ライザのアトリエ 不思議な工房と秘密の多い錬金術師 作:もふもふたぬきねこ
作者の「もふもふたぬきねこ」でございます。
この度は「ライザのアトリエ 不思議な工房と秘密の多い錬金術師」を読んでいただきありがとうございました。そして素晴らしい作品を世に送り出して頂いた原作者の皆様に感謝致します。
楽しんでいただけましたでしょうか?
少しでも皆様のお時間を頂くに値するものであったなら幸いです。
完結させられて本当に良かったです! 何度エタりそうになった事か……。
なんとしても完結だけはさせようとしていましたので、この日を迎えてホッとしております。
下記にも記載しておりますが、完結できたのは皆様のお陰です。本当にありがとうございました。
以下、ごちゃごちゃ執筆経緯や各設定由来などに関して書いております。
整理が出来ていないもので読みづらいかと思いますが、宜しければご覧ください。
次話として投稿しております「登場人物紹介」にも一部コンセプトは記述しております。
まずは投稿の裏事情から。
本作投稿にあたって逃げ道を塞ぐ為に早い段階で全話予約投稿を行ったわけですが、それでも何度か削除しそうになりました。というのも、ご期待頂いているレベルになっているか分からなかったんです。投稿小説とする意味合いを何回も見失いそうになりました。
書く上で最も大事にしていたのは「ライザのアトリエ」と「鋼の錬金術師」の世界観を出来る限り壊さない事だったのですが、これが達成出来ているか自分では判断が出来ませんでしたし、本来はいないキャラを登場させる都合上「こんなの○○じゃない」と思われた方も少なからずいらっしゃったかと思います(特に主要3キャラ)。これが不安で仕方がなかったです。
アトリエ世界とハガレン世界という――言葉は同じでも2種類の錬金術を共存させるわけですから、「どちらの錬金術ならもっと出来る出来ない」という点について本作での取り扱いが必ずしも共感頂けるものではないと覚悟しておりました。
自分の作品なんだから好き勝手に書けば、とも思ったのですが作者は小心者なのでどうしても評価を気にしてしまい……特に初期段階は付けて頂いていた評価点やお気に入りの数字が低くなるとその理由を延々と考え始めてモチベが底に落ちかけるような事を繰り返す始末です。
なので途中から「章区切りまでは小説情報を見ないようにする」という有様でした。作者はクリエイターには向かないなあと思いますね……。
そんな状況でしたので皆様に読んで頂き、感想を書いて頂き、評価を付けて頂き、お気に入りにご登録頂き、これすきを頂き、誤字報告をして頂きと、本作に関心の目を向けて頂いていると分かっていた事は作者にとって何よりの励みになりました。そうでなければ恐らくキロが登場する前(第四章)あたりか、女王戦の前(第八章)くらいで力尽きていたと思います。
ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
さて、実は御礼以外書く事を考えていなかったので本作の作成経緯などを少しご紹介致します。
紹介文にも記載しております通り、本作は元々投稿を前提とした小説ではなく完全な自己満足を成す為に気分転換で書いていたものが原形になっています。
物書きの経験があるわけでもなく、完全なるド素人なのに何をきっかけに実際に手を付け始めたのかは今ではもう分かりません。3年以上前の話ですね。
ライザ作品の二次創作ってどのくらいあるのかな? と思ったら検索の個別カテゴリがない。
そして他のアトリエ作品も含め、錬金術繋がりかつ作者の好きな作品の一つである「鋼の錬金術師」とクロスオーバーをした作品がほぼ無かった事が本筋構築開始の切っ掛けだと思います。
この2つのクロスオーバーって難しいのかな? という完全な見切り発車でした。
その状態で第八章まで書き上げており、モチベが終了してエタらせていた所でライザのアトリエ3の発売、そしてアニメ化のお話を聞いて再開したような感じです。
