クエスト開始から10時間。(残りは14時間)
>2人の現在までの成果は…シン
>→ランポスの鱗×1
> ハチミツ×1
> 薬草×3
> アオキノコ×4
> ニトロダケ×5
> ドキドキノコ×1
> 黄金魚×1
> 特産キノコ×12
> 少々の食材
>
>ハイネ
>→ランゴスタの甲殻×1
> 石ころ×8
> きれいな貝殻×7
> カラ骨【小】×2
> アオキノコ×5
> マヒダケ×6
> ドキドキノコ×2
> 特産キノコ×10
> 少々の食材
>
>確率的に言えば2人とも、まずまずの結果だ。
>シンはランポスとの激戦の果てに[ランポスの鱗]を勝ち取った。
>ハイネはランゴスタに石ころを投げつけて遊んでいたら、偶然にも体を残した状態で死んだので[ランゴスタの甲殻]を持っている。他にも、特産キノコを採る時に別のキノコが採れたりと、2人とも様々な素材を手にしていた。
>
>ハイネ
>『ハァハァ…』
>ハイネは洞窟から遠く離れたところにいた。
>膝に手をつき、肩で息をしている。
>スタミナを使いきったという感じだ。
> 『ぎああ』
>甲高い声が、突然ハイネの耳を貫いた。
>ハイネ
>『』
>振り向くと、そこにはすでに飛び上がり爪を突き立てたランポスがいた。
>ハイネ
>『くぅ』
>ハイネはとっさに大剣を手にとり、ランポスの攻撃を防いだ。
>攻撃を防がれたランポスはバックステップで間合いをとる。
>そこにはもう一頭のランポスがいた。
>ハイネ
>『ランポスか…。それも2 体も…』
>ハイネにとっては、これが初めての狩りだ。
>2頭のランポスは、ハイネが無我夢中で全力疾走している時に、たまたまついてきてしまったのだ。
>ハイネは無我夢中だったので、ランポスに追われていることも気づいていなかったようだが。
>2頭のランポスが揃って飛び上った。
>ハイネ
>『来いやあ』
>1頭のランポスはハイネめがけて、もう1頭のランポスはハイネの背後へ飛んだ。
>まず、直接飛び込んでくるランポスを大剣の刀身でガードする。
>ランポスA
>『あぎゃ』
>ハイネはランポスを弾き返す。
>さらに背後に回り込んだランポスが、ハイネに襲いかかる。
>ハイネ
>『遅いんだよ』
>振り向く際の遠心力を利用して、大剣を地面と水平に振るう。
>ランポスB
>『はぎゃあ』
>一刀両断。
>リーチの長い大剣で、左側面から真っ二つに斬られた。
>ハイネ
>『まず1匹』
>さっきのランポスがさらに飛びかかりをしかけてくる。
>ハイネは大剣を振った威力で地面に突き刺した。
>そして振った時の反動を利用して、大剣のつかを軸に逆立ちをした。
>そのまま、逆立ちした体勢で飛び込んでくるランポスに、2発の回し蹴り。
>ランポスA
>『あ゛あ゛』
>バランスをくずし、落下するランポス。
>ハイネも華麗な動きで着地し、右手に大剣のつかを握って踏み込む。
>そして、立ち上がろうとするランポスの頭を左手で押さえ込み、右手の大剣で斬り裂く。
>ランポスはその場に横たわった。
>見事なアクロバチックな戦闘だった。所要時間はわずかに30秒少々。
>シンは1頭に20分ほどかかっていた。
>ハイネは2頭に30秒だ。
>ハイネ
>『出直してきな』
>出直しこいっつったって、もう死んでんだから無理だろ。ってツッコミはご遠慮ください。ただ、イキってるだけなんで。
>大剣のような重量武器は、新人ハンターにはあまり好まれない。
>もちろん理由は『重いから』とか『扱いにくいから』など、もっともなものばかりだ。
>しかし、ハイネがわざわざこの大剣を選んだのは、ハイネが得意とする戦術【アクロバット】に最も適しているからだ。
>例えば、先ほどのように、つかの上で逆立ちする、とか、反動に任せて身体を動かす、などアクロバットを戦術に取り入れているハイネにとっては願ってもない武器なのだ。
>ハイネ
>『じゃ、剥ぎ取りだな』
>ハイネは2頭のランポスから剥ぎ取りを行う。
>[ランポスの鱗][ランポスの牙]が手に入った。
>ハイネ
>『…そうだな。ランポス装 備でも作ってみっか』
>ハイネはキノコがいっぱい詰まったポーチにランポスの素材をしまう。
>そうしてまた、特産キノコを探して歩きだす。
>洞窟の中で遭遇した、アノ化物に出くわさないよう願って。
>
>シン
>『キノコ~、お~いキノコ ~』
>恥ずかしくないのか、と言わんばかりの言葉を発しながら特産キノコを探していた。
>シンはフラフラっとさ迷っていた時、頭上より黄色い物体が奇襲をしかけてきた。
>シン
>『』
>シンはすかさず緊急回避でかわす。
>ハンターらしい動きになってきた。
>黄色い物体は奇襲に失敗すると、再び空中へ飛翔していく。
>ランゴスタだ。
>シン
>「虫?」
>少し拍子抜けする反応だった。
>ランゴスタは空中でUターンすると、再び奇襲へ。
>シンはまた緊急回避。
>シン
>『っ…』
>空中からの変則的な攻撃にタイミングが合わない。
>それに、ランゴスタには、麻痺性の毒があると聞く。是が非でも攻撃を受けるわけにはいかない。
>再度空中でUターンし、また奇襲攻撃。
>しかし、ランポスと違い同じ攻撃パターンしかない。シン
>『なめんなよ、コラ』
>ランゴスタの毒針があたる前に斬り込んだ。
>ランゴスタの足を斬り落とした。
>緑の血が気持ち悪い。
>ひるんだランゴスタに追撃を加える。
>シン
>『死ねぇ、虫』
>とどめの一撃でバラバラに砕け散った。
>シン
>『うえっ』
>防具についたランゴスタの返り血をふきながら、口を押さえるシンだった。
>だが、目線の先には…。
>シン
>『あ、キノコ』
>ランゴスタの返り血をふき取り、駆け寄る。
>これで、シンの特産キノコは15個となった。
>
>
>スティングたちが向かった先では…
>スティング
>『いた、ヤツだ』
>真っ暗な洞窟に、3人はいた。
>ここが“密林奥地”だ。
>アウル
>『とりあえず、毒らせるよ ?』
>ステラ
>『うん』
>3人は戦闘体勢に入っていた。
>これが3人の目的のモンスターだろう。
>クエスト開始20時間を越えたところで、やっと見つけることができたようだ。
>スティング
>『行くぞ』
>スティングが先頭にたち、ガンランスの盾を構えて突っ込む。
>アウル
>『おおぉ』
>アウルが気合いのこもった声を発しながら、矢の照準を合わせる。
>ステラ
>『おー…』
>やる気あるのかわからないような声だが、スティングとアウルにはわかっている。
>今の返事に、ステラどのような意思がこもっているのか。
>ステラは両手に剣を持ち、スティングの左から走り抜ける。
>そして、スティングたちの目的。それは…
>セルケト
>『カアアァ』
>皮肉ながら、密林の洞窟でハイネの前に現れた針虫セルケトと同種のものである。(もちろん、ハイネと遭遇したヤツではない)
>いざ、狩り開始。