ライザのアトリエ 不思議な工房と秘密の多い錬金術師 作:もふもふたぬきねこ
後日譚時のキャラおよび作者的な考え、コンセプトなどをご紹介します。
キャラ設定用の作者メモに加筆をしたものです。
かなり文字数が多い、かつ読みづらさ満点ですが
お気に入りのキャラや気になるキャラについて見て頂く程度で
宜しければご参照ください。
主要3キャラクター
ライザリン・シュタウト/ライザ
年齢:19歳 身長:162cm 職業:錬金術士、エルリック菓子工房オーナー
攻撃:打撃、魔法、アイテム 武器:杖(セレスティアシーカー) ロール:ブレイバー
イメージ属性:光・星・駆動力・破天荒・成長・自覚
原作三部作主人公にして本作の主人公。
作中では子供の立場を脱し、とうとう大人組を説教するまでに成長した。
キロの予想や雷の大精霊の「奇天烈(これはアルを指したのではなくライザ)」発言の通り、実は天然の光のエレメント持ち。本人も自覚している通り4属性を等しく扱える体質なのはその為。
本作でのポジションは、キロと似ているようで部分的には正反対の立場の役割を担う。
破天荒気味な性格ではあるものの実は常識的であり、無意識に線引きは行っていた。が、蝕みの女王に逆鱗に触れられた事で線引きが飛び、錬金術士及び魔術士としての本来の戦闘能力を瞬間的に発揮する事になった。多分この状態のライザに勝てるメインキャラはいない。これが完全に表に出てしまった世界線がどこかに存在する。
冒険の末に概念とすら言える常闇の定義の書き換えを試み、神すら驚く所業を成し遂げた。
但し彼女が選んだ道は義務感や使命感、憎しみに裏打ちされたものではなく単に自分にとって最良と思った案だっただけであり、それが周囲の発想を超えていたに過ぎない。
大精霊の力を宿した賢者の石の調合を成し遂げ、島をほぼ永久に維持する事に成功した。
一方で最も退屈な日常から抜け出そうとしていたにもかかわらず、その日常を守る事を自身の役目と課してメインキャラで唯一島に残留する道を選んだ。この時にアルの思い出の品として銀時計を貰っている。本来は年少組のみで結ぶつもりだった約束だったが、再びアル、キロやアンペル達と再会するべく大人組を含めて2年後の集合を約束した。
アルとの別れの際、ボオスに便乗していつかアルの傍に居られる存在になる事を告白した……つもりだったが砕ける以前に当たる事すらなかった為、まあそういう人だと無理矢理納得して大人に成長するべく色々と経験をする。
これ以降、義姉になるかもしれない「強い女性」ウィンリィを真似て髪を伸ばすようになる。
そこから約1年半。
錬金術に触れつつ農作業をしつつ工房や拠点の管理をしつつ、学び舎で子供達の面倒をみたり護り手になったりとそれなりに充実した日々を送っていた中、クラウディアが帰還した事で状況が一変。エルリック工房をエルリック菓子工房として改装、オーナーとして営業をしていく事になる。
お菓子作りの腕前は家庭レベルとしては十分。素材の品質管理に関してはクラウディアが唸るレベルであるが経営の才は全くなくジェナにも遠く及ばない為クラウディアに丸投げの状態。
彼女に腹芸は不可能である。そもそもクラウディアがやらせてくれない。
冒険から2年を経て大人になった事である程度の事は割り切れるようになっており、島に害があると判断した場合は実力行使も辞さない。シーカーはリビルドが繰り返されており、火力が大変な事になっている。本編には記載されていないが再び召喚された古城の竜などを躊躇なく消滅させる程度には非情になれるが、幸い人に対して振るった機会はほとんどない。その対象1位はザムエル。
マシにはなったものの相変わらず精度のいる調合は苦手。
わりと忙しい日々を送っていた為、約束の日を大体は把握していたものの正確には覚えておらず再会したタオやレントに説明される有様だった。大忙しになる祝日がその約束の日だと知り、結局その日に現れなかったアルとキロに会いに行くべく夏休みの繁盛期が過ぎたら長期休暇を貰う予定だったところでアル、キロと再会する。
ナニカをやらかしたらしいキロを追及する気満々だが、チャンスが尽きていない事実をポジティブに受け止めてアル、キロを雇用しエルリック菓子工房を繁盛させていく事になる。
誰がアル争奪レースに勝つのか、それは作者も考えていないが勝率はかなり高め。
本作ではこんなライザに成長しました。比較的早熟かつ慎重姿勢という所でしょうか。
何故ライザが常闇の声を理解できたのか、設定はありますし察した方も多いかと思いますが自由にご想像ください。
元々ライザとアルの関係は本当に単なる子供と大人だけにするつもりでした。というのもライザが男に靡く姿が作者には想像できなかったんですね。ですが精神的に大人になった事と、周りがそういう感情を持っているのならライザに影響が及ぶのもアリか……という事でプロットからどんどん方向性が変わりました。
一番影響を受けているのはロミィから。次いで自分からアルを盗っていったキロから奪い返す意味合いが大きいです。好きな人を支えるという具体像はウィンリィの発言を基準にしています。
どんな形になったとしても、まあ多分アルの近くに居るでしょう。お幸せに。
フェイタルドライブ
ヘブンズクエーサー(常世の極光星。遂に見る事がなかったキロの魔法の自己解釈)
あたしのアトリエ(その場を錬金釜に見立てたゴリ押し調合。まさに力ワザ)
アルフォンス・エルリック/アル
年齢:32歳(肉体は26) 身長:180cm 職業:錬金術師、エルリック菓子工房新人
攻撃:錬成、打撃 武器:手甲、甲掛(ハイパーダイヤ製) ロール:ブレイバー
イメージ属性:物質・理論・極点・朴念仁・女難
光の大精霊のヘマやら勘違いが重なった結果、兄である「鋼の錬金術師」エドワード・エルリックと間違えて召喚された「秘密の錬金術師」。父ホーエンハイムが構築した常闇の封印式を修復する事が真の召喚理由であり、ロミィの言葉を用いるなら「異邦人(界渡り)」に該当する。
本来の世界線におけるアルフォンスと全く同じ存在であったが、光の大精霊が関与した時点から存在が分岐しており、更には歩んだ人生が分岐点からあまりにも乖離した為完全に独立した存在になった(決定打になったのは「秘密の錬金術師」という新しい二つ名が付いて「鋼の錬金術師とは違う存在」だと定義された事)。アルを「鋼の錬金術師」として召喚する事を成立させる為に見た目を14歳頃に無理矢理改造されるなど、杜撰な召喚によってかなり傍迷惑な経験をしている。
時空が異なる程に離れた世界から召喚されており元の身体ではライザ達の世界で存在を維持できなかった事と、常闇の封印に携わるツールとして全身を光のエレメントで構成された。光のエレメントは世界を構成する属性の為に極めて自然に成り立ち、キロですら纏っているものと勘違いした。
普通の人としての成り立ちとはズレている為、エネルギーが自然から供給されるので腹が空かず、消費したとしても回復も極めて早い。ただし加護そのものを大量消費した場合は別。
一方でマイナスとしても働き、およそ人間が持つ感情や欲求といったものが希薄となり、半分以上精霊のような在り方となった。よって一般的な方法では死ぬ事がない(仮に漂流し続けたとしても無事だった)。彼が人として振舞えたのは鎧の時の経験があったからである。
存在自体が対常闇及びその眷族に近いフィルフサ特効の為、フィルフサに対しては瞬時に理解可能で即座に分解を使用できた。オーリムの浄化もこの特性による。また闇が絡むと光の加護が若干中和される為、フィルフサに襲われたライザ達を目にした際はブチ切れ、闇を宿していたキロと関わっていた間は比較的感情豊かになった。
影のトラベルボトルの崩壊に際し、闇の大精霊に救助されるも事を急いた光の大精霊により封印の構築式としてノータイムで組み込まれる羽目になる。アルが鎧を錬成していなかったら、鎧に魂を割いていなかったら、記憶を覗かれる形でキロと混線を起こしていなかったら。多分キロとヨルムンガンドによって世界は影のボトルの世界の再現となっていた。
