これまでネームドの魔導衛士達が向かった世界を中心に説明してきたが、当然原作に名前が出ていない魔導衛士達もそれぞれの役割を果たしていた。
彼らが向かった世界は、マブラヴ原作世界とは少しばかり様子が異なる世界であった。
ある世界、というか複数の世界では転生者が技術者として腕を振るい、人類の戦力を大幅に増強することでBETAに対抗していた。戦術機をそのまま強化する者も居れば、MSやスーパーロボットなどを作る者も居た。
当然ながら幾ら原作知識があっても原作の戦術機を超えるには相応の高度な技術力が必要だ。彼らは大体の場合、転生時に技術開発方面の
まあごく一部、嘘で全てを解決するのが一番だと思い込んでいる病気のような者もいたが、人格はともかく独自のBETA攻略法は見事なものであった。
彼ら転生者には当然人材として非常に優秀な者が多く、
何故なら彼らは概ね例外なく同じ人類に足を引っ張られ続けて多かれ少なかれ人間不信になっており、それで心を病んでいる者すら居たからだ。突然介入してとどめをかっさらっていった
ある世界では宇宙戦闘民族のような出鱈目な成長能力を持った転生者が殆ど生身で散歩でもするように
大分珍しいパターンだったが、やはり鍛えて強くなってぶん殴るのが一番だという方向性で魔導衛士達もすぐに意気投合することになった。
ある世界では複数の転生者がそれぞれ国の神となって人類を導いていた。
原作知識持ちの神々は危機感を共有しており、彼らがそれぞれの国を導いているだけあって地球人達も他のマブラヴ世界に比べて油断が無く団結力も優れていた。そして早い段階から最善の対処をし続けることで地球人類は何と1970年代に早くも月からBETAを追い出していた。
ただしその反動なのか恭順派の活動も活発になっており、火星のBETAも相応の学習をし始めたので、そちらの対処には手を焼いていた。
ここの人類はテロリストを除けば他と比べてすこぶるまともだったので、比較的簡単に協力体制を築くことができた。彼らを導いてきた国神達とは
ある世界ではBETA相手に地球出身の怪獣達が大暴れしていた。どうも怪獣としてもBETAの蛮行は許しがたいようだったのだ。
単体性能はともかく、怪獣がBETAの軍団と戦って勝てるのかは意見が分かれる所だろうが、この世界にはよりによって怪獣王ゴジラの中でも最強と目されるゴジラ・アースが存在していた。
身長300m、体重10万t以上。ゴジラ・アースはその圧倒的パワーで以てBETAの軍勢を蹂躙した。ただし破壊規模が広範囲すぎてそれに人間も巻き込まれているのが手放しで喜べない所であった。
魔導衛士達はまず一旦BETAだけ滅ぼし、そのあとに怪獣達をどうするか現地政府と協議することになった。
怪獣達とは対話が難しいが、一応味方側だ。恩を仇で返すような真似はできる限り避けたい。そこで出てきたのが念話術式やESPだ。これらを用いればどうにか意思疎通は可能そうであった。魔導衛士達は塔を建てた後、ESP通訳を待つこととなった。
ある世界ではシュヴァルツェスマーケン時代にゲッターロボが介入していた。
ゲッター線の導きか偶然の巡り合わせか、パイロット三名がそれぞれ別の組織に拾われていたので大分面倒なことになっていた。
ここにはイモータルズ関連世界に入れなかったヴァルターが派遣されて、ハイヴの攻略は無事済ませたが、我の強いゲッターパイロット達の説得に大分苦労していた。
ただしこの報告を受けた
ゲッターロボのパイロットは、それぞれ曲者だが最低限の善性はあるのでまあいい。特に3号機のパイロットはどの世代でも大体親しみやすいので普通に交渉が成立する。
ゲッターロボそのものも、初代からゲッターG、真ゲッターあたりまでは強いロボでしかないので大丈夫だ。
問題はゲッター線だ。ゲッター線とは進化を促す意志を持った放射線であり、これがどうも地球人類を進化させるべき種族として選んだようなのだ。それの何が悪いのかと言えば、ゲッター線は人類が元々外敵と戦っている場合はただ助けてくれるだけなのだが、
ゲッターエンペラーはゲッターロボの進化の極致のようなもので、エンペラー自体が進化してどんどん巨大になっていく。それは進化途中でもサイズが恒星系クラス、合体するだけで近辺の惑星を壊しかねないというトンデモロボだ。場合によってはビッグバンクラスのエネルギーを扱うことも可能らしく、時空に干渉する能力すら持っているらしいが、それがゲッター線の導きによる侵略戦争に使われるのだから最悪だ。
