仮面ライダーリバイスIF   作:BURNING

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追い詰められる三兄妹 復活の悪魔

リバイス達は正面に向かい合うルシファ、サターン、ベイルの三人と交戦。まずはルシファとライブだ。

 

「喰らえ!」

 

ライブがライブガンを放って牽制しながら接近する中、ルシファは手を翳すとブラックホールのような小型の黒い穴を生成。それによって射撃は全て着弾前に消されてしまう。

 

「ふふっ。この程度かな?」

 

「野郎!」

 

《ブレード!》

 

ライブはライブガンをエビルブレードへと変化させると主導権がカゲロウへと変化。ルシファへと切り掛かる。ルシファはライブからの斬撃に対して光のエネルギーを右腕に高めるとそれで簡単に受け止めてしまう。

 

「ッ!?」

 

「この僕ちゃんの力の元となった悪魔。ルシファーは元々は天使だったんだよね。だからこうやって光の力も使えるわけ」

 

更にルシファーが指を鳴らすと今度は先程吸い込んだライブからの銃撃がホワイトホールと思われる白い穴から飛び出してくるとライブに直撃してしまう。

 

「ぐあっ!?」

 

ライブが地面を転がる中でルシファーはまだまだ余裕そうな雰囲気である。カゲロウは大二へと声をかけた。

 

「どうする?大二。奴は光と闇。双方の力を使えるようだが」

 

『けど、だからってあの能力で無制限に吸収や反射はできないはずだ。それに、俺達の攻撃を吸収したのは闇側ってことは……』

 

「なるほど。やってみるか」

 

《サーベルタイガー!》

 

それからライブはスタンプを取り出すとそれをベルトへと押印。ルシファーが手を翳すと同時に光のエネルギー弾を放つ。

 

その瞬間、ライブの両脚にエネルギーが集約されると超高速で移動。そのまま一気にルシファーへと接近するとエビルブレードのスイッチを押す。

 

《エビルライブチャージ!》

 

《エビリティパーフェクトフィニッシュ!》

 

ライブがルシファーへとエビルブレードを振り下ろす中、ルシファーは笑みを浮かべると光を纏わせた左腕で防御。その直後、ライブからの必殺技のエネルギーが吸収されていく。

 

「ッ!?」

 

「まさか、吸収が闇側からしかできないと思いましたかね?残念でしたーっ!」

 

すかさずルシファーが空いている右腕に闇のエネルギーをドリル状に高めていく。ライブはどうにか防御しようとするものの、その一撃をまともに受けて吹き飛ばされてしまった。

 

「ぐああっ!?」

 

そのタイミングでサターンと交戦するジャンヌの方では彼女がサターンへと連続で拳を叩き込んでいたが……。

 

「はあっ!」

 

ジャンヌが繰り出した拳はサターンにとってはまるでダメージになっておらず。彼の絶対的な防御力の前にまるで無意味だった。

 

「どういう事……ダメージが無い」

 

「煩せぇよ。俺は苛々してるんだ。いちいち痛みなんか気にするかよ」

 

どうやらサターンの体はその特性上、怒りによって痛覚や疲労感を軽減する事に長けているらしい。更に相手への怒りをその分火力にも上乗せ可能なので攻撃・防御が共に揃った超パワー型の相手となる。

 

「貴様等如きが調子に乗るなよ!」

 

「調子に乗ってるのは……アンタでしょ!」

 

《スワン!》

 

ジャンヌがバイスタンプを自らに押すと背中に展開した白鳥の翼がサターンからの棍棒を防御。サターンは有り余るパワーでゴリ押しして翼ごと粉砕する……が、もうそこにジャンヌはいない。

 

「あ?」

 

《タートル!》

 

《リバディアップ!Ah~!タートル!ダダダダーン!》

 

そのタイミングでサターンから距離を取ったジャンヌはラブコフを分離するとタートルゲノム……大砲へと変化。すかさずスタンプを一度起こしてから倒す。

 

《タートル!スタンピングスマッシュ!》

 

大砲から放たれるエネルギービーム。それがサターンに直撃して爆発するとサターンはやはりダメージが無さそうではあった。

 

