スターの始めるプロデュース生活   作:焼肉定食

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白ビキニは男の夢

 

 

 唯がアイドルとしてのレッスンを始めてから数週間が経過していた。若さ故か生まれ持ったセンス故なのかは知らないが、唯はメキメキとダンスと歌のレベルを上げていった。

 しかし、だからといってすぐにその技術を活かす場が与えられる訳ではない。当たり前のことだが、すぐにライブができたりCDが出せたりとかそんなことは無い。まずはレッスンを重ねて基礎を重ねて、小さな仕事をコツコツとこなして知名度を上げるのが重要なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

♦︎♦︎♦︎

 

 

「貴子さん、今日ってプロデューサーさんはどちらにいらっしゃるんです?」

「ヤツなら今日は外に出ている。とはいえそろそろ帰ってくるハズだが……いや、帰ってきたな」

「あっ、本当ですね。すごい足音が……」

 

 

 ドドドドドドドド!!!

 

 

「今戻りましたー!!」

「喧しいぞ、もう少し静かに入ってこい」

「お帰りなさい、プロデューサーさん」

 

 

 俺が事務所に戻ると、貴子さんは鬱陶しそうな視線を向けてきて、ちひろさんは笑顔で俺を出迎える。

 だけど今の俺にとってそんなことはどうでもよくて、俺は額の汗を拭って2人に向けてドヤ顔で報告をする。

 

 

「し、仕事…ッ!」

「はい?」

「落ち着け、仕事がなんだ」

「ゆ、唯の仕事! ゲットしたんですよ!」

「本当ですか!」

「そうか」

 

 

 俺の話を聞いたちひろさんはパンッと大きく手を叩いて笑った。そして貴子さんはと言うと、興奮気味の俺とちひろさんとは対照的に静かに笑った。

 

 なんだよ、もっと驚くかと思ったのに。まぁ別にいいけどさ。

 

 

「それで、どんな仕事なんですか?」

「はい。雑誌のグラビアなんですけど、デビューしたての新人アイドルをまとめて特集するページがあるらしいんです」

「その1人に大槻をということか」

「そゆこと」

 

 

 貴子さんの問いに親指をグッと立てて返事をすると、ゆっくりと近づいてきた貴子さんは大きく手を振りかぶって俺の背中を叩いた。そして一言、「よくやったな」とだけ残した。

 

 ってて……素直に褒められねぇのかこの人は。今ので確実に俺の背中には紅葉が咲いてんぞ。

 

 

「さっそく唯ちゃんに報告してあげましょうよ! 今日はこの後レッスンに来る予定でしたよね?」

「……そっすね。もちろん、報告しますよ」

「どうかしましたか?」

「あーいや、その」

「ハッキリと言え」

 

 

 2人から催促の視線をぶつけられた俺はゆっくりと口を開く。

 

 実は仕事を取れたのは良かったんだけど、その内容が少しだけ心配ではあるんだよな。いや別に怪しい仕事とかじゃないんだけどな? 唯がどんな反応するかちょっと気になるっていうかさ。

 

 

「実は水着なんスよね、そのグラビアって」

「はぁ……水着ですか。それがどうしたんですか?」

「いや、唯がどう思うのかなって。ちょっとだけ気になって。ほら、水着になるのが嫌だったりしたらどうしようかなって」

「確かに……中には肌を出すのが恥ずかしいって子はいますよね」

「やっぱそうですよね」

 

 

 いやまぁ、唯があんまりそんな事を言うタイプだとは思わねぇけど、万が一恥ずかしいから嫌だとか言われたらどうすればいいんだろう。せっかくの機会だしやってみて欲しいけど、嫌だって言う子に無理やりさせる訳にもいかないしなぁ……

 

 と、俺がそんなことを考えて俯いていると、貴子さんがあっけらかんとした様子で口を開いた。

 

 

「何を言い出すかと思えば、そんな事か」

「ちょっ、一応俺なりに気を遣ってるんですけど?」

「お前が人に気を遣うようなタマか?」

「酷い!」

 

 

 な、なんて事を言うんだこの女…! そりゃ俺は普段から周りに気を配るタイプの人間じゃあないけどさぁ! 俺なりに年頃の女子を気遣ってるっていうのに血も涙もねぇ事言いやがる!

