リバイ達とアナザーバールクスとの戦闘が始まった頃、世界各地ではライダー達がアナザーライダーを追い詰めていた。
ライブside
ライブはアナザーキカイからの攻撃を全て防ぎつつダメージを蓄積させていく。
「はぁああっ!」
アナザーキカイはライブへとどうにか電気を纏わせた拳をぶつけようとする。ライブはそれを躱しつつ何かを思いつく。
「奴は電気で動く……そうだ!」
ライブはライブガンを連射し、アナザーキカイを寄せ付けない。その間にスタンプを出すとバックルに押印した。
《デンキウナギ!》
するとライブの手にエネルギーの鞭が手にされるとそれをアナザーキカイの腕に巻きつける。それにより、アナザーキカイは電気ショックを喰らって体をショートさせられた。
「があっ!?」
アナザーキカイは何とか動こうとするが、ショートの影響で上手く動けない。その隙をライブは見逃さなかった。
《必殺承認!バット!》
ライブは跳び上がるとそのままライダーキックの態勢へ。それを見たアナザーキカイは迎え撃つためにエネルギーを溜めようとするが、もう遅い。
《ジャスティスフィニッシュ!》
ライブからのライダーキックがアナザーキカイに命中するとその体は跡形もなく粉砕。これにより、ライブはアナザーキカイ相手に勝利を収めた。
エビルside
スピード戦を仕掛けるエビルはアナザーシノビを倒しつつ対応する。しかし、アナザーシノビは再度影分身を使うとエビルを翻弄。逆に形成は逆転しつつあった。
「へっ、中々やるな。だが、これでチェックメイトだ」
《ジャッカル!バーサスアップ!》
《仮面ライダーエビル!ジャッカル!》
エビルがその姿をジャッカルゲノムへと変化。これにより、アナザーシノビに負けないスピードを手にする。そのため、超スピードで次々とアナザーシノビの分身を瞬殺した。
「があっ!」
アナザーシノビは今度は手裏剣を投げつける。しかし、ジャッカルゲノムとなったエビルはそれを片手で受け止めるとカウンターの斬撃波を命中させた。
「オラアッ!」
更にあっという間に接近してからの連続斬撃をぶつけてアナザーシノビをダウンさせる。
「立てよオラ。まだまだ終わりじゃねーぞ?」
エビルはアナザーシノビを捕まえると立たせた。しかし、その瞬間煙幕が張られるとそれは藁で作られたカカシになってしまう。
「ッ!?」
「があっ!」
アナザーシノビはエビルの背後から不意打ちを仕掛ける。だが、エビルにはそんな不意打ちは通用しなかった。
《必殺承認!ジャッカル!ダークネスフィニッシュ!》
エビルから繰り出された回し蹴りがアナザーシノビに命中するとそのまま爆散。撃退される事になる。
アナザーウォズside
アナザーウォズは手にした槍を変形させるとツエのような形にする。
《ツエスギ!》
アナザーウォズは杖でアナザークイズからの攻撃をことごとく防ぎ、更にその度にカウンターをぶつける事になる。
「さて、私からアナザークイズに問題だ。君は私に勝つことができる。◯かXか」
アナザークイズはそれを聞いて答えようとするが、アナザーライダーなので上手く返事を返せない。
「残念。時間切れさ……答えはXだよ」
ウォズは杖にエネルギーを溜めるとそれを射出。それは大量のクエスチョンマークとなるとアナザークイズへと被さっていく。
《アナザー不可思議マジック!》
そして、そのままクエスチョンマークは高速回転。そのまま爆発してアナザークイズは体から電流を流すほどにダメージを負う。
「終わりだ!」
《アナザービヨンドザタイム!》
アナザーウォズは杖を投げ捨てるとそのままライダーキックの態勢へ。そして、アナザークイズの後ろには緑のボックスが現れる。
《アナザータイムエクスプロージョン!》
そのキックが命中するとアナザークイズは後ろのボックスに入ってダメージを負う。そしてそのままボックスごと爆散するのだった。
ジャンヌside
「はあっ!」
ジャンヌは突撃すると連続で攻撃を放つ。アナザーロボライダーはそれを敢えて受け止めてカウンターを当てようとする。しかし、ジャンヌの狙いは別にあった。
「があっ!」