「そんな物か!」

 

その直後サターンが気合いによる衝撃波を放つと周囲にソニックブームとして発生。ジャンヌを問答無用で吹き飛ばしてしまう。

 

「ああっ!?」

 

ジャンヌが地面を転がされる中、彼はゆっくりと歩いてきた。ジャンヌはバイスタンプを取り出すと自らに押印する。

 

《ラビット!》

 

サターンからの踏み付けを脚力強化で回避しつつジャンヌは再度インビンシブルジャンヌとなる。

 

《キングコブラ!》

 

《ハイパーリベラルアップ!》

 

ジャンヌが背中に展開した刃を振るうとサターンへと斬撃を入れる……が、やはり彼には通用しない。

 

「お前如きが、俺に攻撃を入れるだと?ふざけんな!」

 

ジャンヌはゆっくりと攻撃に使った刃を掴まれると逃げられなくされた上で黒い稲妻のエネルギーを纏った拳を鳩尾付近に叩き込まれる。

 

「ぬん!」

 

「がはあっ!?……あ……ぐぅ……」

 

その痛みが凄まじいのか、ジャンヌは脚がガクガクしてしまう。それでも何とか踏み留まるとジャンヌはスタンプを起こした。

 

「舐め……ないで!」

 

待機音が鳴り響く中、再度スタンプを倒すと跳び上がって拳に黄金のキングコブラのエネルギーを高める。

 

《キングコブラ!スタンピングクラッシュ!》

 

その拳がストレートパンチとなってサターンに命中。ジャンヌの拳の凄まじさはサターンの背中に衝撃波が突き抜ける程だったが、それでもサターンにとってはそこまで大きなダメージにならない。

 

「これでもダメなの?」

 

「……いや、流石に痛かったさ……痛かったんだぞ!!」

 

その直後。カウンターの拳が逆にジャンヌの顔面に命中。ジャンヌは吹き飛ばされると建物の壁を何枚か貫通しながら吹き飛ばされ、変身解除してしまう。

 

「あ……ううっ……」

 

さくらはその凄まじいパワーを前に体への痛みに悶えてしまう。ジャンヌが敗北する中、リバイスの方もベイル相手に押されていた。

 

「父ちゃん!しっかりしてくれ!」

 

「……」

 

リバイスが本気で相手できなかったというのもあるが、ベイルの力は以前悪魔ベイルに洗脳されて乗っ取られた時や赤石が悪魔ベイルの力を借りて無理矢理変身した時よりも強かった。

 

リバイスは高速で移動すると手にしたバイスタンプをオーインバスターに使う。

 

《カバ!》

 

《スタンプバイ!必殺承認!》

 

《カバ!スタンピングストライク!》

 

リバイスがトリガーを引くとカバの頭部を模したエネルギー弾を放つ。その攻撃はベイルを捕縛するように噛み付くとエネルギーで拘束する。

 

「このまま父ちゃんを支配する異分子の悪魔を分離する!」

 

《爆爆リバイストライク!》

 

リバイスがスタンプを一度倒してから起こすとそのまま雷のエネルギーを纏って上段蹴りを放つ。……しかし、ベイルは拘束を簡単に粉砕するとスタンプをベルトに押印してカウンターを放つ。

 

《カブト!》

 

《Charge!》

 

《ベイリングインパクト!》

 

二人のキックがぶつかると威力は互角なのか、双方が共に後ろに下がる。東山はそんなリバイスの奮闘を目に鼻で笑う。

 

「お前達がどんなに頑張って助けようとしても無駄だ。五十嵐元太の体を支配しているのは我々の力で改良、凶暴化したギフの力。覚えているだろう?その力じゃ究極の力を使うギフには手も足も出なかった事を」

 

そう、リバイスがギフに勝てたのはアルティメットの力込みでの事。そのため、今のままでは助ける事自体が難しいのだ。

 

「けど、だからって諦められるかよ!」

 

《ハシビロコウ!》

 

《チャージ!ライトニングトルネード!》

 

