーデッドマンは自身の加速に対応されてしまうとそのまま三人同時に必殺技を放つ。
《サーベルタイガー!スタンピングフィニッシュ!》
「スペードアーツ、アトム射ち!」
スペードエースが弓による連射でサーベルタイガーデッドマンを牽制した後にリバイとバイスがダブルライダーパンチを命中させて吹き飛ばす。サーベルタイガーデッドマンに火花が散る中、二人は更にフォームチェンジをした。
《ペンギン!バディアップ!》
《ドンブラコ!ダイレンジャー!》
《ビギン!白銀!燻し銀!ペンギン!ネオマリンダイバー!》
《よっ!五星戦隊!》
リバイ、バイスがダークリバイ、ダークバイスとカラーリングのみが違うペンギンゲノム、スペードエースがダイレンジャーのリュウレンジャーへと変わる。そのまま必殺技を発動させた。
「天火星・稲妻炎上破!」
《ペンギン!スタンピングフィニッシュ!》
リュウレンジャーが炎と雷による合わせ技でサーベルタイガーデッドマンへとダメージを与えている隙にリバイとバイスが跳び上がるとダブルライダーキックを叩き込む。
これにより、サーベルタイガーデッドマンはようやく爆散。するとそこに悪魔鬼やオーガデッドマンが襲いかかる。三人はそれに対応しながら交戦した。
次はイヌブラザーとデモンズだ。イヌブラザーはギフジュニアの足元の死角を狙う立ち回りで動き回ると撹乱。更にデモンズはそんなイヌブラザーに気を取られた個体を次々と格闘戦で倒していく。
「やるじゃねぇかよ」
「お前も、小さい割にやるな」
「小さいって言うな!」
するとそこにカメレオンデッドマンが出てくる。デモンズにとっては割と因縁のある相手だ。
「くっ……やはり来るか」
カメレオンデッドマンは透明化を発動させるといきなり姿を消す。イヌブラザーはそれに驚くが、笑みを浮かべた。
「俺を相手に消えても無駄だぜ」
するとイヌブラザーはドンブラスターを撃つとそれはしっかりとカメレオンデッドマンに命中。ダメージからか透明化は消えた。
「嗅覚でバレバレだっつーの」
「なるほど、それで位置を理解したのか」
「コイツで決めてやるよ」
「だったら俺はこれだ」
《Add……!ヘッジホッグ!》
《ドンブラコ!ゴーオンジャー !》
《ヘッジホッグ!ゲノミクス!》
《よっ!炎神戦隊!》
デモンズが両腕に棘付きのガントレットを武装。更にイヌブラザーはゴーオンブラックへと変わるとその手にカウルレーザーと呼ばれるレーザーガンを手にする。
「百発百中!ターゲットは外さない!」
ゴーオンブラックが横に跳びながら射撃。ギフジュニアの隙間を縫ってカメレオンデッドマンを撃ち抜くとすかさずデモンズが射撃の邪魔となるギフジュニアを殴りながら接近。そのままベルトを押し込んだ。
《More!ヘッジホッグ!デモンズレクイエム!》
デモンズが両腕から全方位へと射出した棘による範囲攻撃をギフジュニアに当てて殲滅してからカメレオンデッドマンを空中へと打ち上げる。
「今だ!」
「おう、ジャンクションライフル!ゴーオン!」
《ガンパード!》
ゴーオンブラックが合体武器のジャンクションライフルを放つとゴーオンブラックの相棒、ガンパードのエネルギー弾が命中。そのままカメレオンデッドマンは爆散した。
更にオニシスターとジャンヌのコンビでは棍棒を手にして戦うオニシスターにジャンヌは驚いていた。
「本当にモチーフが鬼なんだ」
「悪い?というか、あなたこそ悪魔を武器にして使うのね」
今現在、ジャンヌはラブコフをハシビロコウゲノムにした大鎌を使っている。
「別に良いでしょ!」
「悪いなんて言ってないし!」
