【完結】匠 VS BETA   作:MMZK

182 / 387
182. 我々は世界間協力BETA撲滅機関匠衆(マイスターズ)。この星のBETAを駆除しに来ました

 西暦2001年11月3日、土曜日。突然だが、この日地球にあった2()1()のハイヴはその全てが消滅した。

 

 

 

 日本時間の本日未明、明らかに人工物と思しきものが地球圏へ飛来した。艦橋が戦車の砲塔のようになっている全長1.2kmの宇宙船だ。それはオルタネイティヴ5の移民船よりも大きい上に、形状からして明らかに移民船ではなかった。

 その宇宙船はまず遠距離から普通に航行してくるのではなく、対宇宙全周防衛拠点兵器群SHADOW(シャドウ)のうち全周地球防衛核投射衛星群ARTMISS(アーテミシーズ)の観測圏内に突如出現した。何度映像を確認してもそうとしか言えない。通信で呼びつけられ、映像を確認させられた専門家、いわゆる学者や技術者達はワープの類いかそれとも高度なステルスかと騒ぎ立てた。そして()()()()()()()()()()()()と騒然となった。既に地球外から来たBETAと30年以上戦っているというのに暢気なことだが、なまじ言葉が通じる上に地球で通じる汎用広域無線電波を発していたために地球のどこかの勢力に違いないという判断になったのだ。宇宙船で来訪した彼女らは地球に対しこう宣言していた。

 

金髪碧眼の少女≪やあやあ初めまして地球の皆さん。この船は航宙工作艦インファクトリ、そして我々は世界間協力BETA撲滅機関匠衆(マイスターズ)。この星のBETAを()()しに来ました。時間をかけるほど無駄に人が死ぬので、ここでのんびりしている暇はありません。まあ領空侵犯には違いないでしょうから、()()()()()()()()()()()()()()

 

 画面に映って喋っていたのは幼さを残しながらも美しい顔立ちの金髪碧眼の少女。華奢な体躯に時代錯誤な全身鎧を身につけ、魔女のような赤い帽子を被り、同じ帽子を被った一つ目の半透明のぬいぐるみのようなものを膝に乗せているが、見た目はどう見ても地球人だ。だがその隣には浅黒い肌に銀髪で耳の尖ったダークエルフのような見た目の女も居る。反対側の全身鎧の南瓜頭は容姿が全く分からない。そして喋る言葉は日本語であり、確かにBETAと言った。初めて地球に来たにしては言葉も用語も知りすぎている。では日本人なのかと言えば、日本帝国の国際連合常駐代表、いわゆる国連大使もこれには困惑していた。ソ連と中国はまだ疑っていたが、あれで演技だったら賞を総なめにするだろう。

 なお金髪碧眼なのに日本人かと疑ったのは、この世界の日本人は髪や目の色が黒とは限らないからだ。金色だけでなく桃色、紫、緑、青、赤などの日本人が普通に存在する。ここは過酷なギャルゲの世界なのだ。

 混乱しているうちにインファクトリは衛星からの停船命令を無視して核投射の射程圏内へと接近してくる。急遽各国代表が集められた国連安全保障理事会は決断を迫られた。敵か、味方か。連中はBETAを駆逐するとは言っている。しかし停止命令を聞かないという一点で彼らはこのインファクトリを敵と見なし、地球の安全のためと称してARTMISS(アーテミシーズ)からの核攻撃を決定した。

 国連安全保障理事会は常任理事国7箇国のうち拒否権を持たない日本とオーストラリア以外、つまり米国、英国、フランス、ソ連、中国の反対票が1つも無く、非常任理事国を含む15箇国の内9票以上の賛成があれば可決とされる。今回は常任理事国のうち米国、フランス、ソ連、中国、オーストラリアが賛成、日本と英国が棄権、他8箇国のうち5箇国が賛成票を投じて合計10票の可決であった。日本は単に敵か味方か迷った結果だが、英国は票数的に可決しそうな雰囲気を読んでのことだ。

 どういうことかというと、攻撃しても構わないと言うからには試しに攻撃してみれば相手の力量を測ることが出来るし、仮に効かなかったとしても完全な没交渉にはならないだろう。そして交渉となれば核攻撃に賛成しなかったという一点において他国より有利な立場になると考えたのだ。更に可決自体はするように自らは反対票を投じず投票棄権し、影響下のオーストラリア等には賛成票を投じさせているのがまた芸が細かい。