この世界線が96話タイトルの「最悪の道」である。
アルの精神と混線していたキロがヨルムンガンドを円とした真の人の構築式となり、封印と化したアルの肉体と精神の橋渡しを成した事で鎧の状態で起動。精霊の世界ではフィルフサで錬成した賢者の石を代価に自身の身体を錬成した。これは出来うる限り賢者の石の使用を拒んだ元の世界のアルフォンスとの決別である。
また真理の捨て台詞を受けて元の世界への未練も断ち切る事になる。ご愁傷様。
最終戦途中で参戦、常闇の分解に成功するもライザの提案を受けて書き換えの為の構築式を組み上げる。この構築式がリンケージ調合に近かったのは理解元である常闇側に理由があったりする。
最終戦の後に身体を人間気味に構成し直され、キロとの約束通りオーリム浄化の旅に出る。オーリムに向かう直前にライザに告白されているが単なる応援だと勘違いしてしまっていた(アル相手に直球勝負をしなかったライザも悪い)。
その後オーリムにて眠らされている内にキロにナニカされたようだが本人はそんな事を夢にも思っていない。こういったキャラクターの例に漏れず、間違いなく女難の相がある。
約束の日に合わせて臨時手段で帰還するも少々遅刻。彼の遅刻癖は治らない。
思い出の味のアップルパイで迎えられ、エルリック菓子工房の新入りとして勤務する事になる。
ライザかキロかロミィか、はたまた横から現れた誰かがかっさらっていくのか。
多分真正面からぶつかっていく人ほど勝機がある。
彼はこんな形になりました。どうしたものかと散々悩みました。
メタい話、作者の思考回路でエドを話に組み込むのは極めて難しかったんです。連載初期の感想返しにも記載しておりますが約束の日の後では錬金術を使えませんし、途中で拉致って来るにしてもエドが素直に応じると思えない。他にも機械鎧のハンデもありました。そんな理由でアルを選ばれたわけです。鎧も魔法っぽいですし。
初期アニメの設定を引っ張って来るとか色々考えもしましたが、こんな形に落ち着かせました。よろしければ読者の皆様のご想像もお聞かせください。
「異邦人」の意味合いがレスレリと合致したのは奇跡的でした。
まあいいや! と思ってそのまま使用しています。72話で既に使っちゃってましたし。
因みにアルの真理の扉の図柄が「錬金術の骨髄」に記載された図である事は有名ですが、更にはその中にある「Plumbum Philosophorum(直訳した場合は「哲学者の鉛」)」という絵が元ネタでした。調べてみると面白いですね。
誰と引っ付くかは作者にも分かりませんが、誰かとは引っ付く(多分襲われる)と思います。
未来のifルートは無粋かな? そっと見守りましょう。
キロ・シャイナス/キロ
年齢:不明(本作裏設定では800歳前後) 身長:159cm 種族:オーレン族(霊祈氏族)
職業:精霊術士、エルリック菓子工房新人 攻撃:精霊魔法、精霊召喚(北欧神話系神獣)
武器:首輪(セラーフィムハウル) ロール:アクセルバトラー
イメージ属性:精霊・闇・宿命・反転・半人半神・食・快活
本作第二の主人公。アトリエ世界の住人にしてハガレン世界を詳しく知った存在。
偶々闇に適性があったため、クリント王国の人間と出会うよりも前にヨルムンガンドの欠片の器となった。この為在り方が人よりも神寄りと成り、莫大な力を保有するも人間味はかなり薄くなっていた。本来の彼女は明るく快活で普通に正義感のある自由人。
これがボオスの命を救った行動の原動力であり、ライザやアル達と交わる事になった理由である。
アルがキロの闇に干渉されたように、キロもアルの光に干渉されて人間味を取り戻していった結果が腹ペコ女王とあの性格である。
干渉の際、アルの記憶を覗いてしまったのは(手段自体は可能であったものの)キロのせいではなくヨルムンガンドがアルの錬金術に興味を持ったためであり完全なとばっちりだった。以降のキロのアルに対する興味の強さも、キロ本人ではなくヨルムンガンドが円環の力を用いた錬金術を使うアルに興味津々だったためである。一方でヨルムンガンドも割と人間味があり、自分の後始末を宣誓なんて形で自身に誓われたものだから反省である。
アルとの関係性については途中まで歳の差や境遇、成しえる可能性などの話もあって気に掛けた方がいい子供であり、極めて優秀な協力者としての取り扱いだった。
しかしアルが一度消滅した際は本来の性格、宣誓が原因だった事、アルの指示を守った事でアルを見捨てたという矛盾を抱えた事、何としてもアルを救おうとする行動理念から極めて情緒不安定となり暴走寸前まで陥った。
彼女があの時フラメルの十字架を見なかった場合、多分世界は滅んでいた(直接原因ではない)。その直後にアルに出会えた事で今度は逆に人間側に振りきれてしまい涙腺崩壊した。実に忙しい。
その後は大精霊との会話やセラーフィムハウルによってヨルムンガンドとの意思疎通が可能となった事で精神状態がかなり安定したが、一方で大精霊の代行者として活動する事になり常闇を再封印すべく全力を尽くす事になる。
最終的に常闇を再封印する機会を得るが、ライザのとんでもない提案が飛び出し色々複雑な気分ながらも協力する。これがキロからヨルムンガンドが離れる分岐となった。フェンリルを通してヨルムンガンドの考えを理解し、これまでの力添えに感謝して別れを告げた。これによって自身の状態を理解すると同時にほぼ人の状態に戻る。
ヨルムンガンドは離れたものの、彼によって広げられた器の大きさはそのままで常人より遥かに強い事には変わりない。魔力の回復速度が優秀な魔術士の数十倍くらいにまで下がった程度である。
これまでの性格はヨルムンガンドが混じった状態が主体だった為、彼女自身の精神は比較的若い部類であり人に戻った際の性格はかなり子供っぽくなった。
その後は約束通りアルと共にオーリムに赴き浄化の旅を始めた。
が、ウィンドルにて相変わらずアルの人たらしが発動していた事(特に大長老たるカラ、やはり女性)やほぼ人に戻った事でそれまでの鬱憤や感情やらがあるタイミングで大噴出し、ナニカをやらかした。それについても大して反省していないので、多分クラウディアとシンシア辺りに灸を据えられライザとロミィに尋問されると思われる。軽くトラウマにはなった。
一方でボオスやエルマーの成長もちゃんと期待していたりする――子供から大人になる事を。
恋愛感情の点で実は年齢差を気にしているところがあり、アルと恋仲となる事に極めて積極的というわけではない(ロミィやライザよりは薄い)為、現時点では最もアルの傍にいるもののライザ達の頑張り次第ではボオス側にいくかもしれない(当人にとってはアルもボオスも年下過ぎるが、ロミィ辺りに煽られてレースに参加しそう。その際は一番大胆)。
とはいえ最も気安い関係にある事には違いないので、当面今のような関係は続くと思われる。
一方で他人の恋愛話は積極的に煽っていくスタイル。
エルリック菓子工房の店員に復帰した為、古老を始めとする固定客は毎日来るようになる。
立場はフロアマスター兼会計士(暗算対応、領収は全て記憶可能)。
ほぼ完全にオリキャラと化したキャラ付けが成された……んでしょうか? 3はどうなんでしょう?
無印当時はほとんど設定が明かされていなかった為、二次創作を作る上では非常に使い勝手がよくなってしまい作者の餌食となりました。
原作では比較的無感情気味でしたが、「やったー」とか思っている辺り実際にはそれなりの感情を持ち合わせているのでは? と思った事が外面は無感情気味にして内面(実際の中身)は快活気味という事にしたきっかけです。ベースは「キロ」の反転である「
大魔法詠唱の文言が思いつかず適当にヴァルキリープロファイルから引っ張ってきたのですが、
VPは北欧神話の物語→ヨルムンガンドいるよね?→ウロボロス(つまり錬金術)に使えない?
