仮面ライダーリバイスIF   作:BURNING

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新たなバイスタンプ達 迫る悪夢の時間

街を襲うギフジュニアを止めるために一輝とバイスは仮面ライダーへと変身。

 

「久しぶりの大暴れ、俺っちも腕が鳴るぜ!」

 

バイスがオストデルハンマーでギフジュニアを攻撃する中、リバイもオーインバスターを使って敵を倒していく。

 

「バイス、久しぶりに戦うんだから調子に乗るなって!」

 

リバイが調子に乗るバイスを横目にオーインバスターの銃口に存在するスタンプを外すとそれを押印。必殺技を使う。

 

《スタンプバイ!オーイングスラッシュ!》

 

リバイが放った三つの丸い斬撃波がギフジュニアを切り裂いて爆散させるとバイスもオストデルハンマーで近くにある木を叩く。

 

《レッツイタダキ!》

 

「そんじゃ、行くよー!それっ!」

 

《ネイチャー!イタダキ!》

 

その瞬間、地面から飛び出した太い木の根がギフジュニアを次々と鞭で打つように攻撃していく。

 

《エレメント印!オストデルクラッシュ!》

 

「ねぇねぇ!一輝!俺っち達がいない間に新しく開発したっていうバイスタンプ。使おうぜ!」

 

「ああ。確か今手元にあるのは……」

 

リバイはそう言って三つのバイスタンプを出すとその中の一つ。仮面ライダーギーツがモチーフのオウルバイスタンプを構える。

 

《オウル!》

 

《Come on!オ・オ・オ・オウル!》

 

するとバイスは霊体となって赤いスタンプを持って飛び回る。それからリバイがスタンプを倒すと同時にバイスがリバイへと手にしたスタンプを振り下ろした。これにより、二人はオウルゲノムとなる。

 

《バディアップ!》

 

《信じる!委ねる!掴み取る!オウル!さぁ、ここからがトワイライトだ!》

 

リバイの方はハートマークを維持つつも、首周りには狐火のような紋章があり、両肩はマグナムフォームの造形。更に腕には折り畳まれた銃口のようなパーツもある。頭部は狐のような造形で仮面ライダーギーツに似ているが、一応耳パーツをよく見ると羽ばたいているフクロウの翼のようにも見えた。複眼はオレンジでクラッシャーには嘴のような造形もある。

 

バイスの方は上半身にはあまり変化が無く。強いて言うなら肩アーマーには白いフクロウの翼のようなパーツがローブとして垂れ下がるのみ。手にはマグナムシューターのようなハンドガンの武器……オウルシューターがある。逆に下半身の変化は顕著でブーストフォームのような朱色の色合いの腿、膝、脚の装甲が目立つ。また、脚の外側にはバイクのマフラーのようなパーツもあり、踵には猛禽類の脚が畳まれている。頭は白い狐のような被り物にギーツのような色合いであった。

 

「ふへへっ。久しぶりの戦いだから化けて出てきてやったぜ!」

 

バイスがそう言うと早速手にしたオウルシューターを撃ちまくる。これにより、正面にいた敵は幾らか吹き飛ばされる。すかさずリバイが踏み込むとオーインバスターを銃モードで敵を撃ち抜く。

 

「それそれそれっ!」

 

バイスは脚のマフラーで加速すると跳び上がってギフジュニアを足場にしつつ次々と強烈な蹴りをぶつけた。

 

「一輝、これも使ってみろよ!」

 

バイスがオウルシューターを投げるとリバイはそれをキャッチ。ライフルモードにしてからギフジュニアへとゼロ距離で一撃を撃ち込んだ。

 

「更にこれだ!」

 

リバイは両腕に畳まれた小銃を展開するとそこから銃弾を連射。次々と周りにいる敵を手当たり次第に当てて怯ませた所にオーインバスターで切り裂いていく。

 

「決めるぞ!」

 

リバイがスタンプを二度倒すとバイスの体に赤いオーラが湧き立つ。それと同時にバイスが脚のマフラーから炎を噴射して跳び上がる。リバイの方はそれと同時に手にしたオウルシューターを構えるとリボルバーのエネルギーが集約される。

 

《オウル!スタンピングフィニッシュ!》

 

バイスはそのまま空中からライダーキックを放ってギフジュニアを引き潰していく。リバイもオウルシューターからエネルギー波を放射して直線上の敵を粉砕した。

 

「次はこれ!」

 

リバイが出したのは水色の素地にガッチャードとパキケファロサウルスのレリーフのあるスタンプだ。

 

《パキケファロ!》

 

《Come on!パキ・パキケファロ!》

 

リバイがスタンプを倒すとバイスが手にした水色のスタンプを振り下ろす。これにより、二人はパキケファロゲノムとなる。

 

