仮面ライダーリバイスIF   作:BURNING

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戦士達の猛攻 悪魔鬼の奥の手

デッドマン軍団が全滅し、残すは悪魔鬼とオーガデッドマン、更にシソツ鬼、ベニツの鬼だけだ。

 

「「があっ!」」

 

シソツ鬼、ベニツ鬼をリバイスライダーであるライブ、エビル、ジャンヌ、デモンズ、オーバーデモンズ、デストリーム、ジュウガの七人がギフジュニア共々相手にし、別戦隊のアバターから元の姿に戻ったドンブラザーズのメンバーもギフジュニアを担当する。

 

「はあっ!」

 

レックスゲノムとなったリバイの拳とザングラソードによる斬撃でダメージを受けた悪魔鬼、オーガデッドマンが地面を転がる中、ドンモモタロウは仮面の下で笑みを浮かべた。

 

「どうだ?俺達の力」

 

「おのれ……憎いんだ……好き放題するお前らがぁあっ!」

 

「お前らのせいで、俺のプライドはボロボロなんだよ!」

 

「知った事か!」

 

「へん。勝手に出てきた挙句、逆恨みなんて理不尽も良い所だもんねー」

 

更にバイスもベルトを外してレックスゲノムとして戻ってくるとリバイとの同期状態に戻す。

 

「ぐ……だったら俺の本気を見せてやる!」

 

するとオーガデッドマンが体を肥大化させると上半身の筋肉が膨れ上がり、鬼のツノも一回り大きくなる。

 

「ありゃあ……見るからに強くなってるなぁ」

 

「ひとまず、俺達はオーガデッドマンをどうにかするぞ。ライダーキックを当てれば多分分離されて正気に戻るはず!」

 

《スピノ!》

 

《Come on!スピ・スピ・スピノ!バディアップ!》

 

《獲物!狩る者!荒くれ者!スピノ!技のホッパー!力のスピノ!》

 

リバイとバイスはこれまたダークリバイ、ダークバイスとカラーリング以外は同じのスピノゲノムへと変わった。

 

二人が構えるとそのまま走っていく。それから同時のパンチを命中させるが、流石に本気を出したオーガデッドマン。通常のゲノムの攻撃ではあまり有効打になっていなかったのだ。

 

「くっ……」

 

「どうした?そんなもんか!」

 

オーガデッドマンが金棒を振るうと二人纏めて後ろに下げられてしまう。更にオーガデッドマンが追い討ちをするように金棒を振り下ろす。しかし、それはドンモモタロウがザングラソードで受け止めた。

 

「ッ……」

 

「油断するな、リバイ。奴は本気だ」

 

「俺の事も忘れんな!」

 

すると悪魔鬼がアノマロカリスの能力による頭部の触手で切り裂こうとする。だが、そこにニンジャークソードが飛んでくると彼を逆に切りつけてから具現化。ドンムラサメとなる。

 

続けてサルブラザー、オニシスター、イヌブラザー、キジブラザー、ドンドラゴクウ、ドントラボルト、ゼンカイザーブラックが次々と射撃で二人を滅多打ちにする。

 

「間一髪だね」

 

「お供達、俺と共にあのキメラモンスターを先にやるぞ。リバイ、バイス。あっちの鬼の方の時間稼ぎをしてもらっても良いか?」

 

ドンモモタロウは二人に連携されると面倒に感じたのか、先に一人ずつ倒す事に。それを受けてリバイとバイスは頷く。

 

「ああ。任せとけ!」

 

「へーん!あんなの、俺っち達だけで十分だっつーの!」

 

「だったら俺も手伝おう」

 

「僕も行きます」

 

リバイ、バイスに加えてゼンカイザーブラック、ドンムラサメが協力する形でオーガデッドマンへの対応が取られるとドンモモタロウはそれに安心したのか、六人のお供と共に並ぶ。そして、彼はギアを手にした。

 

「お供達、アバターチェンジで叩き潰すぞ」

 

「えっ!?珍しいですね、あっちは使わないんですか?」

 

「今回は特別だ。行くぞ」

 

それに合わせて他の六人もそれぞれギアを手にすると装填。ドンブラスターのギアを回転させた。

 

《よぉ~っ!ドン!ドン!ドン!ドンブラコ!》

 

