ライザのアトリエ 不思議な工房と秘密の多い錬金術師   作:もふもふたぬきねこ

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第八章最終日、決戦前日の休息日です。

多分この辺で当時の作者のモチベが終了しており、恐らく前話と本話で一年以上間が空いています。
編集をしているに過ぎない今もあまり宜しくない……。
修正はしておりますが、違和感を感じられたら申し訳ないです。

今回もよろしくお願いします。


86. 83日目①  落ち着かない休日

「ふぁあ、あ……」

 

5時、か。いつも通りの時間ね。

 

一昨日は相当疲れてたのかな? 昨日あんな事を経験しても寝坊はしてない。

調合してると時間を忘れるんだよね。誰かに見ててもらわないと。

 

「まだお父さんもいるかな?」

 

今日一日は予定が無い。

少し前までそれが当たり前だったのに、今は久々っていうのがなんだかおかしい。

逆に明日なんかは予定がパンパンだしね――この17年間で一番濃そうな。

 

「おはようライザ。昨日は眠れたのかい?」

 

「おはようお父さん。大丈夫だよ、ちょっと疲れてただけだから。ご飯はまだ?」

 

「ああ。母さんがクーケンフルーツを採りに行ってくれているから、その後だね」

 

「じゃあコーヒーだけ準備しとくね」

 

お母さんも起きてたか、いつも通り。

 

――そう、いつも通り。

 

 

ガチャン

 

 

「ライザも起きてきたかい。おはよう。朝ご飯準備するから待っていな」

 

「おはようお母さん。サンドイッチでいいなら作るよ? お湯ならもう沸かしてるし」

 

「そうかい? じゃあお願いするよ。なら乾きにくい洗濯物を先にやっておくかね」

 

あたしが朝の準備をするのはたまの話。それも最近になってから。

変わったなあ。

 

「今朝は時間があるから手伝うよ」

 

「ありがとう。そろそろ収穫時期だからね、そっちの準備をするつもりだよ。ああ、もしアルフォンス君の所に行くなら、鎌の研ぎをお願いして貰っていいかな?」

 

「あたしがやるよ。そういう感じの事もやってるから」

 

実際にはある程度高品質の物を新しく調合するんだけどね。

リビルドすると割と素材を使うし、良くなるっていうよか特性付与になっちゃう。

そんなもの、この島の日常には不要なのだ。

 

アルさんなら文字通り研ぐ……あたしも覚えた方がいいのかな? この前の部品の話もあるし。

今なら鎌と袋、鍬、(すき)に、脱穀機くらい? ボロくなってないか確認だね。

……今回の収穫分からクラウディアの商会に卸していくのかな。

 

お、お湯沸いた。

コーヒーってもうちょっと淹れやすくなんないかしらね。

 

「はいお父さん……お母さ~ん、淹れたよ!」

 

「ありがとうライザ」

 

「はいはい、すぐ入るよ。まさかライザに朝ご飯を呼ばれる日が来るなんてねえ」

 

ホントにね。そういう反応をされても仕方がない。

とにかく外に行く事ばっか考えてて、こういう時間を大事にした事なかったんだもんね。

 

「ふう……ありがとうね。それにしても最近は大丈夫なのかい? 泊りがけで何かをするだとか、クラウディアちゃんのお店で働いているだとか。相変わらず何をしているのか分からないけど、ご飯はしっかり食べるのと、ちゃんと寝る事だよ」

 

「はーい。今は忙しいけど……もう少ししたら落ち着くと思うよ。収穫はちゃんと手伝うから」

 

大体、明日に終わるはず。

終わらなかったら収穫どころじゃない。無理に日常を維持しようとしたツケが来る事になる。

 

「なんというか……ホント随分と素直になったねえ」

 

「僕らもライザへの理解が必要だったんだよ。アルフォンス君やシャイナスさんのようにね」

 

