サンダーゲイルとなったリバイスと仮面ライダーとなったブラッドベイドが対決。
「だあっ!」
「ぬん!」
リバイスがローイングバイスタンプをナックルとして右手で構え、ブラッドベイドはベルトから取り外したブラッドベイドバイスタンプをナックルとして同じく右手で構えている。つまり、お互いに同じ武装を装備している状態だ。
「どうした?家族を守るんじゃ無いのか?」
しかし、やはりデッドマンズドライバーを介さずに変身していたただのブラッドベイドよりも更に出力アップした影響で明らかにブラッドベイドの力はリバイスを上回っている。
「ッ……」
「一輝、落ち着け……」
「お前に言われるまでねーよ!」
リバイスは自身の前に雷、炎、竜巻の絵を描くと三つが合わさり協力な灼熱の雷嵐が発生。それがブラッドベイドへと飛んでいく。
「無駄だ!」
ブラッドベイドがベルトにナックルを装填。二度倒すと必殺技が発動。自身の脚にエネルギーを纏うとそれを回し蹴りで放つ。
《ブラッドデッドマンズフィニッシュ!》
その一撃が漆黒の炎の竜巻を生成。たったそれだけでブラッドベイドはリバイスからの攻撃を相殺してしまう。
「だったら!」
《キリン!》
《エナジー!ペインティングフィニッシュ!》
リバイスがローイングバイスタンプを突き出すとキリンの頭部を模した槍のようなエネルギーがブラッドベイドを貫こうと伸びていく。それをブラッドベイドは片手で受け止めると軽く握り潰してしまう。
「こんな物か」
ブラッドベイドがスタンプを取り外すとナックルを三回転。そのままトリガーを引く。
《ベイドアップ!ブラッドインパクト!》
ブラッドベイドから放たれた拳が地面にぶつけられるとそこから発生した衝撃波がリバイスを吹き飛ばして叩きつけさせる。
「ぐ……うう……」
「ふん。まさかこの程度で終わりでは無いだろうな?」
「当たり前だろ!」
リバイスがまたバイスタンプを取り出すとそれをサンダーゲイルバイスタンプに読み込ませる。
《カメレオン!》
《チャージ!ライトニングトルネード!》
その瞬間、リバイスの姿がいきなり透明化。これによりブラッドベイドは一時的にリバイスを見失う。
「ほう?」
《ナックルアップ!》
するとブラッドベイドの真上から音声が聞こえると既にそこには彼の目の前にローイングバイスタンプのローラーを三回転させたリバイスがいた。
《ローイングライダーパンチ!》
「「だああっ!」」
半ば不意打ち気味のライダーパンチを喰らったブラッドベイドだったが、爆炎が消えるとそこにはリバイスからのパンチを片手で止めてしまうブラッドベイドがいた。
「くくく……所詮、ギフの末裔と言ってもこの程度。ギフの力には遠く及ばない」
「ッ!?」
そのままブラッドベイドはローイングバイスタンプを掴んだまま自身の方へとリバイスを引き寄せるとカウンターの拳を腹に叩き込んでリバイスを吹き飛ばさせてしまう。
「があっ!?」
「……お前は一つ大きな間違いを犯している」
リバイスがダメージを受けて立ち上がる中、ブラッドベイドはリバイスを見据えるとある事を言い出す。
「この俺が世界を支配するだの何だの言っているが……そもそもお前ら五十嵐一家も世界にとったらかなりの危険分子なんだぞ?」
「どういう意味だ!」
「まだわからないか?……お前ら達五十嵐一家の罪。それは体に流れるギフの遺伝子だ。五十嵐元太がギフの遺伝子を望まずこの男のせいで宿したのはまだ同情できる。それは五十嵐元太の意思では無いからな。だが、五十嵐元太は家族を作ってしまった。その意味する事……わかるだろう?」
ブラッドベイドは邪悪な笑いを浮かべつつリバイスへと残酷な現実を突きつける。
「五十嵐元太が子供を作った事でギフの遺伝子はこれからを生きる未来の人間の一部になっていくんだよ」
「ッ……どうしてそう言い切れる!!」
