仮面ライダーリバイスIF   作:BURNING

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決戦 デッドマンズベース

リバイ達五人のライダーはギフジュニアとの戦闘を開始。それと同時にカメレオンデッドマンも乱入して混戦となる。

 

「だあっ!」

 

リバイはオーインバスターでギフジュニアを斬りつけ、先に進もうとするがギフジュニアの数が多くなかなか先に進ませてもらえない。

 

「コイツら、多すぎるだろ!」

 

「キリが無い!」

 

そんな中、カメレオンデッドマンはバイスの元に現れるとバイスを攻撃。バイスはそれをオストデルハンマーで迎撃するが、カメレオンデッドマンは元の戦闘力の高さからバイスを押していく。

 

「コイツめっちゃ強ぇえ……」

 

「ギフテクスにパワーアップしたからな。もうフリオやオルテカと何の遜色も無いぞ」

 

カメレオンデッドマンはバイスを執拗に狙う。バイスは周りにいるギフジュニアも相手にしながらなので中々深く攻め込めない。

 

「ちょっとぉ!ギフジュニアもなんてズルすぎるって!」

 

バイスが文句を言う中、カメレオンデッドマンはさりげなくバイスに触れるとその直後その体をバイスと全く同じ姿になる。

 

「……え?」

 

「なっ!!」

 

それを周りで戦っていたリバイ達が見ると驚く。何しろ先程までデッドマンだったのにいきなりバイスが二人に増えた挙句、カメレオンデッドマンが消えてしまったからだ。

 

「俺っちか本物だぜ!」

 

「ちょっ!偽物のくせにそんな事言うなって!」

 

「騙されるな!俺っちが本物だ!」

 

「違うって!俺っちが本物!」

 

流石にこうなると見た目での判別は付かない。そのため四人は困り果ててしまう。

 

「そうだ、一輝さん!ゲノムチェンジです!本物のバイスならリバイのゲノムチェンジに合わせて姿も変わるはず!」

 

光からの言葉にリバイは頷くとバイスタンプを取り出す。それからすぐにゲノムチェンジを発動した。

 

《ブラキオ!バディアップ!》

 

《最大!最長!最古で最強!ブラキオー!祝え!長き王の誕生を!》

 

リバイと本物のバイスはブラキオゲノムに変わると当然偽物はレックスゲノムのままなのですぐにターゲットが移る。

 

「今だ!」

 

「よくも俺っちの真似をしたな!著作権侵害斬り!」

 

バイスが手にしたリバイスラッシャーでカメレオンデッドマンのバイスを斬りつけるとその姿が元に戻った。

 

「チッ……あのガキ、余計な真似を……」

 

「バイス、リミックスだ!」

 

「おう!」

 

《リミックス!バディアップ!》

 

《必殺!発動!激闘!ブラキオー!》

 

リバイスブラキオとなった二人はカメレオンデッドマンを思い切り踏みつけるとそのまま長い首を使って真上に吹き飛ばす。

 

「ぐあっ!?」

 

「さくら!」

 

「オッケー!」

 

《コブラ!スタンピングスマッシュ!》

 

ジャンヌが跳び上がってのライダーキックをぶつけるとカメレオンデッドマンは叩きつけられてそのまま天魔の姿に戻る。するとライブも残りのギフジュニアを倒してデモンズが天魔の前に立つ。

 

「……これでお前も終わりだ、天魔」

 

「……ヒロミ、それはこっちの台詞だぜ?」

 

するとその瞬間デモンズの体に電流が走るとその場に膝を付く。デモンズドライバーの中に潜む悪魔がヒロミの体を蝕む証拠だった。

 

「くっ……」

 

「ヒロミさん!」

 

「俺に構うな!お前達は儀式を止めろ!」

 

その言葉に四人は頷くと急いで幹部の部屋に突入する。そしてドアを開けたその時、儀式は最終段階。ギフの棺から伸びたエネルギーの手が契約書にギフスタンプを押印しようとしていた所だったのだ。

 

しかし、リバイ達の乱入により間一髪で儀式は中断。ギフに送られるエネルギーが途絶えたせいでギフの手も消えてギフスタンプが落ちてしまう。

 

「天魔の奴あと少し止めていれば……」

 