 

 

「第一、大槻がそんな事を言うと思うか?」

「そ、そりゃあ……」

「はぁ、とにかくその先は本人にでも聞けばいい」

「いや、本人いないし……って何だこの音?」

 

 

 ドドドドドド!!!

 

 

 何かが下から駆け上がってくる様な音が部屋に響く。そして次の瞬間、勢いよく事務所の扉が開いたかと思えばそこにはいつも通りの快活な笑顔を浮かべる唯が立っていた。

 

 

「ちゃーっす☆」

「おはようございます唯ちゃん」

「大槻、何度言わせればわかる。挨拶はおはようございます、だ」

「たはは、怒られちったー」

 

 

 ため息を吐きながら小言を言う貴子さんだったが、唯は特段気にする様子もなく軽い笑いを浮かべながら頭を掻く。

 

 

「おい唯、お前もうちょい静かに入ってこいよ。めちゃくちゃうるさかったぞ」

「マ?」

「お前が人に言えた立場か。お前も同じくらい喧しいぞ」

「マ?」

「はははっ! 怒られてやんの〜!」

 

 

 ぐっ…! このメスガキめ…! 大人を小馬鹿にしやがって! わからせてやる!

 

 というか俺、事務所入る時あんなにうるさいのか? もうちょい気をつけよ……

 

 

「大槻、そこのアホから一つ報告があるらしいぞ」

「えっ、なになに? プロデューサーちゃんついにやらかしちゃったの?」

「何でやらかした前提なんだよ、しばくぞ」

 

 

 コイツん中で俺はどんな扱いなんだよ。コレでも真面目に仕事してんだぞ…?

 と、まぁそれは一旦置いておくとして、とりあえず仕事の報告をしないとだな。何事も無けりゃそれでいいんだが。

 

 

「実は仕事がーーー」

「仕事!? それってもしかして唯に!? やったー!!」

「お、おい! ひっつくな! それにまだ何も言ってないだろ!」

 

 

 唯は話が終わるより前に、腕を大きく広げて正面から俺に飛びついてくる。思いきり全体重をかけてくる唯の体を、俺は何とか下半身に力を込めて支えた。

 

 ぐっ…! 唯のヤツ思いきり飛びついてきやがって…! つーか胸当たってんぞ! もっと気を付けろっての! 年下のガキは興味ないとは言え俺だって一応男なんだぞ!?

 

 

「ちょ、ちょっと落ち着け! あと離れろ!」

「ねぇねぇ! 仕事ってどんなの!?」

「っ……そ、それはだな」

「それはそれは!?」

「み、水着の撮影だよ。グラビア」

 

 

 そう告げると同時に俺は唯の顔色を窺う。少しでも嫌そうな表情をすればすぐにでも気が付くが、俺のそんな心配はどうやら杞憂だった様だ。

 

 

「マジ!? 水着のグラビア!? すごーい! 芸能人っぽーい!」

「……!」

「やば! ていうか初めての仕事とかめちゃくちゃアがるんだけど! ねぇねぇ! その仕事っていつなの!?」

 

 

 唯は花が咲く様な笑顔を浮かべながら俺の前でぴょこぴょこと飛び跳ねる。この反応を見る限り、どうやら本気で喜んでいるらしい。

 

 ……なんだ、全然心配いらなかったんじゃないか。

 

 そう思って俺が貴子さんの方へチラリと視線を向けると、「だから言っただろう?」とでも言いたげなドヤ顔を浮かべていた。若干癇に障ったが、今回は貴子さんの言う通りだったので何も言い返せはしない。