「あたしは会った事ないけど、シャイナスさんはライザ似の人なのかい?」

 

「うーん? 似てはないなあ」

 

あたしはあんなに万能に動けないし、ご飯も食べられない。

アルさんと対等に話が出来てるのを羨ましがってるくらいだしなあ。

そういう意味だと、キロさんはアルさん似なんだよね。

 

……なんだかアルさんを取られちゃった感がする。

いや、そもそもアルさんはあたしのものじゃないんだけどさ。

 

「なんだか別の事を考えていそうだけど……まあいいさ、ちゃんと手伝うっていうならね」

 

「約束は守るって。あたしにとって大事な事をさせてもらってるんだから」

 

「……理解、か」

 

クリント王国の錬金術を使う一人として、水をオーレン族に返す事。

島のエネルギーを回復させて、みんなの日常を護る事。

大侵攻を止めて……オーリムを、そしてこちらの世界を壊させない事。

 

そのためにも――女王をボコボコにしてやるんだから!

 

 

 

 

 

 

「ライザは今日一日どうするの?」

 

「収穫の準備だね。鎌と……収穫用の袋がボロくなっちゃってたからそれだけ作ろっかなって。後は使い捨てアイテムの調合かな? でも、いまさら新しい戦術もなあ」

 

あたしとクラウディアが身動き取れない状況で回復不可ってのは困る。

とはいえ、女神の飲みさしをぶっかけられるのはちょっと複雑な気分よね……。

クリスタル越しみたいに効果だけ発揮してくれたら楽なのに。

他のみんなは普段アイテムを使う事がなかったんだから、混乱させちゃう気もするかな?

 

「2人ともよく働くね。頑張りたまえ若人たち」

 

「君も店番するんでしょ? ……そういえばエルマーに何をしたんだい? キロさんがいないかよく聞かれるんだけど」

 

「え? ……私、何かしたっけ? 普通に応対したつもりだったんだけど」

 

そう答えながらキロさんが髪をまとめる――もう所作が慣れてる。

エルマーは多感なお年頃だからねえ。

島にいない人種であるクラウディア、リラさん、キロさんの3人には惹かれるものがあるのかもしれない。

 

「クラウディアは……今日は通常営業?」

 

「うん。さすがに明日はお休みさせてもらうけどね……何かしていないと落ち着かなくって」

 

「正常な思考だよ。訳の分からないモノを相手するっていうのに、完全に意識の外に置くのは不可能だから。何かに時間を割いて考えるヒマを消しちゃうのがいい」

 

「少しくらいは戦って慣らしておくのもいいのかもね。でも疲れは残さないように頼むよ」

 

最近はボトルの訓練もあって、百日分くらい一気に詰め込まれた気分だけどね……。

 

とはいえ、今すぐ調合とかに取り組めるかっていうと……多分落ち付けない。

レントかリラさん辺りなら軽めとはいえ今日も訓練をしてるだろうし、それに付き合わせてもらうのもありかな。

 

あ、そうだ。聞いてみよう。

逆の意味で不安になりそうだけど――もう慣れつつある。

 

「ねえアルさん。あっちにいた時も……多分明日みたいな日があったんですよね。その前日ってどうだったんですか?」

 

「うーんと――約束の日の前日かぁ……あれ、どこからが前日だったかな?」

 

「え~っとねぇ……アレじゃないかな? あのキモいのに乗っ取られてたって話」

 

「……あー、プライドの。散々だったねぇ……」

 

この人は一体何やってるのよ……乗っ取られたって何?