《ドーラ!ドラドラドラドラドラドラドラ……ドラァッ!》

 

《ニンニンジャー!》

 

《ゴーバスターズ!》

 

《シンケンジャー!》

 

《ゴセイジャー!》

 

《キラメイジャー!》

 

《ツーカイザー!》

 

《ゴーカイシルバー!》

 

七人がドンブラスターのトリガーを引くとその姿を変化させていく。ドンモモタロウがニンニンジャーのアカニンジャー。サルブラザーがゴーバスターズのブルーバスター。オニシスターがシンケンジャーのシンケンイエロー。イヌブラザーがゴセイジャーのゴセイブラック。キジブラザーがキラメイジャーのキラメイピンク。ドンドラゴクウがゼンカイジャーのツーカイザー。ドントラボルトがゴーカイジャーのゴーカイシルバーであった。

 

《よっ!手裏剣戦隊!》

 

《よっ!特命戦隊!》

 

《よっ!侍戦隊!》

 

《よっ!天装戦隊!》

 

《よっ!魔進戦隊!》

 

《熱烈歓迎!海賊のパワー!》

 

《熱烈歓迎!海賊戦隊!》

 

「何だと!?」

 

「驚くのはまだ早い」

 

悪魔鬼が目を見開く中、アカニンジャー達は更にアイテムを使うと自身を強化する。

 

《チョーゼツ!ニンジャー!》

 

《パワードカスタム!It's Morphin' Time!》

 

《スーパーディスク!》

 

《スーパーチェンジ!》

 

《キラフルゴー!》

 

《超!ツーカイにレボリューション!》

 

《ゴーカイシルバー!ゴールドモード!》

 

七人はそれぞれアカニンジャー超絶、ブルーバスターのパワードカスタム、スーパーシンケンイエロー、スーパーゴセイブラック、ゴーキラメイピンク、スーパーツーカイザー、ゴーカイシルバー・ゴールドモードへと強化変身。この時点で悪魔鬼は嫌な予感がしていた。

 

「い、いきなりパワーアップしやがって!」

 

「うるさい、さっさとトドメだ」

 

アカニンジャー超絶の言葉を皮切りに全員が必殺技を発動。アカニンジャーが忍者一番刀、ブルーバスターがライオブラスター、シンケンイエローがモウギュウバズーカ、ゴセイブラックがゴセイテンソード、キラメイピンクがキラフルゴーアロー、ツーカイザーがギアダリンガー、ゴーカイシルバーがゴーカイスピアを手にする。

 

N・I・N・I・NIN・NININ(エヌ・アイ・エヌ・アイ・ニン・ニニン)!》

 

《It's time for final buster!》

 

《最終奥義ディスク!》

 

《キラフルチャージ!》

 

《回せ回せー!(カイジュウ!カイジュウ!)》

 

《ファイナルウェーブ!》

 

「外道覆滅!」

 

「ミラクルランドダイナミック!」

 

「インクレディブルパージ!」

 

「ツーカイザー・レックスリフレイザー!」

 

「ゴーカイレジェンドクラッシュ!」

 

アカニンジャー以外が次々に技を発動させるとブルーバスターからは炎に燃え立つライオンの頭部、シンケンイエローからは灼熱に包まれた猛牛、ゴセイブラックからは翼の生えたランディック族のマーク型のエネルギー弾、キラメイピンクからはピンク色をした光の矢、ツーカイザーからは無数のミサイル弾が次々と放たれる。

 

《ミラクルランドダイナミック!》

 

《チェックメイト!パーフェクト!》

 

《超!ツーカイに、()ッキューン!》

 

その後、悪魔鬼が怯んだタイミングですかさずゴーカイシルバーがドンブラザーズまでに出てきた歴代追加戦士、27人の幻影と重なるとすれ違い様に一撃を見舞う。これだけでも十分なオーバーキルだが、ここでトドメのアカニンジャーからの一撃。

 

「超絶……シュリケン斬!」

 

《一番勝負!》

 

長く伸びた忍者一番刀からの炎の斬撃が悪魔鬼を両断。それと同時に悪魔鬼の体からは火花が散っていく。

 

「お、おのれ……こんなふざけた奴等に……うわぁあっ!」

 

悪魔鬼はこれによって撃破されると七人全員がドンブラザーズの姿へと戻る。

 