二人がいがみ合う中、それを好機と見たのかプラナリアデッドマンが手にした槍をぶつけようとするが、二人に避けられるとそのままダブルキックを喰らってしまう。
「「あなたは黙ってて!」」
それでタイミングが合ったのを見て二人は笑みを浮かべるとジャンヌがスタンプを出す。
「じゃあ、これにするから着いてきてよね」
「望む所!むしろ、置いてきぼりにするから!」
《ケツァルコアトルス!リバディアップ!》
《ドンブラコ!カーレンジャー!》
《ケツァルコアトルス!ダダダダーン!》
《よっ!激走戦隊!》
するとケツァルコアトルスゲノムとなったラブコフがエアバイクへと変化するとジャンヌが上に着地。
更にオニシスターはカーレンジャーのイエローレーサーとなると召喚されたゴーカートのようなマシンに乗り込む。
「「全速前身!」」
そのままジャンヌがエアバイクを操作して飛び上がると同時にイエローレーサーもアクセルを踏み込む。するとジャンヌはラブコフがある程度制御しているので普通に飛行したが、イエローレーサーは変身者のはるかが運転をすると色んな意味で危ない性格になるので……。
「ふぉーっほっほっほー!!」
イエローレーサーが運転する車は完全にギフジュニアを吹っ飛ばすための障害物扱い。ドリフト走行による悪質極まりないタックルを繰り返した。
「ラブ!?あの子、あんな運転をするコブ!?」
「うわぁ……流石にあれは……」
ジャンヌはイエローレーサー相手に運転を促すようなスタンプを使った事を後悔したのと、自分が巻き込まれないような飛行できる状態で良かったと考えた。
その間もイエローレーサーの暴走運転は止まらない。バックに蛇行運転。加えてドンブラスターによる無差別射撃。しかもこんな舗装されてない場所での速度オーバー運転。いつクラッシュしてもおかしく無いのに運転その物は成立するという意味不明状態だった。
「ちょっ、はるかちゃん落ち着いて!」
流石のジャンヌも危険を感じたのか、上からマシンへと接近するとイエローレーサーの腕を引っ張って空中へと上昇。そのままマシンがプラナリアデッドマンへと命中してプラナリアデッドマンを吹き飛ばしてから消滅。それと同時にジャンヌはスタンプを起こした。
《必殺承認!》
《必殺!必殺!必殺!必殺!》
「あれ?私は何を……」
「もう、あの運転、ちゃんと直しなさいよね!決めるわよ!」
「え?っていつの間にか私、飛んでるし!!あ、そういえばこれってバイク?……ちょっと退いて!」
「へ!?」
イエローレーサーはそのタイミングでまたジャンヌから無理矢理運転の主導権を奪うと勝手に操作。急加速しながら急降下。ジャンヌとラブコフはここでも暴走運転する彼女に慌てた。
「何すんの!?って、危ない!」
「ぶ、ぶつかるコブ〜!!」
《ケツァルコアトルス!リベラルスマッシュ!》
そのままケツァルコアトルスのエネルギーを纏った突進をぶつけたイエローレーサーは乱暴な着地でなんとか降り立つとジャンヌは慌ててベルトのスタンプをコブラバイスタンプへと切り替える。その瞬間、ラブコフがマスコットとして出てくると目を回してしまった。
「よ、酔ったコブ……」
「ふふっ。倒せたから結果オーライ!」
ただ、ジャンヌはもう二度と彼女の前に運転できる物を出すものかと誓う事に。ちなみにそれに巻き込まれて倒されたプラナリアデッドマンの心境はお察しの通りである。
場面は変わり、キジブラザーとデストリームの方では脚が長い影響で格闘戦に不向きなキジブラザー。それに対してデストリームが上手く近づいた敵をフォローし、キジブラザーは高所からの射撃をしていた。