思ってたのと違ったけど、静かな前日とはいかなかったみたいね。

あっちはリラさんやキロさんを超える超人がゴロゴロいるみたいだし、大変てもんじゃなさそう。

 

それとキロさん、無茶苦茶知ってるんだね。確かに罪悪感が大きそうだ。

もう聞いたというより実体験レベルの話だ。

アレかな? 魔法が暴発してアルさんに洗いざらい喋ってもらった、とかなのかな。

 

「まあ少なくとも、アルの場合は平和な前日を迎えられていないよ。つまり前日がどうだって大して関係ないって事。今までの積み重ねが大事だよ」

 

「いや、一応頑張っていたつもりなんだけど……」

 

「貴方殆ど一日支配されていたよね?」

 

「そう、ですね……はい」

 

暗示、だっけ? それにかかってたのかな?

波瀾万丈そうだ。今のあたしなんて平和過ぎるというか、へでもなさそうというか。

 

結論――参考にならない。案の定だ。

 

「なんか大変だったんですね……ありがとうございます。とりあえずなるように過ごしてみます」

 

「うん。そう気張らずに」

 

「ライザもパンケーキ10枚くらい焼いてもらったら? 落ち着くよ?」

 

「焼こうか? ライザ」

 

「ううん、遠慮しとくよ……」

 

あたしじゃ胃に収まらない。口から溢れそうだ。

調合はしなきゃだけどなんだかムズムズするし……少し身体を動かそうかな。

 

 

 

 

 

 

「それでか。まあいいんじゃねえか?」

 

「2人より3人の方が連携を取れるし、ライザはサポートも出来る。丁度いい話だ」

 

対岸の拠点。

案の定レントとリラさんが外に出ていた。

それと……あのイタチは? 全然仕掛けてくる様子がなければ、逃げるつもりもなさそう。

 

「どこか出かけるつもりだったの?」

 

「いや、アレだ」

 

レントが親指で指すのは――あのイタチ。

 

「先日名前だけ出したか、あれは「ラムローストくん2号」という古式秘具だ。極めて丈夫で私がどんな攻撃を加えても壊れん。一方で加えたダメージが目で分かる機能が付いている」

 

あれ古式秘具なの!? ずいぶんとまあ生っぽい!

よっく出来てるなあ~どう見ても本物にしか見えない。

 

て、違う違う。ダメージ量の明示化……数値化かな? たしかに面白い。

力に優れるリラさんやレントに対して、あたしがどのくらい助力になれるのか分かるわけだ。

 

「今までの記録とかってわかんの?」

 

「ああ。俺のアーツなら4000くらい、フェイタルドライブ(インペリアルクリーヴ)で25000ってとこだ」

 

「私なら7500、フェイタルドライブ(アインツェルカンプ)であれば83000だ」

 

リラさんは基本攻撃でレントの倍近く、フェイタルドライブに至っては3倍超えかあ。

相伝されてるものらしいし、洗練されてる技ってこうなるのね。

あんまり時間を使うわけにもいかないし――あたし単騎の威力を見てもらおうかな。

 

「うん……一旦あたしの威力だけ測ってもらっていい? また調合に戻るからさ」

 

「おう。とりあえず殴りゃいいだけだ、やってみろ」

 

普通に戦えばいいわけね。反撃してこない魔物ってわけだ。

考えるのはあとね……とりあえず。

 

「殴る! せえの、スペシャル、スイープ、スマッシュ!」

 

ふん! ふん!! ふん!!!

ゴッ! ガッ!! バキャッ!!!

 

感覚は普通のイタチと全然変わらないわね――古式秘具すごい。

そして、平然とイタチをシーカーで殴ってるあたしは随分変わったもんだ。

 

「……3300ほどだな、武器の違いはあるがレントに肉薄するか。充分に鍛えられている」

 

「俺としては、ライザの細腕でなんでそんな威力が出るのか分かんねえぜ。武器の差なのか、中身がゴリラなのか……」

 

ゴリラってのが何なのか分かんないけど、とりあえず貶されてる事は分かるわねえ?

