悪魔の孫と悪魔のスタンプと海賊   作:MTHR

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この小説を思い付いたキッカケは、私が投稿している『キバッて魔入ります!入間くん』という小説で原作の推しキャラであるアザゼル・アメリが登場した際に、共通点が多いヤマトを思い出し、更に『魔入りました入間くん』と『仮面ライダーリバイス』のクロスを書きたいと言う衝動で書いたものですので、ご都合主義や稚拙な駄文、キャラ崩壊、ご都合主義、独自設定がてんこ盛りとなっています。
今回はリバイス要素はゼロです。


 


1話 悪魔の孫と鬼姫

 富・名声・力。かつて、この世の全てを手に入れた男──〝海賊王〟ゴールド・ロジャー。

 

 彼の死に際に放った一言は、全世界の人々を海へ駆り立てた。

 

──俺の財宝か?欲しけりゃくれてやる…探せ!!この世の全てをそこに置いてきた!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

──“新世界”、“ワノ国”。

 偉大なる航路(グランドライン)後半の海にある、世界政府非加盟国でありながら、新世界の気候とワノ国の剣士、“侍”の強さから鎖国を敷いてきた国。

 その国は現在、新世界の4人の皇帝の一人として数えられている大海賊──“百獣のカイドウ”率いる“百獣海賊団”に支配されていた。

 

 そしてここはその百獣海賊団の本拠地とされる“鬼ヶ島”。名前の通り鬼の形をした島には意匠を凝らした建造物が並び、それはまさに皇帝の城と呼ぶに相応しい物であった。

 

「…また、そうなったの?」

「あぁ。心配させてすまない……今日こそは殺れると思ったのに、あのクソ親父…!まだあちこち痛い……ッ!」

 

 そんな鬼ヶ島で、二人の男女の影があった。

 

 一人は、外ハネした触覚のようなアホ毛がある青い髪に、鮮やかな青い制服を着込み、左耳に羽の耳飾りをした小柄な少年だ。

 

 もう一人は、3m近い長身の美女だ。毛先に向かうに従って銀髪からエメラルドグリーン、水色へと変わっていく珍しい髪をしており、衣服は和装で、両胸に紋所が施された上着と袴、仁王襷のような帯を腰に巻いている。また、両手首には鎖の途切れた枷を嵌めている。

 そして何よりも特徴的なのが、こめかみから生える二本の赤い角だった。

 たがその美女の服はボロボロで、肌は傷だらけで頭から血を流しており、みるからに重傷であった。

 

 青い髪の少年──【鈴木入間】は長身の美女──【ヤマト】の額に、中指に黄金の指輪が嵌められた右手を当てると、黄金の指輪から青い光が溢れてヤマトを包み込むとあら不思議、ヤマトの傷がみるみると消えていったのだ。

 

「…これで治ったと思うよ。体の調子はどう?」

「あ、うん…大丈夫だ。ありがとう」

 

 入間の問いかけに、ヤマトはすこし戸惑いながらも返事をした。

 彼と出会ってからもう三ヶ月もするが、未だに入間の扱う“魔術”という未知の力にヤマトは驚いてしまう。動物(ゾオン)系の能力者であるヤマトは常人よりも体力回復や傷の自然治癒が早い体質なのだが、流石に今さっき負った傷がこんなすぐに治る程ではない。これで超人(パラミシア)系の能力者でないというのだから更に驚きだ。

 

「それにしてもさ、こんなになる位なら協力するよ?」

「…気持ちだけ受け取っておくよ。こうして治療してもらったりしてくれるだけで十分だから……」

「……」

 

 入間の言葉に、ヤマトはきっぱりと断り、入間は口を閉じてヤマトの顔を見つめた。

 

 もう何度もやっている(やり取り)だ。手を貸し(一緒に戦っ)てくれると言う気持ちは嬉しいが、ヤマトはどうしても頷けない。

 カイドウが率いる百獣海賊団に歯向かえば、死ぬことすら許されないのだとヤマトは知っている。何度もカイドウを殺そうとしているヤマトが無事でいるのは、ヤマトがカイドウの(息子)だからであり、彼が自分と共闘してしまえば、彼は地獄をみることになる。出会ってから自分を気に掛けてくれた彼を、そんな地獄()に合わせたくなかった。

 

 入間はしばらくヤマトの目を見ていたが、やがて深いため息を吐くと、指を鳴らすとあら不思議、虚空からポンッ!と煙を立てて、色々な食材をいれた袋が現れたのだ。

 

「…“花の都”でお寿司買ってきたんだ。一緒に食べる?」

「え?あ、うん!」

 

 先程までの神妙な表情が嘘のように感じる笑顔に、ヤマトは少しだけ戸惑いながらも笑顔を見せた。

 

 

 

 




続く……かもしれません。

キャラがこれであっているのか分からない…。
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