リバイスはバイスタンプを読み込ませるとサンダーゲイルバイスタンプの中に集められた竜巻でベイルを閉じ込める。また、竜巻の中に紫の炎が宿るとその力がベイルの力をほんの少し弱めるのを感じた。

 

「む……」

 

これは仮面ライダー響鬼の力である邪気を清める力がほんの少しだけだが、作用しているからだろう。しかし、それだけではベイルを止められない。するとそこにライブが吹き飛ばされてきた。

 

「大二!?」

 

更にさくらを倒してしまったサターンも姿を表すとリバイスは一気に不利になってしまう。

 

「今度は実家で幸せ気分を謳歌していたお前だ。ぶっ潰す!」

 

「そうは……させない!」

 

その瞬間だった。いきなりサターンの前に鉄格子が何本も降りてきて彼の進路を妨害する中、瓦礫の中から飛び出した青いコブラがサターンに命中すると瓦礫の中に戻っていき、中からフラフラとさくらが出て来る。

 

《コブラ!》

 

《What's Coming up!? What's Coming up!?》

 

さくらは既にフラフラながらも、サターンを足止めするために出てきていたのだ。

 

「変身!」

 

《リベラルアップ!》

 

《Ah Going my way!仮面ライダー!蛇!蛇!蛇!ジャンヌ!》

 

さくらがスタンプを倒すと青いコブラがさくらに巻きつきつつスタンプに変化。中からコブラゲノムのジャンヌが出てくる。

 

「はああっ!」

 

ジャンヌがサターンに組み付く形で妨害。そのタイミングでルシファがライブに襲いかかるとすかさず横から青い新幹線のエネルギーが彼を吹き飛ばす。そこにいたのは変身したセンチュリーだった。

 

「「大二!一輝さんのサポートを!」」

 

「わかった!」

 

《ガン!》

 

ライブはエビルブレードをライブガンに切り替えるとライブガンの翼部分を畳んで必殺技を使う。

 

《エビルライブチャージ!》

 

《FlyHigh!》

 

《Wings for the Future!》

 

ライブがトリガーを引くとエネルギー弾がベイルに命中。その力はリリスの能力が上乗せされたギフの細胞を鎮静化させるための物であり、ベイルはこれでエネルギードームに拘束された。

 

《エビリティパーフェクトフィナーレ!》

 

「兄ちゃん、今だ!」

 

「ああ!」

 

《ビリビリミックス!》

 

《爆風爆雷 GO!爆風爆雷 GO!》

 

リバイスがスタンプを倒すとすかさずスイッチを押してリミックスを発動。再度スタンプを倒して最大出力を発揮する。

 

《リバイスアップ!》

 

《必殺!爆風!爆雷!スタンピングフィニッシュ!》

 

リバイスが跳び上がってのライダーキックを放つ中、ベイルはその攻撃をまともに喰らうと地面を転がる。

 

「やった!」

 

しかし、当のベイル本人は対して効いていないとばかりに二度程軽く埃を払う仕草を見せた。

 

「いや、アイツ……そんなに効いてない!?」

 

「ふははっ……素晴らしい。素晴らしいぞルシファ。リバイスからの分離を無効化するとは。流石は私の見込んだ科学者にして、我が理想を追いかける息子達の叔父だ」

 

「有り難きお言葉ですよ」

 

その直後。ジャンヌが吹き飛ばされると体から火花が散っており、もうボロボロだった。

 

「く……うっ……」

 

「しつこいんだよ。そろそろ終わらせてやる」

 

ジャンヌはどうにか立つとスタンプを起こしてスイッチを押し、どこからか飛んできたコブラのエネルギーを脚に纏うとライダーキックを放つ。

 

《必殺承認!》

 

《必殺!必殺!》

 

《コブラ!リベラルスマッシュ!》

 

それでも、インビンシブルジャンヌの攻撃が通用しない相手に効くはずが無い。逆に弾かれると変身解除し、負荷に耐えられなくなったベルトも壊れてしまった。

 

「はぁ……はぁ……」

 

「さくら!!」

 

「余所見をしてる場合か?