 

「次はライザの最大火力を放ってみろ。それでどういったポジションに就くべきか分かる」

 

あたしの最大火力かぁ……。

フェイタルドライブは検討中――だからあたしの最大火力は。

 

「わかりました……行きます! すごいの行くよぉ、ブラストノヴァ!!!」

 

 

ギュゥゥウウウオオオオオオオオオオオ!!

ボッ!

 

 

「吹っ飛べレント!」って気持ちをありったけ込めて! 昨日の分の支払いだ!!

はいっドーン!!!

 

「……26000? マジかよ……俺のフェイタルドライブを超えてやがる!?」

 

「ライザの適性は物理より魔法、しかもアル達の技術を結集した杖を魔力砲として打ち込む技だ。当たり前にお前の方が勝っているなどという過信はするな。使い方次第だ」

 

「でもリラさんと比べると程遠いんだよねえ……多分キロさんたちもこのくらい?」

 

レントには勝ったけど、条件は一緒じゃない。シーカーはズルもいいとこだし。

レントの武器もゴルドテリオンで新調したら多分跳ね上がる。その差かな。

 

基準にするべきはリラさんたちだ。

 

歴戦の戦士たるリラさんに並ぶのは無理だけど、少しでも近づきたい。

そうしないと――アルさんの助けになんてなれない。

 

「キロの場合は……一点瞬間火力だけなら私よりは下だろう。だが発動速度、射程、範囲、属性、連射性など、私を遥かに上回る利点を多数持つ。加えて魔法の種類も豊富だ。単純には測れないが継戦能力は私と比較にならない。だからこそ数百年もの間、キロはたった一人で戦い続けられた」

 

「ただ力が強くてもダメって事か……戦士ってのは難しいな」

 

「あたしは比較的手数が多いけど、一つ一つの精度が段違いよねえ」

 

アイテムの威力で見るならなんとか近づける可能性があるかもだけど。

今のあたしで一番成長の余地がありそうなのは錬金術――調合だ。

 

古式秘具があるくらいに錬金術の先ってもんは見えないんだし、まだまだ世界は広そう。

ただ……使い過ぎにも注意、か。難しいなあ。

 

「まあラムローストくん2号で測れるのは今の環境下だけの話。実戦では話が別だ」

 

中にいたアンペルさんが出てきた。タオもこっちに居たんだね。

 

「やっぱり戦闘中とそうでない時じゃあ……本気度、とでも言うのかな? それが薄くなっちゃうから威力は下がっちゃうみたい。僕がびっくりしたのは……別の世界でのダメージが文字通り桁外れって事だね」

 

「緊張感が無いのは分かるけど……別の世界って何?」

 

リラさんたちの世界とか、アルさんたちの世界とか?

 

「このラムローストくん2号は面白い特性があってな? 古式秘具だがコアクリスタルを超える数が存在している。そして……それはリラ達の世界や、その他の世界にも存在しているらしいのさ」

 

「前にも話したが、門から繋がっている世界はオーリム以外にも恐らく存在しているからな。ならこのイタチに似たような物があっても不思議ではないだろう」

 

そうなんだ……あ、リラさんたちの世界に繋がったのは偶然かもなんだっけ。

それはそれとして。

 

「タオが言ってるのは?」

 

「あのラムローストくん2号って……測定された記録が全部繋がっていて閲覧可能なんだ。で、これまでの最高記録を見たんだけど……」

 

「だけど?」

 

「1500万らしいよ」

 

「は?」

 

「1500万らしいよ」

 

「いや、繰り返さなくてもいいけど……国でも吹っ飛ばしたの?」

 

「それでぶっ壊れねえコイツのタフさに尊敬するぜ」

 

「私の本気のアインツェルカンプでも精々10万――それの150倍だ。正直想像がつかなかったが……さっきの話で一つ思い付きそうだ」

 

さっきの話って言うと、キロさんの話……あ。

 

「キロさんのフェイタルドライブですか?」

 