《バディアップ!》

 

《パワフル!パッション!パートナー!パキケファロ!ガッチャ!最高のビクトリー!》

 

リバイは胸のハートマークを維持しつつも、胸にはボイラーのような炉のような造形がある。また、肩や両腕にはスチームホッパーのようなパーツが装着。頭部はスチームホッパーのような造形をしつつも、額はパキケファロサウルスのようにそこだけ硬化してスキンヘッドに似た艶がある。また、その関係か触覚はかなり短くなっていた。更に額のゴーグルもしっかりとある。

 

バイスの方は何と人形では無く、ガッチャードのスチームホッパーワイルドに似た黒をメインに水色の差し色のあるバッタのような姿となっていた。ただ、頭部はパキケファロモチーフという事で水色パキケファロサウルスの頭部のようなスキンヘッドにバイスの複眼が見える形となっている。加えて背中には煙突が出ており、バッタの腹は尻尾のようであった。

 

「俺っちと一輝がガッチャンコだぜ!」

 

「いや、それを言うなら普通にリミックスで良いだろ」

 

リバイにツッコまれたバイスだが、当の本人は特に気にする事無く二人揃って向かっていく。

 

「はあっ!」

 

リバイが踏み込むと猛スピードで頭から敵に突進。頭突きをぶつけるとギフジュニアは堪らず吹き飛ばされた。

 

「えっ!?まさかの頭突きが強いのか!?」

 

「いやいや、最初から頭突きしようとした一輝に言われてもねぇ!」

 

そんなバイスは一人リバイスネオバッタのような状態なので周囲をちょこまかと跳ねながら相手へと次々と頭突きをぶつけて倒していく。

 

「更に行くぜ!」

 

リバイはすかさずリミックスを発動。これによってバイスはリバイへと飛びつこうとする。

 

《リミックス!バディアップ!》

 

《必殺!パラレル!パーフェクト!パキケファロ!》

 

そのタイミングでリミックスが適用。これによってバイスの体がいきなり分割されるとバイスの六本の脚がリバイの脚に装着されるとそれがパキケファロの脚の装甲と爪パーツへと変化。胴体部分は尻尾へ。更に煙突部分の装甲はリバイの頭部を巻き込むように装着。また、バイスの頭部がリバイの頭の上に更に合体。形状変化してパキケファロの頭となる。これによりリバイスパキケファロとなった。

 

「「万物はこれなる一者(ひとつもの)の改造として生まれうく」」

 

その瞬間、リバイスパキケファロの頭部が光ると周囲に落下していた瓦礫がその姿を大岩へと変化させるとそれをリバイスパキケファロが頭突き。再び多数の岩の塊となると飛び散ってギフジュニア達を地面へと叩き伏せる。

 

「「トン、トン……はぁああっ!」」

 

そのままリバイスパキケファロが一度スタンプを倒してから右脚を上げるようにしてポーズを取る。その瞬間、胸部分にあるエネルギー炉がフル稼働。そして、パワーが十分に高まったことを示すように首あたりの煙突から蒸気が出てきた。すかさずリバイスパキケファロがスタンプをもう一度倒すと右脚、左脚の順で地面を強く踏み込み、前に跳んでギフジュニアへと肉薄。

 

この間にバイスを構成するパーツが一度分離するとリバイがキックの体勢となり、バイスはそのパーツを全て右脚に合体する。

 

《パキケファロ!スタンピングフィニッシュ!》

 

その一撃がギフジュニアへと命中してその場にいる敵を一網打尽にしてしまった。

 

「あーあ。ギフジュニアじゃやっぱりダメね。じゃあコイツらならどう?」

 

マモがそう言って指を鳴らすと今度は二体のギフテリアンが現れる。リバイはそれならと最後の一つを使った。それは紫の素地にガヴとカバのレリーフがある。

 

《カバ!》

 

《Come on!カ・カ・カ・カバ!》

 

リバイがスタンプを倒すとバイスは紫の液体の入ったスタンプを振り下ろす。これによりカバゲノムへと変化する。

 

《バディアップ!》

 

《狩場!土壇場!対抗馬!カバ!選べ、俺の餌を諦めるか!ここで俺に倒されるか!》

 

リバイはハートマークを維持しつつ、装甲がまるでグミが幾つも並んだようなクリアパーツが上から合体。肩や腕も似たような装甲となる。また、このクリアパーツは水色、紫、ピンクなどによる鮮やかなグラデーションであった。頭部はガヴのような形だが、耳に当たるパーツからは牙のような物が小さく内側にあるのと左側にカバの複眼のような物が存在した。更に足先には小さな歯のようなパーツが、腕の装甲にも密着するように歯のようなパーツが付いていた。

