仮面ライダーリバイスIF   作:BURNING

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戦いと契約 それぞれの思惑

一輝とバイスは仮面ライダーに変身するとギフジュニア達が向かってくる。

 

「「はあっ!」」

 

二人は同時に拳を出して目の前のギフジュニアを殴り、爆散させた。それから二人でハイタッチを交わす。それから二人は突撃し、徒手空拳で戦いを開始する。

 

「はいはい退いた退いたぁ!」

 

バイスがパンチで迫り来るギフジュニアを次々と殴りつけていく。そして、リバイもバイスに負けじと足技を主体にギフジュニアを圧倒していった。

 

「それそれ!」

 

「はい一輝、ちょっと我慢してね!」

 

「え?」

 

するとバイスがリバイの足を掴むとそのまま抱えてぐるぐると回転し始める。いきなりの事にリバイはびっくりするが、バイスはもう止まらない。

 

「それっ!」

 

そのままリバイは投げられるとギフジュニアへと纏めて吹き飛ばして撃破する。勿論リバイは今ので目を回す羽目に遭うが……。

 

「おいバイス……なんて事するんだ……って目が回る」

 

「ふへへ、お次は!」

 

《オーインバスター50!》

 

バイスはオーインバスターを出すとギフジュニアを連続で斬りつけていく。そんな中、荒木が操るバッタデッドマンがリバイへと襲いかかる。

 

「っと!」

 

リバイは何とか持ち直すとバッタデッドマンと交戦し、バッタデッドマンを殴ってから回し蹴りを決める。しかし、バッタデッドマンはそれではやられずにバッタの跳躍力で飛び跳ねつつバイスへと飛びつくと捕まえた。

 

「ちょっ、タイム!やめ!」

 

バイスが慌てる中、ギフジュニアがバイスの手にしたオーインバスターを弾き飛ばしてしまう。

 

「やべっ!」

 

それを見たリバイがすかさずオーインバスターの斧の刃の部分に付いた持ち手を掴み、トリガーを引くといきなりエネルギー弾が発射された。

 

「……え?」

 

するとその場の全員が一時動きを停止するといきなりの銃弾による攻撃に驚く。

 

「もしかして……」

 

リバイがもう一度トリガーを引くとまたエネルギー弾が出てバッタデッドマンへとダメージを与えた。

 

「すっげぇ。これ、斧にも銃にもなるんだな!」

 

それからリバイはオーインバスターをガンモードで使いつつ戦っていたが、バイスは自分の武器を取られて不機嫌そうになっている。

 

「えぇ……一輝ばっかりズルい!ていうか、それ元々俺っちが出したんだけど!」

 

それからバイスは代わりになる物を何か探しているとそこに大二がガンデフォンを撃っている様子が目に映った。

 

「あ!それ良いね!」

 

バイスは大二の元に行くと大二から無理矢理ガンデフォンを奪い取る。当然大二は怒るわけで……。

 

「おい!何するんだよ返せ!」

 

「ふへへ、行くぜ!」

 

バイスはガンデフォンと蹴りを使いつつ戦うが、ガンデフォンで敵を倒す爽快感に良さを感じたのかノリノリで倒していった。

 

「これ気持ち良い!」

 

「調子に乗ってやられるなよ!」

 

「わかってるって!」

 

リバイとバイスは次々とギフジュニアとバッタデッドマンを攻撃し、ダメージを与えていく。

 

「兄ちゃん!バイスタンプを使って!」

 

大二からの声にリバイはレックスバイスタンプを取り外すと上部のスイッチを押す。

 

《レックス!》

 

するといきなりバイスの口から炎が放たれる。それからリバイがスタンプを横に振るとバイスの尻尾が巨大化しつつ伸びて迫り来るギフジュニアを薙ぎ払う。

 

「面白いな。こんな事までできるなんて……」

 

「びっくりしたじゃんもう!」

 