 

その瞬間、ベイルはライブにターゲットを変えるとスタンプを取り出して押印。そのまままた両側を押し込む。

 

《ベイリングインパクト!》

 

ベイルは次の瞬間、いきなり目の前から姿を消すと超高速でライブの後ろに回り込み、カブトのエネルギーを纏わせた拳を叩きつける。その一撃はライブを変身解除させると同時にエネルギーの余波でベルトも破損してしまう。

 

「ぐあああっ!?」

 

ブルーバードに残された戦力も次々に使用不能になっていく。残すはリバイスとセンチュリーだけだ。すると東山が一人歩いて来るとベイルへと声をかけた。

 

「さて、我々がギフスタンプを手にした目的をさっさとここで果たすとしよう」

 

そう言って彼が中身が空のギフスタンプを取り出すともう片方の手に黒い卵に赤いヒビが入ったバイスタンプ。オブリビアンバイスタンプを持つとギフスタンプをオブリビアンバイスタンプの上部にスキャンさせる。

 

《ヤバヤバ!》

 

するとギフスタンプのエネルギーがオブリビアンバイスタンプに取り込まれていく。それによって凄まじいエネルギーがスタンプの形を変化させる。それはギフスタンプのような黒い外見にギフと描かれた押印面。ただ、形状は通常バイスタンプよりも一回り大きい程度に収まった物だ。

 

「何だ……アレは」

 

「このスタンプの力を使えば我々の世界を作り出せる。スタンプの名前を名付けるなら……ネオギフバイスタンプと言った所か」

 

ネオギフバイスタンプを持つ東山は笑みを浮かべるとそのスタンプをベイルへと押印。すると彼から赤黒いエネルギーが吸われ始める。

 

「お前……何を」

 

「なぁに。コイツの体で再培養したギフの遺伝子を入れてるだけだ。それをしないとフルで機能を発揮しないからな。そして……この一撃が、世界を変える」

 

更に東山はベイルからある程度エネルギーを取るとネオギフバイスタンプを地面に押印。その直後。赤黒い柱が立ち上ると禍々しいエネルギーが世界を包んでいく。そのエネルギーが世界を包み込むとまだ正気で残っていた人々は次々と強制的に悪魔の力によって支配されていった。

 

「お前……何をした」

 

「簡単な話だ。オブリビアンバイスタンプの中に注入されている凄まじいエネルギーにギフスタンプという依代を合わせる事でギフスタンプを新たな形で蘇らせた。勿論、ギフその物は復活しないけどな?」

 

それから東山は更に説明を続ける。どうやら、彼等は復活したギフの遺伝子の力をネオギフバイスタンプに注入。元々スタンプ内部にあった七大罪悪魔の力も複合させて世界を支配下に入れるつもりのようだ。

 

「ただ、安心しろ。お前ら五十嵐家やその家族。ブルーバードの内部にいる連中は洗脳していない。ただ、これでこの世界は俺達の物になった。もうお前の味方は外部には誰一人いないぞ?」

 

その言葉を聞いてリバイスは拳を握り締める。そして、東山は世界を手中に収めた上で更に宣言した。

 

「ここからはお前達五十嵐家の奴等一人一人に苦痛を味わせながら一人ずつ潰してやる。勿論、ここにいる五十嵐元太がその尖兵だ。彼には家族殺しの苦痛を与えてから最後に潰す。そうする事でこの俺の復讐は完遂されるのだ。あはははっ……」

 

「ふざけるなよ……そんな事、俺達が絶対に」

 

「ふん。家族一人救えないお前が?俺達に勝つ?寝言は寝てから言ってもらおうか」

 

するとベイルがリバイスを潰すためにゆっくりと歩いて来る。そんな中でセンチュリーの方はルシファとサターンが二人がかりで足止めしているために彼は来られそうに無かった。

 

「はあっ!」

 

リバイスがリバイスラッシャーを使ってベイルを斬りつけるが、まるでその攻撃は通用せず。簡単に耐えられてしまうとカウンターの拳が顔面に命中。そのまま体を高速の拳で滅多打ちにされてからベイルはエネルギーを脚に纏わせると後ろ回し蹴りでリバイスを吹き飛ばした。

