「はーい!それじゃあこれより、【ドキドキ!文月学園弓道部(仮)&坂本くん、吉井君、新人戦へ向けての強化合宿を開催しまーす!!!それじゃあ部長の桜ちゃん、決意表明をどうぞ!」
イエーイ!とテンションを上げる藤村先生だが皆ついていけていない。
これで失敗したら弓道が学校では出きなくなってしまうのだ。それも僕と雄二というお荷物を背負ってだ。せいぜい苦笑いしか出てこない。
「え…けど部長なら美綴先輩のほうが…」
突然の指名を受けた問桐さんも困惑しているし
「私はいいよ。せっかく1から新しく作ろうってんだ、リーダーは若いのに任せるよ」
「でも…」
「いいから、いずれこうなるんだから今のうちに慣れておきな。大丈夫、私や衛宮がサポートするから」
「だから俺は今回限(グネッ)その通りだ桜!俺達に任せておけ!」
「先輩…!はい!私頑張ります!先輩達の実力は十分に分かってますし坂本先輩と吉井先輩を立派に育てて弓道部を本物にしてみせます!」
「いよーし!それじゃあいくよ~!文月~」
「「「ファイトー!!!」」」
明らかに男性陣より逞しい女性陣を中心に円陣を組み、嫌でも始まってしまったことを受け入れる。
なんだかやたら大事になってしまった…
ーーーーーー
「それじゃあ時間もないことだしとりあえずどうやって練習していくかだねえ……いくら何でも2週間で戦えるようになるなんて士郎でもなきゃ無理だし。ここはやっぱり士郎、美綴さん、桜ちゃんの3人で稼げるだけ稼いで2人の分もカバーする、っていうのが現実的かな。」
「私もそう思います。坂本先輩や吉井先輩がどれくらいの資質があるのかは分からないですけどやっぱり時間が短すぎますし…」
「気にするな桜、俺達は門外漢もいいところだからな。そう申し訳無さそうにしなくていい。」
「そうだよ問桐さ…雄二、いつから下の名前で?」
「さっきだ。こいつには兄もいるからな、問桐だと区別がつきにくい。」
「確かに…問桐さん、僕も下の名前で呼んでいい?」
「はい、大丈夫ですよ先輩」
ごめんなさいという風に頭を下げていた桜ちゃんが顔を上げる。
本当に優しいなあ…僕達みたいなど素人、こんな大事な時にぶち込まれたら少し嫌な顔をされてもしょうがないくらいなのに。
電車を使う距離にある藤村先生の実家に設置された弓道場での初練習。
どう考えても堅気じゃない黒スーツのお兄さんたちの中を平然と歩いていく弓道部メンバーはすごいと思ったし、そんな人達に会うたび会うたびに頭を下げられる藤村先生は更に一体何なんだと思った。
衛宮君の話だと有名な組のボスが藤村先生のお祖父さんらしい。
今日は外出していていなかったけど、出来ることなら今後も会いたくない。
「…それにしてもさ雄二。」
「…なんだ?」
「なんだか居づらくない?」
「それは仕方ないだろ。サッカーとかならいざ知らず、弓道なんかは礼節を重んじるスポーツの代表格だからな。いつもバカやってる俺達とは正反対のスポーツだ。」
「…納得だよ。」
ということで僕と雄二と2人は所在なさげに道場に座っている。
こういう所でのマナーとかを全然知らないし、なにより胴着を着た途端皆の空気が良い意味でピーンと張り詰めて無駄口を叩くなんてとても出来なかったからだ。
「うーん…それじゃあやっぱりこうするしかないかなー。おーい、そこで塩らしくしてる2人組、こっちおいで。」
「「はーい。」」
ちょいちょいと手招きする藤村先生の方へ行くことにする。
とりあえず立ち上がっ…て、このしびれは!!!