そしてアニメの放送開始前に「数人でもライザのアトリエという言葉を新しく知る人が増えたりするだろうか?」と思ったのが投稿開始の決め手だったのでしょう。祝・アニメ化記念ですからね。
何故本作の様な流れになったかというと。
当時「ライザのアトリエ」が無印しかなかったのは勿論なのですが……プレイを終えてサブタイの「常闇の女王」は何処に行った? から始まりました。「蝕みの女王がそのポジなんだろうけど単語すら出ないの?」と思って「こんな風に突っ込めないかな?」と勝手に頭の中でストーリーを組み始めたのが初期プロットです。ラスボスの名が「常闇」で、各魔物に多少なりとも解説があるのは設定確認の名残になります。
本作の設定の都合上「常闇の女王」という単語は使えなくなりましたので、サブタイに悩んだ結果、ライザは「秘密シリーズ」かつアトリエシリーズは「○○の錬金術士」のサブタイが定番ですのでそちらをアルに。そして隠れ家から換わった新拠点である「工房」に文字数都合も見てそれらしい形容詞を付けた結果が「不思議な工房」です(ソフィー系と被りましたが)。
わりと落ち着いたタイトルにはなったのかなと思っています。
結末に関してもアトリエシリーズ恒例の「お菓子屋エンド」を候補に入れていた事と、作者の無計画によって本編でお菓子屋を営業できた日数があまりにも短かった事を反省して今回のような形になった次第です。原作続編とはかなり方向性の違うものになったかと思いますが、これはこれでアトリエっぽさが感じられたらなあと願っております。
ボツシナリオも結構あって、ライザやキロが錬成を使えるようになる(ラスボス戦はアルを救う為)とか、浄化しようとオーリムに戻ったら既に全て元に戻っており、アルがハガレン世界に渡るための旅に出る(誰かは付いてきたかも)とかもあったりしました。どれがよかったのでしょうね。
後は初期の話の描写にあった「突然現れる試験管」などをリアル描写側であるハガレン視点で説明するとどうなるだろう? と思った所からある程度ライザの調合描写が決まりました。即ちイメージの産物であり、等価交換の法則とは別物(等価交換が全てではない)で成り立っている感じです。
その上でリアルな描写っぽさを検討したが為にかなり独自解釈を突っ込む事になりました。
他にライザがよく言われている事は「ひと夏で賢者の石を作った普通の農家の娘」というのがありましたので、これを実際に達成しようとするとどうなるのかと思って日付式にしておりました。
相当な過密スケジュールですが一応達成可能という事のようです。
この日時設定は下書き時点では存在せず、投稿開始を決めてから実際の日決めを行って途中で日数調整が何度か行われていたりします。そこに章タイトルと各話のサブタイを付けつつといった感じで一度全てを整理し、投稿しながら文字数を調整するような形で進めておりました。
実は最初の全話予約から20話近く増えていたりします。投稿日時修正が一括で出来ませんかね?
ハガレン側のキャラ選択に関しては作中でも何度か記述がありますが、作者の思考回路ではアル以外選択肢がありませんでした。エドや他のキャラでは極めて難しかったです。
そのアル(即ち原作外キャラ)の取り扱いについても、元々非常に戦闘力も錬金術の応用も利く上に頭もいい事が周知だったので無双させるのは可能でしたが、それだと「ライザのアトリエ」である必要性が無くなるかなあ? と思ってしまい前半は「お助けキャラ」として登場させる形になりました。その都合でクロス感が薄く、初期は読まれていて退屈だったと思います。
そのアルの登場を成立させる為に常闇の逆要素としての光を出して、アル自体の成長要素が無いのもつまらないので更に年上、かつハガレン側の知識を持っていても違和感がないキャラ(魔改造されたキロ)を出して……といった感じで他のキャラ付けも進めた感じです。
他、絡ませる以上はストーリーの根幹にも何とか組めないかと考えた結果が本作の形です。何回原作を読み直す事になったやら……。エドしか知らない視点とアルしか知らない視点がありましたので、これの確認にも結構時間がかかったりしました。