「つよし君、下のフォローは任せてくれ」
「はい、任せましたよ!」
するとそこにウルフデッドマンが出てくる。そんなウルフデッドマンはキジブラザーを狙って手にした銃を撃ってきた。
「ちょっ!?おわっ!危ないって!」
「ッ、この!」
デストリームがそんなウルフデッドマンにキジブラザーへの攻撃を止めるように攻撃。キジブラザーは背中の翼を羽ばたかせると空へと移動しながらロングリーチの脚で次々とギフジュニアを踏みつけるように撹乱していく。
「それそれそれー!」
「うらっ!」
更にデストリームがドロップキックを当てるとウルフデッドマンは下がり、それに合わせてデストリームがスタンプ、キジブラザーがギアを取り出した。
《Next!マンモス!》
《ドンブラコ!トッキュウジャー!》
《マンモス!ネオバースト!》
《変身致しま〜す!よっ!列車戦隊!》
するとデストリームが両脚にデモンズと同じようなマンモスの脚を武装し、キジブラザーは身長が元に戻ってからトッキュウジャーのトッキュウ5号へと変身した。
「見えました!勝利のイマジネーションが!」
「へ?」
「元太さん、地ならしをお願いします!」
「お、おう!」
デストリームが地面を思い切り踏み込むとそのタイミングでウルフデッドマンが射撃を撃とうとし、地面が揺れた事でそれが地面に向かって放たれると周囲にいたギフジュニアを衝撃波で纏めて吹き飛ばしてしまう。
「おお!」
更に射撃の勢いで上に飛ばされて落下してきたウルフデッドマンが倒れたギフジュニア達の上に落ちるとそのまま転げ落ちて大きな隙を晒す。
「ここでこれです!」
トッキュウ5号が仲間の武器を合体させたレンケツバズーカーを構えるが、流石に一人だとサイズの問題で支え切れないのでデストリームが肩を使って下から支える。
「良し、それで?」
「これでレインボーラッシュを決めるんです!」
「なるほど」
トッキュウ5号がエナジーレッシャーを乗せると必殺技を使うための技名を叫ぼうとする。
「レインボーラッシュ……」
「デンライナーだ!」
「へ?」
トッキュウ5号が訳がわからないと思ったが、もう既にエナジーレッシャーは発車。そのままその姿がデンライナーへと変化するとウルフデッドマンやその周囲に転がっていたギフジュニアを一網打尽にするのである。
「って、何ですかそれ!」
「いやぁ、この前の時に出会った電王について聞いたら色々と教えられてね」
この前会ったというのは恐らくギーツとの事件の事で彼にデンライナーを教えたのは間違いなく狩崎だろう。
その頃、クイーンビーデッドマンと戦うエビル、ドントラボルトはエビルブレードと龍虎之戟のアックスモードで攻撃を仕掛けていた。
「やるじゃねーか、虎さんよぉ」
「悪魔こそ、少しはやるな」
二人が話しているとクイーンビーデッドマンが働き蜂のエネルギーを弾幕のように飛ばしてきた。
「っと、そう簡単にはやらせねぇよな」
「ふん。関係無い。これで潰す」
《トリケラ!バーサスアップ!》
《ドラァッ!ガオシルバー!》
《仮面ライダーエビル!トリケラ!》
《熱烈歓迎!百獣戦隊!》
エビルは頭部が深緑の頭部に金のツノを展開したトリケラゲノム、ドントラボルトがガオレンジャーのガオシルバーへと変身。エビルが複眼を光らせると地面から生えた三本の土のツノが働き蜂のエネルギーを全て防ぐとそのままガオシルバーが飛び出して手にしたガオハスラーロッドをサーベルとしてクイーンビーデッドマンへと振り下ろす。
「銀狼満月斬り!」