「…!!」
「あちゃー、痺れちゃったか。普段正座なんてめったにしないだろうしね、今時の高校生は。」
歩くことすらままならないとか本当に大丈夫なのだろうか。
「それじゃあ2人とも、とにかくこの2週間は全力で基礎を叩き込みます。といは言ってもどちらかというと技術よりも心構え、という意味でだけど。」
「…?技術は大丈夫なんですか?」
基礎というのは間違いなく絶対に大事だ。それは間違いない。けど今の言い方だと技術に関してはまずおいといて、という風に聞こえなくもない。
素人こそまず技術を磨かなきゃどうにもならないと思うんだけどそうではないのだろうか。
「技術も勿論大事だよ!けどね、どんなスポーツでもそうだけどたかだか二週間で技術を人並みに~なんていうのはよっぽどの天才でもなきゃ難しいのよ。だから磨くのは心。特に弓道は如何に心を静かに保てるかが大事なのよ…それじゃあちょっとあっち見て。」
藤村先生の指差す方向には弓を射る美綴さんと衛宮君の姿があった。
「少しあの2人を見ててね………それじゃあ見た感じ、どっちが上手いと思う?」
先生の質問に頭をひねる。
2人とも様になっているを通り越して流れるような動作で一見大した差はないように見える…
けどどちらかと言うなら…
「美綴の方じゃないのか?2人とも基本的にあまり違いはないように見えるが何というか衛宮の方が若干一つ一つの動作が固く見える。ブランクか何かあるような感じだが…」
最後のブランク云々までは分からないけど僕も大体同意見だ。
美綴さんの動作を何に邪魔されることなく真っ直ぐに流れ落ちる滝と表現するなら衛宮君のそれは所々に岩がある川だ。
流れが止まることはない。だけど岩のせいで所々詰まっているところがあるような、そんな感じ。
「うんうん、やっぱりそう見えるよね~…って坂本君凄いじゃない!確かに士郎はブランクあるけどそれを初見で見抜くなんてなかなか出来ないわよ!?なに?まさか経験者とか?」
「いや、特に経験はない。ただスポーツは色々とかじってきてるからその中で観察力はついてるかも知れない。」
どうやら雄二の考察は満足だったようでうんうんと頷いていた藤村先生だったが、ブランクという単語に目を丸くする。これもどんぴしゃだったようだけどこれは素直に雄二すげえと思うしかない。
「…だが、やっぱり、とはどういうことだ?そこまでは予測していたという風な対応だと思うが。」
それは僕も思った。
何とも藤村先生の表情と口調は愉しげで…まるで悪戯に成功した子供のようだったから。
「ん?それはね、そう思うのが普通だからだよ。美綴さんのフォームはすごいきれい、勿論腕もある。多分どんな県でも十指に入るくらい。十分熟練者と呼んで差し支えないレベルよ、桜ちゃんも。けどね…」
「けど?」
「さっき2人がぎこちないかもって言った士郎にはどちらも適わないの。それじゃあもう一度見ててね。」
そう言うと手をメガホンのようにして大きな声で衛宮君と美綴さんに話し掛ける。
「士郎ー!美綴さーん!ちょっと勝負して!今回は分かりやすくしたいから5射してその真ん中からの合計距離が少ない方が勝ち!ってルールで。なるべく巻きでお願い!」
『勝負…?それも近的の距離で得点は遠近のってなに考えてんだ藤姉は…俺は構わないけど美綴はどうだ?』
『私も大丈夫だよ、今度こそあんたに一泡吹かせてやる。』
『なら決まりかな…りょーかい!じゃあ美綴からで…』
手を上げて了解の意を示すと衛宮君は後ろへ下がり正座する。
先攻が美綴さんということか。
「それじゃあ私達もあっち行くよ。近くで見た方が分かりやすいから。」
スタスタと歩き出す藤村先生の後を追う。
今から一体何が見られるというのだろうか。
「…(ギリギリ…)」
美綴さんが弓を引き絞る。
目一杯まで張り詰めた弦は反発し、今にもはちきれそうにギリギリと音を挙げる。
弓なんて自分の思うように引いてポイッと離せば勝手に飛んでいくものだと思ってたけど全然違う。