「ああ、聞いた事があったか? 私も見た事はないが隕石を喚び寄せるという物だ。軽くても城を消し飛ばす威力――最大火力を一点に集中すれば1500万程度の威力にはなるのかもしれん。自然発生した隕石の衝突は文明一つを滅ぼす程らしいからな」

 

「召喚をフェイタルドライブとしていない以上、それを上回る切り札があるのだろうな。ライザ達は知らんだろうが一度私も見せてもらってな――世界が焦土と化した。それより上だ」

 

うっへえ……文字通り天災ね。アンペルさんが見た召喚はボトルの中での話かな。

リラさんの話が全部真実だとしたら――どっかの世界にはキロさん並みか、キロさんを超えるような存在がいるって事よね。しかもこの古式秘具で測ってるんだから多分人みたいな種族。

 

ホント、世界って広いわねえ。何やったらそんなのになるんだか。

 

「まあ、今我々がしなければならないのは記録更新ではなく女王の討伐だ。その為に自分に何が欠けているのか……ライザはどう思った?」

 

「……アイテム、かな。今のあたしじゃ器用貧乏だし……うん、今日一日でどこまで出来るか分からないけど、一個威力も範囲もありそうなアイテムを作ってみるよ」

 

「意気込んでくれるのはありがたいが、聖域の維持も考えてくれると嬉しい。優先すべきは女王の討伐だと分かってはいるのだがな……」

 

「うっ……そりゃそうですよね。程度は考えてみます」

 

火はダメ、雷は難しい、氷も自然影響大……風かな。

レーツェルフトを基準に――まあなんか、とりあえず入れてみよっか!

やっぱり外に出るのはいいわね。色々アイデア貰えるし。

 

「勿論明言は出来ないが……今のライザ達なら女王本体の相手は問題ないと思うのだがな」

 

「いやあ、あのキロさんですら数百年攻めあぐねてたくらいなんすよね?」

 

影の方を遠目にしか見てないけど、あの迫力は半端なかったしね。

 

「キロが攻めあぐねていたのはフィルフサの数が膨大、かつ後詰が居なかったからだ。自分が死んだら終わりだからな。加えてあの世界は自然が侵されていて、精霊の数は此方に比べて遥かに少ない。キロにとって極めて力を発揮しにくい環境にある」

 

「要は強力なデバフを受けつつ数の分からん敵を捌ききって、漸く辿り着けた上で初めて戦闘になる。加えて撤退は不可、かつ戦力不明だ。安易に攻められんさ」

 

「それはあたしたちも変わんないと思うけど……」

 

デバフの話は無いけど……4人合わせてもデバフありのキロさんに勝てる気がしない。

 

「お前達に置き換えるなら――武器無し魔法無しアイテム無し、かつ一人重傷で全滅扱い。その状態でボトルの甲虫と戦うものと思ってみろ。分かりやすいだろう?」

 

うん、分かりやすい。ハッキリ言ってムリ。

すり潰されそう。武器無しとかイタチすらきつそうだ。

けど実際、今は勝ててるし――強くなったなあ。その過程は大変だったけど。

 

「まあ、もし勝てなくてもよ。少しでもオーリムにいるフィルフサの数を減らせば大侵攻を遅らせられんじゃねえか? まずはやるだけやってやろうぜ!」

 

「僕らの島の事もあるけど、まずは大侵攻を何とかしなきゃだよね」

 

こういう時、レントの前向きさには救われるわね。

タオもホントに強くなった。

 

そうだね。あたしたちは一回ポッキリじゃない。

……後詰はあたしたちより強いんだし。




私が言うのもおかしいのですが、話が進みません。
この日を過ぎれば物語が一気に進みますので、もう少々お待ちください。

ダメージスコアは作者の最大トータルダメージだったようです。
単騎は100万ちょいでした……睡眠中にFD発動させるのが難しすぎて。

次も引き続き決戦前日編です。残り2話になります。
次回も楽しんでいただけたら嬉しいです。
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