~side~ 和谷
去年ぐらいからネットが騒がしい・・・話題の中心はサイ(Sai)だ
最初はいつも通りの騙りだと見られていたがネット棋聖戦にエントリーを行うと
他の追従を許さない圧倒的な力であっと言う間にSAリーグへ昇格
遂に決勝トーナメントまで登ってきた
これで謎のベールに包まれたサイ(Sai)が見られるかもしれない
俺はサイ(Sai)が出場する会場の立ち合い人を高い倍率の中で勝ち取った
暫くすると受付からのどよめきが聞こえる中心に居るのは・・・進藤?
あいつはここでの仕事はなかったはず小さな子供を連れているがいくら本因坊だって気軽に部外者しかも子供を連れて来るのはダメじゃないか?
「オーイ! 進藤なにやってんだ? 今日はここに用事はなかっただろ」
「和谷ぁ! 今日は佐為の付き添いでな 受付を済ませた処さ」
「サイ(Sai)!! どこに居るんだ!?」
「ここ!」そう言ってあいつは嬉しそうに子供の頭をポンポンと叩く
「はぁ!? 何歳だそいつ?そりゃぁネット棋聖戦に最低年齢は無いけどな(オリジナル設定)」
「強けりゃいいんだよ!強けりゃ! ほら佐為 和谷へ挨拶だ」
「初めまして和谷 サイと申します よろしければ一局打ちませんか?」
「ごめんな坊主おにいさん仕事があるんだわ 進藤預かってる子だろうけど目上への礼儀は教えろよ」
まぁこいつも礼儀がなってないから無駄だろうけど年上からの忠告だ
しかし子供を替え玉にしてまでサイ(Sai)は正体を隠したいのかねぇ? 化けの皮なんか剝がれるのに
そう思っていた時期が俺にもありました・・・
星野サイってエントリーした子供はトーナメントを順調に勝ち進んでいく
相手がアマだから棋力は測り切れないが院生の上位へたすればプロ並みじゃないかこれ?
局面の展開が対戦では無くまるで指導碁に見える
凄まじい余裕と実力の裏打ちがなきゃ出来ない
越智で分かっていたけどこの世界の才能開花は早すぎる今の最年少プロは9歳だ
これは星野サイで最年少記録がまた更新だなぁ
会場に顔出してる棋士達の注目の的だぜ
さっき断らずに一局打っとけばよかった
~side end~
~side~ アイ
先月の妊娠発表でまたネットがプチ炎上してた「はえーよ」とか「進藤ヒカルは死んどけ」とかの書き込みが目に付く
病院での診断結果は今日で妊娠8週目「結婚当日に仕込んでて草」とか書かれてた
ミヤコさんは「紅白の予定がぁ~」とか嘆いていたけど知らないよ
卒業ライブでセンター再任するのはやっちゃ駄目な奴じゃないかな?
2位にトリプルスコアで当確とかB小町ファンの趣味はちょっと信じられなかったぞ
(アイ君こちらだ 棋士の棋力も拮抗して対局の盤面も面白い)
(アイ君じゃなくてママだよダイヤちゃん)
(・・・・・・)
(返事しようねダイヤちゃん)
今日は棋聖戦リーグの取材中いくつかの盤面を回って最後は最年少アマ棋聖のサイを生中継で取材する予定
番組的には美少年の子供的ハプニング動画とか狙ってそう
どちらにしてもウチの子が全国区で称えられるとかママは誇らしいよ
~side end~
~side~ ダイヤ(仮)
私の名は塔矢行洋これから転生と云うものを待つ幽霊だ
死んでも碁が打てると云うのは碁打ちとして本望だが
肉体の無いこの身はいただけない
現実に関与するためには来世の母たるアイ君の助力が無ければなにも出来ないのだから
これが普通の女性であれば幽霊など信じられず狂乱したであろう
しかし経験者たるアイ君はどっしりと落ち着いたものだった
私の言葉を聞き入れ碁に協力してくれる
さらに来世の兄となるSaiとの勝負が出来るとなるとここは天国だ
だがアイ君は仕事に育児に忙しく私の望むほど時間を割いてくれない
なんとか毎日打つことを約束させたが一日に一人一回15分の早碁のみとか制限が厳しくないかね?