その一撃がクイーンビーデッドマンを真っ二つに切り裂く程のダメージを与えるとギフジュニアが慌ててフォローしようと飛び出すが、今度は地面から出てきたトリケラのツノのようなエネルギーが次々と命中してギフジュニアを瞬く間に殲滅していく。
「終わりだなぁ」
《必殺承認!》
「破邪聖獣球!」
エビルがバックルにエビルブレードを合体させて跳び上がるとガオシルバーもガオハスラーロッドをブレイクモードにしてビリヤードの要領で打ち出した三つの玉がクイーンビーデッドマンを襲う。
「うらあっ!」
《トリケラ!ダークネスフィニッシュ!》
玉に貫かれたクイーンビーデッドマンへと追撃としてエビルからの蹴りも炸裂してクイーンビーデッドマンは爆散した。
また場面はリバイ達の方に戻ると、バイスはムラサメがアノマロカリスデッドマンと一人で交戦するのを見た。
「ねぇ一輝、俺っちあっちを手伝ってきても良い?」
「しょうがねーな。頼むぜ、バイス!」
「あいよ!」
すかさずバイスがリバイスドライバーを装着。これによりバイスは単独でのゲノムチェンジを可能とした。そして、アノマロカリスデッドマンと交戦するムラサメは手にしたニンジャークソードのギアを回転させた。
《What's up!?》
「アバターチェンジ!」
《アバター!yeah!Say bye!》
その姿が変化するとドンムラサメはマジレンジャーのウルザード・ファイヤーへと変わった。
アノマロカリスデッドマンはそんなウルザードへと斬撃波を放つ。しかし、ウルザードはそれを盾でガードしてしまった。
「効かないですね。さて、僕からも攻撃しましょうか」
ウルザードが剣を抜き放つとゆっくりと接近。アノマロカリスデッドマンやギフジュニアが次々に攻撃を仕掛けるも、まるで通用しない。
「マージ・ゴル・ジー・マジカ……」
その瞬間、炎の竜巻が生成されるとそれがアノマロカリスデッドマンや周囲のギフジュニアを全て巻き込んで閉じ込める。
「ブレイジングストームスラッシュ!」
そこに追撃の斬撃が命中。竜巻が両断されると爆発と共にギフジュニアは壊滅。そのままかなりのダメージを負ったアノマロカリスデッドマンが倒れ込む。
「嘘ぉおん。俺っちの出番ほぼ無し!?」
「ご安心を。あなたの分も残したので」
それからウルザードはドンムラサメへと戻るとニンジャークソードを構える。
「それは気遣いどうも。というわけで、サメちゃんで決めちゃうぜ」
《メガロドン!バディアップ!》
《通りすがりのハ・ハ・ハ・ハンター!》
バイスはドンムラサメに合わせるためにメガロドンゲノムとなると一気に決めるべくその手にローリングバイスタンプを構える。
《メガロドン!エナジー!》
《WOW!》
ドンムラサメがニンジャークソードのギアを四回転してトリガーを引くとバイスが必殺技でエネルギーのメガロドンゲノムのリバイを召喚。すかさずリミックスをする。
《リミックス!バディアップ!》
《必殺!何トン?メガトン!メガロドン!》
二人がリバイスメガロドンとなるとドンムラサメが上に乗り込み、そのままこちらも必殺技を使う。
《
アノマロカリスデッドマンはやられまいとエネルギービームを放つも、リバイスメガロドンが飛び回りながら回避し、ドンムラサメが流鏑馬の要領でエネルギーの弓にニンジャークソードを矢として引き絞るとそれを放つ。そのままニンジャークソードがメガロドンのエネルギーとしてアノマロカリスデッドマンを貫いて粉砕した。
「ほい、やったぜ!」
「ふん」
同じくらいのタイミング、ここではオーバーデモンズとサルブラザーがハヤブサデッドマンと戦闘を進めている。
「はあっ!」