「……仕方ありませんね。アギレラ様は万が一の事があると困ります」

 

「ここは我々にお任せを」

 

「リバイ達をここで仕留めます」

 

「ふふっ、任せるわ」

 

そう言ってクイーンビーデッドマンは赤いガスと共にどこかに消えてしまう。そして、残った四体のデッドマンはそれぞれリバイ達に攻撃を仕掛けてきた。

 

「さくらちゅぁーん、新しい私の姿を見て見て!」

 

そう言うプラナリアデッドマンにジャンヌは当然気持ち悪さを感じるわけでジャンヌはプラナリアデッドマンに二度ビンタを喰らわせてから戦闘を開始。ダイオウイカデッドマンがライブと、ウルフデッドマンがバイス、サーベルタイガーデッドマンがリバイと戦いを始める幹部室では手狭なため結局大広間に移動して戦いとなる。

 

「ほらほら、どうしたよエゴイストちゃん!そんな物か!」

 

「俺はエゴイストじゃない……日本一のおせっかいだ!」

 

狭い空間での戦闘で実質的に超スピードを封じたリバイだが、それでもまだサーベルタイガーデッドマンとのパワー勝負に勝たないとならない。幸いにも今はブラキオゲノムでパワーでの戦闘を可能としている。

 

逆にバイスは飛び道具を多用するウルフデッドマンに苦戦を強いられていた。

 

「お前ばかり銃使ってズルい!」

 

「何とでも言えよ、それでお前が勝てるのならな!」

 

ウルフデッドマンは銃撃しつつバイスとの格闘戦を避ける事で力比べを全力で避けている。ライブとダイオウイカデッドマンは触手を伸ばして攻撃してくるダイオウイカデッドマンを相手にライブは攻撃を何とか躱すので手一杯となっていた。

 

「あなたはカゲロウのままの方が素敵でしたよ」

 

「うるさいよ!」

 

《必殺承認!バット!ジャスティスフィニッシュ!》

 

その瞬間、ライブから放たれた弾丸がダイオウイカデッドマンを吹き飛ばすと壁を突き抜けてしまう。そしてその場にハヤブサのプロトバイスタンプを落とす。

 

「だあっ!」

 

その頃、幹部室では狩崎が一人歩いてきており手にしたスタンプをジャンヌへと投げた。

 

「ヘイ、空手ガール!」

 

「え!?」

 

ジャンヌが受け取るとそれは前に倒したタートルデッドマンの元となったタートルバイスタンプだ。

 

「サンキュー、狩さん!」

 

《タートル!》

 

《リスタイル!》

 

《ウエポンポンポーン!ポンポン!》

 

《リバディアップ!》

 

「ラブ〜!」

 

《Ah~!タートル!ダダダダーン!》

 

その瞬間、ラブコフの姿が変わるとそれはラブコフの青に加えて仮面ライダーV3のような赤や銀、緑のカラーリングで亀の甲羅のようなパーツから砲身が伸びたバズーカとなっている。

 

「はあっ!」

 

ジャンヌがバズーカをプラナリアデッドマンに向けると砲撃を加えて吹き飛ばす。それからスライディングをしつつジャンヌも大広間に降りて行った。するとそこにはギフの棺と拘束された野田のみが残される。

 

「へいへーい、誰かと思えば前に施設から抜け出した野田明じゃないか」

 

「くっ……あんた、早く私を解放しなさい!」

 

「ワッツ?君を解放する事の意味は?」

 

「良いから早くしなさいよ!こんな屈辱を味わせた奴らを皆殺しにしてやる!」

 

野田が喚く中、狩崎はまるで取り合おうとしない。それどころかギフの棺を触り始める。

 

「君、これが何かわかるかい?」

 

「そんなのどうだって良いでしょ!早く私を……」

 

「教えてくれたら解放してあげても良い……と言ったら?」

 

そうやって甘い餌をチラつかせる狩崎。野田の答えは最初から分かりきっていた。

 

「それはギフの棺よ、わかったら早く私を……」

 

「……で?誰が君を解放するとでも?君、分かりやすいねぇ」

 

狩崎は野田には目もくれずにギフの棺に興味を示す。野田の苛立ちは頂点に達していた。

 

「貴様……貴様ぁ!!」

 

