TS転生娘はバッドエンドがお嫌い   作:美しい正露丸

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前回のあらすじ
車に轢かれる
  ↓
生まれ変わる
  ↓
両親他界
  ↓
「友達になろうよ!」←イマココ


出会い

 

 

 

 

うーんなんで?てかこれまじの月花の主人公?え、かわいすぎなにこれどういことですかね。あぁ説明忘れてた月花というのはゲームの名前の[月明かり、花が眠るなら]とかいうなんか厨二くさいゲーム名の略称だ、その主人公である[月乃ひかり]彼女はあかりという名前とはかけ離れている冷徹で人と関わるのが苦手な人って言うイメージだったけどなんかめちゃくちゃ陽キャだし目キラキラしてるしもう気絶しそうである。てかやべぇ今話しかけられてたんだ、ど、どうしようなんて答えようもしもなんか気に触るようなことしたらいじめられそうで怖いです。

 

「猫屋くいな…あんまり俺と喋らないほうがいいよ」

 

どうしよう緊張しすぎて変な拒絶してるみたいになっちゃった、申し訳ないよーなんか若干涙目だしどうしよう子供のあやかすのってどうすればいいのー誰か助けてよ俺も泣きそー

 

「いやだ!私あなたと仲良くなりたいのそれにあなた寂しそうな顔してたし私の周りにいる人はみんな笑顔でいてほしいの!」

 

……めっちゃええ子やんけこの子なんでこんな擦れてる俺のことをこんなに構ってくれてるんだ?マジリアル天使でしょこの子。でも俺と関わる人間は全員不幸になる、特に根拠はないけどでもよく考えたら今話しかけてるこの子もバッドエンドしか待っていないと考えるとなんかこう来るものがある。そうさっき出た月花というゲーム、パッケージだけ見ると学園ものの普通の百合ゲーだと勘違いした人が何万人といただろう、実際やってみるとファンタジーと現代を混ぜた鬱ゲーであることがわかった、特に主人公のひかりちゃんはヒロインを庇って死ねことが一番多いていうか最後まで生きてることのほうが少ない、本人的には死んでほうが幸せという価値観があるせいで一概にバッドエンドと言い切ることができない。…ってかいいこと思いついたなこのゲームいわゆる好感度とかを教えてくれる親友キャラというのがいない、じゃあどうやって確認するかだが実は会話分からでしか判断ができないという鬼畜ゲーなので攻略サイトがない時代ではひとつひとつメモするという一昔前のゲームのような攻略をしていた。そうその内容をほとんど俺は覚えている、ということは実質的にお助けキャラ的な立ち位置になるのではないかと…。よしそうと決まればなんかこう一気に親友になれるような一言をかましてやろう。

 

「わかった。あなたのことを信じる、だからあなたが私を生きてていいって思えるようにしてよ」

 

言ってなんだけどめちゃくちゃ重くね…なんか強烈すぎてもはや一周回って嫌われそう…しかも久しぶりに顔の筋肉を使ったこれで笑顔がブサイクでいやだとか言われたら…、うーんまぁその時はその時やな(?)

 

「うん!任せてあなたのことをいやになるぐらい幸せにしてあげる!」

 

なんかうまくいったわてか顔赤くないっすか熱とかあったら心配なんですけど…、とりあえず主人公ちゃんと仲良くなれたのでここからはとりあえず主人公ちゃんと仲良くなりつつ他のヒロインともくっつけて目指すはハーレムエンド!そう原作にはない終わりを作ることで新しいハッピーエンドを作るのだ!それを眺めたい!人間誰しも推しカプを見ていたいと願うのは当たり前だろぉ!というわけでそんな存在に私はなりたいということで頑張るぞー

 

 

 

sideひかり

 

今日私は初めて天使を見つけた。彼女はどこか不安定で目を離したらどこかにいってしまいそうな雰囲気があり綺麗な白銀の髪はまるで絹のよう目の色は私と似た色なのに彼女のはまるで深い海をそのまま映し取ったような深い青、私はいてもたってもいられなく彼女に声をかけてしまった。

 

「ねーあなた名前はなんていうの?私は月乃ひかり!綺麗な髪だなー。ねぇお友達になろ!」

 

そう声をかけると彼女は目がこぼれそうになるほど見開いて、こちらを不思議そうに見ていた。

 

「猫屋くいな…あんまり俺と喋らないほうがいいよ」

 

まるですずのなるような声だった、一言目が拒絶だったのにまるでそれが猫が構われるのが嫌がるかのような本人にはそのつもりがないだろうけどどこか可愛いと思うと同時にちょっと悲しかった。でもここで諦める私ではない!

 

「いやだ!私あなたと仲良くなりたいのそれにあなた寂しそうな顔してたし私の周りにいる人はみんな笑顔でいてほしいの!」

 

自然と出た言葉だったよくわからないけど彼女は多分悲しいことがあったんだ

だから悲しみを一緒に背負ってあげたい、そのために仲良くなりたい!

 

「わかった。あなたのことを信じる、だからあなたが私を生きてていいって思えるようにしてよ」

 

言い終えると同時に彼女は花を綻ばせるように笑った本能的に彼女を守ってあげたいと感じた。ずっと隣で笑っていてほしいなぁ、まずはこの子を幸せにするために少しずつでも知っていこうだから

 

「うん!任せてあなたのことをいやになるぐらい幸せにしてあげる!」

 

ちゃんと約束実現してあげる。

 

 

 

 

 

 

 

 

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