 

 

「プロデューサーちゃん? 黙っちゃってどしたん? あっ! さては唯の水着姿もう想像してたんでしょ!? プロデューサーちゃんのえっち〜! むっつり〜!」

「むっつりじゃねぇよ! 俺はオープンなスケベだ!」

「……その返しはどうなんですか?」

「照れんな照れんな〜!えへへ、唯スタイルにはけっこー自信あるからさ、プロデューサーちゃんのことメロメロに悩殺しちゃうから!」

 

 

 そう言って唯はピースをする。その弾ける様な笑顔を見て、俺は改めてコイツの眩しさを実感させられる。ただそれを悟られるのも癪なので、俺はすぐにいつも通りの揶揄う様な笑みを浮かべる。

 

 

「はっ、10年早いっつーの」

 

 

 

 

 

 

 

 

♦︎♦︎♦︎

 

 

 そして仕事当日、俺は唯を連れて撮影スタジオのあるビルを訪れていた。水着撮影だなんて言うんだからプールとか海とかでするのかと最初は思っていたがそういう訳でもないらしい。

 

 

「おはようございます。本日はお世話になります、八坂です」

「あ〜らプロデューサーさん、今日はよろしくお願いね〜ん」

「……ち、近くないですか?」

「んふっ、八坂さん中々ハンサムねぇ。背も高くて筋肉もしっかりついてて……私好みだわぁ」

「ヒェッ……」

 

 

 とりあえず現場で1番偉いカメラマンの人に挨拶をとでも思ったんだが……なんかこの人さっきから距離感が近いんだよ! というかこの人そうだよな? もう完全にソッチの人だよな!? 確定でソッチの人だよな!?

 

 

「あら? そちら八坂さんの事務所のアイドル? 可愛いわねぇ〜」

「よろしくお願いしまーす☆」

「ふふっ、よろしくねぇ〜ん。それじゃあ向こうの更衣室に水着を用意してるから着替えてきてくれるかしら?」

「はーい!」

「いいお返事ね。それじゃあ大槻ちゃんが戻ってくるまで、アタシは八坂さんと仲良くさせてもらおうかしら…♡」

「〜〜っっっ!」ゾワッ

 

 

 俺の体にしなだれかかってくる熊木さんはくりくりと指で胸板を弄ってくる。その瞬間、俺の体にゾワーッとした感覚が襲ってきて鳥肌が立つ。

 

 お、俺の本能が告げている…! このままだと……く、喰われる…っ!

 

 

「ちょ、ちょっと待て唯!」ギュッ

「ひゃあっ!? ど、どしたのプロデューサーちゃん!?」

「俺を1人にしないでくれ!」

「なっ! ななななに言ってんの!?」

 

 

 俺は咄嗟に後ろから唯の手を掴んで引き止める。すると唯は驚いたような表情を浮かべてあたふたとしている。

 

 

「ぷ、プロデューサーちゃん! こんなとこで急に何言っちゃってんのさ…!?」

「た、頼む! 唯がいないとダメなんだ! 俺を1人にしないでくれ…!」

「え、えぇ……そんな、でも……急に言われても唯困っちゃうし……べ、別に嫌とかって訳じゃない、ケドさ

 

 

 

「あ〜ら、何かトラブル発生かしら?」

「ふぁっ!?」

 

 

 俺の後ろから熊木カメラマンがもたれかかってくる。まるで蛇に睨まれた蛙、俺の体は恐怖で全く動かない。

 

 

「や、やっぱ恥ずい〜! 唯もう更衣室行くかんね!」

「ゆ、唯!? カムバーック!!!」

 

 

 俺の呼びかけに唯が振り返ることはなく、無常にも部屋の中には俺の悲痛な叫びだけが響き渡る。

 

 

「んふっ、フられちゃったわね。じゃあアタシと仲良くしましょ…♡」

「ア----ッッ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

♦︎♦︎♦︎

 