オーバーデモンズが真正面から敵を退ける中、サルブラザーは崖を猿のよくによじ登ると上から空いた手を使ってミカンの皮を投げ込む。これを踏んづけたギフジュニアが滑ってドミノ倒しになるのを見てオーバーデモンズは驚いた。
「おお。頭脳プレーですね」
「まぁ、これは昨日私が食べたミカンの皮なんだけどね?」
「いや、あなたが食べた物なんですね……」
オーバーデモンズは何故わざわざ持ち歩いていたのか疑問だったが、ひとまずギフジュニアの陣形は崩れた。このチャンスを逃すまいとスタンプを押印する。
《モグラ!》
するとオーバーデモンズが地面の中に潜ると地上に幾つもの穴を開けてそこをモグラ叩きの要領でひょっこりと顔を出して挑発する。
「ほら、こっちだよ!」
ギフジュニアはまんまとそれに嵌められて翻弄。動きが鈍るとオーバーデモンズが出てきて更にスタンプを使う。
《スコーピオン!ゲノミクス!》
オーバーデモンズのスコーピオンゲノミクスによる尻尾での薙ぎ払いで次々とギフジュニアが倒れる中、空中からハヤブサデッドマンが何度も攻撃を仕掛けてきた。
「面倒ですね……」
「だったらこれだ」
サルブラザーが崖から降り立つとギアを手にし、オーバーデモンズもスタンプを構える。
《Add……!カンガルー!》
《ドンブラコ!ルパンレンジャー!》
《カンガルー!ゲノミクス!》
《Kaito-change!Lupinranger!よっ!怪盗戦隊!》
オーバーデモンズが両脚に赤と青のハーフカラーをしたカンガルーの脚部が装着される中、サルブラザーはルパンレンジャーのルパンブルーへと変身。
「予告するよ。君をさっさと片付けるってね!」
ハヤブサデッドマンが空を飛びながら何度も急降下による攻撃を仕掛けるものの、ルパンブルーはその中の一回を見切って海老反りになりながら手にしたワイヤーをハヤブサデッドマンの脚に引っ掛けて空中へと移動。
「!?」
《怪盗ブースト!》
ハヤブサデッドマンは急いで振り落とそうとするが、ルパンブルーは休む間も無く武装したブーメランを物理的に使って翼を切り落とす。
そのままハヤブサデッドマンが地上に叩きつけられる中、ルパンブルーはまた新たに右腕にマジックアローと呼ばれる弓を装着。それと同時にオーバーデモンズがベルトを二回押し込んだ。
《怪盗ブースト!》
《More!カンガルー!デモンズレクイエム!》
オーバーデモンズが跳び上がるとハヤブサデッドマンは両サイドから出てきたグラフに挟まれて身動きを封じられ、その上でオーバーデモンズからのドロップキックが炸裂。その直後にルパンブルーから放たれた光の矢に貫かれると爆発して撃破された。
次はライブとドンドラゴクウだ。二人が対するのはカブトデッドマンである。
ライブからの銃撃にカブトデッドマンはまるで意に返さずに接近。ドンドラゴクウからの龍虎之戟による斬撃も受け止められてしまった。
「ッ……強い!?」
カブトデッドマンからの剣撃は回避したドンドラゴクウ。しかし、向こうの固さはかなりの物だ。まともにやり合うのは得策とは言えない。
「やっぱりアイツ、相当固いな」
「どうします?」
ライブがバットバイスタンプを自らに押印して超音波を発生させるとそれでカブトデッドマンの装甲を調べる。
「……あそこ、胸部装甲の中で一箇所だけ脆い所があった。そこを集中して狙えば……」
「なるほど、でしたらこれでいきましょうか」
《クロコダイル!バーサスアップ!》
《ドラァッ!キョウリュウゴールド!》
《仮面ライダーライブ!クロコダイル!》
《熱烈歓迎!獣電戦隊!》
