変身もしないし、独自設定、解釈が多いと思われます。
“新世界”の鎖国国家ワノ国は、首都“花の都”を中心に“
そして“花の都”は、他の郷と違い、住民は裕福で、日々笑顔の絶えない街だ。
「相変わらず賑やかな所だなァ…他の里は荒れ果ててるのに」
水色の着物*1に身を包み、“認識阻害グラス”をかけて花の都に潜入していた入間は、茶屋で典型的な三色団子を食していた。
入間がこの世界に来たのは3ヶ月前の話だ。
入間はアリクレッドと共に、仮面ライダーリバイスとして人類と悪魔の滅亡を目論んだ【ギフ】を倒して地球にすむ生命の危機を救った。
だが、ギフを倒したと同時に空間に開いた亀裂に
最初は入間が百獣海賊団かと疑われて一触即発になりそうだったが、自分に敵意がないことを知ると意外なことに直ぐ仲良くなった(なお、ヤマトが自分を男だと言った時には流石に入間も混乱し、ヤマトの言動に慣れるのに1ヶ月はかかった)。
そして、入間はヤマトと親しくなった事で、この世界に関するあらゆる情報を手に入れた。
“海賊王”ゴールド・ロジャー、“
どれもこれも、入間の記憶にある人間界の歴史とは全くといって良いほど違う。なまじ経験があるだけに、どうやら自分は魔界とも人間界とも違う“異世界”に飛ばされたのだと理解した。
勿論、入間はこの世界に長居する気はない。入間の居場所は魔界であり、
「…アリさん。どう?直りそう?」
『いや、全然だ。ギフの細胞がこの上ないの程弱体化してやがる。魔力を注いで活性化させようとしたんだが、効果は微々なもんだ』
「やっぱり直ぐには無理か……」
入間は懐から“ガンデフォン
彼こそが、入間が右指に嵌めている“悪食の指輪”の化身にして入間の相棒、【仮面ライダーバイス】の変身者である【アリクレッド】だった。
アリクレッドの言葉を聞いて、入間は懐から新たにティラノサウルスの頭を模したようなアイテム──“ギファードレックスバイスタンプ”を取り出す。しかし、本来マゼンタを基調としているそれは、まるで燃え尽きているかのように灰色になっており、試しにスイッチを押してみても反応がない。
この世界に来た途端、ギファードレックスはこのように色を失い起動できなくなったのだ。
空間にも干渉できる
そのために最高位の隠密魔術と“認識阻害グラス”を使うことでこうしてワノ国に潜入して情報を集めてあちこち回っているのだが、魔界のまの字すら出てこない。まさに詰みだ。
(でも、ヤマトの事も放っておけないしな……)
アリさんとの通信を切った入間はふと、この世界で友となったヤマトの事を思い出す。
ヤマトからこの国の過去や、ヤマトが自称する【光月】という人物についての話を聞いてはいるが、入間には
だが、誰も味方のいない
だからこそ、何度も一緒に戦おうと言った。
だが常に断られ続けた。
ギファードレックスが使えなくなっているとは言え、入間の実力では勝てない、これは僕の問題で君を巻き込めないからと言われてしまい、本人が助けを求めていないなら無理に干渉はできないと諦めて、ヤマトの負った傷を治療するのは今では新しい日常と化してきている。
「……そろそろ、
なにも答えが浮かばず、帰る方法も見つからず。
そんな現状から逃避するように、入間は立ち上がって団子屋の勘定を済ませると、ヤマトがいる鬼ヶ島に向けて歩を進めた。
感想、評価お待ちしてます。