 

「はぁ……なんか異様に疲れた」

 

 

 あの後俺は異様に距離感が近い熊木さんに本能的な恐怖を覚えながらも、激しいスキンシップを何とか躱しつつ世間話を終えた。

 そして隙を見て熊木さんから逃げ出した俺は、唯を待ちがてらに撮影スタジオ内を見学している。

 

 いるのだが………

 

 

「どこもかしこも水着の女子だらけじゃねーか」

 

 

 いやまぁそりゃ水着のアイドル撮影会なんだから当然なんだけど……流石に壮観だな。どいつもこいつもアイドルになるだけあってかスタイルも顔も良い。並大抵の男がここに放り込まれたら理性が秒で蒸発するんじゃねぇのかな。

 

 まぁ俺は年上にしか興味がないので何とも無いけどな! 今日はティーンの新人アイドルしかいないらしいし、俺を興奮させたけりゃ大人のお姉さんアイドルを水着で連れてこいってんだ!

 

 

「プロデューサーちゃーん、お待たせ」

「おう唯、結構時間かかった……な」

 

 

 後ろから声をかけられて振り返ると、そこには白ビキニに身を包んだ唯が立っていた。

 シンプルなデザインのビキニは唯のスタイルを際立たせている。平均的な高校生よりも大きく膨らんだ胸、キュッと引き締まったウエスト、そしてこれまた肉付きの良い尻。こういう言い方はどうかと思うが、まさに男好きする体付きって感じだ。

 

 ……い、いかんいかん。唯はまだ女子高生だぞ。何をジーッと見てんだ俺は。

 

 

「えへへ、どうかな」

「……ま、まぁいいんじゃねーの」

「えー何その言い方、もっと褒めてくれたっていいじゃん」

「褒めてるっつーの。んなことより早く撮影向かうぞ」

「あっ、ちょっと待って! 更衣室から友達が出てくるの待ってるから」

「はぁ?友達?」

 

 

 何言ってんだ唯のやつ。まさかスタジオに知り合いでもいたっていうのか? すげーな、どんな確率だよそれ。

 

 

「同じ学校のやつか?」

「んーん、さっき会ったばかりだよ?」

「は? お前友達って」

「さっき更衣室で話しただけだけど、仲良くなったから友達なの!」

 

 

 おいおい、どんなコミュ力してんだよこのパツキンギャルは。たった数分更衣室で話しただけで仲良くなるとか、これもうそういう特殊能力か何かだろ。

 

 

「唯ちゃーん、待ってくださーい」

「あっ! 雫ちゃんこっちこっち!」

「…………ふぁっ!?」

 

 

 唯の後ろから同じく白のビキニを見に纏った女の子がこっちへと駆け寄ってくる。その胸に宿した2つの爆弾をばるんばるんと揺らしながらこっちへとやって来た。

 

 な、なん……だと……っ

 

 

「雫ちゃん、この人は唯のプロデューサーね!」

「初めまして〜、及川雫です〜」

 

 

 で、デカぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!! 説明不要!! こんなデカいおっぱい俺のデータには無いぞ!?!?

 ちょ、ちょっと待ってくれ…! 流石の俺も驚愕せざるを得ないんだが!? 一体何が詰まってるんだ…?

 

 そんなことを考えていると、唯が俺の頭をぺしんと叩いた。

 

 

「あでっ!」

「プロデューサーちゃん、見すぎ」

「わ、悪い……」

 

 

 で、でもさぁ…! 普通見るだろこんなの! 見るっていうかもう吸い込まれるって感じなんだが! 男なら自然に吸い込まれるんだよ!