「シャットダウン、完了だね」

 

その頃、オーガデッドマンと交戦する四人はオーガデッドマンの防御力とパワーに押されつつあった。

 

「コイツ、やっぱ固すぎでしょ!」

 

「この俺が、お前らなんぞにやられるかよ!」

 

「こうなったら、リバイスで……」

 

リバイがサンダーゲイルを構える中、いきなりオーガデッドマンへとドンブラスターからの銃撃が命中。ドンブラザーズの七人が戻ってきた。

 

「待たせたな、リバイ」

 

「遅いよ、タロウ!」

 

「コイツへのトドメに相応しいのは……オミコシフェニックス!」

 

ドンモモタロウが口笛を吹くとどこからともなく黄金の鳥、オミコシフェニックスが飛んできてドンブラスターに装填された。

 

《パーリィーターイム!オミコシフェニックス!》

 

「ゴールドアバターチェンジ!」

 

《いよーっ!ドン!ドン!ドン!ドンブラコ!ドンフェスティバルタイム!》

 

《ワッショイワッショ~イ!ワッショイワッショ~イ!》

 

待機音が鳴り響く中、周囲に黄金の川のエフェクトが出てくると天女達が舞い踊る。そんな中、神輿に担がれたドンモモタロウがトリガーを引くと上からオミコシフェニックスが装甲として被さった。

 

《ハァ~!セイヤ!セイヤ!セイヤセイヤセイヤセイヤセイヤァ!完全無欠の鬼退治!ゴールドンモモタロウ!よっ!天下無双!》

 

その姿はゴーグルが金色に変化し、丁髷は金のモヒカン状パーツに。また、金色の胸部アーマーとマントが追加されて正しくゴールドンに相応しい金ピカの姿となった。その姿の名はゴールドンモモタロウだ。

 

「お前、まだ派手になるのかよ!」

 

「凄っげぇ!」

 

「はっはっはー!」

 

ドンモモタロウは笑っていたが、リバイの姿を見ると不服そうに笑いを止めた。

 

「おい」

 

「何だよ」

 

「お前、何故ゴールドにならない?」

 

「いや、そんな事言われても」

 

リバイのフォームの中に金色を全面に押し出したフォームなど無い。強いて言うならリバイスなら豪華さは演出できるかもだが……。

 

「だったらお前もゴールドにしてやるよ」

 

「へ?」

 

ドンモモタロウが手を翳すといきなりスピノバイスタンプが外れて光り輝き、黄金化。更にリバイの持っていたコロナレックスバイスタンプと融合するとそれが黄金のバイスタンプとなる。形としてはコロナレックス及びバリッドレックスと同じだが、卵の部分に仮面ライダー2号の顔が描かれていた。

 

「名付けて、ゴールドスピノバイスタンプ!」

 

「ワオ!その発想は無かったねぇ!正にゴールドなスピノバイスタンプだ!」

 

ジュウガが新たなスタンプの誕生に喜ぶとリバイはそのスタンプを手にする。

 

「良し……一気に行くぜ!」

 

《ゴールドスピノ!(タイフーンのSE!)》

 

リバイがスタンプを起動するとバリッドレックス同様にレックスバイスタンプを上に押印。そのままベルトに装填した。

 

《Come on!ゴールドスピノ! Come on!ゴールドスピノ!》

 

「ふへへっ!何が出るかな、何が出るかな〜!」

 

霊体のバイスがゴールドスピノバイスタンプの形をしたスタンプを持って飛び回る中、リバイがポーズをとってスタンプを倒す。

 

「変身!」

 

《ゴールドアップ!》

 

するとスタンプが展開して中から殻を破った黄金のスピノが出てくる。それと同時にバイスがスタンプを振り下ろすと黄金の竜巻に包まれた。

 

《Oh! Me!say! Show time!仮面ライダー!Gonna Do It Now!Gonna Do It Now!黄金の輝き繋がる意思!Go on!ゴールドスピノ!》

 

竜巻が消えるとスタンプが砕け散り、中からゴールドスピノゲノムとなったリバイが登場。その姿は胸部装甲、腕部装甲は仮面ライダー2号と同じカラーリングで心臓部には黄金の2の文字。首には首周りが赤、先端が金色のマフラー。更にレックスゲノムの素体となってる腹から下半身にかけて水色の部分が金色に変化。頭部は2号と同じカラーリングでトサカとして金色のスピノサウルスが装着されていた。