という行き当たりばったりな理由から本作の中心に置かれる事になりました。キャラが勝手に動くってこういう事なんだなあと思っております。
アルに対する心情は、恋愛の面ではライザやロミィに比べて薄いものと思いますが最もアルの事を知っている存在である事、比較的同族の性格である事、一緒にいた事もあって独占欲気味の感情が強い物だと思っています。仮にライザやロミィがアルと結ばれたとしても大して気にせず干渉し続けるんだろうなあと。一方でナニカをやらかしているのでそっち方面では大きなアドバンテージがあります。アルは欠片も知りませんが。
アルとキロが揃っているならハガレン世界に飛ぶ事も出来るのかもしれません。その場合多分キロは錬成が使えるようになります。
大魔法一覧
・神炎の断罪 元ネタはイフリートキャレス
・滅尽の猛火 元ネタはカラミティブラスト
・審判の雷衝 元ネタはグラビティブレス
・久遠の氷縛 元ネタはアブソリュート・ゼロ
・破滅の天嵐 オリジナル
・現世の極夜星 元ネタはメテオスウォーム、ライザの「常世の極光星」の対魔法
・明々たる世界 元ネタはセレスティアルスター、アルとの協力魔法
召喚獣一覧(詳細は下部にも別途記述があります)
・フェンリル(世界を喰らった氷狼、ヨルムンガンドの兄。冷房。かなり面倒見がいい)
・ヴィソヴニル(世界樹の頂で世界を照らす雄鶏。太陽ビーム。性格が悪いらしい)
・スレイプニル(風の如き速度で走る8本足の馬。フェンリルに食べられた事があるらしい)
・タング兄弟(まさかの本編出番なし。戦車を引く2体の山羊。ゴルディアスホイール)
・ヨルムンガンド(世界を取り巻く黒い大蛇、フェンリルの弟。人の営みに興味津々)
キロが彼らと縁を持ったのは契約精霊たるヨルムンガンドが北欧神話の存在であり、しかも精霊に格下げされた存在でなく神の欠片としてキロに宿っていた為です。
メインキャラクター
クラウディア・バレンツ/クラウディア
年齢:19歳 身長:164cm 職業:バレンツ商会常務理事、エルリック菓子工房店長
攻撃:魔法、物理 武器:フルート(エセリアルトーン) ロール:ラウンドファイター
イメージ属性:氷・音・お菓子・規律・女王・無慈悲・自覚・暴走
最もライザに近い場所に立っていられた存在でライザ至上主義。クーケン島にもオーリムにも災厄にも最も縁遠い存在だったため、取り扱いに悩んだキャラだったりする。
最終的にはメインで前に立つ事はなく、縁の下の力持ちやライザの親友としてのポジションを獲得する事になった。ボケとツッコミを両立する事も可能。
下書き時、作者は2や3の情報を本当にほぼ知らなかった為に続編が出た際は似通った性格になってしまいどうしたものかと勝手に悩んでいた。ライザを比較的常識的な性格に味付けしたため、クラウディアはわりとはっちゃけた面を持たせる事にした結果がコレ。ブチギレライザを除き、最も怒らせてはならないキャラクター。必要ならば無表情でなんでも凍結させる。
色々ゴタゴタしてしまった(作者の無計画プロット)為に冒険中は開店期間がほぼ無かった事を作者が反省。王都で帝王学とも言える内容の勉学とバイトを通したパティシエ修業を積み、正式に国から資格を取得し、ルベルトを説き伏せ、真冬の中一人でクーケン島への旅路を強行した。氷のエレメントが強いクラウディアならブリザードであろうが平気である。本人がブリザードだし。
王都にいた間にもいくつか伝説を打ち立てており、極めて貴重なフルートの所有者、会場を凍てつかせる演奏、バレンツ商会の幹部としての容赦のなさ、セクハラを働いた不埒者の強制排除(王都が吹雪いたのはその余波)等によって本人の知らぬ所で「氷の女王」と噂されていた。知った所で本人は多分大して気にしない――ライザの為だし。一方でライザのおかしな夢は正夢になった。
女性キャラではあるが相変わらずアルについては大恩人兼ライザの思い人という印象が強い為、アルに対しては全くと言っていいほど恋愛感情を抱いておらず冒険時と接し方が変わらない。
よって何らかの理由でアルがライザを泣かせるような事があった場合、非があったと判断した場合は多分一切容赦しない。一方で非さえなければライザにマイナスだったとしても受け止める器量はあり、仮に帰還時のアルとキロが本当に結ばれていた場合は素直に祝福するつもりだった。その時は翌日の商品に紅白饅頭が並んだかもしれない。
彼女が誰かと結婚する未来が作者には描けないが、ライザがアルと結ばれた場合は引っ付いてくるかもしれない。因みに恋愛感情とは別にして、彼女が最も身近に位置付けていた異性はタオである(年下だった事と平時と戦闘時のギャップが新鮮だった上に彼には下心が一切なかった為。身体に触れたり触れられたりする事にも全く抵抗がなかった)。
パティシエや商人としての生活を満喫している点はあり、クーケン島に移住してからはワーカーホリック状態であるが魔法でどうにかしている。バレンツ商会の人間としての役目は果たすものの、仮にライザが店を畳むと決断した場合は一切否を唱える事無く実行するつもり。エルリック菓子工房はライザの為の店である。
メインキャラのトップに格上げされました。二年後の世界観の立役者ですので。
比較的原作のままになってしまったと言えるのでしょうか。無印ではそこまででもありませんでしたが、続編ではライザに対する独占欲もあったようなのでそれが比較的早い段階で発露したと言えるのかもしれません。ディヴェルの抱擁イベントの限りでは大親友である事は間違いないです。
島に来るまでが箱入りだっただけで、実際にはライザも驚くはっちゃけぶりな性格だと思います。ライザは常識の中で生きていますが、クラウディアは常識を無視しそうです。
拠点の建築においてクラウディア監督が初めて登場したわけですが、恐らくこの頃に辣腕を振るう未来のクラウディア像が頭に浮かんでおり、お菓子屋エンドに結びついたものと思います。
続編における彼女は武器種を変更したようですが、本作のクラウディアがエセリアルトーンを手放す事はあり得ません。
本作における彼女の未来が一番想像しにくかったりします。どんな未来もあり得そうですが、ライザを差し置いてアルと結ばれる事は絶対にないです。
フェイタルドライブ
・ソングオブフィナーレ 終幕まで演奏しきった結果、何故か氷の鳥が召喚された
レント・マルスリンク/レント
年齢:20歳 身長:178cm 職業:冒険者 攻撃:剣術
武器:大剣(シュヴァルツラスター) ロール:マイティロード
イメージ属性:雷・努力・常識・苦労人・盾・兄
塔を目指し、武勇を示そうとしていた少年。
しかしその塔の実態や力の使い方を誤った結果の末路、力をひけらかす事無く生活している真の強者達の姿を目にし、己のなりたい姿を見つめ直す事になる。
戦闘時は倒す事よりも守る事を優先し、一度たりとも引く事はなかった。
リラの修業の結果、野生化が進みつつあったか性格は常識寄りのまま。
リラ、アル、キロといった強い大人やフィルフサ、常闇といった未知の存在と対峙する経験を通して己の未熟さを正す為、比較的早期に島を出る事を決意する。
クーケン島にいた時点で世界が自分の想像より遥かに広い事を知った為、驕りも無く比較的達観した性格になった。多分他人からどういう扱いを受けようが「そういう人間もいる」と割り切るだけだと思われる。
旅の途中に行き倒れていたクリフォードを拾い、自分より世俗に詳しい事を知った為行動を共にする事になるがライザやリラ達とは別方向に破天荒(レント自身は極めて真面目)なクリフォードには頭を痛めている。ザムエルとはある程度和解したがリラに絡む事についてはかなり複雑な気分。
約束の日の後は再び旅に戻り、偶には島に帰ってきてライザ達に世界がどのようなものかを伝える立場になる。父親の事もあり、結婚はきちんとお付き合いを通してからと推定。
作者にとっては最も原作のままになったキャラで書く上での癒しでした。ライザとリラのストッパーとして彼以上の適任がいなかった為、大人びつつも基本は変えない形になりました。
何年経とうが彼はライザとタオの兄貴分です。
ずっとクリフォードと一緒でなく、そのうち独立して火竜でも退治するんじゃないですかね?
で、その素材をライザに土産として持ってくるという。
フェイタルドライブ
・インペルアルクリーヴ 記念すべき最初のフェイタルドライブ。そのせいで地味になった。
タオ・モンガルテン/タオ
年齢:17歳 身長:166cm 職業:学生(特別待遇生) 攻撃:魔法、鎚術
武器:ハンマー(聖鎚・
イメージ属性:火・研究者・忍耐・勇敢・朴念仁
子供組4人の中で、最も勇敢な方向に成長した少年。とはいえそれは過去の経験からくる自信のなさ原因であり、いざ戦い始めるとそれが薄れていただけである。冒険や島の修復を成し遂げた事で自身の無さは消え何にでも挑戦する性格に変化した。
ライザも感じている通り、戦闘中は極めて冷静であるが箍が外れると何かの波動に目覚める。
クリント王国の文字の解読は当初独学でアンペルから教わった事である程度読めるようになったが、同じく我流であったアルが遥かに上の理解に到達しており、しかもその理由が単なる興味に収まらなかった事に衝撃を受け、漠然としていた今後の携わり方を考えるようになった。
冒険の末、ボオスに誘われて王都に留学。特別待遇枠で学園に通う事になる。これ以降は2の設定とほぼ同じ。ただ2と違いタオの武器はハンマーのままである。
恋愛に関しては9.5割ライザのせいで女性を「恋愛対象」と識別する感覚がおかしくなってしまっている為、常識的な女性の取り扱いは出来るもののそういった関係への理解は皆無。
残りはクラウディアのせい(83話における無警戒なハグなど)。
よってパティが彼と結ばれようと思うなら真っ向勝負で突撃するしかない。
彼も原作に近いですが、あまり弱音は吐かなくなったかな?