「わかってるくせに。だから狼狽えてるんだろ?」
リバイスは、一輝はわかっていた。自分達のようなギフの遺伝子を宿した物が子孫を作れば……ギフの遺伝子は望まずとも人類の中にほんの少しずつでも生き続けていく。血そのものは薄く薄く細々となっていくが、五十嵐一家が全滅でもしない限り決して絶えることは無い。
そして、今はまだ良いがその内五十嵐家の血を引く人間……つまりギフの遺伝子を持つ人間が絶対に悪事を働かないという保証は無い。むしろ、小さいにしろ大きいにしろ何かしらはやらかすだろう。
「もしギフの遺伝子を持つ者が悪事を働けば世界中がパニックになるだろうなぁ。何しろギフその物が原因であれだけ世間を騒がせてきたんだから。お前ら五十嵐一家は……この世界に存在しちゃいけないんだよ!」
そう言ってブラッドベイドは高笑いをする。ブラッドベイドの言うことは間違ってないだろう。五十嵐家の家族が増える度にギフの遺伝子は世界の中にどんどん散っていく。実際にそうなるのはかなり先であったとしても全ての人類がギフの遺伝子持ちになるという可能性も十二分にあり得るわけだ。
「だから人類共がギフの力に完全に侵食される前にこの俺の元で一つの世界となる。そうすれば……仮に全人類にギフの遺伝子が行き届いたとしても一致団結して対応できる。それどころか、新しい人類の可能性の扉も開けるんだ!」
「……でも、それはお前による支配だろ!俺達は自由で、平和で笑顔のある世界を目指す。お前の支配の元で自由や笑顔を奪われるのは許さない!」
「だから、俺が支配してもギフが支配しても結局最後は支配される運命なんだよ。それが嫌ならお前達五十嵐家は一度滅びるべきだ。ギフだけじゃない。リリスの力もこの世界から見たら危険分子。だからこそ俺がこの世界を支配して安定させる。それがこの俺の存在意義だ!」
ブラッドベイドがリバイスへと組み付くと彼を一度殴り飛ばす。リバイスはそれを受けて後ろに押し戻される。その体から火花が散るとダメージが大きかった。
「ぐ……ああっ」
「さぁ、選べよ。このまま俺に殺されるか……俺からの支配を受け入れるか?」
「……そんなの、どっちもごめんだ!」
《コロナレックス!》
《オーガ!》
《メラメラ!》
リバイスがコロナレックスバイスタンプにオーガバイスタンプを読み込ませるとエネルギーが充填。そのままコロナレックスバイスタンプが黄金の光を浴びるとゴールドスピノバイスタンプへと変わり、ベルトに押印する。
《ゴールドスピノ!》
《Come on!ゴールドスピノ! Come on!ゴールドスピノ!》
すると霊体のバイスがスタンプを持って飛び回る中、リバイスがポーズをとってスタンプを装填して倒す。
《ゴールドアップ!》
バイスがスタンプを振り下ろすとリバイスの体が黄金の竜巻に包まれると同時にその姿を変化。ゴールドスピノゲノムとなる。
《Oh! Me!say! Show time!仮面ライダー!Gonna Do It Now!Gonna Do It Now!黄金の輝き繋がる意思!Go on!ゴールドスピノ!》
リバイスはリバイ・ゴールドスピノゲノムとなると本来なら炊飯器になるバイスにオーガバイスタンプを押印。その姿がザングラソードとなる。
「今度はドンモモタロウの力を使った姿か。だがそれでも勝てないぞ!」
だが、それでもリバイはブラッドベイドに立ち向かう。リバイからの太刀を受けてブラッドベイドはダメージこそ負うものの、やはり有効打とは言い切れない。
「はあっ!」
「ぐあっ!?」
「ふははっ!お前一人がどれだけ戦っても無駄なんだ。もうお前の仲間達はとっくにやられてお前一人。今更何ができる」
「俺は……家族を信じてる!例えギフの遺伝子を体に宿していても……きっと俺の家族なら……」
