そして戦力評価としては
これに対し30.5cmベルカ砲1射で4.37EJ = 4.37×1018J、インファクトリ級1隻に8門搭載の2.5倍モードで秒間1.25発なので1隻あたり4.37×1019W、更に500万隻×10個基幹艦隊で2.19×1027W。
この火力を額面通り発揮出来るのであればDPS計算上で9.13秒、着弾までを含めても十数秒で片付くので、予め主砲がチャージされていたとしても2射目を受ける可能性がかなり低くなる。
つまり最初に遭遇した
まず1つは、
そしてもう1つは、
艦隊の全火力を同時に発揮するには、最前列にほぼ全艦を並べる平面陣や半球面包囲陣にする必要がある。これだけで火力が立方陣や球形陣の5倍から10倍程度違う。ついでにクロスファイア効果までついてくる。
しかしそのためには陣形変換に時間が掛かるのでその間に何度も攻撃を受けることになる。また、陣形変換を終えたとしても今度は
一方、無人の
しかし
そうなると
しかし、ベルカ砲だと射線が通らないと撃てないのでやはり球形陣や方形陣では
防衛戦なら予め最適な位置に配置しておけるので、そちらの用途で使うべきだろう。
ここで、陣形バリエーションには
普段からそうしていないのはデメリットがあるからだ。10倍膨張時には陣形の密度が低下するため、1隻あたりで支えるべき
膨張陣形はその場の対応としては悪くない選択肢だが、実はもっと簡単な解決法がある。それは艦隊数を10倍にするというものだ。要するに火力が平面陣の1割しか出ないなら10倍並べればいいじゃないという単純な答えだ。すなわち最低限必要と言われる10個基幹艦隊から10倍に増やして、100個基幹艦隊規模だ。何だったら複数の
ランチェスターの法則からしても、基本的に味方の数が多ければ多いほど損害が少なくなるが、
そして次の問題として、この星系の居住可能惑星には
その詳細はまた後で述べるとして、
大マゼラン雲の残り部分直径1万4千光年における珪素生命体が居住可能な惑星の数を考えてみよう。
小マゼラン雲の直径約1万8千光年において、珪素生命体が生息していた惑星は僅か1つであった。これを考慮するとそれより狭い大マゼランの残り範囲では精々1つ程度に思えるが、実際の数はそうではない。
まず小マゼランで実際に珪素生命体が存在した惑星が1つしかなかったが、もう少し詳細に調べてみると珪素生命体が発生しそうな条件を揃えた惑星は139個ほどあり、その中には微生物レベルでは存在する星も5あった。つまり炭素生命体と違って、珪素生命体は発生環境が整っていても発生する確率や多細胞生物に進化する確率がかなり低いのだ。
シイレント文明との接触後に大マゼラン外縁部の全周囲包囲が完了し大マゼランの直径1万4千光年まで進む間の調査によると、大マゼランの直径1万4千光年より外側の部分で見つかった珪素生命体が発生可能な惑星は541個ほど。この部分は小マゼランに比べて体積比で4倍程度なので単純計算ではほぼ同じ密度になるが、そもそも銀河の外縁部で恒星密度が薄いことを考慮すると、小マゼランよりは珪素生命体居住可能惑星の密度が高いことになる。
これもシイレント文明との接触後の調査結果になるが、大マゼランの直径1万4千光年より外側の部分で、珪素生命体が実際に存在する星は20見つかっている。そのうち多細胞生物に至っているのが3で、文明を持つに至っているのは0だ。当然全てBETAとは無関係であった。
大マゼラン雲の未踏破エリアと既知エリアの体積比は1:9程度になる。単純に541を9で割ると60個程の珪素生命体が発生可能な星が封鎖線の内側にあることになるが、銀河は中心に近い方が密度が高いので、300以上あってもおかしくない。
また、シイレント人より条件が緩い可能性もあるし、テラフォーミングして住めるようにしている可能性もあるため、実際には1,000以上あるかもしれない。
以上から、更に1桁多めに見積もって1万体程度の
現状で轟雷を十全に扱える魔導衛士を全部で3,000人程度は育成出来ており、魔導衛士の水準に達していない衛士を含めれば3万程度。それとは別に全員が魔導衛士水準で轟雷の操縦を担当する
そうなるとスリーマンセル編成で1つの
或いは、先ほど計算したように無人艦隊でも100個~1,000個基幹艦隊固まれば安全に勝てるというのなら、100万~1000万個基幹艦隊程度を一斉にぶつければ短期で勝てる計算になる。
幸い大マゼラン銀河中心殴り込み艦隊には100億個基幹艦隊が所属しているので、その0.1%を割くだけで
というわけで、参謀部とマインが考えた大マゼラン銀河中心殴り込み艦隊100億個基幹艦隊の行動方針は以下のものである。
・まず全無人艦隊から0.1%=1000万隻を抽出して1,000個基幹艦隊規模の無人艦隊を1万編成する。それぞれを無人遊撃艦隊と称する
・抽出されなかった残りの無人艦隊はこちらも最低10個基幹艦隊ずつ集結し、
・有人艦隊も
結局の所、「
といった感想に対するマイン達の反応はというと。
マイン「当たり前だ。大体の戦闘は戦力集中の大原則に則って局所的有利を作り出せば何とかなるのだ。それで勝てないのなら戦略レベルの失敗であることは確定的に明らかだ」
ターニャ「まあいつでも基本は大事ということですな。相手の
マジェリス「どちらかと言えば、この編成変更に即時で対応出来る戦略情報統括センターのオペレーター達が優秀と言えるな」
マキューズ「フフフ、我らが力を合わせれば
マキューズ達