 

「俺は黄金の力を持った……仮面ライダー!」

 

「ふっ……それで良い」

 

リバイがゴールドスピノゲノムとなる中、バイスの姿がそこにいなくなってしまったのでオニシスターが問いかける。

 

「そういえば、あの悪魔は?」

 

「おーい、ここだここ!」

 

そこにあったのはレックスゲノムの頭部だけになったバイスがおり、自分では動けない様子だった。

 

「何で俺っち炊飯器なんだよ!」

 

「炊飯器……だと?」

 

「最早何でもアリすぎるな」

 

「そんな悪魔の事など構わん。さっさと倒すぞ、リバイ」

 

「おう」

 

「あーっとちょっと待て一輝!これを食っていけよ」

 

バイスが炊飯器の蓋を自分で開けるとそこには天丼が入っていた。それを見たリバイは美味しそうな匂いに釣られる。

 

「おお……美味しそう!タロウ、一緒に食おうぜ」

 

「仕方ないな」

 

それからリバイとドンモモタロウは天丼を食し始めた。勿論そんな物を見ればオーガデッドマンは怒るわけで。

 

「舐めてんのかテメェ!」

 

オーガデッドマンが攻撃しようとするとそれを慌ててドンブラザーズの八人が足止めする。

 

「ふむ。この天丼、力が漲るな。五十点をくれてやる」

 

「こんな時にケチケチせずと百点くれよ〜!」

 

二人が天丼を食べ終わるのを見届けたドンブラザーズのメンバーは道を開け、そのタイミングでオーガデッドマンは二人へとギョッとした顔を浮かべる。

 

「これで終わりだ!」

 

《超フェスティバルタイム!》

 

ドンブラスターに黄金のエネルギーが高まるとリバイがスタンプを二回倒して構えを取る。

 

「ライダー……キック!」

 

抱腹絶桃・フェスティバル縁弩(ほうふくぜっとう・フェスティバルエンド)!」

 

その瞬間、オーガデッドマンの体が桃のエネルギーに閉じ込められて動きが停止。リバイも跳び上がると黄金の風を纏ったライダーキックを放つ。

 

《ゴールドンブラコ!モモヤー!》

 

ドンモモタロウがトリガーを引くとオミコシフェニックスのエネルギーが飛び出して飛んでいく。それと同時にリバイのライダーキックが重なると黄金のスピノの頭部のエネルギーが加わった。

 

《ゴールドスピノ!ギラギラフィニッシュ!》

 

「はぁああっ!」

 

「く……クソォッ!俺が、俺が敗れるとはぁああっ!」

 

二つの黄金のエネルギーが高まったライダーキックが命中するとそのままゴールドスピノバイスタンプの印鑑が浮かび上がり、オーガデッドマンは爆散する事になる。

 

「俺こそ、オンリーワンだ」

 

リバイとドンモモタロウがオーガデッドマンを一瞥すると突如として警告音と共に悪魔鬼とオーガデッドマンが巨大化していく。

 

「デッドマンが巨大化!?」

 

「あんなのありな訳!?」

 

「恐らく、二つの世界が融合したせいだな」

 

「リバイ、あっちの鬼二体は任せるぞ」

 

そう言ってドンブラザーズの九人はそれぞれがギアを使用。それと同時にリバイはレックスゲノムとなってバイスも元の人型に戻る。

 

「ああ!」

 

「やっと戻れた……って一輝待って!」

 

《ドンブラコ!》

 

ドンモモタロウ、サルブラザー、オニシスター、イヌブラザー、キジブラザー、ドンドラゴクウ、ドントラボルト、ドンムラサメの八人がギアを使うと周囲から飛んできた機械の装甲を身に纏ってロボタロウの姿へと変化。それらが巨大化していく。また、ゼンカイザーブラックも赤い戦士と16という数字が描かれたギアを裏面にしてセットするとギアトリンガーを回した。

 

「はっ!」

 

するとどこからともなく赤い機械仕掛けのティラノサウルスことジュランティラノが咆哮を挙げつつ登場。また、それに合わせて赤い鳥をモチーフにした人間が乗るには巨大すぎるバイク、エンヤライドンも走ってくる。