 なおARTMISS(アーテミシーズ)を構成する攻撃衛星は一括して国連軍の管轄下にあるわけではなく、その攻撃衛星を打ち上げた各国がそのまま保有している。これはそもそもARTMISS(アーテミシーズ)が冷戦期に互いの国家を牽制するために配備された核攻撃衛星を元にしているからだ。各国はBETAが攻めてきてもまだ他国の攻撃意志を警戒しており、万が一月と地球の間のL1宙域にあるSpace Orbital Nuclear Engager(スペースワン)から地球上の特定国家に向けて核攻撃が実施された際にそれを迎撃するための保険を手放したがらなかったのだ。そういうわけで今回は国連安全保障理事会からの要請という形で、インファクトリを攻撃可能な位置に衛星がありなおかつ賛成票を投じたソ連が核攻撃を実施することになった。

 さて、専門家達はこのインファクトリへの核攻撃に反対した。反対する専門家の半分は喧嘩を売るにはヤバイ相手だ、もう半分はワープ技術が勿体ないという意見であった。ご想像の通り、地球からの脱出を企図するオルタネイティヴ5支持者は後者に属していた。

 ソ連宇宙軍関係者も内心では反対していた。そもそも地球衛星軌道上のARTMISS(アーテミシーズ)Space Orbital Nuclear Engager(スペースワン)が着陸ユニット迎撃を失敗した場合の最後の砦であり、ARTMISS(アーテミシーズ)だけで全力迎撃を行った場合は強力な電磁パルスが発生するため、低軌道戦力や地表に対するかなりの悪影響が避けられない。この意味でもソ連航空宇宙軍総参謀部も戦略軌道部隊も大量の核の投射を躊躇ったわけだが、党の決定に逆らえるはずもなく、核攻撃は実行された。

 そして案の定、その核ミサイルはあっという間に全て撃墜された。しかも爆発しないように破壊する形でだ。まあそれ自体は今の地球の技術でも()()()()不可能ではない。そもそもSHADOW(シャドウ)はBETA着陸ユニットのように宇宙空間で迎撃行動を取らない相手を想定したシステムなのだ。だがその迎撃に使ったのはどう見てもレーザーであり、狙いがBETAのように正確だというのが問題だ。しかも見たところ反射レーザー砲を実用化している。ワープと言いレーザーと言い、地球では実用化が程遠いかなり高度な技術力を持っている。そんな相手に無駄に喧嘩を売ってしまったのだ。おまけにミサイルだけを正確に迎撃し、攻撃衛星は無傷のままであった。続けて実施された第2波、第3波攻撃に対してもだ。実は射程が短いのではないかという楽観論が漂ったが、専門家の一人としてそこに呼ばれていた香月 夕呼はそうは思わなかった。実際、次の通信内容は以下のものだった。

 

金髪碧眼の少女≪いやまあ何度核攻撃されても別に効きませんけれども、核弾頭を浪費して防空に穴を空けないで下さいよ? 何でこんなことをこっちが心配しなくちゃいけないんですか?≫

 

 それは明らかに見下げ果てたまなざしであった。実際国家の威信を懸けて攻撃を繰り返したのでそろそろ補給が必要な程度には核弾頭を使ってしまっていた。ソ連代表として安全保障理事会に参加していた国連大使は自らの身の危険を感じ、この失態の責任を宇宙軍に押しつけるための言い訳を全力で考え始めた。

 他の各国代表の反応は、プライドを傷つけられて憤慨する者、ヤバイ相手に喧嘩を売ったと絶望する者、掌を返して友好論を唱える者、そして幾ら武力があろうがあんな小娘は言葉で転がしてやるとほくそ笑む者など様々であった。その中で日本の国連大使は比較的落ち着いていたが、かと言って有効な策を打ち出せるわけでもなかった。

 

金髪碧眼の少女≪申し遅れましたが私は匠衆(マイスターズ)代表のトピア・ポケクラフ。こちらの褐色美人は航宙工作艦インファクトリの艦長にして総軍大元帥のマイン・ストリアニューダさんです≫

 

 紹介を受けたマインという女はカメラを一瞥しただけで視線を元に戻した。興味が無さそうだ。そしてどちらも日本人ではなさそうな名前だ。何故日本語で喋っているのだろうかと思っていると、次の人物の名前だけが日本人っぽかった。

 

金髪碧眼の少女→トピア≪そしてこちらが私の師匠です≫

 

九十九≪トピアの師匠の大蔵 九十九だヨ。よろしくゥ≫

 

 代表を名乗る少女が膝の上の半透明のぬいぐるみの両脇を抱えて掲げ、師匠として紹介したと思ったらそのぬいぐるみが突然ぴこぴこと短い腕を動かして喋り出した。腹話術だとしてもどうやって動かしているのかが分からないし、ロボットだとしてもあの半透明ボディに機構が仕込まれているようにも見えない。国連出席者達は一様に困惑した。だがすぐにそれどころではなくなった。

 