どうしてもライザとアンペルとの絡みが主体だったため、広げようとした結果がクラウディアの技名好きに繋がりました。彼のトレードマークである時計はどこかで使おうと最初から考えていて、一度目が中枢のストップウォッチ、二度目が時空の天文時計の素材としました。
本作ではキーアイテムとなった天文時計をただのアイテムにしたくなかったというのもあります。
フェイタルドライブを使うタイミングに困ってしまい、当初は氷漬けにしたオーリムを粉砕する事を考えていましたが連続でフェイタルドライブを公開するのもなあと思った結果、ラスボス戦での使用となりました。受け止められちゃいましたが。
武器の正確な読み方は分かりません! 多分中国語だと思うのでそれっぽい読みにしただけです。
彼は順当にアクティブな学者になるでしょう。そしてどこかのタイミングでライザかキロかクラウディアに焚きつけられたパティの突撃を受ける事になります。幸せものだなあおい。
フェイタルドライブ
・秘術・審判の鎚 魔法で作ったでっかいハンマー 単純明快でクラウディア大歓喜
アンペル・フォルマ―/アンペル
年齢:不明(本作裏設定では80歳程度) 身長:172cm 職業:錬金術士、考古学者 魔術士
攻撃:アイテム、時空魔法 武器:杖(神霊樹の魔枝) ロール:ラウンドファイター
イメージ属性:時・研究者・業・甘味・宝石・裏方・師匠
ライザを錬金術の世界に導いた切っ掛け。ある意味「ライザのアトリエ」のスタート時点。
ライザとタオの純粋な成長だけでなくアルやキロを通じて自分が知るよりも遥かに世界が広い事を知り、事が終わったら消えよう――なんて事はなく普通に活動する事にした。自分一人が居たところで大して世界は変わらないという考えの変化である。
達成した偉業自体はライザが目立つが、彼も十分偉業を成し遂げている。本人も口にした通り宮廷錬金術士に戻る事は恐らく簡単だが、何かしら切っ掛けがない限りは多分戻らない。エルリック菓子工房がクーケン島にある限り、ある程度定期的にクーケン島には足を運ぶ。
リラとの関係は多分殆ど変わっていないが、腕が治った事やオーレン族に対して突っ込み要素が増えた事でじゃれ合いは増えたかもしれない。
弄りようがないですね……因みに原作では「魔術師」なんですが本作では「魔術士」です。
ライザ一人で何もかも調合出来てしまうのはつまらないので、アンペルの得意分野を設定してそちらの調合を担当してもらう事になりました。原作ではそこまでライザ達を「弟子」扱いしていなかったと思いますが、本作では距離を寄せるつもりで弟子扱いが増えています。
続編での取り扱いに驚くしかないキャラでした。リラとの関係は……本作では分からないですね。そこに関しては無印終了時点で原作と一切差異が無いんじゃないかなと。DLC要素をどうしようかとも思いましたが、話がムチャクチャになりそうだったのでボツにしました。まあ本作のアンペルとリラならクリアは楽勝でしょう。
フェイタルドライブ
・リワインドフロー この辺から原作SEのオノマトペを真似ようとし始めています。
リラ・ディザイアス/リラ
年齢:不明(本作裏設定では600歳前後) 身長:164cm 種族:オーレン族(白牙氏族)
職業:守護者、用心棒 攻撃:物魔打撃、精霊付与 武器:鉤爪(風断爪)
ロール:アクセルバトラー イメージ属性:精霊・獣・食欲・筋肉・戦闘狂・教官・ポンコツ
アンペルの用心棒で作中最初のオーレン族にして、ライザ達にとって最初の外の大人の女性。
ただしその在り方がライザ達の常識からはかなりズレていた為、基準とされる事はなかった。
クーケン島での活動の中で自身を超える力の存在と弟子の急激な成長を目にし、冒険後は自身を更に鍛え上げる事を決意する。一方でアルとクラウディアの手によってグルメな方向に感覚が発揮されてしまい、不味くても食べるもののわりと食へのこだわりが出るようになった。
キロと比較して大精霊の存在が信仰や畏怖の対象に近い為、接し方はキロよりも更に敬う形でありライザ達への対応も厳しい。が、決戦後はちょっと揺らぎ始めている。
2年後も日付はしっかり覚えており、アンペルと共に帰還した。しかしキロ達が帰ってきた際にとある手紙? を受け取り、オーリムへのカチコミを本気で検討中。
キロの存在のせいでオーレン族や精霊要素といったものが全て搔っ攫われてしまった為、作者的には取り扱いに大変困ってしまい、大半が修行に費やされる事になった不憫キャラ。
大変申し訳ない。
作者にとってはどういうわけかポンコツ設定のキャラです。
強い女性一色だとつまらないと思ったからでしょうか。キロというオーレン族の戦士が出て来てしまったせいで彼女のロールが埋もれてしまった為、筋肉にガン振りした結果かもしれません。
彼女の未来もアンペルに近いものでしょうが、本作のリラは力がある人間に魅かれる傾向があるので全ての門を閉じ次第レントと合流する未来もあるかもしれません。キロがアルと結ばれた場合は相当煽られるんじゃないでしょうか(「まだ結婚しないの?」みたいな)。
本編下書き中は考えもしませんでしたが、もしリラの恋愛対象にアルが含まれた場合はおそらく真正面からどストレートに突撃する(最も勝率が高い)事になりますので他の女性キャラも含めて正妻戦争になりそうです(「私の物になれ」とか言いそう)。
彼女が誰かの妻になる印象が作者にはあまりないのですが……3の後はどうなるやら。
フェイタルドライブ
・アインツェルカンプ アトリエ世界伝統の技なので、登場のさせ方にかなり悩んだりしました。
ボオス・ブルネン/ボオス
年齢:20歳 身長:172cm 職業:ブルネン家跡取 学生
イメージ属性:裏の顔・苦労人・保護者・責任感・成長
途中からメインキャラに昇格し、主に島が沈んだ場合の対処を考えるポジションへ。
他のメンバーと違ってアルやオーレン族の影響をあまり受けていない為、考え方は戦闘メンバーに比べて一般常識寄りであり、それが解決の糸口となる事もあった。
島の生活を守る事も大切だが、彼にとって最優先なのはキロ達の水を返す事で一貫している。これがライザに時空の天文時計を調合させる決め手になった。
色々と立場が変わってはいるものの、彼の行動原理は実は大して変わっておらず最初からずっとライザ達の味方である。ただ無計画に無謀に危険な事に足を突っ込む事を許容できなかっただけ。
原作ではアンペル達との和解シーンが無かったので、今作では機会を設定。彼なら自分に非があると思ったら謝罪は普通に出来ると思う。
キロとの関係に関してはキロが戦士として余りにも強い為に初期の頃のライザとアルの関係に近く、2年後時点では恋愛対象というより純粋に並び立ちたいという気持ちの方が強い。キロの気持ちがアルに向いていると勘違いしている点があるので、場合によっては手を引くかもしれないし、ライザに焚きつけられてエルマーが積極的に関わるようなら彼もレースに参戦する事になる。
実はロミィとは姉弟のような関係。
12歳当時、ライザ達との関係や今後の自分の振る舞いに悩んでいた彼に近寄ったのが、アルとは既に会ったもののクーケン島との取引を始めてまだ日が浅かったロミィ。ロミィとしては元々はブルネン家に関わる為でもあったが、人を見る目が利く彼女にとってボオスは放置出来る存在ではなく、色々世話を焼くようになったのがきっかけ。年齢が近い存在は他にライザとアガーテがいるが、ライザは世話の焼ける子供、アガーテは島の立場がある為に気安くとはいかない為、島外の出身であり年齢も比較的近いロミィ相手に最も軽口を叩いている。なお口喧嘩では絶対に勝てない。
かなり早い段階で本筋に関わらせる事にしました。一番の理由はキロがクーケン島に来た事ですが、ライザが己の言動を客観視出来てボオスに謝罪できる程に内面が変わった事、アルの存在によって未知の力の凄まじさを実体験した事や比較的早期に和解した事が影響したんだと思います。
ロミィとの関係設定は、実はかなり終盤になってからの味付けでした(初期案ではロミィは島の真実及びアルの正体を知らないままであり、98、99話で登場させるにあたってキャラ付けをする段階で2人の関係が組みあがりました)。
仲違いをしているライザ達と会話可能かつ外の人間かつ優秀という事で、島での立場をある程度無くして付き合えるんじゃないかと考えた結果になります。
キロと結ばれるかは彼が何処までそっち方向に本気なのかと、ライザに如何に焚きつけられるかにかかっています。そうでないと最強の存在であるアルを超える事は流石に出来ないです。
ただアル本人は2年後の時点でキロと付き合う事を欠片も考えていないので、早期に勝負を仕掛ければ可能性は十分にあると思います。その場合のライバルはエルマーです。
作者はボオス好きなので頑張ってもらいたいところですね。
ロミィ・フォーゲル/ロミィ
年齢:25歳 身長:154cm 職業:行商人 イメージ属性:姉・裏方・一途・世界観