飛ばすために弓を絞る行為にも相当の力がいる。
それこそ腕が震えそうになるくらいに。更にそこからタイミング、呼吸を合わせないといけない。
もしも一瞬、その力具合がくるったら、矢尻を下げてしまったら、それを離したときに反動で弓がブレたら、どんな些細な間違い一つでも起こればそこから放たれる矢は的とは違う遥か彼方、もしくは地面へ一直線だろう。
その繊細なタイミングを見極めなければいけない。
だからこそ弓道には持ち時間というシステムが有るのだろう。
これは見て初めて分かったことだ。
「…ふっ!」
数十秒の息ができない程の沈黙の後美綴さんが動いた。
全てが合わさった動作の後に風切り音を立てて矢が一直線に飛んでいく。
そしてまた息つく間もなく的の中心付近にスパンッ!と突き刺さった。
「うーん…だいぶずれたね…」
「ずれたの!?あれで!?」
悔しそうな表情で帰ってくる美綴さんの言葉にびっくりする。
あれでズレたと言うなら一体どうすればよいのか?それこそど真ん中的中…会心っていうんだっけ?…じゃなきゃ納得しないんじゃないだろうか。
「素人さんから見ればそうかもしれないね。…普通の弓道部員でもそうか。けどね、衛宮相手には致命傷なんだよ。ほら、見てな…」
立ち上がり構える衛宮君を見ろと美綴さんが僕らの後ろに立つ。
衛宮君の構えはまさに不動だった…
「凄すぎる。」
終わった後に出てきた感想はこれだけである。
衛宮君は結局5射中4射をど真ん中的中、会心じゃなくて皆中というらしい。
で勝利した。
最後の1射を少しだけずらしたのだが、悔しがる素振りもなくまあそうなるわな、という表情をしていたのがやけに印象に残った。
「それで、何か分かったかい二人とも?」
「うわっ!藤村先生!?」
「なによお…そんな驚いちゃって。まあいいか、それだけ真剣に見てたって証拠だもんね。」
後ろからワッと表れる藤村先生にびっくりする。
本当にこの人には神出鬼没という言葉が似合う。
「まあな。なんて表現したらいいのかわからんがとにかく心が大事っていうのはよくわかった。平然と射ち続ける美綴も大したもんだと思ったが衛宮はもう本当に別格だ。なんだありゃ?動かざること山の如しとはよくいったもんだがもう周りと一体になってんじゃねえのかってくらいこう…静かだったぞ。」
「そうよ~いくら滑らかでも、技術があっても最後の最後で平静を保てないと的には飛ばないのよ~。本当に繊細な競技だから。裏を返せば心をどうにか出来れば技術がそれなりでもその100%に近いものを出せるってわけ。技術80心40だとせいぜい50も出せないけど逆ならもうちょっとはいけるかな~って。で
士郎はその心の部分がほんっとうに強いの。あまりにも揺らがなくてこっちが心配になるくらいに。」
とりあえず言いたいことは分かった気がする。
弓道なんて今まで全く知らなかったし興味もなかったけど奥深い…!
「それじゃあ藤村先生!早速何ですけど指導お願いします!」
雄二と並んで頭を下げる。こんなに面白そうなこと早くやってみたい…!
「それはダメ。」
「「え?」」
想定外の返事に力が抜ける。
ダメってどういうこと!? 僕らもやるんじゃないの!?
「ええと…!」
「あーごめんごめん。ダメっていうのは私が教える訳じゃないってこと。私一応顧問だけど専門は剣道でね。それにほら、私静かとは程遠いでしょ?もっと教えるに適当な人がいるってこと。」
「そういうことですか。」
心臓に悪いから変な表現はやめてほしい。
「それじゃあ僕達を教えるのは…」
「もうすぐ先生が来ると思うんだけど…」
藤村先生がそう言った所で弓道場の襖が大きく開かれた。
「姐さん!連れてきやした!」
「ーーーー!」
「ーーーー!」
「「なんか明らかに犯罪の匂いがする何かに遭遇したー!!」」
入ってきたのは身長190はあるだろう黒スーツのお兄さん。
というか2人ほどロープで簀巻きにされてるんだけど!?これ誘拐かなんかの類だよね絶対!猿轡されてる人なんて普通まないし!