 

「お供達。いざ、大合体だ!」

 

《ドンブラコ!大合体!》

 

するとドンモモタロウ、サルブラザー、オニシスター、イヌブラザー、キジブラザーが特殊空間に移行すると鬼ヶ島に向かう船をモチーフにした物に乗った。

 

「結局こうなるのかよ!」

 

「さて、今日も鬼退治〜!」

 

「気合い入れて行きましょう!」

 

「今日は普段以上に気合い入ってるねぇ」

 

《大・合・体!大・合・体!》

 

ノリノリの音声と共にまずはロボのオニシスターとロボのイヌブラザーが飛び出すとその体が変形してオニシスターが右脚、イヌブラザーが左脚となるとロボのドンモモタロウと合体する。

 

「お供共!脚となれ!」

 

「左脚、ワオーン!」

 

「右脚、オニー!」

 

更にロボのサルブラザー、ロボのキジブラザーが分解され、サルブラザーが両腕、キジブラザーが肩パーツへと変化。そのタイミングでドンモモタロウの両腕が畳まれるとそのまま合体する。

 

「お供共、腕となれ!」

 

「両腕だ、ウッキッキー!」

 

「いつも通り、肩ケーン!」

 

最後にキジブラザーの尻尾が背中に合体すると腕の後ろに出ていたパーツに合わさって旗となり、ドンモモタロウの体が一段階上に展開するとそこにサルブラザーの腹の筋肉パーツが合体して胸に桃のマークが出てから兜を頭から装着。サングラスの下に隠れていた鋭い眼光が露わになる。

 

《完成!ドン・オニタイジン〜!よっ!銀河一!》

 

「僕達も行きます!」

 

《大合体!》

 

こちらではロボのドンドラゴクウとロボのドントラボルトが向かい合うと屏風絵のような背景となり、二人の中心で紫電の雷が落ちる。それと同時にドントラボルトは背を向けて走り出した。

 

「指図するな!」

 

「あっ!また逃げたな!それっ!」

 

しかし、ドンドラゴクウは追いかけながら合体のための準備を済ませ、ドントラボルトに追いつくと背中のパーツを弾き飛ばす。これにより、強制的にドントラボルトは合体に巻き込まれるとドンドラゴクウが巨大な着ぐるみのように変形。ドントラボルトは抵抗するも、人型へと変形させられる。

 

「がああっ!」

 

「はい捕まえた!」

 

そのまま人型のドントラボルトを拘束するように上からは胸に被さる檻、両サイドからは腕パーツ、下半身はドントラボルトが座る台座が合体。ちなみにドントラボルトは強制合体のせいで割と抵抗しているようにジタバタするが、合体してしまえば主導権はドンドラゴクウに移るので、どうしようにもできない。

 

「暴れない!」

 

《完成……!虎龍攻神!》

 

「がううっ!」

 

「ハウス」

 

ドンドラゴクウに宥められて大人しくなるドントラボルト。これにより、二人は虎龍攻神となるであった。

 

更にドンムラサメは周囲に漆黒のロボのサルブラザー、オニシスター、イヌブラザー、キジブラザーを召喚。それらがドンオニタイジンと同じシークエンスで合体していく。

 

「はあっ!」

 

そして、兜が装着されると胸と兜に付け足されるようにドンムラサメのバイザーの衣装が入ったプロテクターとヘルメットが現れるように合体。ブラックオニタイジン・ムラサメとなる。

 

「完成……ブラックオニタイジン!」

 

最後にエンヤライドンとジュランティラノが特殊空間を駆け抜けるとその背後に巨大なゼンカイザーブラックの幻影が出現。両手を合わせるようにして叫ぶ。

 

「ドン……全界合体!」

 

するとエンヤライドンが右半分。ジュランティラノが左半分を構成すると合わさり、右腕に水色の剣、左腕に水色の盾がマウントされた真っ赤な巨人。ドンゼンカイオーが完成した。

 

《ドン・ゼンカイオー!よっ、全力全開!》

 

その内部の空間にゼンカイザーブラックが乗るとドンブラザーズが出せる四体の巨人が揃い踏みする。

 

「おお!」

 

「やるな!アイツら!」

 

