文化祭、三日目のイベントは生徒会を中心としたハロウィンを盛り込んだ、イベントとなった。
そして文化祭は大成功で幕を閉じた。
そんな日の夜にニュースがやっていた。
そこでは霧の安全調査で東京の大学教授が調査にやってきたと言うニュースがやっていた。
調べたところでわかるわけではないが、これが非常に助かる結果となる。
順当にいけば次の犠牲者は堂島菜々子が被害者となる。
しかし、テレビの内容は見たいものを映す。
それは気にしている菜々子を先に映す。
特捜隊のメンバーは堂島菜々子に集中する。
それを理由に影ができる。
そこで上手く作用すればいい。
暗めのニュースが終われば、楽しげなニュースになる。
そこでは八十神高等学校での文化祭が大盛り上がりし、これをきっかけに更なる活躍と地元の活性を、とやっている。
そんな中で立役者として活動した前年度生徒会長の姿が出る。
これで条件が一致したことになる。
ニュースを確認すると眠りにつく。
11月5日(土)
連絡先は交換していないし、目夜中テレビの俺は映らない。
映るのはあくまで小さい女の子、堂島菜々子の姿だけだ。
だから俺はノーマークなはず。
雨の中傘を刺して街をぶらつく。
その光景は街の人の中でも日常になっている。
春から続けているために違和感を持つ人はいない。
偶然を装う形で堂島宅へと向かう。
そこでは運送屋である稲葉運送の車がちょうど止まったところだった。
運転席にいた男は雨に濡れていないのに汗でぐっしょりとしている。
それを見て、不思議の思うような感じで、そばに行く。
すると堂島菜々子の口元に布を当て、意識を失っていく。
そしてトラックの中にあるテレビに入れるところを目撃する。
「何やってんだ!?」
俺は運転手であった生田目太郎を突き飛ばし、テレビに入っていく、堂島菜々子の体を掴む。
「まさか、お前が殺人鬼か!?」
生田目太郎はナイフを持っていたのか腹部に突き刺す。
不味い。
痛みはある。
しかし、それ以上に突き刺されて出るのは血じゃない。
堂島菜々子の体を支えていた体が、力を抜け、引き摺り込まれる力が上がったようになる。
そうしてテレビの中へと入っていった。
全く、上手くいかない。
ダンガンロンパでも金田一でもそうだが、完璧な完全犯罪でも必ず綻びが出る。
刺さっていないと不自然だが、血が出ないのはもっと不自然だ。
ナイフを引き抜く。
すると傷口からは黒い霧のようなものがこぼれ出す。
傷口に触れ、触ると傷口がなくなっていく。
今この場所は菜々子のイメージで徐々に純真無垢な世界へと変わっている。
しかし、すぐに生田目太郎が入ってきてここを聖域にする。
だからそれまで………
俺はこの世界で逃げ回る!