前回の登場人物紹介から唯一メインキャラに昇格した作者のお気に入り。
状況に応じて顔を使い分けており、普段使い兼商人モードの時は「ロミィさん」だが、真剣または本心、素だった場合は「私」の一人称が多くなる。またアルに関して本心モードだった場合は呼び方が「アル君」から「彼」になる。
人を見る目が極めて長けており、軽く話をしただけで相手の本質を凡そ見抜く事が可能。それ故にクーケン島に初めて来た際、周囲の人々から向けられた拒絶の本質に耐え切れず心が折れかけていたところ、全く違う本質を持っていたアルに救われ関心を持つ事になる。
またこの頃にまだまだ子供だったボオスとも会っており、当初はコネづくりの下心もあったもののその本質を知って放って置く事が出来ず色々世話を焼く事になる。ただ「ねえちゃん」呼びはロミィも予想していなかった。
作中屈指の人脈チートでありロテスヴァッサ王国内の有力者どころか世界各地の錬金術士に応援を求める事すら可能。仮に島が救われてアルだけが戻ってこない状況になった場合、紹介状が召喚状になってかなりの人数の錬金術士が精霊の世界にカチコミをかける可能性があった。
最初から最後まで一貫してアルフォンスラブ勢。経緯はライザの予想通り。
但し彼女の場合は自身がアルと結ばれる事を第一に考えているわけではなく「アルの幸せ」が第一優先である為、自身が選ばれなければ潔く引くつもり。そんな性格のせいでリラやキロから煽られる事になり、ひょっとすると酒か何かのはずみで彼女もアルに突撃するかもしれない。
2年後も相変わらずクーケン島との行商は続けており、時折ライザの店の非常勤店員としても活躍、アドバイザーとしても参加している。よって店の中での立場は実はライザよりも上であり、クラウディアと対等に会話できる数少ないポジション。
約束の日では紹介状を招待状にした事で世界各国からとんでもないメンバーを呼ぶ事になった。
アルが戻ってきた事でクーケン島に居つく頻度は圧倒的に増える模様。正式に工房の店員となる事も検討中ではあるが、行商を止める事は恐らくない――それがアルにとって必要な役割だと思っている限りは。
彼女に関しては連載を開始してからその在り方が大きく変わりました。
元々好きなキャラクターだったのに「最後の日の前に登場したの何時だっけ?」と調べた結果、ものっすごい遡る事になっていた為、そこら中で登場させ始めてからキャラ付けがどんどん増えてしまった結果が最終的なロミィの姿です。
最初に加筆となったのが63話におけるロミィの素材講座からで、ここから博識振りとその理由を付けていった結果、凄まじく優秀な存在になりました。
アルラブ勢なのは最初期からの設定ですが、アルの心理分析やライザへの説明役、キロへの嫉妬攻撃を通してライザに恋愛感情を自覚させる役割も担う事になりました。つまりライザがアルに恋愛感情を抱く設定はロミィが物語に関わる設定の副産物です。やはり彼女はライザの義姉ですね。
彼女がアルと結ばれなかった場合、独身を貫くかもしれないなあなんて思うので幸せになってほしい所です。ライザが積極的になった場合はそこまで口を挟まなさそうですが、キロ相手には全力で妨害に回りそうな気がします(「2年間も彼を独占放置しておいて今更何よ!」みたいな)。リラやアルとは違う方向で唯一キロと本音で話が出来るのがロミィなので。
ちなみに約束の日の晩、キロへの尋問が終わった際の第一声は「捥ぎ取ってやる」だと思います。
オリ要素多めのメインサブ、及びハガレン側のキャラクター
大精霊
ライザ達の住む世界の創造主と言える存在でありエレメントの源。全部で6柱存在する。
性格は風が温和、火が苛烈、水が冷淡、雷が生真面目。闇と光は全てを兼ね備えているが、闇は生物(人間)側の感覚が強く常にほぼ同じ波、光は精霊(非人間)側が強くオンオフが激しい。彼女達がこの世界の起源であるのは間違いないが他の世界の創造主も兼ねており、常にライザ達の世界にいるわけではない。また彼女達より上位の存在もいる。
最初は何も無かった空間で世界を作り始めようとした最中、突如常闇が出現したのが事の始まり。自分達のエレメントを吸ってしまう為に抑制を続けていたが、それでは本来の仕事である世界の形成が出来ない為に「封印」する事を考えたのがハガレン世界との関わり始め。その際担当してしまったのが人間味のない(柔軟性のない)光の大精霊だった為、ホーエンハイム召喚の時から色々適当になってしまった。仮に闇の大精霊が担当していた場合、別の手段が用いられハガレン世界とも関わりがなかったと思われる。
彼女達はアルにあてられている訳ではないが、闇の大精霊は個人的に憐れんでいる節があるために力を篭める事になった。その時うっかり光も補充されたので最後にはアルがスーパーアルになってしまった。光の大精霊が火の大精霊に焼きを入れられる事は恐らく避けられたが、常闇も居なくなって手が空いたため何かしら折檻を受けたんじゃないだろうか。
原作では突然エンカウント可能になるボスでありセリフもほぼ無し(まともなセリフは戦闘開始と撃破後の二言しかない)、ある程度判明するのがDLC内での話でしたが、それだけじゃ寂しいなあという事で本作物語に加わる事になりました。
アルという異世界の存在を成立させる為に不可欠な要素ではありましたが、元々ここまで喋らせる予定はなく光と闇の大精霊だけある程度話すつもりだったのが、キロがストーリーに本格参戦した事で出番が増えた皆々様です。
ヨルムンガンド
別名「ミドガルズオルム」「世界蛇」「ウロボロス」。
北欧神話における毒蛇の神獣であり最強クラスのドラゴン。
ライザが不思議に思っていた御両親は、父がユグドラシルの頂点の神オーディンの義理の兄弟であるトリックスター「ロキ」、母が女巨人「アングルボザ」。
兄に世界を喰らった氷狼「フェンリル」、妹に冥界の女王「ヘル」がいる。すごい家族構成。
戦神「トール」と相打ちになって死亡したが、その力の欠片はあらゆる時空に散らばり揺蕩っていた。その中で偶々適性があったキロに入り込み世界の様子を観察する事にした。その頃は然程状況を考える事も無く、何となくキロの呼びかけが聞こえた際に力を漏らしていた程度であった。
しかしキロがアルと出会った事で自身への干渉を感じ取り、更に自分の力(円環の力を用いる錬金術)を使用するアルに興味を持った事でキロの身体を通してアルの事を学習する。その際の後始末を自身の器であるキロが隷属という形で自身に誓約したものだから流石にバツが悪くなった。この時ある程度キロの状態についても把握する事になる。
キロがセラーフィムハウルを装備した事で漸く意思疎通が可能となり、キロの状態を正確に把握する。最終的にはどんどん神に近いナニカになりつつあったキロを保護するつもりでいたが、その未来が回避される事が分かった為キロの身体を離れて世界を去り、常闇と共に闇の中から全てを俯瞰し続けている。
因みに彼は「常闇」の正体を正確に把握しており、保護を申し出たのもそれに起因する。
キロの詠唱魔法をヴァルキリープロファイル(北欧神話)ベースとした事からどんどん話が膨らんだ事と、アルの錬金術をアトリエのファンタジー要素に落とし込んだ際、両立可能な存在として選んだのがヨルムンガンドでした。正しく「神」ではありますが「欠片」に過ぎないので子供のような状態であり、加えて「闇」属性なので比較的人間の感情にも理解があります。
最悪の道をたどった場合はその力を完全解放して世界の在り方は崩壊していましたが、それでも滅亡したわけではありませんでした。
その未来のなれの果ても知っていた事が本作における彼の台詞であり最後の行動原理です。
フェンリル
北欧神話のおける巨大な狼。かの有名なオーディンを食べたのが彼(その後息子のヴィーザルに顎を引き裂かれた)。「ヨルムンガンド」の兄。
長兄という事もあって割と面倒見のいい性格。
キロが彼を召喚できるのは弟が宿っていたからであり、キロの事はわりと気にかけていた。戦闘に参加する事はなかったが弟の翻訳係となり、ジャーキーをくれたライザを諭す役割に落ち着く。
氷のエレメントが強いクラウディアは何気に気に入っているが「ワンちゃん」呼びは止めてほしいと思っている。アルの事は嫌っていないが極めて不味い存在としてインプットされた。
知名度が高かった為に選ばれた、執筆中でも最初に登場が決まっていた北欧神話の存在です。
本作もですが何で氷属性なんでしょうね? 作者の場合はVPとTOEが元ネタになっています。
初期段階ではクセルクセスにおける冷房機能のみで、最後にボソッと「実は言葉がしゃべれる」精霊としてしか登場する予定がありませんでしたが、ヨルムンガンドが話に加わる事になった為にまさかの再登場を果たしたキャラでした。彼が最終戦で召喚されていた場合は常闇を食べる事が可能だったかもしれませんが、とある理由で多分食べません。
