センチュリー達が帰還してディアブロとの交戦が始まる中、世界各地での戦闘も激化していた。
南極ではヒミコ・クリスパーに追い詰められていた剣斬の元にジャンヌが到着。ヒミコ・クリスパーは突然の応援に不意を突かれた。
「はあっ!」
ジャンヌが拳を叩き込む中、剣斬も立て直し、斬撃で攻撃を仕掛けていく。それから同時攻撃によってヒミコ・クリスパーを攻め立てていく。単純な手数が増えたことと、スピードタイプの二人による連携でヒミコ・クリスパーへと有利になっていった。
イースター島ではエスパーダの元に銃撃が命中。そこにはライブが到着し、エスパーダの加勢に入っていた。
「大丈夫ですか!?」
「ああ!」
《黄雷抜刀!ゴールデンアランジーナ!》
エスパーダは右半身にケルベロスの装甲、胸や足にヘッジホッグの装甲を追加武装した形態、ゴールデンアランジーナに変身。二人で戦闘を続けていく。
エジプトでは空中から攻め続けるクフ・クリスパーを相手に大苦戦を強いられていたスラッシュだが、そこにブレイズが到着。
《タテガミ氷牙斬り!》
氷の斬撃波が命中したクフ・クリスパーが吹き飛ばされてダメージを負う。
「ブレイズ!」
「行きますよ!」
二人はクフ・クリスパーへと接近して斬撃を仕掛けていく。勿論クフ・クリスパーもただやられるつもりは無いのか飛び上がってまた空中から攻めようとする。
「錫音、銃奏!」
《銃奏!》
しかし、遠距離戦ならスラッシュも可能だ。錫音を銃奏にして攻撃を命中させる。
シベリアではレオニダス・クリスパーのパワーの前に押し込まれていたバスターだったが、レオニダス・クリスパーの追撃が決まる寸前。
《最光発光!》
そこに飛来して来たのは金の武器、銀の武器となった仮面ライダー最光である。最光はエックスソードマンを基本形態と思いがちだが実際はこの剣の状態が基本の姿なのだ。
《エックスソードマン!》
「ユーリ!」
「待たせたな、最光だろ?」
最光は再びエックスソードマンに戻ると剣を構える。それからバスターと二人でレオニダス・クリスパーを挟み込むと両サイドから斬撃を命中させた。
アラスカではギフジュニアの群れが壁となり、モグラデッドマンの動きを隠していた。
「くっ、どうやったら捉えられるんだ……」
「どうにか穴の位置を全て把握できれば……」
するとデュランダルの後ろにモグラデッドマンが出てくると攻撃を仕掛けてくる。その瞬間、モグラデッドマンの背後から攻撃が命中し、吹き飛ばされた。
「がっ!?」
《闇黒剣月闇!ジャアクドラゴン!》
背後から攻撃したのは紫を基調として胸に銀の装甲、更に顔をバイザーのようなもので覆って右肩に闇の龍が張り付いた戦士、仮面ライダーカリバーが登場する。
「私も共に戦います!」
その変身者はソードオブロゴスの纏め役、ソフィアである。この参戦にデモンズ達も勢いを取り戻すとまずはサーベラとデモンズがモグラデッドマンに接近しつつもう地面に潜らせないように攻撃を仕掛けていく。
「くっ、卑怯な……」
「今まで地面に潜っていたあなたにだけは言われたくないわ!」
「だっ!」
デモンズは蜘蛛の糸を射出するとモグラデッドマンの両腕を拘束。そのまま地面へと叩きつけて弱らせていく。その頃、リバイ達四人もディアブロとの決戦に挑んでいた。
「「はあっ!」」
四人は次々と攻撃を仕掛けていくもののディアブロの防御力は凄まじく、バリアに守られている影響で傷一つ付かない。
「ねぇ、アイツのバリアをどうやったら崩せるの!?」
「だが、やるしかない!」
「1971年から続く100年の重みを……僕達は背負う!」
そう言ってセンチュリーは両腕でベルトの両側を押し込むと待機音が鳴り響く。それを見た瞬間、他の三人はどうにかしてディアブロに隙を作るために行動を開始。
《ブレイブドラゴン!》
まずはセイバーが本を押し込んでブレイブドラゴンを呼び出すとブレイブドラゴンが突撃。ディアブロはそれをバリアで弾き飛ばすものの、続けてリバイとバイスが自らにスタンプを押印する。
《プテラ!》
《コング!》
バイスが超スピードで接近するとコングの力による肥大な腕での一撃をぶつけた。しかし、これも防がれてしまう。