Saiに進藤君たまにアクアくんにルビーくんが打ってくれるが一日に最大4回しか打てない
さてそんな私達だがアイ君の仕事として棋聖戦リーグの取材を行っている
取材のメインはアマ棋聖となったSaiだがそのほかに番組映えする局面が欲しいので探している処だ
ふむこの辺りか?年若い棋士二人が競っているな棋力は三段~四段とみる若く攻め気の強い碁は映えるであろう
(アイ君こちらだ 棋士の棋力も拮抗して対局の盤面も面白い)
(アイ君じゃなくてママだよダイヤちゃん)
アイ君がまた私をふざけた名で呼んできたが返事などしない
(返事しようねダイヤちゃん)
冗談では無い断固認めん
~side end~
~side~ サイ
ああ⤴楽しい⤴ネットで打つのは楽ですがやはり碁盤と碁石で強者を相手にするのは格別です
いつまでも打ちたいものですが今日は私の試合でアイの取材を受けるんでした
ヒカルも解説にでる生放送という奴なので時間に合わせて局面を動かすようにお願いされてます
そろそろ予定時間がきますから強気に攻めて投了に導きましょう
「これで如何ですか?」数手進めると相手は絶望的な表情に変わりました
「・・・ありません」自分の十分の一も年を重ねていない子供に負けを認めるのは酷なのでしょう
この者も強かったですが神の一手に手をかけるにはまだ遠い
このまま片づけかと待っているとヒカルとアイが会場に来ました
検討しながらここで私に取材を行うようです
さぁ⤴なんでも訪ねなさい⤴中盤のコスミは会心の手でしたよ⤴
普段と違うヒカルとの検討は非常に楽しいものでした
だからでしょうね致命的なうっかりをこぼしたのは
「かぁ~ この手ここで踏み込むクソ度胸 流石はサイ!俺の息子だ♪」
バンバンと調子よく私の肩を叩きながら あっと気づいたのか顔色変えましたね
いっそ何事も無かったように流せばよかったのに・・・アイは笑顔は崩さずとも暗く沈んだ目から「なに口滑らせてやがるこの馬鹿」って語ってます
周りのスタッフ達もどう反応すべきか戸惑って変な緊張状態が出来上がってしまいました
仕方ありませんねぇ・・・ここは子供特権で誤魔化して上げましょう⤴
「ふぇ・・・うわぁぁぁぁん!!」私は周りの緊張に当てられた風を装いギャンギャン泣き出しました子供の体は感受性豊かなので一度スイッチが入ると止まりません。
これで何とかと思っていたらマイクを放りだしてアイが私を抱き上げました
「サイ!サイ!怖かったね もう大丈夫だよ!ママと向こうへ行こうね」
あ・・・アイもやらかしましたね
まだまだ口を滑らせるかも知れないのでアイのピンマイクを引き抜いて捨てちゃいましょう
ヒカル・・・あとはよろしく(合掌)
私達が去る会場からはヒカルとスタッフの喧騒が聞こえる
「進藤本因坊!」
「進藤本因坊!」
「どういうことですか?」
「アマ棋聖のサイくんとの関係を詳しく!」
「あーーー!もう! 夫婦の間に子供が居るなにも不思議な事じゃなーーーい!」
「それはアイさんのお胎の子でしょう!」
「時期があわなーーい!」
~fin~
終わりが見えてきてやっとこの二次小説で書きたかったことが判りました
アイ刺殺前状況からの星野親子救済だったんだなぁと
だから物語スタート地点は推しの子に近かった
・アイは未婚の母である
・アイは幼児期に実の母親に虐待されており父は居らず親の愛が判らない
・アイは自分の本心が人に肯定されないと考えている
・アイは将来の経済的な不安を抱えている
・アイの保護者はアイのためと言いながら不要な重圧を与えてくる
・アイは頼れる人がおらず誰も自分を守ってくれないと考えている
・アイには公表できない隠し子が居る
書き出すと属性テンコ盛りである
話を進めるごとに属性をひとつひとつ潰していく作業になり普通の人となっていきます
最後はギャグキャラ成分だけ残ったような
rapasの見る推しの子ギルティメンバー
カミキヒカル 諸悪の根源 存在抹消すべきってかした
斎藤壱護 過保護に見えてアイにとっては物理的暴力を振るわないだけの毒親だった? 名前すら覚えて貰えないのが証拠
鏑木P 不幸のきっかけを与えた人 疫病神かなと
もしも星野家夏祭り書いた場合は御神体は誰が良い?選ばれた人でお話の時期が決まります
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アイ(32・ルビー(16・マライア(1
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アイ(32・ルビー(16・フリル(16
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アイ(33・ルビー(17・かな(18
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アイ(33・ルビー(17・アクア(17
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アイ(34・マライア(17・フリル(18
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アイ(34・マライア(17・かな(19
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アイ(34・かな(19・フリル(18
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マライア(17・かな(19・フリル(18
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ルビー19・マライア18・かな20
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ルビー19・マライア18・フリル19
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ルビー20・フリル20・アイオラ13
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ルビー22・マライア21・アイオラ15
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ルビー27・マライア26・アゲート13
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ルビー27・アイオラ18・アゲート13
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ルビー27・フリル27・アゲート13
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フリル27・アイオラ18・アゲート13
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マライア26・アイオラ18・アゲート13
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アイ41・アイオラ18・アゲート13
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アイ46・フリル30・未設定孫(13
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アイ47・ルビー31・決まって無い子13