機動戦士ガンダム 水星の魔女 ドローン戦争(大嘘) 作:妄想設定家
■■■■国■■■■宇宙基地 ブリーフィングルーム
あの戦場以降敵のドローンは急速に進歩している。
人の限界を超えた機動力があるという点でもそうだが、それより問題なのは臨機応変に戦場に対応する事ができる様になってきていることだ。
まだ、AIの学習モデルに欠陥があるのか、ドローン毎に臨機応変さにも差があり、殆ど以前のドローンと変わらないような動きのときもあった。しかし、稀に熟練パイロットと見紛うような行動をするドローンが出た際に出る被害は敵のエース舞台と交戦した時にも劣らないものだった。
このまま敵のドローンの進歩を許せば負ける。
我軍の上層部はそう判断した。
だからこそ、こんな作戦が実行されることになる。
「デリング隊長。技術本部から技術者が到着しました。これで作戦要員はすべて揃いました。」
「よろしい。では今回の作戦のブリーフィングを行う。デバイス作戦情報を送信した」
作戦目標:敵国第15研究フロントへ潜入し研究成果の奪取及びフロントの破壊を行うこと
目標フロントは敵国内でも秘匿された研究フロントであり、所在地・研究内容も含めて一切不明であったが、内通者より所在地及び研究内容の情報がもたらされた。
それによるとこの研究フロントにおいて現在我軍を悩ませている新型ドローンの研究・開発及び生産が行われている。
研究フロントに潜入し研究成果の奪取を行うことで敵ドローンに対する対抗手段を確保した後、フロントを破壊することでドローンの生産スピードを低下させることを目標とする。
送った作戦情報を要約するとこう書かれている。
「目標は秘匿フロントであるため自爆を含む機密保持システムを備えていることが予想される。よって現地でシステムのクラッキングと奪取が必要な研究成果の選別を行うため技術者が同行することとなる」
「脱出の際に交戦が予想されます予想される敵戦力はどれほどでしょうか?」
「偵察隊と諜報部の情報をまとめると敵新型ドローンが最低でも100機。逆に機密保持のためか有人機は配備されていない可能性が高いとのことだ」
「最低でもこちらの5倍の数がいるということですか。骨が折れる作戦になるでしょうね」
敵ドローンは当たり外れがあると言っても以前と比べ格段に脅威になっている。
犠牲は覚悟する必要があるだろう。
「いいこともある。潜入のためのIDなどは諜報部と内通者が用意したものだが、偽造ではなく正規のIDだ。お陰でフロントへの潜入は正面から堂々と入って問題ない。ただ、かなり無茶をしたようで、研究フロントへの破壊工作がバレた後は長い年月をかけて築いた諜報網の重要な一部が確実に破壊されるだろうとのことだ。つまり失敗すれば我軍が敵ドローンへの対抗手段を手に入れるまでに大きな時間を要することになるだろう。」
その間に戦友たちは死ぬし、戦禍に巻き込まれた自国民も死ぬだろう。
特にドローンの運用が始まってからは、軍民問わずあらゆる生産施設が攻撃対象になる事が増えている。
故に失敗は許されない。
「総員が最善を尽くすことを期待する」
そうして私はこの戦争の真実への扉を開いた
申し訳ないですが、明日は仕事で泊まりが決定しているため、更新はありません。