 

 くっ……この圧倒的戦闘力を前にすると唯のが普通サイズに見えてくるぜ。まぁコイツもかなり大きい方なんだが。

 

 

「唯ちゃんのプロデューサーさん、とぉ〜ってもカッコいい人なんですね〜」

「えっ!? い、いや〜! それほどでもあるかな!? 及川さん見る目あるね〜、あっはっは!」

「雫ちゃん、騙されちゃダメだよ? プロデューサーちゃん確かに見た目はシュッとしててカッコいいかもしんないけどさ、中身は結構変人なんだからね」

「おい、余計な事を言うでないぞお主」

 

 

 及川さんに褒められて有頂天になっていたところに唯が横槍を入れてくる。

 

 このヤロウ、人がせっかくチヤホヤされね気持ちよくなってたってのに。

 

 

「そうなんですか?」

「そうだよ。褒められるとすぐ調子乗るし、年上のおねーさん以外は興味ないとか言ってるし、そのうえすぐにナンパするし、あと口悪いし」

「おい、めちゃくちゃ言ってんなお前」

 

 

 すげーな、めちゃくちゃ俺への文句出てくるじゃねーかよ。 え、なに? もしかして俺って嫌われてる? だとしたら普通に泣いちゃうんだが? いいのか? 20代男性のガチ泣きは中々見てて厳しいぞ?

 

 

「それにすーっごくえっちだし。さっきだって雫ちゃんのおっp」

「それ以上は良くない!」

「むぐっ!」

「おっぱ?」

 

 

 とんでもない事を口走ろうとした唯の口を押さえて及川さんから引き離す。幸い何を言おうとしたのかバレてはいない様で、及川さんはキョトンとした表情を浮かべていた。

 

 そして俺は小さな声で唯に耳打ちをする。

 

 

「お前な、そんな事言われたら俺が社会的に死んじゃうだろ……?」

「だって見てたのは事実じゃん」

「事実だとしても何でも人に言うもんじゃないだろ…? 時には嘘も必要なのさ。いいかい? 唯少女よ」

「……でもなぁ〜、唯ついつい思ったこと言っちゃうから、後で雫ちゃんに言っちゃうかもしれないな〜?」チラッ

 

 

 わざとらしくそう言って、唯は何かを期待する様に俺の顔をチラリと覗き見た。

 

 や、ヤロウ…! 俺のこと脅迫してやがるな…? 黙ってて欲しけりゃ何かしてくれ、ってつまりはそういうことだろ!?

 

 

「……何が望みだ?」

「じゃあさ……」

 

 

 また飯を奢れだとでも言うんだろうと思いながら俺が問いかけると、俺の想像に反して唯は拗ねたような顔つきで一言だけ告げた。

 

 

「もっと唯のことを見て…!」

「はぁ?」

 

 

 予想とは遥かにかけ離れた唯の発言に俺は素っ頓狂な声を上げる。唯のヤツ一体何を言っているんだ…?

 

 

「何言ってんだ、ちゃんとお前のことも見てるじゃねーか」

「で、でもさ。雫ちゃん来てからそっちの方ばっかり……」

「そんな事ねぇだろ」

「で、でもさ!」

 

 

「唯ちゃーん! 呼ばれてますよぉ〜?」

 

 

 煮え切らない態度を取る唯と会話をしていると、遠くの方から及川さんが手を振りながら唯のことを呼ぶ。どうやら唯に撮影の順番が回ってきたみたいだな。

 

 

「ほら、呼んでるぞ」

「……わかってるよ」

 

 

 唯は話が中断されたことには不満気だったが、俺が背中を押すと渋々といった様子で及川さんの方へと歩き出した。

 

 

「唯!」

「ん?」

「頑張れよ、リラックスしてな」

「……うん」

 

 

 俺の言葉に一言だけ、唯は返事をすると及川さんと2人で撮影場所の方へと向かっていく。ただ、唯の浮かない表情だけがどうしても俺は気になって仕方がなかった。

 

 ……大丈夫か? アイツ。

 

 





(及川雫:オイカワシズク)

年齢:16歳
身長:170cm
体重:56kg
スリーサイズ:105/64/92
出身:岩手
趣味:乳搾り、トラクターの運転


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