仮面ライダーリバイスIF   作:BURNING

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ライダーの力と快進撃

五人のライダーが集結し、鳴滝と対峙する。鳴滝が手を翳すと再度アナザーディケイドの力が発動。オーロラカーテンの向こうから五人の怪人と多数の戦闘員が現れる。怪人の面々はアークオルフェノク、ユートピアドーパント、ワイズマン、完全態メズール、冥黒王ジェルマンである。

 

「やれ!」

 

「「「「「はあっ!」」」」」

 

〜BGM ディケイド〜

 

五人が交戦状態に入るとリバイとバイスがまずは先頭を切って攻撃。リバイスラッシャーを手にしたリバイとローリングバイスタンプを使うバイスが同時攻撃で前にいる敵を倒す。

 

「バイス!」

 

「おうよ!」

 

《リバイバイスラッシュ!》

 

《ローリングライダーパンチ!》

 

二人による攻撃が周囲に命中すると敵は次々と吹き飛ばされる。ディケイドもライドブッカーをソードモードにして敵を斬りつけると撃破後に手で刀身を研ぐように触る。

 

「さて、後輩。コイツで蹴散らすぞ」

 

ディケイドがあるカードを見せるとリバイもそれに合わせてスタンプを取り出す。

 

《ハシビロコウ!》

 

《カメンライド!響鬼!》

 

《Come on!ハシ・ハシビロコウ!バディアップ!》

 

《端から端まで!走らず見渡す!ハシビロコウ!動かず耐えてますから!》

 

ディケイドはその姿を紫炎に包むと紫の鬼のライダー、仮面ライダー響鬼へと変身。それと同時にバイスが紫のスタンプを振り下ろすと二人もハシビロコウゲノムとなる。

 

リバイは腕を除く上半身が紫をメインにしたカラーリングへと変化。胸のハートマークは健在だが、鬼のような筋肉質な装甲が剥き出しとなる。背中には二本の太鼓のバチのようなマゼンタの棒が装着され、背面から見るとそこには先端に鳥の翼のような装飾も存在する。顔は響鬼のような造形だが、額にハシビロコウの顔が模されていた。また、よく見ると複眼が長い嘴にも見える。

 

バイスは両肩、両脚に紫の装甲を纏うと両腕には巨大な赤い色で先端が尖った装甲を装着。ただ、これを武器として使うのは無理なのか腕の先からは飛び出てない。顔は紫メインのカラーでバイスの顔がハシビロコウの嘴に丸呑みされてるような造形である。響鬼の二本のツノはハシビロコウの目の位置に来ていた。

 

「っし!俺っち達、鍛えてますから!」

 

「流石にお前なら合わせられるな。やるぞ」

 

ディケイド響鬼とリバイ、バイスが正面にいるジェルマンへと向かっていくとジェルマンは錬金術で岩石のゴーレムを生成。三人へと対抗する。

 

《アタックライド!音撃棒・烈火!》

 

ディケイドが赤いバチのアイテム、音撃棒烈火を出すとゴーレムへと炎の一撃を叩き込む。

 

「がっ!?」

 

そのパワーは本家のガッチャード達を苦しめたゴーレムの固さを容易に突破。更にリバイとバイスは格闘戦でジェルマンを圧倒する。

 

「「はあっ!」」

 

更に二人は口から鬼火を放出。ジェルマンが怯んだ所にゴーレムと二人が揃う。

 

「これで終わりだ」

 

《ファイナルアタックライド!ヒ・ヒ・ヒ・響鬼!》

 

ディケイドのベルトから出現した鼓が二人の元に飛来すると巨大化して動きを封じる。リバイもスタンプを倒すとリバイとバイスの胸のハシビロコウのマークから四角いスタンプ状の太鼓が装着。二人の手にそれぞれバチが握られる。

 

「「「音撃打・リミックス・破壊ノ型」」」

 

《ハシビロコウ!スタンピングフィニッシュ!》

 