二人が姿を変えるとライブは頭部が赤いワニに上から噛みつかれたようなマスクに胸にはワニを正面から見たような紋章、更に赤いラインが目立つクロコダイルゲノムへ。ドンドラゴクウはキョウリュウジャーのキョウリュウゴールドとなる。
「はあっ!」
ライブが虫に大して多少は有効と思われる火炎弾を放つ中、キョウリュウゴールドが手にしたプテラノドンの嘴を模した武器、ザンダーサンダーで接近。ライブから共有された弱点を狙う。
「このっ!」
しかし、流石にそれはカブトデッドマンもわかっているのかなかなかやらせてもらえない。
「ジロウさん!」
《必殺承認!クロコダイル!ジャスティスフィニッシュ!》
だが、二人にとってキョウリュウゴールドによる攻めはあくまで陽動。本命はライブからの必殺技だ。
ライブガンから放たれた炎のクロコダイルはキョウリュウゴールドがバク宙をしながら背中の翼で空に飛び上がったタイミングで油断したカブトデッドマンの装甲の弱点に命中。クロコダイルのデスロールのように何度も噛みついて引き摺り回した弾丸により、装甲には大きなヒビが入った。
「ここで僕が決めます!」
キョウリュウゴールドが三本の獣電池をザンダーサンダーに装填。そのままプテラノドンの頭部が噛み付くような形で装填場所を閉じるとレバーを操作。その刀身に雷のエネルギーが高まっていく。
《カブリンチョ!》
「雷電残光!」
《ザンダァー!サンダーッ!》
その一撃がカブトデッドマンを貫くと装甲の傷口から中にデッドマン内部へと浸透し、内側から大量の電撃を受けたカブトデッドマンは後ろに倒れるように爆発。倒される事になる。
最後はダイオウイカデッドマンと戦うジュウガ、ゼンカイザーブラックだ。
「ヘイヘーイ!オリジナルと比べると弱いねぇ!」
とはいえ、フェーズ3が相手なら実際の所、ジュウガ一人でも過剰戦力である。ゼンカイザーもそれをわかっているのか、必要以上には攻撃をしなかった。
「これでも喰らってみる?」
《パワードゲノムエッジ!》
するとジュウガの両腕にマンモスの牙が展開すると突進。ダイオウイカデッドマンは吸盤の爆発で止めようとするも、まるで通用せずに突進が命中。
「俺、必要かな?」
「こういうのは雰囲気から入ってくれないとねぇ」
「仕方ない。なら一緒に決めるよ」
ゼンカイザーがギアを手にするとそれを見たジュウガも笑みを浮かべてバイスタンプをベルトに読み込ませる。
《バッタ!》
《アブゾーブ!1号!》
それと同時にゼンカイザーもギアトリンガーにギアを入れて蓋を閉じ、ハンドルを回転させる。
《1バーン!ゴレンジャー!》
そしてトリガーを引くと目の前にエネルギーのゴレンジャーが出現。それがゼンカイザーに取り込まれると彼は五色のカラーリングをしたラグビーボール型のアイテムを取り出すとそれをジュウガの前に差し出す。
「ワッツ?何をしてるんだい?」
「これを蹴れ。それだけで敵を倒せる」
そう言うとジュウガは面白そうだとライダーキックのポーズを取って走りながら跳び上がりライダーキックを放つ。
「ライダー……キック!」
《バッタ!タイフーンアタック!》
それがアイテムを蹴り飛ばすとアイテムが変化。エネルギーの仮面ライダー1号へと変わるとライダーキックを放つ。
「ライダーキーック!」
それがダイオウイカデッドマンに命中するとダイオウイカデッドマンは爆散。それを二人で一瞥した。
「そういえば、結局アレは何だったんだい?」
「ただのゴレンジャーハリケーンさ」
ただし、ゼンカイザーがそのモチーフとしたのは仮面ライダー1号のライダーキックだったのだが。何にせよ、これでデッドマン軍団は全てが倒される事になる。
また次回もお楽しみに。