アナザーロボライダーがカウンターする瞬間にジャンヌは後ろに跳ぶと回避しつつラブコフの操作する乾坤拳で今攻撃が命中した箇所に追撃をかける。するとその箇所に少しずつヒビが入っていた。
「これで王手よ!」
ジャンヌはスタンプを起こすとそのまま倒して必殺技を発動。乾坤拳を掴むとそのまま斬撃を放つ。
《バッファロー!スタンピングスマッシュ!》
その攻撃が命中するととうとうアナザーロボライダーの装甲がその箇所だけ粉砕。これにより、その地点がアナザーロボライダーの急所となった。
「が……あっ……」
「ね、攻撃を集中的にぶつけ続ければ行けると思ったわ。これで終わりよ!」
ジャンヌはスタンプを取り外すと再度コブラバイスタンプを装填。必殺技を使った。
《コブラ!スタンピングスマッシュ!》
「はぁーっ!」
ジャンヌは青いコブラとなったラブコフを腕に纏うとそのままライダーパンチを繰り出す。そしてそれがアナザーロボライダーの装甲が砕けた急所に命中するとそのまま爆散するのだった。
アルケミスside
アルケミスはアナザーバイオライダーの弱点が炎だと知ったために炎攻撃を放ち、その体を焼いていく。アナザーバイオライダーの液状化はチートレベルで強い。しかし、弱点である炎攻撃を受け続ければそれも使えないのだ。するとアナザーバイオライダーは手から激流を発するとそれで自らをコーティングする。
「ほう。少しは考えたな。だが、その程度ではオレは止められない。ミカ、力を借りるぞ」
すると四つのブランクバイスタンプにそれぞれ色が入り、その中の赤いバイスタンプを使う。
《Add…!》
《ミカ!》
《Dominate up!》
《ミカ! ゲノミクス!》
するとアルケミスの腕が機械仕掛けのガントレットに覆われると燃え立つカーボンロッドを手にする。
「さぁ、殺戮の時間だ!」
《More!ミカ!》
《アルケミスレクイエム!》
すると手に強力な炎のエネルギーを纏うとそのままアナザーバイオライダーへと射出。それはアナザーバイオライダーへと命中するとアナザーバイオライダーは液状化でそれを凌ぐ事もままならず爆散。撃破される事になった。
「ふん……この程度か」
世界各地でアナザーライダーが倒される中、アナザーバールクスと戦う三人も奮闘する。
「バイス、とにかく奴等のスピードかパワー、どっちかに対応するぞ!」
《コング!》
「それって事はパワーだね!」
《バディアップ!》
《鳴らせ!コング!》
二人がコングゲノムとしてまずはアナザーゾンジスのパワーに対抗しつつアナザーザモナスは耐久力で受け止めてからのカウンターでダメージを蓄積させる手に出た。
「フォームチェンジ程度で勝てると思うなよ」
「ふふっ。消耗するのはそっちも同じなのに馬鹿ねぇ」
二人のアナザーライダーが言うように旗色が悪いのはリバイとバイスだ。この辺りはもうスペックの差と言うべきだろう。
「だったら……これだ!」
《バリッドレックス!バリバリ!》
《バリバリィアップ!》
《My name is!仮面ライダー!リバ!バ!バ!バイ!リバイ!》
リバイはコングゲノムでは埒が開かないと考えて切り札の一つであるバリッドレックスへ。相手にするのは変わらずリバイがアナザーザモナス、バイスがアナザーゾンジスだ。
そして、アナザーバールクスとはアナザージオウが戦闘を繰り広げる。
「どうしたぁ?元魔王よ。お前の攻撃程度ではビクともしないぞ」
「だったら、これでどうだ!」
《ジオウⅡ!》
すると今度は金のリングがアナザージオウを包み込むと同時にその姿を以前よりもマッシブな体型に変わりつつ、カラーリングは白い素地に金やマゼンタの差し色が入っている。また、頭部の時計が二つに増えてより本家のジオウⅡに近づいたような姿となっていた。
これがアナザージオウの強化形態。アナザージオウⅡである。
「ふん。所詮はジオウⅡ。それで勝てるとは思ってないよな?」
「だからって負けるつもりもねーよ!」
その瞬間、頭の針が回転するとアナザーバールクスの動きの未来を見る。
「見えた!お前の未来!」
それによりアナザージオウⅡはアナザーバールクスからの攻撃を冷静に見切りつつ攻撃を逆に当てることができるようになった。だからと言って攻撃が通るわけではないが。