三人は息を……合わせる事は無くそれぞれのリズムで太鼓を叩いていく。特にバイスは前にゲームセンターで○鼓の達人をやった際のノリを思い出すと太鼓を滅茶苦茶に叩きまくる。

 

「おらおらおら!」

 

ただ、最後は三人同時のシメで太鼓へと強烈な一打をぶつけるとそれがエネルギーとして波及していきジェルマンもゴーレムも纏めて爆散した。

 

「ふへへ。楽勝楽勝!」

 

「油断するな。次が来るぞ」

 

すると今度はワイズマンが迫り来る。その頃、メズールと戦うキバーラは彼女の液状化能力に苦戦していた。

 

「ッ、攻撃が当たりません!?」

 

キバーラは液状化して何度も突撃してくるメズールを避けるものの、それでは勝てない。

 

『どうするの?夏海』

 

ベルトとなっているキバーラがそう問いかけると変身しているキバーラはその手にスタンプを取り出す。

 

「相手が液状化するならこれです!」

 

《デンキウナギ!》

 

キバーラが仮面ライダーアギレラとしてこの場所に来る前に密かに受け取っていたスタンプを起動するとサーベルの刀身に押印。刀身が電撃を纏うとメズールをすれ違い様に切り裂く。その影響でメズールの体に電流が流れた。

 

「があっ!?」

 

更に周囲にも電撃は浸透すると強力な電撃として降り注ぎ、雑魚の戦闘員を蹴散らす。

 

『やる〜!確かに電撃なら水相手に効果覿面ね』

 

「これで決めます」

 

『ウェイクアップ!』

 

するとキバーラは周囲を紫の霧で包むと背中にエネルギーの蝙蝠の翼を展開。そのまま飛び上がるとサーベルを逆手持ち。メズールへと突撃すると光の斬撃で切り裂いて爆散させた。

 

キバーラの長所として本家キバや他のライダーとは異なり、技の発動にベルトや武器の操作が要らないので技発動までの時間が短いというのが挙がるだろう。

 

それはさておき、ディエンドは目の前に迫るアークオルフェノク、ユートピアドーパントと戦闘を進める。

 

「さて、僕の相手は君達か。じゃあ、早速」

 

《カメンライド!バルカン!カメンライド!ジーン!》

 

ディエンドがトリガーを引くと仮面ライダーバルカン、仮面ライダージーンが出現。更にカードを読み込ませると三人は揃って手にした銃を構える。

 

《アタックライド!クロスアタック!》

 

《バレット!シューティングブラスト!》

 

《レーザービクトリー!》

 

三人よる連続射撃は二人の敵にダメージを与えると同時に多数の戦闘員を次々と粉砕。それと同時に二人のライダーは消え、入れ替わりでディエンドはカードを装填する。

 

「次はこれかな」

 

《カメンライド!サガ!カメンライド!斬月!》

 

ディエンドが仮面ライダーサガ、仮面ライダー斬月を召喚すると既に二人は必殺技を発動しつつ突撃していく。

 

《ウェイクアップ!》

 

《メロンスカッシュ!》

 

サガが手にした鞭で二体の怪人を纏めて貫くと直線上に並んだ敵を斬月が緑のエネルギーを纏わせた斬撃で切り捨て、最後にディエンドがトドメのカードを使う。

 

「これで終わりだよ」

 

《ファイナルアタックライド!ディ・ディ・ディ・ディエンド!》

 

そのエネルギーが二体の怪人を貫くとあっという間に爆散。すると鳴滝はディエンドへと攻撃。ディエンドはそれに応戦するもあまりのパワーに吹き飛ばされてしまう。

 

「ぐあっ!?」

 

「ディエンド、まずはお前から潰す!」

 

「させません!」

 

そこにキバーラも参戦。二人がかりで鳴滝を相手する。そしてワイズマンを相手するリバイス、ディケイドはそれぞれスタンプとカードを取り出した。

 

「ここはこれかな」

 

「だったら俺はこれだ!」

 

《コモドドラゴン!》

 

《カメンライド!ギーツ!》

 