 

「があっ!?」

 

「く……うっ……」

 

リバイスは立ち上がるものの、体からは火花が散っているためにもう限界が近いのだと察せられる。

 

「父ちゃん……お願いだ……もうこんな事は辞めてくれ……」

 

「パパ……」

 

「父ちゃん……」

 

リバイスがそう言うとさくらと大二も口々に操られたベイルへと説得の声を上げた。

 

「……リバイスを潰せ、五十嵐元太」

 

「………」

 

ベイルが無言で二度ベルトを両側から押し込むと頭部の角から電撃が脚に移行。それと同時に体から発した赤黒いオーラが脚に集約されていく。

 

《More!》

 

《ベイリングブレイク!》

 

ベイルが三度目のベルトへの押し込みを行うと脚を振り上げてカブトのエフェクトと共にリバイスへと回し蹴りを叩き込む。リバイスはそれを受けるとその場に崩れ落ち、変身解除。それと同時に最後のリバイスドライバーも壊されてしまった。

 

「兄ちゃん!」

 

「一輝兄!」

 

だが、一輝はまだ諦めないとばかりにベイルの腰辺りに抱きつくと声を上げる。

 

「父ちゃん……俺達は父ちゃんを信じてる……だから、これ以上は……」

 

「だぁから?無駄だって。もう五十嵐元太の意識は……」

 

センチュリーを怯ませたルシファがそう言った時だった。ベイルが突如として頭を抑えると彼からある声が聞こえてくる。

 

『……久しぶりにこの世界に蘇ったと思ったら……何だこのザマは。坊主』

 

その声を聞いてその場にいる面々は勿論、モニター越しに見ていた本部の面々も驚きを隠せなかった。その瞬間、突如としてベイルの体に電流が走ると一輝を振り払い離れてバグを起こしたような変な挙動を取る。

 

『……お前達はギフの遺伝子を再活性化させてその分を回収する予定だったんだろうが……こればかりは予定外だったみたいだな』

 

その直後、ベイルのベルト……ベイルドライバーから赤黒い小さな魂のような物が飛び出すとそれが実体化。そして、その姿を露わにすると一輝が声を上げる。

 

「ベイル……なのか?」

 

「よぉ、久しぶりの娑婆の空気は旨いな。坊主」

 

ベイルは笑みを浮かべると目を発光させ、再度仮面ライダーベイルの内部に突撃。そのまま彼の体に電気ショックのような物が起きると変身が強制解除。そのまま気を失った元太として倒れ込むと彼の中から赤黒いエネルギーが飛び出して東山の持つネオギフバイスタンプの中に入った。

 

「……三十五年前に殺した忌々しい悪魔が……お前は死んだはずでは?」

 

「ふん。俺の生命力を舐めるなよ?坊主のバイスタンプ完成のために己を犠牲にしたあの時。俺は肉体の極々一部を元太の体に残していた。つまり、ずっと俺という存在は元太の中に残り続けていたんだ。それをお前らが蘇らせたんだ。ギフの遺伝子を復活させる形でな」

 

「チッ……この俺の計画を台無しにしたクズが。今更世界の救世主気取りか?呪われた一族を作り出した元凶はお前なのに」

 

「その言葉……そっくりそのままお前に返してやる」

 

その瞬間、ベイルが赤黒いオーラを衝撃波として放つと東山達は怯む。東山は舌打ちする。しかし彼等の当初の目的は既に果たしたため、これ以上無理に元太を確保する必要が無いと判断。

 

「命拾いしたな……まぁ、寿命が少し伸びた程度の事。明日にでもお前達を総力を持ってして叩きのめしてやろう」

 

そう言って東山はルシファ、サターンと共に撤退。その場から消え去るのであった。

 

「さて……さっさと行くぞ。アイツらはまた来るんだ。作戦を練らないとな」

 

ベイルが倒れた元太を担ぐとそのまま一輝達と共にブルーバードの本部へと行く事になる。




また次回もお楽しみに。
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