《ライオン!》
《レックス!》
すると今度はティラノの脚に両足を変化させたリバイが跳び上がって連続で炎のキックをぶつけるがこれも通用しない。
「無駄だ。貴様等の能力など通用しない」
「それはどうかな?」
その瞬間、どこからともなく声が聞こえてくるとオレンジの炎に包まれた一本の聖剣が飛来。それがバリアに命中するとその姿がオレンジの不死鳥の姿を身に纏う無の剣士、仮面ライダーファルシオンを映し出す。
「あれは、バハト!?」
「炎の剣士とその仲間達よ、今だ!」
その言葉が放たれると突如としてディアブロのバリアが薄くなっていく。それは、聖剣・無銘剣虚無の力でディアブロのバリアを無に返しているのだ。
「馬鹿な、こんな事が……」
「「行くぞ!」」
そのタイミングでセンチュリーが走り込むと跳び上がり、ベルトの右側を押し込む。すると右腕に歯車のエネルギーが具現化するとそのままパンチを繰り出した。
《ライダーパンチ!》
それと同時に虚無が弾き飛ばされるとどこかへとまた飛んでいき、入れ替わるようにしてセンチュリーのパンチがバリアと激突。バリアは破壊されてディアブロの胸に一撃が決まる。
「ぐぁあああ!!」
その瞬間、ディアブロの中に取り込まれたクリスパースタンプにヒビが入って力が失われてしまう。
「やった!バリアが壊れたぞ!」
「これで俺っち達も攻撃できるってわけ?」
「だったら、ヒロミさんから受け取ったこれだ!」
《カジキ!》
リバイがカジキバイスタンプを出すとそれをベルトに押印。するとバイスがスタンプを持って出てくる。液体の色は赤だ。
《Come on!カ・カ・カ・カジキ!》
《バディアップ!》
リバイがスタンプを倒すとバイスがスタンプを振り下ろす。その瞬間、リバイの体が変化していく。
《鼻先!貫き!水しぶき!カジキ!結末は波が決める!》
その姿は右肩にカジキの頭を模した装甲に複眼や顔つきはセイバーのような物に変化。頭には剣が伸びたような形になり、右腰からローブが伸びている。そして、バイスは火炎剣烈火のような剣へと変化し、エンブレムの部分にバイスの顔が刻印されていた。これにより、カジキゲノムが姿を現す。
「ふへへ、物語の結末は俺っち達が決めるもんね!」
「それ、俺の台詞……」
リバイはバイスを手にすると剣に水のエネルギーが高められるとそれで連続して斬りつける。更にバイスはそのエネルギーを炎に変換すると今度は炎の斬撃としてぶつけた。
「なるほど、水と炎。両方の力が使えるのか!」
「一気に行くぜ!」
それからリバイはスタンプを二回倒すと必殺技を発動。それからリバイスラッシャーをもう片手に持つとカジキバイスタンプを押印する。その瞬間、剣には炎が、リバイスラッシャーには水の力が纏われていく。
《リバイバイスラッシュ!》
《カジキ!スタンピングフィニッシュ!》
炎と水の連続斬撃がディアブロへと襲いかかるとその体を斬り刻んだ。
「皆!もう少しで……世界を救えるぞ!」
セイバーの言葉が世界中の仲間に届いたかのように世界各地の戦士達の戦いも佳境に入っていた。
イースター島で戦うライブとエスパーダは雷を模した超スピードによる斬撃とライブガンによる射撃をエジソン・クリスパーにぶつける。
「例え離れていたとしても!」
「家族を!」
南極のジャンヌと剣斬もヒミコ・クリスパーへと斬撃と拳を叩きつけていく。
「仲間を!」
「いつも感じてる!」
エジプトのブレイズとスラッシュも二人同時に走り込むとクフ・クリスパーへすれ違い様に一撃を入れた。
「響け!」
「届け!」
シベリアの最光、バスターはまず最光がレオニダス・クリスパーに斬撃を決めてからバスターが一撃を振り下ろす。
「自分の剣に!」
「護るべき者を!」
アラスカのデモンズ、サーベラ、デュランダル、カリバーもサーベラ、デュランダルがギフジュニアを減らしつつデモンズとカリバーがモグラデッドマンを追い詰めていった。
「大切な命を!」
「使命を!」
「全て捧げて!」
「戦い抜く!」
そして、各地で戦う面々達が声を合わせて叫んだ。
「「「「「「「「「「「「それが、仮面ライダーだ!」」」」」」」」」」」」