野田は荒れに荒れるが狩崎は全く動じない。それから狩崎はギフの棺を何とか持って帰れないか考える始末である。すると下の階で戦っていたサーベルタイガーデッドマンが上の階に吹き飛ばされるとゲノムチェンジしたリバイもそこにやってくる。

 

《バディアップ!リバイ!バイス!リバイス!》

 

するとサーベルタイガーデッドマンとリバイが再度部屋内で激突する最中、野田がリバイに声をかけた。

 

「五十嵐一輝!」

 

「お前は……野田!?」

 

「もう私は悪事は働かない!心を入れ替えるからこれを解いて!」

 

何と野田はリバイへと情に訴えたのだ。それを見たリバイは野田を助けようとするとサーベルタイガーデッドマンが声をかける。

 

「おいおい、良いのか?アイツを救えばまた悪さをするぞ?」

 

「え……」

 

「そんな事しないわ!彩夏やあなたにした事は済まないと思ってる……だから私を助けて!」

 

サーベルタイガーデッドマンの言葉に野田は反論する。リバイは揺れる中、大広間でも変化が起きていた。そこでは天魔が再度カメレオンデッドマンになるとデモンズと交戦。対して体が上手く動かないデモンズは苦戦をしてしまう。

 

「ぐうっ……」

 

「ひゃははは!何だよ、もう疲れちゃったのか?さっさと降参した方が……身のためだぜ!」

 

そう言って次々攻撃を命中させるカメレオンデッドマン。そして、トドメの一発を繰り出した瞬間、デモンズはそれを受け止めた。

 

「なっ!」

 

「……俺は降参しない……そして無理もする。それが、俺の性だ!」

 

《Add……!》

 

《スコーピオン!》

 

《Dominate up!》

 

《スコーピオン!ゲノミクス!》

 

デモンズはゲノミクスを発動。今回は腰の辺りから黒や赤を基調としつつ、黄色いラインの入った蠍の尾……デモンライドルスティンガが出現。それを第三の腕のように操ると単純な手数を増やしてカメレオンデッドマンと戦闘を進めていく。

 

プラナリアデッドマンと戦うジャンヌ、ウルフデッドマンと戦うバイス、ダイオウイカデッドマンと戦うライブ共々、最初は苦戦続きだったギフテクス相手に善戦。互角の勝負にまで持ち込んでいた。

 

そして、サーベルタイガーデッドマンと戦うリバイは野田からの言葉に迷っている最中だ。

 

「どうすれば……」

 

すると突如ととして何かが飛来するとそこには先程まで大広間に落ちていたハヤブサプロトバイスタンプが三人の近くに飛んでくる。どうやら、下の階での戦闘に巻き込まれてここまで飛んできたらしい。

 

「あれは……」

 

「チッ、揃っちまったか……まぁ良い。ここは預けるぜ、五十嵐一輝」

 

その瞬間、何故かギフスタンプを手にしてサーベルタイガーデッドマンは撤退。そのタイミングで下の階にいたウルフデッドマンやプラナリアデッドマンも撤退する。

 

「え……?」

 

「どうゆこと?何で急に……」

 

「とにかく今なら!」

 

リバイは急いで野田を救出。拘束を解くと彼女を怪我しないように立たせた。

 

「大丈夫ですか?」

 

「……ふふふ……やっぱり甘すぎるわ。五十嵐一輝」

 

その瞬間、野田はリバイを突き飛ばすと落ちていたハヤブサプロトバイスタンプを手にし、すかさずハヤブサプロトバイスタンプを押印する。

 

《ハヤブサ!》

 

その瞬間、野田はフェーズ2のハヤブサデッドマンへ。そして、ギフの前に立つとハヤブサデッドマンは声を上げた。

 

「さぁギフ、私をギフテクスにしなさい!」

 

するとハヤブサデッドマンはギフからの承認を得てハヤブサデッドマン・フェーズ3……ギフテクスへの進化を遂げた。

 

「そんな……」

 

「感謝するわよ、この私を助けてくれるなんて……お礼にあなた達の人生を滅茶苦茶にしてやるわ!」

 

すると相手がいなくなってバイスやジャンヌがハヤブサデッドマンの元に到着。それからリバイと共にハヤブサデッドマンと戦うのであった。




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