ヴィソヴニル
北欧神話における輝きの雄鶏。
本作では火の鳥のように扱っているが実際は別物。かの有名なレヴァンティンはこの雄鶏を倒すための剣だが、作成に雄鶏の尾羽が必要という面倒事を孕んでいた。「影」のボトルの世界で召喚された作中唯一の攻勢召喚精霊。影の中でも太陽の光を顕現させ、世界を焼き尽くした。
元々登場予定のなかった精霊でしたが、キロの精霊召喚での攻撃機会がなかった為に急遽参戦する事になりました。攻撃モーションはMF2のヒノトリのフレイムビームをイメージしています。
またボトルの世界における精霊の在り方を説明する役割を担っており、「影の女王」戦で精霊が出現した場合は世界に多大な負荷がかかる事を明示する為の登場でもありました。
有名なのはヴィソヴニルよりも「フレースヴェルグ(死体を飲み込む鷲)」かと思いますが、あんまりイメージが良くなかった事と、レヴァンティンを作ったのがロキだった事からヴィソヴニルを採用しました。フェンリルが彼を「クソ鳥」扱いしているのは属性の相性もあります。
スレイプニル
北欧神話における、オーディンの騎乗する8本脚の風の馬。
実はフェンリルとヨルムンガンドの異母兄弟であり、更にはフェンリルに食べられた。
影のトラベルボトルの崩壊時、アルの錬成によって道が作られる事を理解したヨルムンガンドによって最も速い移動手段として選ばれ召喚された。召喚に使用された魔力がよりにもよって自分と自分の飼い主を食べた存在の身内であったため内心複雑であり、とっととやる事だけやってさっさと帰ったりした。
FFで有名な馬ですね。戦車に乗って脱出するより馬に乗ってギリギリの脱出になる方が臨場感が出るかなあ? と考えた結果、タング兄弟の出番がなくなりました。
タング兄弟/タングリスニとタングニョースト
北欧神話における戦神にして雷神「トール」の戦車を牽く二頭の山羊。実はトールの食糧。
まさかの登場機会無し! させる場所がありませんでした。
実は本作を書き始めるまで作者も存在を知らず、雷にまつわる精霊で丁度いい存在がいないかと探していた結果、雷神の飼っていた動物かつ乗れるという事で採用しました。
最初はFFXに習ってイクシオンにでもしようかと思っていたんですが、調べたらギリシャ神話出身なんですよね……何故にオーバードライブがトールハンマーなのか。
イメージは某征服王さんの宝具の山羊バージョンです。フェンリルにとっては弟を殺した神の飼っていた山羊なので嫌われています。
常闇/災厄/無冠の女王
本作における最終ボス。アルが「ライザのアトリエ」世界に召喚された理由。
大昔にホーエンハイムによって封印された因果や時空を超えた闇属性の存在。当時発生の予兆は特になく、文字通り突然現れた。封印はされたものの意識が消えたわけではなく、とある目的の為に封印を破って外に脱出して目的を達しようとしていた。
最終的にライザ達に撃破された後、自身の特性であった「侵蝕」を消去されて世界への害は無くなり、ヨルムンガンドに回収されて静かに眠りについた。難易度はLEGENDクラス。
本作におけるフィルフサが「侵蝕」の特性を持っているのは、常闇と在り方が近かったが為にその力を継いでしまった事が原因で、大本である常闇が「侵蝕」の特性を失った事でその系譜であるフィルフサも「侵蝕」の特性を失った。しかし一番最初に遡ると常闇が「侵蝕」の特性を持った理由はフィルフサ側に有ったりする。
原作DLC「秘密の孤島」に登場する最終ボス「無冠の女王」が元ネタの存在です。
「災厄」と呼ばれているのは原作のままですが、本作ではカマキリ形態がありません。原作では「常闇の女王」と正式に呼ばれる存在がいない為、このキャラを「常闇」としました。
無冠の女王に関しては大した情報が原作にもないのですが、蝕みの女王と影の女王の第二形態が完全にただの色違いなのに対し、無冠の女王は少しだけ違ったりします。無印ライザでは難易度LEGENDで戦闘すると常時「魔界の瘴気」という強力なデバフがかかるのですが、その原因をコイツのせいにしてみました(魔界に呑まれるってやつです)。
常闇の設定に関しても勿論考えてありますが、そこら中のテキストに正体に関する記載がありますのでここでは明言しないでおきます。喋っている内容はシーザー暗号ですのでご興味があれば解読してみてください。本作の設定を最初に思い付いた理由は「戦闘開始時の武器の構え方」でした。
蝕みの女王
原作における最終ボス。オーリムに侵攻してきたフィルフサを統括する存在でカマキリ型のフィルフサ。DLCにて存在が一体だけではない事が判明している。
難易度はベリハクラス。ライザ達を初めて追い詰めたがブチ切れたライザによって第二形態を公開する事なくお陀仏となった。
本作を書こうと思ったきっかけに、サブタイの「常闇の女王」はどこに行った? というのがありました。原作では一度も「常闇の女王」とは呼ばれないんですよね。
カマキリから人型が出てくる理由が付かなかったため、あえなくライザにペシャンコにされました。そういった事情関係なしにヘヴンズクエーサーで止めを刺されるのは初期から確定です。
影の女王
原作における裏ボス。クリント王国の人間達が蝕みの女王に対する負の感情と共に像を作り上げた結果、本当にそうなってしまった存在。闇の大精霊によって「影」のトラベルボトルと繋がる世界の中に封印されていた。難易度はCHARISMAクラス。
人の恐怖から作られた存在であるため、餌も人の恐怖。そのためボオスとランバーの恐怖心を呼び水に一度ボトルの外側に出現する事になるが、よりにもよってアルに発見されてしまった為に外に出る事は叶わなくなった。
アル達大人組と対決し中々の戦闘力を見せたが、極上の餌(闇のエレメント持ち)だと思っていたキロを攻撃した事でヨルムンガンドの怒りを買い、逆に喰われる事になってしまった。更には逃げた先で常闇の餌にされて完全に消滅する。
原作では「トラベルボトル・異界」にて特定のアイテム、あるいはパスワードを入力した場合のみ繋がった世界で一度だけ戦闘できる裏ボスです。設定は凡そ原作のテキスト通りで文字通り蝕みの女王の色違いですね。影の女王撃破後は闇の大精霊が出現するようになるため、話繋げちゃえばいいんじゃない? とした結果が本作の設定でした。
キロがボオスに興味を持つ切っ掛けとしても利用された感じです。ちなみにですが、放置しておいたとしても強力な闇の魔物であるだけで「災厄」にはなりえません。明確な意思がないので。
エドワード・エルリック/エド
皆さんご存知「鋼の錬金術師」です。キロからすごく尊敬されています。
勿論彼をこの世界に召喚させる事も考えたのですが、本作中や本話のアルでのテキストの通り、エドをこの世界で生活させる為の状況が整理できなかった為採用を見送りました。ただそうなるとアルの「ハガレン」要素がどうしても薄くなってしまう為、使ったのが「ギャグ要素としての鋼の錬金術師(チビのエドではなく鎧のアルがハガレンである)」です。とんだ迷惑ですね。
島の医者でありアルと同じく漂着者であり記憶喪失者であり元錬金術士である「エドワード」というあまりに都合のいいキャラクターがいた為、ここに二度目で召喚されたエドを置き換えてしまう(本編に関わりない範囲で、実は。みたいな)事も考えましたが収拾が付かなくなりそうだったので止めた経緯があります。
ヴァン・ホーエンハイム/ホーエンハイム
エルリック兄弟の父であり、自称「人の形をした賢者の石」です。
漫画原作、及びアニメ二期では「西の賢者」でしたが、アニメ一期では「光のホーエンハイム」とも呼ばれる存在だった事から無理矢理エレメントに繋げられた結果、ライザ達の世界を救う事になりました。この頃のホーエンハイムはクセルクセスでの事があったのち、失意のままに世界を放浪していた頃です。彼が常闇を封印したのは常闇を「理解」した際、成り立ちにとある存在が関わっていた事に起因しています。
アルが何で光適性持ちなの? という事に理由付けするために一期アニメの設定を持ち込みました。ただそれだと封印が可能だったか不明だったため、光の大精霊のヘマで原作側のヴァン・ホーエンハイムを召喚する事としました。
ウィンリィ・エルリック/ウィンリィ・ロックベル
「鋼の錬金術師」のヒロインであり、エドの嫁です。
本人の全く知らぬ所でライザから尊敬されていた(エルリック兄弟を支え続けた)り、キロの行動原理を変えていた(両親を殺した相手を治療し、憎しみを断ち切った)りと中々に活躍していたりします。多分ですがライザやロミィ、素に戻ったキロとはすぐに仲良くなれます。
メイ・チャン
「鋼の錬金術師」のキーパーソンであり、最終的にアルに最も近い位置に立った女性です。
彼女が最後の一手の行動を誓約の命令も無しに実行した事がキロに大きな影響を与えています。
真理が言葉を発した際、彼女は何をしていたんでしょうね?