「おー、ありがとーう。ダメだよー問桐君も、切継君も。先生が呼び出ししたらちゃんとこないと。」
「はい?」
よく見てみるとその2人は僕らの見知った人物だった。
「カハッ!ハアハア…藤村!いくら何でもこのやり方は卑怯だぞ!?」
「同感だ。面倒事は逃げるに限る。」
解放された二人は好き放題に文句を言っている。
まあこれくらいは言う権利があると思う。二人とも制服なのを見ると学校から突然拉致されてきたのだろう。
それもあんなヤの字のつきそうな人に、どれだけの恐怖だったかは考えるまでもない。
「だめよー問桐君、ちゃんと先生って呼びなさい。4人が来ないから悪いんだからね。それじゃあ吉井君と坂本君にも紹介するね。こちら穂群原学園弓道部副主将問桐慎二、そして士郎のいとこで実力も同程度、もしくはそれ以上の衛宮切継君なのだー」
その瞬間、4人の視線が絡みあった。
ーーーーー
「全く…何故私がこんな事を。」
「よろしくね、切継君。」
今僕は切継君と2人で向かい合っている。
問桐君は雄二と一緒。これから2週間マンツーマンで鍛えるのだそうだ。
「ふむ…桜と凜の為なら仕方ないか。面倒だが善処するとしよう。」
どうやら僕の為に協力するという考えはさらさらないようだ。
「さて、それでは弓道に必要な心を鍛えろということだがそんなものはない。」
「はい?」
いきなりの全否定とは。今からでも頼み込んで衛宮君にでも教えてもらった方が良いんじゃないかこれ…
「いや、恐らく衛宮士郎に聞いても同じ答えが帰ってくると思うぞ。認めたくはないが私とやつはとても似ている。それこそ憎くなるくらいにな。」
「…!」
そんな僕の考えを読んでいるかのように切継君はそう言った。
僕が思わず一歩後ずさるほどの嫌悪感をこめて。
「まあこれはお前には関係のない話か。ちなみに今そんなものはない。と言ったがそれはあくまでも鍛えるやり方などない、と言うことだ。元々それは誰しもが持っている。」
「持ってる…」
あの衛宮君の静の極地を生み出す心を僕が持っているというのか…?
「そうだ、そもそも矢とは離してしまえば自らの手ではどうしようもないものだ。サッカーや野球のように自らの意志で曲げたりすることは基本的に出来はしない。ただ自らの準備、射に至るまでの過程に応じてその通りに飛んでいく。それはわかるな?」
「まあなんとか…」
よくよく考えればその通りだ。弓は放たれてしまえばもうそこからはどうしようもない。後は自分の準備の結果を待つのみ。
「となれば後は自分との戦いだ。勉強や他のスポーツでもそうだが大概理想の自分、このように出来たら、なれたら、と言うものがあるはずだ。そしてそれが自分の思ったように上手くいった…そんな経験はないか?」
「少しくらいならね。」
そんなのせいぜい100分の1くらいだ。
「ならばそれが完成系だ。いいか?衛宮士郎とて何か難しいことをしているわけではない。ただ自らの手から放たれた矢が的の真ん中を射抜くその瞬間をより具体的な光景としてイメージし、そうなるためにはどのように身体を動かせば、呼吸を合わせればいいか?これをまた具現化し動いているだけだ。だからこそ奴は緊張で手が動く、射つ瞬間に呼吸が乱れることもない。なにせ結果が視えている、のだからな。」
ええと…要するに…
「矢を射つときに技術やらなにやらで真ん中に飛ばそうとするんじゃなくて、矢が真ん中に当たったその瞬間をイメージしてそこから逆算してそうなるように動けってこと?」
「そうだ。」
僕の答えに切継君はニヤリと笑う。
「なかなか回転が早いじゃないか。そうだ、無論そのイメージを作り出すためにフォーム作りや射ち方を学ぶことも必要だ。出なければそもそも当たるイメージなど作れはしない。だがあくまでもメインは自らの成功シーンをより正確に、それこそその過程をまるで現実に先程やったのだ、と思えるくらい鮮烈に思い浮かべることだ。俺が教えるのはその駆け出しの補助に過ぎない。」
結局は自分次第ということか…けどそれくらいじゃなきゃ面白くない!