イースター島のエスパーダとライブの方ではエスパーダが剣を納刀してから抜刀。それと同時にライブもライブガンのスイッチを押す。
《必殺読破!黄雷抜刀!》
《必殺承認!》
それと同時にエジソン・クリスパーは斬撃波を放つがエスパーダの攻撃がそれを真っ二つに切り裂いて吹き飛ばすとライブが射撃で攻撃。
《三冊斬り!サ・サ・サ・サンダー!》
《バット!ジャスティスフィニッシュ!》
「うわぁああああ!」
その後、エスパーダが雷の如き速度でエジソン・クリスパーを斬り裂いてからライブがライダーキックを決めて吹き飛ばし爆散させる。
南極ではジャンヌがベルトを操作するとどこからともなくラブコフの変身したコブラが飛んでくると足に集約。それと同時にヒミコ・クリスパーが両手に炎を構える。
「はあっ!」
《コブラ!スタンピングスマッシュ!》
ヒミコ・クリスパーから放たれた炎弾だったが、それをジャンヌは全て蹴って弾き飛ばすとそのままヒミコ・クリスパーを蹴り上げる。
《猿飛忍者伝!ニンニン!》
《翠風速読撃!ニンニン!》
そこに剣斬が一刀流モードにした翠風へとブックをリード。それから斬撃をぶつける。ヒミコ・クリスパーはこれに耐えきれずに爆散した。
「よし!」
「ふっ!」
エジプトではブレイズとスラッシュがそれぞれ剣を納刀してから抜刀するとブックを剣にリード。そのまま必殺技を使う。
「行きますよ!」
「決める!」
《必殺凍結!流水抜刀!》
《ヘンゼルナッツとグレーテル!イェーイ!》
「ブリザードブレイズ!」
「スナック・音・ザ・チョッパー!」
《タテガミ氷牙斬り!》
《錫音音読撃!イェーイ!》
二人同時に繰り出した斬撃波がクフ・クリスパーの繰り出したエネルギー斬とぶつかるが、その威力を上回り、そのまま攻撃は叩き込まれるとクフ・クリスパーは撃破される。
シベリアでは最光とバスターがそれぞれページを閉じてから開くのとブックのリードを行い、必殺のエネルギーを高めた。
《玄武神話!ドゴーン!》
《フィニッシュリーディング!》
「うらっ!」
すると待機音が鳴り響く中、レオニダス・クリスパーが手にした棍棒を巨大化させて投げつける。しかしそれはバスターが同時に巨大化させた激土によって真っ二つに叩き切られてしまう。
《激土乱読撃!ドゴーン!》
すかさず最光が光の速さで爆風から抜け出るとレオニダス・クリスパーを両断し、撃破する事になる。
《最光カラフル!》
「ぐぁああああ!」
アラスカではサーベラが必殺技を発動。その瞬間ギフジュニアやモグラデッドマンの周囲に煙が立ち込めたく。それと同時にデュランダルとカリバーも構えに入る。
《狼煙霧虫!インセクトショット!》
カリバーは月闇をホルダーにセットしてから引き抜き、居合技を。デュランダルは槍の状態から剣の状態に界時を変更。そのまま斬撃波を放つ。
《必殺時刻!》
《月闇居合!》
《オーシャン一刻斬り!》
《読後一閃!》
二人の攻撃が煙を薙ぎ払うように放たれるとギフジュニアは全て爆散し、残されたモグラデッドマンも火花を散らし始める。
「はあっ!」
《スパイダー!》
《Charge!》
デモンズは跳び上がって蜘蛛の足を背中から展開しつつ足先に集約。そのままライダーキックを放つ。
《デモンズフィニッシュ!》
これにより、デッドマンと信者が分離されてデッドマンは爆散し撃退される事になる。
それと同時にセイバーの元に仲間達の想いを集約した銀河の聖剣……刃王剣十聖刃が完成。飛来する。
「十聖刃……皆の想い、確かに受け取った!」
《ブレイブドラゴン!》
それからセイバーが装填されているブックを閉じてからベルトに剣を納刀。それから引き抜いた。
《聖刃抜刀!クロスセイバー!クロスセイバー!クロスセイバー!交わる十本の剣!》
その瞬間、本から飛び出したブレイブドラゴンが青い炎に染まり、セイバーの周りを飛来。それと同時にセイバーの周りに展開された十本の聖剣がセイバーへと取り込まれてその姿を変化。夜空をイメージした青紫や紺色を基調とした姿、仮面ライダークロスセイバーへと変身するのだった。
恐らく次回でビヨジェネ編は完結となります。また次回もお楽しみに。