サブキャラクター
アガーテ・ハーマン/アガーテ
年齢:24歳 身長:174cm 職業:護り手代表
島の要職に就いているものの、最終盤まで島の事情やアルの正体を知る事がなかったある意味「一般人」代表。アルが「異邦人(界渡り)」である事は今も知らない。
終盤でアルの年齢を知りかなりショックを受ける(弟と思っていたアルが年上だった事もあるが、12歳当時で年上の男子と一緒に風呂に入っていた事実の方がダメージは大きい)が、それに関しては仕方がなかったと何とか割り切った。この事実を通してもアガーテにとってアルは義弟である。
皆が島を去った後は凹んでいたライザに声をかけて共に護り手を続けたり、島の在り方を変えようと上層部に働きかけを続けたりしていた。菓子工房の話が出た際は全面的に協力し、警備員や観光客の案内役を買って出たりしている。
全員が事情を知っているのもなあと考えた結果、最も古くからアルに近かった存在が最後まで真実を知らないという形にしました。他のキャラと違い、彼女だけは後の事情がなかろうとアルは「家族」であり味方です。
こういう心情があるので、アガーテに関しては特別アルと結ばれる事を考えてはいないと思います。既に家族ですからね。
アガーテの原作における一人称は「アタシ」だったのですが、アルと関わって義姉となった結果、ライザと同じ「あたし」は止めようとして「私」に変更したのが事の始まりです。
ルベルト・バレンツ/ルベルト
年齢:51歳 身長:180cm 職業:商会長
クラウディアの父親でバレンツ商会の会長。
娘の凄まじい努力に最終的に折れてクーケン島行きを許した人。諦めさせようとしていたわけではないですが、まさか自分の想像を超えるレベルの速度と理解力とアグレッシブさを発揮するとは思っていなかったんじゃないですかね?
自覚のないクラウディアと違い、世間的にクラウディアがどう思われているかを知っています。なので「氷の女王」なんて呼ばれている娘の状況に結構頭を抱えています。
カール・シュタウト/カール
年齢:44歳 身長:176cm 職業:農家
ライザの父親。
彼の時間は本編中も後日譚でも変わりませんし、何があったかも知りません。ですが原作と比べてキロと関わったりした事でライザや島の外への理解は進んでおり、自分の価値観のまま農業を勧める事はしていません。ですので護り手や学び舎の教師代わり、そしてお菓子屋を開店する事になった時も「やってごらん」と応えていると思います。因みにお菓子屋の開店に伴いクラウディアとの関わりが増えていて、「島の外の女性」に対する認識が少々曲がりつつあります。
娘であるライザの意思が第一ですが、アルに嫁がせる事については割と本気です。何故ならライザを制御可能な男性をアルしか知らないからです。
ミオ・シュタウト/ミオ
年齢:42歳 身長:162cm 職業:農家、主婦
ライザの母親。
殆どカールと同じですね。外からの情報で知ったライザの事はカールより少ないですが、母親ですので娘のライザの事を何も聞かずともカールより理解している部分も多いです。
なお、アルが戻ってきた事によって外堀を埋めに掛かると思います。
モリッツ・ブルネン/モリッツ
年齢:52歳 身長:175cm 職業:島の顔役、商人
ボオスの父親。
息子のボオスが成長しすぎたせいで登場させる機会が殆どありませんでした。知らない間にキロに眠らされたり息子にカチコミをかけられる寸前だったりと割と大変な目に遭っていたりします。
水持ちではなくなったので以前より権力は減ったでしょうが、島の顔役として動き続けてきたのは事実であり、古老達では代役などできないのでそれほど立場は変わらないでしょう。原作と同じですね。
ランバー・ドルン/ランバー
年齢:20歳 身長:168cm
途中からリラやレントの訓練に参加させられた挙句、セリフがなくなってしまったのが彼の受難です。彼がいると人数が多すぎたんですよね。
根は真面目なので訓練は自分だけでも続けており、ボオスの願いだった「自分が不在の間のブルネン家を守る」事はちゃんと達成していたり、ライザと一緒に護り手に参加したりしています。これを本作用語では「レント化」と言います。
ザムエル・マルスリンク/ザムエル
年齢:49歳 身長:184cm
レントの父親。元傭兵。
殆どセリフらしいセリフもなく、というキャラになってしまいました。子供と大人の人数バランスを考えた時に彼の存在は重すぎたんです。ザムエルは自分を負かしたリラを気に入っていますが、リラとしては何度ぶっ叩いても絡んでくる鬱陶しい、でも弟子の父親なので完全放置するわけにもいかない存在となっています。
2年の間にライザに何度かぶっ飛ばされ、多少は落ち着きました。
古老
クーケン島の長老的存在。
島や島の外で何かが起きている事は一切知る事なく話を終えました。実は子供に対してはそれなりに面倒見がよく、それがキロに対する態度に繋がっています。仮にライザ達も掟に従順であったならば可愛がられていたんじゃないかなと。
フレッサ
島で雑貨屋を営む男性。
セリフが出たのは結局地震の時の一回だけでしたね……。
シンシア
島唯一の学び舎で先生を務める女性。エルマーの母。
実はクーケン島最強の存在。ライザ達学び舎出身者は言わずもがな、アルだろうが古老だろうがモリッツだろうがキロだろうが、彼女を怒らせた場合は「正座」行きです。ライザの「子供達に島の外に関する事を教えたい」事の真意を理解し、学び舎での先生見習いをさせています。ライザ達3人への理解はかなり深い人物です。
約束の日の晩、結局彼女がキロをどうしたかは不明ですが、暫くの間キロは彼女に対して敬語が続くものと思います。
エルマー
年齢:12歳 身長:149cm
学び舎に住む少年。シンシアの息子。
キロという今までに見た事のない存在を目にした結果、性癖が曲がってしまった少年です。これに関してキロはわりと真剣に悩んでいます。こういった経験がないので。
一方でこのお菓子屋での経験を通して「エルリック菓子工房」の経営にはしっかり関わっており、男性目線、子供目線の情報を提供してくれると同時に、男性のフロア店員である貴重な人員です。同じ年であり一緒に働いているジェナとは「幼馴染」というより「同僚」です。
キロの事を詳しく知っているわけではありませんが、キロに「自分を見てもらいたい」と思っているのは間違いありません。現時点で最も近い位置にいるのがアルなのは理解していますがアルに関しては尊敬しているので問題なし、ボオスに関しては正真正銘の恋敵です。
ですが彼がキロと顔を合わすとすぐにオーバーヒートするので、まともに話が出来るようになるにはまだ日数がかかります。キロは「何故か避けられる」と悩むんじゃないかと。
ジェナ
年齢:12歳 身長:150cm
島の新聞屋であるピーターの娘。ライザ曰くしっかり者。
反抗期なのか父のピーターに関してはかなり辛辣ですが、それ以外の人には丁寧に接します。2年前の時点でアルからクラウディアの店の手伝いをお願いされるように、年齢の割にはかなり大人びた性格のキャラクターです。エルマーが身長を気にしているのはジェナより低いからなのもあります。菓子工房内では3番目の地位です(1位はクラウディア、2位はロミィ。ライザは4、5番目)。
バジーリア
ヤギの酪農を行っている女性。
ヤギミルク納入の関係でクラウディアとそれなりに繋がりを持ち、メニュー開発にも関わっていた伝手から最終的に「エルリック菓子工房」の幹部級の存在になりました。ただそれ以外アルやキロ達について詳しく知っているわけではありません。
バーの店長と店員
港で島唯一のバーを経営している男性と店員の女性。本作オリジナル。
54話で書いている通り、店長のイメージはイズミの旦那であるシグ・カーティスです。店員は考えていませんでしたが若かりし日のイズミなんですかね? 店長はアルが作っていったラクトアイスの再現に最終的に成功しました。クラウディアが敗北感を持っている極めて数少ない島民です。
バーバラ
ボーデン地区に住む老齢の女性。
キロに怪我を治してもらったほか、ちょこちょこ台詞が出ていたりします。デルフィローズ香の話を加える事も考えたんですが、日程的にボツにしました。
ヨンナ
クーケン島に住む独身女性。