「あははっ!馬鹿な事言うなよ。そんな事言っても所詮は綺麗事だ。ギフの遺伝子はいつか人類にとって邪魔になる。その時……お前の家族が危険な存在にならないわけ無いだろ。危険視され、忌み嫌われ、その内処分されるのが関の山だ」
リバイはブラッドベイドからの拳をザングラソードで受け太刀するが、やはり押し込まれてしまうとザングラソードを弾かれてしまう。
「五十嵐一輝……お前達の父親の悪魔であるベイルを元に造られた俺ならわかる。お前達呪われた一族に待ち受けるのは死と言う名前の終わりだ!」
ブラッドベイドがリバイの顔面を殴り飛ばすとリバイは吹き飛ばされて火花を散らして倒れ込む。
「まだだ……俺は、家族のために負けるわけには……いかないんだ!」
《トリケラ!》
《トリトリ!》
リバイがスタンプをゴールドスピノバイスタンプに読み込ませるとスタンプを倒して跳び上がる。
《トリトリ!ゴールデンライダーキック!》
するとリバイの右脚にトリケラの頭部のエネルギーが出現すると黄金の竜巻と共にライダーキックを放つ。
「無駄だ無駄ぁ!」
《ブラッドリミックス!ブラッドアップ!》
《必殺……黒く……暗く……ブラッドエンド!》
ブラッドベイドがリミックスによって体から凄まじいエネルギー放出されてリバイはそれを打ち破ろうとするが、まるで太刀打ちできずに押し戻されて叩きつけられると変身解除。バイスも一輝の隣に倒れていた。
「あ……があっ」
「強過ぎでしょこんなの……」
そして、変身解除が原因なのかリバイスドライバーがデザイアドライバーに戻ると先程から繰り返された過負荷が原因で真っ二つに粉砕されて壊れてしまう。
「万策尽きたな、五十嵐一輝」
ブラッドベイドは一輝の元にゆっくりと歩いてくる。彼はその手に赤い血のような色をしたエネルギーの刃を展開。一輝にトドメを刺すべく歩み寄る。
「最後に残す遺言は決めたか?」
「………」
「どうやらあまりの絶望に遺言すら無いようだな。ならば消えろ」
そう言って一輝の元に近づいたブラッドベイドかトドメを刺そうと刃を振り抜く。そんな時、一輝の脳裏には走馬灯のように様々な出来事が次々と流れていく。一輝が誕生してから大人になり、仮面ライダーとして戦ってバイスが一度いなくなった事。そしてバイスが復活してから今に至るまでの記憶。それが一気に流れ込むと最後に出てきたのは元太、幸実、さくら、ラブコフ、大二、カゲロウ、そして……一番の相棒であるバイスの姿だった。
「俺は……俺は最後まで諦めない!」
その瞬間だった。突如として走ってくる新幹線の音が聞こえてくるとブラッドベイドへとエネルギーの新幹線が激突。ブラッドベイドは吹き飛ばされると一輝の後ろに新幹線は駆け抜けていき、その場に数多くの仲間が現れていた。
「え……」
「お、お前達……生きてたの!?」
一輝達の前に見えたのは大二、カゲロウ、さくら、ラブコフ、ヒロミ、光、元太、ベイル、狩崎の九人であった。
「……勝手に殺すなよ、バイス」
「俺達がそう簡単にくたばってたまるかよ」
「一輝兄を置いてなんていけないしね」
「ラブラブ〜」
そう言う大二達四人。更に彼等の腰に装着されていたのは狩崎の手によって修復されたベルト達であった。
「一輝、俺達のベルトも完全に戻った」
「ま、この私にかかれば当然だね」
「これで戦えるはずです」
「馬鹿な!?貴様等は七大罪悪魔達が始末したはずだ!」
しかし、現にブラッドベイドの目の前に大二達はいる。時は大二達がやられる少し前。そのタイミングで基地に残っていた輝樹がセンチュリーに変身可能となったために変身して現場に急行。新幹線のスピードで全員を救出して一時的に下がっていたのだ。
ブラッドベイドはこの連絡をしなかった七大罪悪魔への苛立ちを募らせるが、そんな事を考えてももう遅いだろう。
「あり?でもセンチュリーって二人でしか変身できないんだろ?光無しでどうやって変身したんだよ」
