ファイナルハンターG   作:N_ローゼン

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クエストクリア2

シン

>『まずはギアノスだ。ちゃ ちゃっと狩るぞ』

>ハイネ

>『あいさー』

>シンの先陣をきる掛け声、ハイネのよくわからん雄叫びを合図に戦闘開始。

>ギアノスとガウシカもすぐにシンとハイネに気づいたらしく、ギアノスはこっちに寄ってきて、ガウシカは離れていく。

>ハイネ

>『うりゃあ』

>またしても奇妙な声をあげ、大剣を振り下ろす。ギアノスは華麗なバックステップでその攻撃を回避する。ここからハイネのアクロバットが発動する。

>大剣を振り下ろした勢いを利用して、ハイネ自身がジャンプ。

>そのまま、ギアノスにのしかかった。

>1頭終了。残り2頭。

>

>シン

>『はぁ』

>シンの斬撃と、ギアノスのクローが激突。互いにひるむことなく連続攻撃を続ける。

>先に攻撃を受けたのはシンだった。

>斬りつけた剣に噛みつかれ片腕を封じられた状態で、ギアノスのクローをモロにくらってしまった。

>シン

>『うぅ…』

>負けじとシンも斬り返す。その一撃でギアノスの右腕をはねた。

>『ギャアァ』と叫び声をあげ、噛みついていた剣を離す。

>シン

>『ふぅ』

>ギアノスに攻撃されたのも、大したことはない。出血もない。

>両者一定の距離をとり、先に攻めたのはギアノスだ。左腕のクローを出す。

>シンも右腕の剣で受け止める。

>『ギ~ン』と鈍い音が響く中、さらにギアノスは口を開け牙をむき出しにして噛みついてくる。

>シン

>『』

>シンはもう片方の剣を水平方向に大きく振るう。

>またしてもギアノスが剣に噛みついた。

>しかし…

>『ハァア』

>シンは力を振り絞って、そのままギアノスの上顎を斬り裂いた。

>体力の返り血がチェーンシリーズの防具を赤く染める。

>シン

>『…』

>シンは倒れたギアノスを見つめる。

>昔、父親に連れられてこの雪山に来た時、ギアノスすらもものすごい強敵に見えた。それを今、自分の手で倒したことに、少しばかり感動を覚えていた。

>さて、これで残り1頭だ。 

>ハイネ

>『そうら』

>大剣を振り、その反動でライダーキック。さらに、連続で斬り上げと振り下ろしを連発する。

>ギアノスも多少の攻撃を受けつつも、致命的だけははずしている。しかし、ギアノスが反撃するスキはない。ハイネの攻め方がうまいのだ。

>その時、キズのせいでギアノスが一瞬ふらついた。

>ハイネ

>『』

>ハイネはそれを見逃さなかった。

>ハイネは、ギアノスのキズのある足に回し蹴りをいれた。

>ひるんだギアノスは完全に無防備となった。

>ハイネ

>『もらったぁ』

>ハイネは大きく大剣を振り上げる。

>その瞬間、ハイネの腕が凍りついた。

>ハイネ

>『な…?』

>ハイネの斬撃はかわされた。

>ギアノスは一歩さがり、体勢をひくくする。

>シン

>『ハイネ、早く砕け。凍傷 になるぞ』

>シンが叫ぶ。

>さっき、一瞬のスキをついてギアノスが“氷液”を吐いたのだ。

>ハイネ

>『くそっ』

>ギアノスが後ろ足を軸に飛びかかってくる。

>ハイネ

>『』

>シン

>『させるか』

>シンが片方の剣をギアノスに投げつける。

>見事ギアノスに命中。奇声とともに地面に墜落するギアノスに、シンはもう一方の剣で斬りかかる。

>シンの剣がギアノスの首をとらえた。

>はねることはできなかったが、討伐には成功した。

>シン

>『大丈夫か、ハイネ?』

>シンが駆け寄る。

>ハイネ

>『ああ、問題ないよ』

>ハイネもさっきのシンの一言で、手早く氷を砕いていた。大事はなさそうだ。

>早速、剥ぎ取り。

>

>シン

>→[ギアノスの鱗]×1

> [ギアノスの皮]×2

>ハイネ

>→[ギアノスの鱗]×2

> [竜骨【小】]×1

>

>ハイネ

>『で、次は本命だな』

>ギアノスを狩り終えて、残るは本命のガウシカが8匹。

>2人は応急薬を1本ずつ飲んで態勢を整える。

>ギアノスに続いての連戦だが、2人は迷わずに戦いをしかけた。

>

>追跡者

>『ホント、どんなモンスタ ーが相手でも、ギリギリ の戦いを見せてくれるわ ね。見てて飽きないわ~ 』

>苦笑しつつ、2人を見下ろす。

>確かに、ポポの時もガウシカの時もギアノスの時も、余裕ということはなかった。

>

>そんな追跡者の思いとは裏腹に、今回のガウシカ8匹は簡単に終わった。

>まぁ、攻撃してこない相手に手こずるという方が難しいかもしれないが。

>

>シン

>→[ガウシカの角]×3

> [ガウシカの毛皮]×2 [生肉]×2

> [ホワイトレバー]×1ハイネ

>→[ガウシカの角]×2

> [ガウシカの毛皮]×3 [生肉]×1

> [ホワイトレバー]×2

>目的のガウシカの角はこれでちょうど10個。

>あとはこれを納品したらクエストクリアだ。

>シン

>『なぁハイネ、クエスト終 了時間までまだだいぶあ るけど、まだ採取とか続 ける?』

>まだクエストが始まって8時間程度。制限時間は24時間なので、かなり余ってしまった。

>今回は雪山に詳しいシンがいたので、これだけですんだのだ。

>シン

>『と言っても、ホットドリ ンクはもうないから、そ れ使わないエリアに限る けど』

>ハイネ

>『そうだな。ちょっとだけ 拾いモンしていくか』

>余った時間はまだまだあるので、その時間を活用するのも悪くないだろう。

>以前に、クエストのクリア時間がそのハンターの実力を示すと言ったが、この程度のクエストのクリア時間など何の参考にもならない。だったら、その時間を活用する方が頭がいい。

>ハイネ

>『ところでよ、こっちの時 間はいいのか?そろそろ 3時間だろ?』

>ハイネが空になったホットドリンクのボトルを示す。シン

>『あ、そうだ。忘れてた。 急げ』

>あわてて駆け出すシン。

>やれやれとそれをおいかけるハイネ。

>

>追跡者

>『もういいかな。あたしも 失礼させてもらおっと』今のシンとハイネのやり取りを見ていた追跡者が立ち上がる。

>そのまま姿を消した。

>

>ホットドリンクの持続時間は間に合わなかった。

>洞窟の出口ギリギリのところで効果がキレてしまった。

>しかし、多少スタミナをけずられた2人であったが、そのまま拠点のキャンプ地に戻り、集めたガウシカの角を納品する。

>これで今回のクエストも見事クリアだ。

>シンはその後、ギアノスの返り血で汚れた防具を、クソ冷たい水で洗い、ハイネと薬草等を採取していた。そうして一通り採取も終わり、今度こそ終わりだ。

>2人は雪山上空で滞空している運び屋の2人を呼び、雪山を後にした。

>

>気球の中…

>ハイネ

>『なぁシン、ポッケ村に戻 らなくてもいいのか?こ こからなら近いし、オレ はいいぜ』

>シン

>『んん~、今はいいよ。も うちょっとたってからに する』

>少し考える素振りを見せたが、答えは即答で決まっていた。

>

 

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