実はアルを気に入っている女性メンバーの一人ですが、原作でも最終的に筋肉万歳になった為、話に加わる機会はほぼありませんでした。泡雲の弾丸の手紙発射エピと地震の後片付けくらいですね。多分ですが原作通り闘技大会で優勝して男をゲットしてきます。
パミラ・エービス
クーケン島を訪れた冒険者の女性。僅かな日数の開店しかなかった初期のお菓子屋に来た運のいい人物。世界中を回っており、少なくともアーランドには行った事がある模様。お菓子屋が大きくなる事を確信しており、2年越しに店を訪れる事になった。
アトリエシリーズ常連? キャラ……とはちょっと違うらしいですが、本作の世界観を知ってもらうための登場でした。本当なら彼女からもらうレシピがあるのですが、アルによってとっとと処理されキロに一文ダイジェスト化されました。
後日譚のキャラクター
パトリツィア・アーベルハイム/パティ
年齢:15歳 身長:155cm 職業:学生、王都貴族の娘
攻撃:剣撃 武器:長巻 ロール:アタッカー
イメージ属性:世間知らずな常識人・初心
2から登場するプレイアブルキャラクターでタオの教え子。王都貴族ヴォルカー・アーベルハイムの一人娘。自分と大して年も変わらないクラウディアが極めて優秀な商人である事を知っており、その伝手もあって同じく優秀なタオを紹介され、物事を恐れない姿勢に好意を抱いている少女。その好意を本人は隠しているつもりだがタオ以外には全く隠せていない。
クーケン島に来たのはタオから誘われた事もあるが、タオから度々話が出る「ライザ」という女性の正体を見極める為でもあった。その本人に会った結果、話のままの存在であり自身の恋敵にはなりえない事を確信したため警戒を完全に解いた。多分島にいる間にタオの攻略法をライザやクラウディアから聞き出す予定。
過去の冒険においてタオの周りにいた女性(該当4名)がパティ曰く「ダイナマイトボディ」と判明した為、自分に興味を持たれていない理由はそれなのではないかと内心かなり動揺している。その対策をリラに聞いてレント化するか、キロに聞いてタオを大混乱させるかは作者にも不明。
後日譚を書くにあたって、最初に登場させる事が決まったキャラです。タオ関係である程度ライザと気安く喋れる、クラウディアとも知り合いといった位置づけに出来たのが大きかったですね。
彼女が「タオの彼女」扱いを否定する文章は作っていて楽しかったです。タオの所でも書きましたが、多分その内タオに突撃します。
このキャラ紹介を作っていて思ったのですが、中の人が重なる都合上レスレリへの参戦は難しそうですね……。
セリ・グロース/セリ
年齢:不明(本作裏設定では500歳前後) 身長:160cm 種族:オーレン族(緑羽氏族)
職業:精霊術士(木精)、エルリック菓子工房商品開発 攻撃:精霊魔法
武器:腕輪 ロール:サポーター
イメージ属性:精霊・植物・風・天然・露出
2で登場するプレイアブルキャラクターでリラ、キロと同じくオーレン族。バニラの葉の名付け方で大喧嘩になった緑羽氏族の一員で、リラ、キロから「露出魔」、パミラから「身体に自信がある娘」と散々な評価をされている。
王都に居た際、見た目がどう見てもオーレン族だった事からクラウディアに拉致されて王都菓子店の勤務となり、そのままクーケン島に連れてこられた。本来ならオーリムの為に種子探しをしているはずだったが、クラウディアから事情を聞いて急ぐ必要がないと分かった為にこれを取り敢えず了承。ライザに会った際は流石に少々警戒し、種を調合していた事もあって負の感情もあったものの、ライザがキチンと線引きを行っていた事、その手綱を自身に委ねた事から不問とした。
他のキャラと比べると若干距離が存在するため、唯一ライザを「オーナー」と呼び続けている。
植物に関する知識を活かしてエルリック菓子工房の商品開発業務を担うが、自分の興味が先行してわりと周辺の人間を実験体にする癖がある。その材料採取としてライザをパシリに使っていたりするなどマイペース。
リラ、およびキロがクーケン島に帰還したため、オーリムに関する情報交換は間違いなく行われるが、今もそれなりに楽しいので多分そのまま働き続けると推定。
元々匂わせだけの予定だったのですが、後日譚作成に当たって登場させる事になりました。
彼女だけ真面目なオーレン族というのも違和感があったので、最もマイペースな性格です。
その都合上、わりとルールに厳格なエルマーには弱かったりします。
作者が2を未プレイの為口調が安定しません。なんとなくですが、そよ風の名を冠するとあるキャラクターをイメージしています。
クリフォード・ディズウェル/クリフォード
年齢:22歳 身長:176cm 職業:トレジャーハンター
攻撃:投擲 武器:ブーメラン ロール:アタッカー
イメージ属性:本作ストーリーの外の人、一般人
2から登場するプレイアブルキャラクターで王都に向かっていた途中のライザと一緒に最初の戦闘を行ったトレジャーハンターの青年。
本作においては世界を回っていた最中のレントと出会っており、レントに物欲がない事と実力もある事から行動を共にする事にしている。人を見る目はあるため、表向き力を隠している存在以外の実力はかなり正確に把握できており、そのせいでクーケン島では胃痛が続く事になった。
過去、バレンツ商会の傘下の店で自称トレジャーハントをやらかしかけた結果商会のグレーリストに載り、クラウディアから(目視外だったが)範囲攻撃を受けて半冷凍になりかけた。その為断罪の象徴ともいえるクラウディアは恐怖以外の何物でもなく、一方のクラウディアも要警戒とし、加えて最悪な事にライザの管理地域に無断で踏み込んだ為、次に何かあったら地の果てまで逃げようと氷像と化す未来が待っている。
正直彼に関しては登場させなくてもいいかなあと思っていたんですが、1人だけいないのもなんだか寂しかったので登場してもらいました。その結果はライザに脅されたり、クラウディアに脅されたり、最後一人だけはぶられたりです。申し訳ない。
他の国や異世界から来た皆さま
ロミィによって招待された各国のとある人々や異種族、異世界の客。一人一人がライザ達クラス、あるいはそれを超える実力者を含んでいると思います。何人が賢者の石を作れるやら。
ライザ以外をご存じない方もいらっしゃると思いますので、簡単に紹介致します(登場順)。
<アーランドシリーズ>
・ステルケンブルク・クラナッハ 騎士で元騎士で自称騎士。クソ真面目。雇用費が高い。
・ロロライナ・フリクセル ロロナのアトリエ主人公。パイの錬金術士。
・メルルリンス・レーデ・アールズ メルルのアトリエ主人公。アールズ王国の姫。
・エルメルリア・フリクセル ルルアのアトリエ主人公。ロロナの養子。
・トトゥーリア・ヘルモルト トトリのアトリエ主人公。ロロナの弟子でメルルの師匠。
・アストリッド・ゼクセス アトリエシリーズ最強クラスの錬金術士でダメ人間。
<不思議シリーズ>
・ソフィー・ノイエンミュラー ソフィーのアトリエ主人公。素材の「声」を聞ける。
・プラフタ 本に魂を宿していた古代の錬金術士。本作の彼女は……?
<ザールブルグシリーズ>
・リリー リリーのアトリエ主人公。マリーとエリーの先生の先生。
・エルフィール・トラウム エリーのアトリエ主人公。マリーに村を救われた。
・マルローネ アトリエシリーズ初代主人公。爆弾魔。
<ライザのアトリエ3>
・カラ・イデアス ウィンドルの大長老。1000年を生きる奏波氏族。
<レスレリアーナのアトリエ>
・レスナ・シュテルネンリヒト 最新作主人公。錬金術の復権を目指す錬金術オタク。
・イザナ・ココシュカ レスナの幼馴染。獣人で獣耳を持つハンマー使い。
・ヴァレリア 最新作もう一人の主人公。記憶を喪失している。
・ハイディ ヴァレリアの相棒で名付け親。中の人がパティと同じ。
歌姫
王都で活動する歌手で「歌姫」と呼ばれる。クラウディアの王都での友人。
息抜きの場所としてクーケン島を紹介され、クーケン島でライザと知り合い見聞きした出来事を歌ったのが「虹色の夏」である。表向きの名は「アリス」、ライザに名乗ったのは本名。
元ネタは言わずもがな。執筆当初からこの曲を作中で出す事は決めていました。
今もどこかで歌われているのではないかと作者は思っています。
という事で登場人物紹介でした。
本作の投稿はこれで最後になります。
ここまでお付き合い頂き、本当にありがとうございました!