「……それはこの俺がいたからだ」
そのままセンチュリーが変身解除するとそこに現れたのは先の一輝達の前に敵として復活していた牛島勝であった。
「なっ!?貴様は……」
「勝さん……そういえば、サイクロトロンドライバーの変身条件は共通する遺伝子の二人の人間が揃う事。勝さんは光の父ちゃんだから……」
そう、光の実の父親である勝であれば前にセンチュリーになっていた光、輝樹の二人としっかり血で繋がっている。だからこそ二人が揃った今なら光が別で変身したとしても変身可能なのだ。
「ふん。あの時五十嵐一輝によって装置を破壊された瞬間、俺達六人はいきなり飛ばされたかと思ったら気がついたらブルーバードの基地の中にいたんだ。そして狩崎の野郎から説明を聞いたんだよ」
「って事はまさか……」
「やっほー、私達もちゃんといるわよ」
「アギレラ、フリオ、オルテカ!」
「嘘ぉおん。赤石にアヅマまでいるの!?」
そこには同じく復活したアギレラ達五人も顔を揃えていた。どうやら彼女達もブルーバードに味方の意思を表明したらしい。
「馬鹿な……貴様等、誰のおかげで復活できたと思ってる!」
「知らないわ。今更ギフ様の偽物を作った奴なんて」
「しかもご丁寧にも俺達の自我は塗り潰して復活させただろ」
アギレラに惚けられた上にフリオにも痛い所を突かれたブラッドベイド。彼が六人を蘇らせた際に自我の無い操り人形にしたことを恨まれたらしい。
「狩崎博士が私達の接続を切り替えたと同時に活動用のエネルギーもある程度与えてくれましたからね。もう一度エネルギー切れで死ぬ前にひと暴れしますよ」
狩崎はリバイスによって装置の機能を書き換えた際に六人の接続もブルーバード側に切り替えられるようにしていたのだ。更に既にやられて変身解除したクローンライダーシステムへのエネルギー移行から六人へのエネルギー移行に回路を切り替える事で六人の活動エネルギーを確保したのである。
「赤石、アヅマさん……あなた達も戦ってくれるんですか?」
「勿論だ、マイフレンド。友の危機を助けるのは当然の事だろう」
「私としてもギフ様の名を騙る偽物がいるのは気分が悪い。それに、私達は最早過去の人間だ。過去の人間が果たすべき事は今の世界を正して次の世代が生きる未来を作っていく事。お前達を生かしておくわけにはいかないからな」
かつて戦いの中で分かりあったアヅマはともかく赤石の方は敵対する危険があったが、どうやら倒されるあの時しっかりと大二と分かり合って消滅したからかその恩を返しに来たらしい。
「良し、一気に……」
「待ちたまえ。あと二人。助っ人を忘れてるよ?」
そこに来たのはキメラドライバーを装着した青年、大谷希望とウィークエンドライバーを装着した夏木涼であった。
「希望君、涼さん!」
「俺達だって一輝さん達のお節介に救われた人達です」
「皆さんのお力にならせてください」
ちなみにキメラドライバーの副作用問題だが、研究の末に特殊な無限式エネルギー装置を組み込む事で安定化させて完全に制御に成功している。もう苦しみながらの変身にはならないそうだ。
「一輝、バイス。お前達のベルトだ」
そして元太が最後に一輝とバイスにベルトを手渡すと二人はそれを受け取った。これにより、ようやく全ての役者は揃った。総勢20人は一同に解すると横に並ぶ。
「ふへへ、こう見ると壮観だねぇ」
「バイス、皆……。これが本当に最後だ。一気に、いや……」
『一緒に行くぜ!』
その場の全員が声を合わせるとそれぞれがスタンプを起動しつつそれぞれの変身プロセスを行っていく。
《ギファードレックス!》
《ギファードレックス!》
《メガバット!》
《メガバット!》
《キングコブラ!》
《ジャイアントスパイダー!》
《ギラファ!》
《ヘラクレス!》
《ブラックアウト!》
《ジュウガ!》