ドンオニタイジン、ドンゼンカイオーが組んで悪魔鬼、虎龍攻神とブラックオニタイジンが組んでオーガデッドマンと交戦。

 

「はあっ!」

 

すると悪魔鬼は巨大化しても相変わらずのデッドマンの力を使った多種多様な攻撃で二体を翻弄。超高速での飛行からの連続突進や透明化による不意打ち、加えて吸盤型の爆弾など次々と二体にダメージを与えていく。

 

「コイツ、強すぎませんか!?」

 

「巨大化しても能力健在なのね」

 

「だが、相手にとって不足は無い!やるぞ!」

 

また、オーガデッドマンも元々あった特殊能力無しの純粋な肉弾戦で二体を圧倒していた。

 

「ぬん!」

 

「「ぐあっ!?」」

 

虎龍攻神とブラックオニタイジンは決して弱く無い。だが、それでもオーガデッドマンの戦闘力が規格外過ぎるのだ。

 

「ならばこれを受けてみなさい。ニンジャーク秘技・鮫時雨(さめしぐれ)!」

 

ブラックオニタイジンが胸から放った紫のビームがオーガデッドマンを貫くも、まるで通用していない。

 

「効かないなぁ!」

 

その瞬間、オーガデッドマンが両腕にエネルギーを高めるとエネルギー砲を放つ。それを受けたブラックオニタイジンは一撃で吹き飛ばされるとそのまま合体解除してドンムラサメとして地上に落ちてしまう。

 

「くうっ……」

 

「ええーっ!?アイツ強すぎでしょ!一輝、どうすれば……」

 

「でも、俺達に巨大化できるスタンプなんて……」

 

「一輝、だったらこれだ!」

 

ジュウガが投げたスタンプをキャッチするとそれはクジラバイスタンプであった。ジュウガ曰くそれを使えば良いらしい。

 

「とにかく今はやるしか無い!」

 

《クジラ!》

 

「はぁ……」

 

《Come on!ク・ク・クジラ!バディアップ!》

 

バイスが青みのかかった深緑のスタンプを振り下ろすとそのままリバイの体が液体で満たされていく。

 

《大柄!海原!水柱!クジラ!ジャンボスプラッシュ!》

 

そして、その姿はリバイは胸のハートマークがクジラの尻尾のような形の装甲として敷き詰められ、ラインは黄緑になっていた。両腕両肩の装甲はペンギンゲノムと似ているものの、差異としてペンギンの翼の意匠があったペンギンゲノムと比べて生物モチーフの意匠は無い顔は仮面ライダーJのような頭部にクジラの頭部を合わせたような紫のカラーリングの頭部に赤い複眼をしている。

 

バイスは両腕両脚に深緑の装甲が追加。黄緑のラインが入っており、両脚にはクジラの尾鰭が畳まれたようなパーツが存在する。頭部のヘルメットには深緑のクジラの頭部のような被り物をしていた。クジラの目は赤である。これにより、二人はクジラゲノムとなると突如として周囲から何かの光が集まってくるとどんどん体が巨大化し始めた。

 

「え!?あれ!?」

 

「ちょちょちょ!?いきなりデッカくなって!!」

 

そして、二人は何と50メートルのサイズへと変わったのだ。その変化にジュウガがスタンプに搭載したであろうアナウンス機能で二人へと脳内解説する。

 

『そのスタンプのモチーフ、仮面ライダーJはジャンボフォーメーションという特殊な形態があってね。40メートルのサイズにまで巨大化できる。ただ、これは更にそれを超えた50メートルだけどね。とはいえ、巨大化できるのはスタンプのエネルギー容量の関係で5分が限度。さっさと決めたまえよ』

 

「マジか!じゃあ早速行くぜ!」

 

「おう!」

 

二人が走り出すとオーガデッドマンと殴り合う。それまでオーガデッドマンに苦戦していた虎龍攻神はオーガデッドマンへと通る火力を得たリバイ達に驚いていた。

 

「凄い、あんなに苦戦していたアイツにダメージが入るなんて」

 

「「はあっ!」」

 

更に二人が同時にパンチすると腕からクジラの潮吹きとばかりに大量の海水が拳として噴出。オーガデッドマンを転ばせる。

 

「虎龍攻神、俺達の方に来い。反撃するぞ!」

 

「あ、はい!」

 