トピア≪では、今から匠衆(マイスターズ)による地球ハイヴ攻略RTAの生放送を開始しますので()()()()()どうぞご覧下さい≫

 

 わざわざ自分で生放送してくれるのか、と安全保障理事会の面々が思っていたら早速次の問題が発生した。電波ジャックによる全世界放送だ。各国の皆様とは国連出席者だけを指すものではなかったのだ。つまりは電子戦の技術も高いということだ。そしてハイヴ攻略開始までの暇つぶしと称して先ほどまでのやりとりと、地球側が無駄に先制核攻撃をして核弾頭を浪費したことまで周知されてしまった。各国代表は頭を抱えた。特にソ連代表は祖国の名誉を貶めたことで覿面に青ざめていた。そこは防空を不安にしたことで動揺してほしかった。

 まあ相手の方が技術力が高かったら当然こういう結果になるだろうなと夕呼は冷淡な目でそれを眺めていた。00ユニットが完成すれば同じ事は簡単に出来ると想定しているのだから。そんなことよりも匠衆(マイスターズ)がどんな連中なのかをしっかり見極めて対処を考えなくてはならない。

 

 ハイヴ攻略生放送は多画面構成で、艦外からインファクトリを撮影した映像を基本として、時折コメントがある時だけその様子がインサートされるようになっていた。その映像と地球側の衛星観測によると、バリアと思しき青い膜を張って大気圏内に突入したインファクトリは、南東側からまっすぐH01が存在する喀什(カシュガル)を目指していた。やはりオリジナルハイヴを知っている。いや、規模から判定した可能性が無くはないが。

 インファクトリが高度を落とし熱圏下層のカーマンライン、高度100kmを抜けると、そこにレーザーが集中した。BETA支配領域の上空を飛んでいるのだから当然だが、100kmは射程を考慮するとむしろ遅くないかという疑問もあるだろう。しかし地球のBETAは射程内であっても大気圏外への攻撃を行わない。1988年に国連主導下で実施されたトライアッド演習においてもこれは実証されており、特に高度200km~500kmの低軌道に布陣する人工衛星や低軌道往還機はこれまで一度も攻撃されたことがない。また、軌道爆撃の際にも落着ポイント付近の光線(レーザー)属種以外は迎撃に参加しない。奇妙な習性だが、実際そうなっているのだ。敢えて推測するならば脅威度判定や管轄によるものだろうか。

 専門家達はバリアの強度を確かめるべく食い入るように観察していたが、バリアは割と早い段階で解除された。自信満々の割に意外と脆かったのかと期待外れの空気が漂ったが、何とインファクトリは船体に当たったレーザーを反射し始めた。いや、それ自体は理論的に出来ないものではないが、実際には困難だ。誘電体多層膜か何かで反射したとして、レーザーによる直接的な加熱だけでなく、プラズマ化した空気によってもダメージを受けるからだ。光線(レーザー)級1体の全力照射に対し一般的な戦術機なら対レーザー蒸散塗膜で3秒、耐熱対弾装甲材で2秒の合計5秒耐えられる程度で、最新の複合装甲を採用した第3世代戦術機の不知火で10秒、戦艦でも十数秒程度耐えるのが限界だ。戦艦の分厚い装甲と張り合っている不知火が地味にすごいが、それはいいとして、インファクトリは平然とレーザーを反射し続けており、全くの無傷である。膜の強度も冷却能力も想像しがたいほどだ。それに加えて、反射したレーザーが味方に当たっては意味が無いという問題があるのだが、インファクトリは反射角を自在に制御してレーザーを全て敵に向けて跳ね返しており、それによって光線(レーザー)属種を仕留めているのだ。その技術に専門家達は仰天した。

 いや、その前にだ。大気圏突入中はまだ落下状態だろうからと見過ごしていたが、あのインファクトリからはノズルの噴射炎というものが全く見えない。つまり反作用推進とは全く別の手段で飛行しているのではないか。一体あの船はどれだけの高度技術の塊なのだろうか。

 G元素に携わる者達は恐らく重力制御による航行だろうとあたりをつけた。その多くはG元素利用の未来に希望を感じたが、その一歩手前に至りながら実現出来ていないHI-MAERF(ハイマーフ)計画関係者や夕呼は自分に苛立ちを感じていた。

 