《クイーンビー!》
《ウルフ!》
《ダイオウイカ!》
《ツインキメラ!》
《クイーンビー!》
《トライキメラ!》
《Deal……》
《Contract!》
「はぁああっ!」
それぞれの周囲に変身のためのエフェクトが展開するとポーズを取っていく。ちなみに赤石は専用のプロセスが無いのでそのまま自身の体をオーラに包み、怪物へと変化させていった。
《ビッグバン!Come on!ギファードレックス!》
《Come On!メ・メ・メガバット!》
《Come with me!Go with me!》
《レックス!メガロドン!イーグル!マンモス!プテラ!ライオン!ジャッカル!コング!カマキリ!ブラキオ!》
《キング!ダイル! Come on! キメラ!キメラ!キメラ!》
《オク!サイ!ムカ! Come on! キメラ!キメラ!キメラ!》
『変身!』
全員が掛け声を言うとそのままベルトを操作し、その体を変化。仮面ライダー及びデッドマン、ギガデモスへと変えていく。
《アルティメットアップ!》
《マーベラスアップ!》
《ハイパーリベラルアップ!》
《Dead end up!》
《Delete up!》
《Spirit up!》
《クリムゾンアップ!》
《スクランブル!》
《スクランブル!》
《Subvert up!》
《スクランブル!》
一輝とバイスは一度融合してから後ろに現れた巨大なレックスの頭部を押印されて再度分裂、強化装甲を装着してヘルメットを被って変身。
大二とカゲロウは同じく一度融合してから巨大な蝙蝠が包み込み、その姿が変化すると二人に戻って変身。
さくらとラブコフはラブコフが黄金のキングコブラになってから彼女の体にとぐろを巻く形で巻き付くとジャンヌに変化、ラブコフの強化装甲を体に装着して変身。
ヒロミは背後のタランチュラが吐き出した糸に雁字搦めにされると装甲へと変化してから複眼が一時的に赤く発光して変身。
光は二重の鼓動を発しつつその姿がエネルギーに包まれてから右側にギラファが突進。最後に大顎が合体して変身。
元太はその姿を一度蛹のような物に変えてから展開した脚によって砕かれてその姿を露わにしつつ変身。
ベイルは地面から巻き上がった赤黒い竜巻を纏いつつ変身後の複眼が自身の目の上から合わさり、姿を変えて変身。
狩崎は十種類の生物のエフェクトが粒子となって装着。そのまま体が変化してから黄金のラインが入り変身。
アギレラは自身の真上に現れた蜂の巣から飛び出した大量の働き蜂や蜜、花びらに包まれる形で変身。
フリオは狼のような牙や爪、更に獣の毛皮のようなエフェクトを纏うと変身。
オルテカはダイオウイカの触手が体に巻き付くと墨のような漆黒のオーラと共に変身。
赤石は赤黒いオーラに包まれると地面から飛び出したギフの手のような物に包まれる形で変身。
希望は地面から出てきたクロコダイルの大顎と上から出てきた蟹の鋏に挟まれる形で変身。
涼はその体を蜂蜜のような物に包まれてからベルトから飛び出した赤い蜂が前から突進するとその装甲を纏って変身。
アヅマは背後に出てきた三体の生物が粉々に分解するとそれを自身の体に纏う形で姿を変え、変身。
勝と輝樹は背後に現れた赤と青の歯車が合わさると同時に融合。青い竜巻を纏うと素体の上からクリアパーツを装着して変身。
《あふれ出す熱き情熱!(Overflowing Hot passion!)一体全体!表裏一体!宇宙の力は無限大!仮面ライダー!(仮面ライダー!)リバイ!バイス!Let's go!Come on!》
《輝くほどシャイニング!激しくなるダークネス!Crossing Crossing!仮面ライダーライブ・エビルマーベラス!》
《We are!We are!仮面ライダー!インビンシブル!蛇!蛇!蛇!蛇!蛇!蛇!ジャンヌ!ハァー!ハーッ!》