キロに関してはプレイ中からお気に入りのキャラだったのでセリフが少なかったのが残念だったのと、2どころか3ですらパーティーに入らなかったので本作で存分に暴れてもらおうとした結果がVP詠唱であったりあの性格だったり腹ペコ女王です。投稿開始前後で思いっきり加筆しています(下書きでは完全に詠唱丸パクリでした)。
恋愛要素については初期段階では全く構想に入っていませんでした。精々キロがハガレン世界側の知識を持って理解者になる程度だったんです。ライザが男に靡く経緯が当初は描けず……。逆にストレートにアルとキロが結ばれた場合、ライザが主人公ではなくなってしまう為ボツとしました。
勿論「全然そんな事ないよ」という方は大勢いらっしゃるかと思いますが、作者の中でのライザ像は「ガキ大将」のイメージが強すぎて、どういう流れで異性に興味を持つのか全く描けなかった事が大悩みでした。その結果が「近所のお兄さんと子供の関係」からのスタートです。
一方で単純な「人のスペック」としても極めて高いアルを他のキャラが放って置くだろうか? という事と、本作のコンセプトの一つである「無印時点でのライザ達の子供からの脱却」を達成した場合はそういう感情を理解する事もあり得るのかな? となってロミィのキャラが確立したくらいから考え始めています。これは後で投稿する登場人物紹介も宜しければご覧ください。
ロミィは「恋愛感情があるけど控えめに」、キロは「恋愛感情はないけど大胆に」という風にライザに見せつけるような感じになり、徐々にライザがそちらにも思考を向けるようになって「原作より大人びているライザならあり得るか」、「冒険の期間だけではまだ子供から抜け切れていないけど、後日譚で成長させるなら具体的にも出来るか」なんて考えた結果、本編の形になりました。
ハガレンにおいてもエドとウィンリィの事実上の婚約が17歳の時なので、本作で考えたとしても現実的かな? と思った次第です。
結局誰と結ばれたかを描写しませんでしたが、これに関しては作者も考えていませんしステルクのように取り合いをされている方がアトリエっぽいかと判断しました。まあドロドロの関係になる事は無いと思います。ケンカの場合はストレートに魔法が飛んでくるでしょう。
最後に最終ボスの「常闇」について――元ネタは「無冠の女王」というDLCのボスになります。
詳細の明言は致しませんがオリジナル要素ならそれに相応しく強大で、かつあり得ても破綻しないような存在を考えた結果、あのような存在になりました。しかし最初の設定を思い付いた切っ掛けは全く別の所にあります。これに関してもよろしければ登場人物紹介をご覧ください。
色々書こうと思っていた事はあったのですが、キリが付きませんのでこの辺りで。
本作をきっかけにライザのアトリエや鋼の錬金術師を思い出して頂けたら嬉しく思います。
もし本作でライザのアトリエや鋼の錬金術師を初めて知ったという方がいらっしゃいましたら、機会があれば是非原作にも触れていただけたらと思います。無印ライザの戦闘はアトリエシリーズとしては珍しくかなりスピーディーですが、それはそれで楽しいですよ。
宜しければ、本作に評価や感想を頂けると嬉しいです。簡単にですが活動報告も記載予定ですので、読みやすい読みにくい、より良い表現方法などなどコメントを頂ければと思います。
頂いた評価やご感想は、ほぼ無計画ですが次作の執筆をする事があればしっかり参考にさせて頂きたいと思います。
次作に関しては――クロス物で組み合わせとあらすじだけ思い浮かべた程度のレベルでいくつかネタとして溜めております。アンケートを用意……とも思いましたが本作は「ライザのアトリエ」なので他の作品の話は止めですね(アトリエシリーズではありませんが、似たような構成になると思います)。書くとしてもこの作品だけで3年以上かけているので、次の投稿は何時やら……。
もし次作を投稿するような事があって、再び読者の皆様のお目にかかった際には――良ければまたお付き合い頂ければ嬉しいです。
それでは、この後に登場人物紹介を投稿致しまして本作は「完結」と致します。
これまでお付き合い頂き、本当にありがとうございました!