「ごめんごめん」

 

バイスからの文句にリバイは謝ると続けてマンモスのスタンプを取り出す。

 

「続けていくぜ!」

 

《マンモス!》

 

それからスタンプを押印し、ベルトに装填して一度倒した。

 

《Come on!マ・マ・マンモス!バディアップ!》

 

《巨大なキバ持つ!陸のボス!マ~ンモス!はなっからクライマックスだぜ!》

 

リバイとバイスはマンモスゲノムへとチェンジするとリバイが専用武器のブーメランことマンモスガッシャーを手にギフジュニアを斬りつけていく。更にバイスも両腕にグレイシャシールドを付けてギフジュニアの持つ剣を防御しつつ格闘戦を仕掛けていく。

 

「はーい、俺っちにやられたい人……この指止〜まれ!」

 

バイスの挑発にギフジュニア達が向かってくる中、バイスはまずシールドを前に出しつつ体当たりを仕掛けてギフジュニアを何体か吹き飛ばす。それから残った相手を蹴りやアッパーで次々と倒していった。

 

「ふへへ、気持ちぃいい!!」

 

リバイの方はリバイスガッシャーを振り回し、近づいてきたギフジュニアを片っ端から斬りつけていく。

 

「はあっ!」

 

それからリバイはリバイスガッシャーを投げるとそれはブーメランのため、周囲のギフジュニアに命中していきギフジュニアを倒していく。すると奥にいたバッタデッドマンが出てきて跳躍しつつ攻撃してきた。

 

「危ねっ!」

 

リバイはそれを後ろに跳んで躱し、投げていたブーメランをキャッチするとすかさずもう一回バッタデッドマンへと投げつける、

 

バッタデッドマンは着地した所で丁度身動きが取れず、まともにブーメランを喰らって吹き飛ばされた。

 

「バイス!」

 

「え?何何……ってうわっ!」

 

するとバイスへとリバイが走っていくとバイスの腕の盾を足場の代わりにして跳び上がり、バッタデッドマンを真上からリバイスガッシャーで真っ二つに斬り裂く。

 

「もう、びっくりしたじゃん!」

 

「さっきのお返しだ」

 

その様子を見た荒木は苛立ちを隠せない。自分の悪魔の力はこの程度では無いと言わんばかりだ。

 

「こうなったら……」

 

《バッタ!》

 

荒木がもう一回スタンプを押してから自分へと押そうとする。その瞬間、逃げていたはずの井端が荒木の腕を捕まえた。

 

「は、離せ!」

 

「お願いします!荒木を……俺の相棒が生んでしまった悪魔を止めてください!」

 

リバイはそれを聞いてこの場を収めるためにデッドマンを倒そうとする。

 

「わかった!バイス……決めるぞ!」

 

「あいよ!」

 

それからリバイはベルトのスタンプを二回倒して必殺技を発動する。

 

《マンモス!スタンピングフィニッシュ!》

 

リバイがブーメランを投げつけると同時にバイスが地面に両腕を置く。その瞬間、バッタデッドマンの周りに盾が何枚も生えてそれにブーメランが当たるとブーメランが反射。バッタデッドマンは乱反射してくるブーメランに全く対応する事ができずにダメージを負っていく。それから仕上げは周囲に生やした盾がバッタデッドマンの真上に重なった。

 

「それじゃあ行きますよー!3・2・1!はい!」

 

バイスがカウントダウンを行うとバッタデッドマンは爆散。撃破される事になる。その後、バイスがガンデフォンをリバイに近づけて二人でツーショットを撮ろうとしたが、リバイは思いっきり拒否したのは余談だ。

 

こうして戦いは終結し、荒木はスタンプを大二の手によって回収される事となった。

 

「お二人共、フェニックスの更生施設で治療を受けてください」

 