《Dystopia.(破滅)Dominion.(支配)Destiny.(運命)(仮面)ライダー!(インペリアル)デモンズ!》
《Unknown.(未知なる)Unlest.(混乱が)Unlimited…(越える)仮面ライダーゲットオーバーデモンズ!》
《Slash!Sting!Spiral!Strong!仮面ライダーデストリーム!》
《クリムゾンベイル!》
《十種の遺伝子、強き志!爆ぜろ、吠えろ、超越せよ!仮面ライダージュウガ!Go Over……!》
《キングクラブ!クロコダイル!仮面ライダーキマイラ!キマイラ!》
《Wow!Just believe in myself!仮面ライダー Ah!アギレラ!》
《オクトパス!クロサイ!オオムカデ!仮面ライダーダイモン!ダイモン!ダイモン!》
《センチュリー!》
《ギファー!ギファー!ギファードレックス!》
これにより、リバイスライダーと呼べるライダー達は勢揃い。総勢18人の戦士達が一同に介して横一列に並ぶ様は壮観であった。
「どうやら面白そうなことになってるねぇ」
そこにバラバラだった敵の七大罪悪魔達も集結。彼等も勢揃いしたリバイスライダーを見て警戒心を高めた。それからリバイ達が行こうとするとジュウガがこの場を制する。
「ウェイト、少し待ちたまえ。折角だから名乗り、やるよ」
「え?」
「うっひょーっ!じゃあ、やっちゃいますか!」
ジュウガの言葉を聞いて一部の面々は仕方ないと言わんばかりの顔になったが、やる事になる。
「日本一のお節介!仮面ライダーリバイ!」
「ふへへっ。イケてる悪魔!仮面ライダーバイス!」
《仮面ライダー!リバイ!バイス!リバイス!》
「白き光の片翼!仮面ライダーライブ!」
《仮面ライダーライブ!》
「黒き影の片翼!仮面ライダーエビル!」
《仮面ライダーエビル!》
「無敵の空手ガール!仮面ライダージャンヌ!」
「弱さを克服して共に戦うバディ!ラブコフ!」
《仮面ライダー!蛇!蛇!蛇!ジャンヌ!》
「我が全身全霊を懸けて!仮面ライダーデモンズ!」
《(仮面)rider Demons!》
「気高き誇りの戦士!仮面ライダーオーバーデモンズ!」
《仮面ライダーオーバーデモンズ!》
「一家の大黒柱!仮面ライダーデストリーム!」
《仮面ライダーデストリーム!》
「三兄妹の悪魔の親にして真紅のバディ!ベイル!」
《ベイル!》
「凄まじき十の牙!仮面ライダージュウガ!」
《仮面ライダージュウガ!》
「ギフの嫁にして咲き誇る女王!アギレラ!」
《クイーンビー!》
「女王に尽くし、その笑顔を守る戦士!フリオ!」
《ウルフ!》
「俺の持つ悪の才能に並び立つ者無し……オルテカ!」
《ダイオウイカ!》
「ギフ様に仕え、人類を未来へと導く長官。赤石!」
《風林火山!》
「復讐を捨て、未来へ向かう希望の戦士!仮面ライダーキマイラ!」
《仮面ライダーキマイラ!キマイラ!》
「己を信じ、女王の名を継ぐ妹!仮面ライダーアギレラ!」
《仮面ライダー Ah!アギレラ!》
「古代より人類をジャッジし、裁きを下す者!仮面ライダーダイモン!」
《仮面ライダーダイモン!ダイモン!ダイモン!》
「「過去と未来を司り、100年に渡って生きる人類を守る……仮面ライダーセンチュリー!」」
《センチュリー!》
「全員揃って!」
『我ら、リバイスライダーズ!』
《仮面ライダーリバイス!》
全員の名乗りが終わると戦士達の背後が爆発。その凄まじさはブラッドベイド達が思わず後退りする程だった。
「皆、行くぞ!」
こうして、リバイスライダーズとブラッドベイド達悪魔軍団による人類の存亡を賭けた最終決戦が幕を開ける事になる。
と言うわけで、今回で295話目。残り話数はラスト5話となります。ここからは本当の意味の最終決戦となりますね。それではまた次回もお楽しみに。