 インファクトリはレーザーを跳ね返しながら平然と喀什(カシュガル)の南東から侵入、喀什(カシュガル)ハイヴの地表構造物(モニュメント)直上へと至った。ここまで来るのなら本当に攻略が可能なのだろうと視聴者達は期待した。インファクトリは地表構造物(モニュメント)直上10kmほどで停止すると、青く輝くバリアを張り直してから主縦坑(メインシャフト)を攻撃し始めた。核ミサイルを撃墜したのと同じ、橙色の反射レーザー砲だ。よく見ると舷側から水平に照射したレーザーをミラー端末で反射して標的を狙い撃っているようだ。つまり舷側・甲板・艦底部の面積一杯に反射レーザー砲を並べることが可能ということで、前後に長い船体形状によって正面の被弾面積を減らしながら正面面積と関係なく絶大な火力を搭載することが可能になっている。攻撃前に何故またバリアを張ったのかと考えると、あのバリアは艦本体に比べれば脆弱なミラー端末を保護しているのだろう。

 数分もすると周囲からの攻撃も主縦坑(メインシャフト)からの反撃も無くなり、いよいよこれから攻略開始か、一体どんな艦載機を出すのかと固唾を呑んで見ていると、艦長のマインが号令を発した。

 

マイン≪攻撃開始≫

 

 その号令とともに映像の中の喀什(カシュガル)ハイヴが突如爆発した。これには専門家や国連安全保障理事会のみならず見ている全員が驚愕した。いや、録画された映像をスローで見てみると、艦底部から何らかの弾頭を極超音速で発射、それをひたすら連射していた。爆発規模からすると水素爆弾に相当する破壊力のものを、何千発も滝のようにだ。つまりこのままハイヴをただのクレーターになるまで徹底的に破壊するつもりなのだ。何という力業だ。他人の星で容赦なく大量破壊兵器を垂れ流し始めた何者かに、地球人類は恐怖した。あまりの衝撃に、自分たちが先制核攻撃したことなどとうに忘れていた。

 目下の問題は地震だ。計測と専門家による計算によると、あの水素爆弾相当の大量破壊兵器は1発あたりでも1PJ=TNT0.24Mt前後の爆発力を有するはずだ。1発あたりの破壊力なら水素爆弾と比べるとやや控えめであるが、これを2,000発も爆発させれば2EJ=マグニチュード9.0相当のエネルギー。超巨大地震に値する。喀什(カシュガル)から最寄りの人里であるセイロン島までは3,000kmほどあるので喀什(カシュガル)だけで使われる分には影響は限定的だが、人里に接するハイヴで同じことをされると大災害間違いなしだ。国連はこれに慌てて抗議したが、完全に無視された。改めてとんでもない相手に喧嘩を売ってしまったものだ。

 しかし各国が地震対応を始めてから様々な観測結果が集まると、エネルギー量の割に影響は思った以上に少ない、というかほぼ無いことが分かった。周辺の地盤とBETAの様子からすると、一定距離進むと地震波がぷつりと消えているようなのだ。更に爆発自体も一定時間で消えていたし、周辺気温も全くという程上がっていない。つまり起爆から一定時間経過すると爆発エネルギーが消失するという結論が導かれた。だからあんなに無遠慮に大量破壊兵器を投下しまくっているのだ。

 しかし一体それがどんな原理によるものなのか、それすら分からなかった。分かるのは現在の地球人類には不可能な芸当だということだけだ。

 

 インファクトリは暫く大量破壊兵器の投下を続けて喀什(カシュガル)ハイヴを水平半径100km以上の巨大クレーターに変えると、数分その場にとどまって何かを観測、極めて軽いノリで攻略完了宣言を出した。

 

トピア≪喀什(カシュガル)ハイヴ攻略ヨシッ! 次いってみよー!≫

 

 インファクトリは喀什(カシュガル)ハイヴの攻略を完了すると、北上を開始した。北にあるのはH06、エキバストゥズだ。この道中の移動速度も驚くべきものだった。衛星観測が正しいのならば静止状態から水平加速して軽くマッハ10程は出していた。一応青く光るバリアで船体を保護してはいるようだが、全長1.2kmもの巨体で推進噴射炎も無しでだ。

 加速時に乗員がこらえる様子も無いのでもしかして艦内に乗っていないのではという推測も出たが、回頭する時だけ影響が出ている。専門家によると重力制御による加速挙動と一致するとのことだった。

 

 あっという間に到着したエキバストゥズハイヴもインファクトリは殆ど同じ手順でクレーターにし、そこから南東のH14敦煌(ドゥンファン)、更に南東のH16重慶(チョンチン)、と内側から順番にハイヴを攻略していった。苦戦する様子は全く無く、もはやただの作業のようであった。毎回何千発もの大量破壊兵器を発射する無尽蔵の物量も呆れるばかりだ。

 

 

【挿絵表示】

 

 

 その次に向かったのが問題の人里に接するH17マンダレーであり、インファクトリがどのような対応をするのか人々は半ば祈るような気持ちで見ていたが、このハイヴの攻略は少しばかり様子が違った。




 おや、ハイヴの様子が……?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。