「それじゃあ早速!」
「ああ、これはお節介なのだが。」
「?」
なんだろう、切継君が雑談だなんて珍しい。
「これは人間関係にも言えることだ。結局、人は他人をかえることは出来ない。ならばイメージしろ。望む結果を、それを実現するにはどう動けばいいのかを。吉井明久、お前に出来るのはせいぜい足掻き方を変える程度だ。話術で誤魔化す、策を巡らすなどお前の頭では出来はしない。ならばどうする?自分を変えるしかあるまい。吉井明久が闘うのは自分自身に他ならない。これだけは覚えておけ。」
「闘うのは自分自身…」
この言葉を僕は一生忘れないと思う。
ーーーーー
当日
「やあ雄二、調子はどう?」
「どうにかな。問桐と翔子のおかげでばっちりだ。」
「霧島さん…?」
いったいなにがあったというのか。
よく見ると心なしか雄二の目には隈ができている。
最後の最後まで霧島さんに練習を助けてもらったということだろうか?
「お前はどうだ?」
「問題ないよ。」
切継君ほどじゃないけど心の使い方は分かった気がする。
「そうか…じゃあ行くぞ。皆待ってる。」
「そうだね。」
そうして新人戦を迎えた僕らは経験者三人の流石の無双と、素人二人の奮闘により予想以上の好結果を残し、無事弓道部の設立は許可された。
そして衛宮君は個人、団体合わせ計19射全て皆中という快挙を達成ししばらく弓道界を騒がせることになった。
こうして僕らの弓道部体験は終わりを告げたのだ。
ーーーーー
番外編 雄二の特訓
【くそっ!上手く行かねえ!】
【だからお前は考え過ぎなんだよ坂本、頭が良いのは確かだけどそれが弓道てまはもろ裏目に出てる。雑念こもりすぎなんだよ。】
【くっ…!】
悔しいが認めるしかない。普段の生活のせいかなかなか何も考えないと言うことが出来ない…!
【…雄二】
【おわっ!なんだよ?】
【…上手くいかないならアイデアがある】
【アイデアだ?】
どうせろくなことじゃないだろうが今は猫の手でも借りたい。
とりあえず聞くだけ聞くか。
【…まずはあの的を人の顔だと思う…】
【は?】
初っ端から理解の範疇を越えやがった。
【…そしてその人は私を捕まえてナイフを突き付ける犯罪者と思えば良い…妻を愛する夫の愛は無限。これでいける。】
いやいやいや…いやいやいやいや!
【いいじゃないか坂本!愛する妻のため(笑)一度やってみろよ!】
【この…!】
面白がりやがって!
まあいい…一度だけやって追い返せばいいか。
【じゃあそれでやるぞ?】
【うん。】
【それじゃあ】
ヒュオ(弓が飛ぶ音)
スパーン!(弓が的左下隅に刺さる音)
【お?】
【あれ?意外といけるじゃない。もう1回やってみれば?】
【お、おう】
なんだ上手く行ったのに嫌な予感がする。
【じゃあもう1回】
ヒュオ(弓が飛ぶ音)
スパーン!(全く同じところに刺さる音)
【く、ハハハ!こりゃ傑作だオイ!的の大きさから考えるに今の矢はどちらも犯人じゃなくて愛する妻にちょくげ(バチバチッ!)……】
【…遺言、ある?】
【ま、まて!落ちつけ!話せば!話せばわかイヤァァァ!!!!】
どうもです!
やたら長編になった…
また細かく修正するかもです。
というわけで藤村、切継メイン会でした~。
今後はこのチート五人衆が弓道界を席巻するのはまた別の話。
それでは次回よりいよいよ体育祭編!
fate組はどこまで暴れる?そして美波はどうなる?
乞うご期待!
評価、感想、お気に入り登録じゃんじゃん待ってます!
評価ほしいっす…
それではまた!