「鬱陶しい!」
しかも未来が見えるようになったからって全ての攻撃を防げるわけではない。このままでは一撃も有効打を与えられないままにダメージがかさんでしまう。
「クソッ……」
「ぐあっ!?」
「のわあっ!?」
丁度そのタイミングでリバイとバイスも吹き飛ばされてアナザージオウⅡの近くに叩きつけられてしまう。
「一輝さん!!バイス!!」
「よっわーい。やっぱりこの程度?」
「俺の相手にすらならない」
バリッドレックスでも二人には通用しないということだ。こうなるとリスク有りでもボルケーノを使うしかない。
「どうすれば……」
するとアナザーバールクスは三人を見下すように挑発の言葉を三人へと投げかけた。
「全く、本当にお前は魔王か?こんな無様な姿を晒してよ、それにお前らの仲間のアナザーライダー。こいつらもきっとお前に失望しただろうなぁ。ま、今は俺の忠実な捨て駒だけどな?」
「……なん……だと?」
するとアナザージオウⅡの雰囲気が変わった。それを見たリバイは不味いと考える。先程までアナザーバールクス相手に善戦できたのはアナザージオウⅡことハルトが冷静だったからだ。それを欠けばどうなるか。火を見るよりも明らかである。
「待て!ハルト、落ち着いて!」
「ぶっ潰す!!」
アナザージオウⅡは完全にキレてしまうとアナザーバールクスにアナザーツインギレードの二刀流をぶつける。しかし、やはりノーダメージでアナザーバールクスからの拳を鳩尾に叩き込まれるとアナザージオウは当たり所が悪く倒れ込み変身解除してしまう。
「あ……ぐうっ……」
「くっ……」
「一輝!」
するとその瞬間、リバイとバイスへと同時にアナザーザモナス、アナザーゾンジスからの攻撃が命中し、二人も変身解除してしまった。
「うっ……あぁっ……」
「ひゃははははっ!お前らなんぞに俺の恨みが止められるものかよ。常葉ハルトよ。まずはこの世界を破壊する。それからお前にはゆっくりトドメを刺してやるよ」
アナザーバールクスは勝ち誇ったように巨大なエネルギー砲をチャージするとそれを放とうとする。
「……めろ……やめろぉおお!」
ハルトがそう叫び、一輝も絶望感を漂らせた。その時、アナザーバールクスへとエネルギー弾が命中。エネルギー砲のチャージが中断された。
「がっ!?」
するとそこにいたのは世界各地に散った面々が変身解除して揃っていたのだ。
「お待たせしました。我が魔王」
「ふん。ハルトをこんなにしておいてタダで済むと思うなよ」
「一輝兄大丈夫?」
「待たせてごめん」
「お兄様よぉ。酷いなりだな。ま、ここからは俺たちも加ってやるよ」
「皆……」
ちなみにカゲロウは大二と一体化しているためにここには四人が揃うのみだ。
一輝とハルトは立ち上がると一同は横に並ぶ。
「お前ら如きが群れた所で勝ち目など無いと何故わからない」
「そうかもな。だけど……」
「俺達は諦めが悪くてね。最後まで足掻かせてもらう」
そう言って全員が変身のためのアイテムを出すとそれぞれ掛け声を言う。
「湧いてきたぜ」
《レックス!》
「白黒付けようぜ」
《バット!》
「無敵を証明する」
《コブラ!》
「お前ら、覚悟しろよ」
《ジオウ!》
「行きましょう」
《ウォズ!》
「奇跡は皆殺す」
《ダウルダブラ!》
「「「「変身!」」」」
《バディアップ!》
《バーサスアップ!》
《リベラルアップ!》
《Alchemic up!》
《(仮面)rider Alchemis!》
《ウォズ!》
《ジオウ!》
《仮面ライダー!蛇!蛇!蛇!ジャンヌ!》
《仮面ライダーライブ!》
《仮面ライダー!リバイ!バイス!リバイス!》
「一気に……」
「いや、一緒に!」
「なんか行ける気がするぜ!」
一同が変身を完了するとアナザーバールクスは手を翳す。するとアナザーライダーが一斉に召喚されていく。そこに降臨したのはクウガからビルドのアナザーライダー達である。
「お前ら、やれ!」
こうして、アナザーライダー軍団とリバイ達による最後の決戦の火蓋が切って落とされるのであった。
また次回もお楽しみに。