《Come on!コモ・コモ・コモドドラゴン!バディアップ!》

 

《GET READY FOR BOOST & MAGNUM!》

 

《この世!Oh My God!現世(げんせ)の竜こと!コモドドラゴン!戦わなければ生きものでない!》

 

バイスが赤いスタンプを振り下ろすと二人はコモドドラゴンゲノムへ。ディケイドの両側にマグナムとブーストの装甲が展開。それと同時に真上から白いキツネのマスクが装着され、ディケイドギーツとなる。

 

リバイは上半身を水色メインのカラーリングに変化。胸にはハートマークを維持するが、胸部、両肩が西洋風の鎧のような装甲となる。更に右腕には龍の顔を模したガントレットが装着。頭部には仮面ライダー龍騎のような造形でクラッシャー部からはトカゲの舌が僅かに覗く。この感じだとコモドドラゴン要素も僅かにあるようだ。

 

バイスの方は両腕、両脚に赤い装甲が装着。本来ならここは本家準拠のカラーリングのはずだが、龍騎の装甲は黒でありバイスの体も黒という事でわかりづらいために赤にアレンジされている。また、その装甲はトカゲのようなタイル状でこの辺りもモチーフ生物の特徴を押し出していた。頭部もカラーリングこそ赤に銀の装甲を纏ったコモドドラゴンのような形である。そのコモドドラゴンの口の中にバイスの水色の目があった。

 

「ギーツにもなれるのか!?」

 

「ああ。とは言っても俺も初使用なんだけどな?」

 

三人が飛び出すとワイズマンは魔法で三人に分身。一対一で戦闘を行う。するとバイスは背中に装着していた巨大な龍の腹を模したような二つの盾を武装。それをワイズマンへとぶつけると物理攻撃でダメージを与える。

 

「リバイ、そいつは魔力を吸い取れる。魔法系統は使うな!」

 

「って事は、これを使えって事か!」

 

リバイは魔法由来の能力である炎は敢えて使わずにリバイスラッシャーとかの武器での物理による攻撃で攻めた。ディケイドも徒手空拳による格闘戦でワイズマンを圧倒する。三人からのキックでワイズマンはかなりのダメージを受けたのか一人へと戻る。

 

「ここからがハイライトって奴だ」

 

するとワイズマンが手を翳し、三人の真上から重力増加による重圧を与えた。これは彼が変身した白い魔法使い由来の能力だろう。

 

「ッ……重い」

 

「だったら……これだ!」

 

《アタックライド!ブーストタイム!》

 

その瞬間、ディケイドの能力が数倍へと強化。これによって重力増加を振り切る程の機動力を得ると突撃。ワイズマンへと回し蹴りを叩きつけるとカードを読み込ませる。

 

《ファイナルアタックライド!ギ・ギ・ギ・ギーツ!》

 

ディケイドは跳び上がり、ライダーキックの体勢へ。それに合わせて重力が消え、ディケイドに集中したワイズマンなら魔力吸収を使えないと踏んだリバイがスタンプを倒すと前に走りながらライダーキックを放つ。

 

《コモドドラゴン!スタンピングフィニッシュ!》

 

更にリバイはバイスの両手から放たれた炎に包まれ、三人からの同時キックがワイズマンへと炸裂。ワイズマンは爆散した。

 

リバイ達が敵を倒す中、街で戦うライダー達もラストスパートを迎えている。

 

《ブレード!》

 

《エビルライブチャージ!》

 

ライブがエビルブレードを使い、カゲロウ主体の状態となるとクウガも先程貰ったライブガンをエビルブレードへ変化。モーフィングパワーで漆黒のライジングタイタンソードを生成。

 

「「はあっ!」」

 

《エビリティパーフェクトフィニッシュ!》

 

二人が同時に走っていくとダグバをすれ違い様に切り裂き、その一撃で封印パワーを流していき爆散させた。

 

ジャンヌとオーバーデモンズの方はエボルトを追い詰めると彼は火花を散らす。ちなみに二人はエボルトが反撃する暇も無いぐらいの連続攻撃でダメージを蓄積させ、ここまで追い詰めたのだ。