大二は井端と荒木の二人にそう言う。スタンプを使い、悪魔を解放してしまうとその副作用で宿主に少なからず影響を残してしまう。そのため、フェニックスではバイスタンプを使って悪魔を解放した人間の治療のために更生施設も設けているのだ。

 

「「すみませんでした」」

 

「……このバイスタンプは人間の体内に潜む悪魔を引き出す恐ろしい物なんです」

 

「でも、正しく使えば人を救える……荒木、俺達もまた一から出直そう。二人で……一緒に」

 

「……井端」

 

それから荒木は井端へと手を差し伸べると先程までなら絶対に言わなかったであろう言葉を口にする。

 

「これからも……頼む、相棒」

 

「おう」

 

その手を井端は掴み、二人で再出発する事を誓うのであった。そんな様子を一輝は遠くから見ている。

 

「良かったな、あの二人……」

 

「ねぇねぇ、俺達も熱い友情のハグとか……しちゃう?」

 

「……は?馬鹿野郎!」

 

一輝は恥ずかしそうにバイスの提案を拒否するとバイスはニヤニヤしながら一輝を揶揄った。

 

「皆さん、見ました?今の。……照れ隠しですねぇ、人間は素直が一番だぜ」

 

「うるせぇよ、悪魔に言われたくない!」

 

バイスは一輝からそう返されて笑い転ける。そして、一輝は大二の元に行くと先程の契約の話をする事にした。

 

「大二、俺……フェニックスと契約するよ」

 

「え……」

 

「家族も世界も……俺がこの手で守ってみせる。それが、俺の使命だって気づいたから」

 

こうして一輝はフェニックスと契約。正式にリバイスドライバーを受け取る事になり、契約書にサインと印鑑を押す事になる。

 

「はい、仮面ライダーリバイス。頑張って」

 

大二が渡したアタッシュケースにはリバイスドライバーとレックス、マンモスのスタンプ。そして一輝専用のガンデフォンが入っていた。

 

「これ、さっきバイスが使ってた……」

 

一輝がそれを手にするといきなり画面にバイスが映し出されて一輝は驚く。

 

「はぁい、俺っちバイスだよ〜」

 

一輝はすぐに電源を切り、バイスが入った事を忘れようとする。どうやらバイスがガンデフォンに憑依する事でバイスと誰でも話ができるようになるらしい。

 

その頃、フェニックスベースでは若林と狩崎の二人が話を進めていた。

 

「狩崎、あのドライバーの調整は済んだか?」

 

「少し待ってもらえるかな?かなりの困ったちゃんでね、かなり調整には難航している。それに、使えそうな人間もまだ見当たらないからね」

 

「そうか……」

 

そう話す二人の近くのケースには黒を基調として上部に朱肉を模した赤い部分と正面にある画面、そしてその両サイドに存在する筋肉のようなパーツが特徴的なドライバーであった。

 

「それで、ヒロミに代わる新たな司令官の候補は見つかったのかい?」

 

「そうだな……一応目星は付けてある。だが、彼の性格からしてまだ任せるわけにはいかない。……名前は天魔レオ」

 

それを聞いた狩崎の顔が若干曇る。それほ狩崎にとっても難のある存在なのであると暗に示していた。

 

「確かに彼なら司令官としては良いかもしれない。……性格さえどうにかなればの話だけどね」

 

それから二人は今後のフェニックスの活動についてなど議論を交わしていくのである。そして動きと言えばデッドマンズにもそれはあった。

 

デッドマンズベースの幹部室で、フリオが一人の黒ずくめの人間を連れてきていた。それをアギレラがじっと見つめると合格と言わんばかりにスタンプを取り出す。

 

「あなたなら十分に働いてくれそうね。じゃあ、早速お願い」

 

そう言ってスタンプを手渡すアギレラ。果たして、デッドマンズの次なる動きとは……。

 

 

バイスタンプラリー

 

二話目……マンモスバイスタンプ




また次回もお楽しみに。
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