 

バイスは両腕や両脚に紫と黄色のグラデーションのクリアパーツ装甲。更に腕や脚はこれまた一回り大きめな強靭なタイプとなっている。頭部は紫のカバに噛みつかれているような状態で、複眼の横にはカバの歯も存在。何より、腰にはバックルの代わりに赤いもう一つの口のようなベルトがあった。

 

「さて、俺っちにお菓子を寄越しな!」

 

「馬鹿、俺達が悪役っぽくなってどうするんだよ」

 

そんな中、ギフテリアンが襲ってくる。リバイはそれを腕で受け止めると次の瞬間。腕の装甲が弾けると共にギフテリアンを押し戻す。するとギフテリアンの攻撃で切られたのか、装甲は消えてしまっていた。

 

「ええっ!?何で……」

 

「嘘ぉおん!?装甲弱っ!」

 

そんな中、ギフテリアンは待ってくれない。チャンスとばかりにまた迫ってくる。

 

「だったら!」

 

リバイはリバイスラッシャーでギフテリアンの剣に対抗。そんな中、バイスの方はこの混乱で誰かが落としたのか、グミの袋を見つけた。

 

「お、ここに美味しそうなお菓子発見!」

 

「馬鹿、戦闘中だぞ!」

 

リバイがそう言う中、余所見をしてしまったせいで二体のギフテリアンにリバイは胸部装甲も剥がされてしまった。

 

「こんなに脆くて本当に大丈夫なのかよ……」

 

リバイが装甲の弱さを危惧する中、バイスは袋を開けると我慢できずにグミを食べようとする。

 

「ああ、我慢できねぇ!いただきまーす!」

 

その瞬間、バイスが出したグミをいきなり腹の赤いベルトが吸収。その瞬間、エネルギーがリバイへと移行すると消えた装甲が復活。その衝撃でギフテリアンを吹き飛ばした。

 

「うっひょー!お菓子を食って装甲回復って何か新鮮!」

 

「いやいや、カバの要素どこにあるんだよ。とにかく決めるぞ!」

 

リバイがスタンプを一度倒すとエネルギーを高め、左脚を大きく右側後ろへと倒すとバイスも真似てそれを左右対称でやる。それはまるで獲物に襲い掛かろうとする獣その物だった。

 

《カバ!スタンピングフィニッシュ!》

 

リバイとバイスはそのまま下げた脚を軸足付近に戻して踏み込むと左右へと飛び出すようにジャンプ。そのまま二人でギフテリアンを二体纏めて挟み込むように回し蹴りを叩き込んだ。それと同時にカバの口とグミが弾けるようなエフェクトが浮かぶ。

 

「「がああっ!」」

 

ギフテリアンはそのまま爆散。二人はレックスゲノムへと戻ると今度こそ自分が相手するとばかりにマモが出てきた。

 

「さっすがリバイにバイス。ギフ様を倒しただけあってブランク込みでも強いわね……あははっ。じゃあ、今度はあなた達からアタシが全部奪ってあげるわ」

 

マモは他の面々と同じ造形の黄色いスタンプを取り出すとそれを自らへと押印。それと同時に地面から出てきた土がその体を覆っていく。

 

《強欲・マモン!》

 

そして、それが黄金に変化してから砕ける形でその姿を表した。下半身は金色と黄色が混ざったような物で悪魔のような禍々しさがあるものの、金でできたような豪華さも残る見た目であった。上半身の方は茶色の土のような素体は所々にもあるものの、装甲は数多くの宝石や金銀の財宝。背中には悪魔の黒い小さな翼。頭部は富に溢れて笑みを浮かべたような気持ち悪さがある。

 

ここまで出てきた悪魔達の中だと悪魔のような禍々しさよりも宝石などによる豪華さの方が目立つが、それは他人と比べて自身の溢れ出る欲によって集めた宝石を身につけていると考えると十分他人から搾取する悪魔というそれらしい見た目の解釈となる。

 

「うーわっ。まさかの財宝に塗れた悪魔かよ!」

 

「あなたから家族、命……その全てを搾り取ってあ・げ・る!」

 

リバイとバイスはそんなマモンとの交戦に入る中。街では異変が起きていた。それは街の人々達がダランと体を脱力させると目が次々と冷たい青へと一瞬発光していく。

 

「ふふっ。私の色気に当てられた者は逃げられない……その対象は男だけで無く同性の女にも及ぶ……。さぁて。それじゃあ行きましょうね。……私の忠実な僕ちゃん達」

 

そこにはたった一人の女性が街の人々の様子を変化させていく。そしてそれは世界中の多くの人々の様子を変えてきたのだが、その恐ろしさがじきに牙として剥かれそうになっていた。




また次回もお楽しみに。
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