 

「オリジナルよりも弱くて助かりましたね」

 

「私達が強すぎるのよ!」

 

《クワガタ!》

 

《Charge!》

 

オーバーデモンズがベルトにスタンプを押印すると同時にジャンヌもスタンプを起こして倒す。二人は走っていくとオーバーデモンズが右腕にエネルギーのクワガタの顎、ジャンヌが左腕にキングコブラの頭部のエネルギーを纏った同時のライダーパンチを繰り出した。

 

《キングコブラ!スタンピングクラッシュ!》

 

《デモンズフィニッシュ!》

 

「「はあっ!」」

 

エボルトはそれを受け止めるが、先程二人が分けて使った三つのバイスタンプのモチーフライダーであるクローズ、グリス、ローグの幻影が重なりエボルトを打ち破って爆散させる。

 

ドラスと交戦するデモンズとデストリームの方もゲノミクスを発動させ、二人で一気に倒しにかかる。

 

《サーベルタイガー!ネオバースト!》

 

《クジラ!ゲノミクス!》

 

デモンズがクジラゲノミクスを使うと右腕にクジラの頭部を模したガントレットを武装。デストリームは四肢にサーベルタイガーのような爪の付いた装甲を展開。超高速で動くとドラスを撹乱。すかさずデモンズがガントレットから海水を放出。その圧力に押されてドラスは吹き飛ばされて壁に激突。

 

「我が全身全霊を懸けて、お前を倒す!」

 

《More!》

 

《クジラ!デモンズレクイエム!》

 

《サーベルタイガー!デストリームノヴァ!》

 

デモンズが脚を振り上げるとクジラの尾鰭が下から出現。それがドラスを真上に弾き飛ばすと火花を散らしたドラス。そこにデストリームが跳び上がってのライダーパンチを繰り出すとドラスを貫いて爆散させた。

 

最後にゴルドドライブ、古代魚ジャマトを相手するジュウガは二人相手でも物ともせずに圧倒していた。

 

「やっぱり君達に私の相手は物足りないようだねぇ」

 

一人で敵の幹部を圧倒する辺り、ジュウガの戦闘力がそれだけ突出しているという事だろうがゴルドドライブは相手が武器を使わずとも強いのであれば自身の特性が十分に活かせない。そもそもの話相性が悪すぎるのだろう。

 

「前の二つの出会いで新しく作ったこの二つのバイスタンプを使って君達はジ・エンドかな」

 

《オーガ!》

 

ジュウガがドンモモタロウのレリーフが入った赤いスタンプ、オーガバイスタンプを起動するとベルトに使用。スタンプを倒した。

 

《アブゾーブ!ドンモモタロウ!》

 

その瞬間、ザングラソードを召喚してドンモモタロウの必殺技を発動。構えを取ると軽快な待機音が鳴り響く。

 

《アーバタロ斬!アバタロ斬!》

 

「ザングラソード・快桃乱麻(かいとうらんま)!」

 

《ドンモモタロウアバタロアタック!》

 

するとゴルドドライブがヤケクソ気味に突撃する中、ジュウガはそんな彼が間合いに入った瞬間に居合い斬りによって両断。爆散させた。

 

更にもう一つの赤いバイスタンプ……オウルバイスタンプを手にする。そこにはギーツの意匠がスタンプに刻まれており、フクロウの部分は白かった。

 

《オウル!》

 

《アブゾーブ!ギーツ!》

 

するとジュウガの後ろからブーストライカーが出現。それがギーツモードに変わると二人揃って跳び上がりジュウガがライダーキックを放つ。

 

《オウルビクトリーアタック!》

 

そのジュウガに合わさるように炎に燃えたブーストライカーギーツモードが合わさり、ギーツのライダーズクレストを浮かび上がらせて古代魚ジャマトを粉砕。これにより鳴滝が散らばらせた敵を殲滅した事になる。




また次回もお楽しみに。
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