また、リバイ達の参戦で勢いづいたドンオニタイジンとドンゼンカイオーも虎龍攻神を加えて三体がかりで悪魔鬼を攻めていく。

 

「もう透明化はさせんぞ!」

 

三体の巨人は連続攻撃で次々と悪魔鬼にダメージを与えて一番使わせてはいけない透明化を封じる。また、地上ではシソツ鬼、ベニツ鬼がギフジュニア共々ライダーリンチにされ続けた影響でもう限界を迎えていた。

 

「「大事に決めようか!」」

 

「サクッと倒すよ!」

 

リバイスライダーはいつの間にか最強フォームへと変身しており、エビリティライブ、インビンシブルジャンヌ、ゲットオーバーデモンズとなるとデモンズ、デストリーム、ジュウガと共に必殺技を放った。

 

《エビルライブチャージ!エビリティパーフェクトフィナーレ!》

 

《キングコブラ!インビンシブルクラッシュ!》

 

《デモンズフィニッシュ!》

 

《オーバーデモンズフィニッシュ!》

 

《デストリームフィニッシュ!》

 

《アメイジングフィニッシュ!》

 

六人のライダーによる同時ライダーキックで二体の鬼は粉砕されて爆散。それと同時にその余波で残っていたギフジュニアも完全に殲滅された。

 

そして、ドンゼンカイオーが連続斬撃で悪魔鬼を怯ませる中、二人に投げられたオーガデッドマンも彼の近くに倒れ込む。

 

「が……ああっ……」

 

「チッ。このままじゃ負けるか……だが!」

 

すると三体の巨人は次々と必殺技を発動。それと同時にリバイとバイスも跳び上がる。

 

「一緒に決めるぜ!」

 

「あいよ!」

 

するとドンオニタイジンが背中に挿していた二本のキジンソードを交差させると背景が変化。合体時に登場する船の上でキジンソードを合わせて巨大な一本の刀を形成すると流れて来た無数の桃を突き刺し合わせて巨大な桃を作り出していく。

 

その間に虎龍攻神はロボタロウとなったドンドラゴクウとドントラボルトの形をした気を飛ばし、ドンゼンカイオーも右肩のギアを回転させると右腕の剣にエネルギーをチャージ。金色のギアを背にオーラを真っ二つに切った。

 

一騎桃千(いっきとうせん)……」

 

「「「「「ドンブラパラダイス!」」」」」

 

「トラドラ奥義!炎虎龍々ジロウ‘sハリケーン!」

 

「ドン・ゼンカイクラッシュ!」

 

「チッ、こんなの喰らうかよ!」

 

すると悪魔鬼は倒れていたオーガデッドマンを盾のように前に押し出すと自身は後ろへと退避。

 

「なっ!?お前!!」

 

悪魔鬼は逃げたが、もうオーガデッドマンは回避できない。混乱する彼へとキジンソードによる刺している桃諸共縦に真っ二つに切り裂かれてから二発の気のエネルギー弾を喰らい、右手に持った熱烈貫戟と呼ばれる剣を如意棒のように伸ばして貫かれる。更に追い討ちとばかりに横一閃で赤いギアが丸鋸の如く突進。その上から右腕の剣で横に一刀両断される。

 

「が……ああっ……」

 

《クジラ!スタンピングフィニッシュ!》

 

「俺がやられるとは……オーマイガー!」

 

ここまで来るとオーガデッドマンも可哀想になるが、トドメとばかりの無慈悲なダブルジャンボライダーキックが命中。その質量と手数でオーガデッドマンの装甲を粉砕するとオーガデッドマンは爆散する事になる。

 

「良し、あとはお前だけだ!」

 

リバイ達五人が構えると悪魔鬼は不気味に笑う。そして手を翳すと先程倒されたオーガデッドマンのエネルギーを吸収。その瞬間、体は更に筋肉質な姿へと変化した。

 

「ッ!?」

 

「ククッ。もう一人の俺よ、骨は俺が拾ってやる。これで俺は能力、身体共に最強だ!!」

 

その直後、激しい波動が周囲を駆け抜ける。最強の状態になった悪魔鬼。それをリバイ達が迎え撃つのだった。




予定では次回でドンブラザーズとのコラボ編が最終回になる感じです。果たしてどうなるのか。楽しみにしてください。
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