しかし、ゲッター線が何故他のあらゆる生命体を犠牲にしてまで武力特化の進化を促すのかと考えると、別の側面が見えてくる。それは
九十九「ゲッターエンペラーはまだしも、ラ=グースとか時天空とかがもし実在してたら本当に困っちゃうよネ」
タバサ「だよねえ」
ゲッターエンペラーよりも巨大な存在。それは恐らくゲッターロボと同じ石川 賢作品世界に登場するラ=グースや時天空だ。
ラ=グースの見た目は脳がむき出しの胎児だが、スケールが異様にでかい。その存在そのものが宇宙であり神であり、宇宙を積み木感覚で作ったり壊したりする存在だ。そこに善意も悪意も介在しないという意味では全王に似ている。
時天空はその宇宙の外側に広がるおよそ無限規模の存在で、宇宙を侵食して同化していく。ビッグバンですら時天空の一部にダメージを与えられる程度でしかないという文字通り桁違いのスケールを誇る存在だ。
こうした他の2つの上位存在を前提とするとゲッターエンペラーすらも相対的に味方でしかないのが末期的としか言いようがない。
つまり
ある世界ではGジェネレーションの軍勢が介入してBETAに対抗していた。
一般的なMSは通常のBETAに対しては有力である一方で
軍勢を率いていた者、つまりプレイヤー部隊長がまともな倫理観と判断能力を持っていたので、普通に交渉が成立したのが幸いであった。
ある世界では偶然マブラヴ世界を探り当てた
ここはイモータルズ系第3の世界同様に養蜂サイクルが確立していた上に強化型BETAでも問題無く殲滅出来るほどの充実した戦力があったので、彼らに黙って養蜂場を潰すのも問題であり、ある程度の交渉が必要になった。
幸いなことに対話は普通に成立したが、シャドウミラーも軍事力を前提とした組織なので、必然的に砲艦外交以外の対等な交渉があまり得意ではないようだった。
結局の所、こちらはG元素製造技術を供与することで合意に至った。
ある世界の地球はどういうわけかラ・ギアスと繋がっており、そこからシュウ・シラカワと武装機甲士グランゾンが介入していた。
ラ・ギアスはダンバインのバイストン・ウェルにも似た概念上の地底世界のようなもの(※物理的に地底にあるわけではない)で、世界ごとマブラヴ世界の地球にリンクしているのはなかなか珍しい。
シュウ・シラカワと言えば能力的には間違いなく天才でありながら色々と面倒な背景のある人物だが、幸いなことにこの世界のシュウは邪神ヴォルクルスの支配を受けておらずしかも
そしてグランゾンと言えば空間を任意に繋いで最大65,535の標的に同時攻撃出来るワームスマッシャーや絶大な威力を誇るブラックホールクラスターといった武装を搭載した強力無比な
しかもこの世界のものは、世界によって仕様が違うグランゾンの特性を全部載せした無茶苦茶なハイスペック機だった。具体的に言うと、対消滅エンジンとブラックホールエンジンと縮退炉を全部搭載して、ディストリオンブレイクや
一体何処にそんなスペースがあったのかと首を傾げたくなるが、容積のことを言うのならばネオ形態に
なお
そもそも初出の第2次スーパーロボット大戦からして、ラスボスの究極ロボヴァルシオンの隣に居座っているグランゾンの方が実は強いというとんでもない存在感を放っていた。
ともあれ、戦力的にも頭脳的にも全く侮ることが出来ないが、味方に引き入れればこの上なく強力な人材であることは疑いない。そこで、本部の夕呼に勧誘を兼ねた交渉を任せることになった。天才には天才をぶつけるんだよォ! 作戦である。
そしてある世界では混成スーパーロボット軍団が世界の壁を超えて助けに入り、猛然とBETAを押し返していた。それも
この事実に
トピア「現状の問題に対する解決手段は幾つかありますが、大前提として失礼な対応をしないことだけは徹底しましょう。既に失礼を働いた後なら私が頭を下げましょう」
九十九「フム、とても重要な前提だネ」
サティ「……そこまで警戒する程の相手なの?」
現在の
トピア「いえ、強いのもそうですが、それ以前に彼らは恐らく善意100%でこの世界を救いに来てくれているので、礼を失するのは人として恥ずべきことです」
テクス「ああ、そういうことでござるか。それは大事でござるな!」
混成スーパーロボット軍団の彼らはそれぞれが人々のために身を挺して戦う英雄。それが更に集まったのが混成スーパーロボット軍団、推定
つまりルナティック・ルナリアン以外のマブラヴ二次創作作品世界もこの確率時空に存在するので、総当たりしたらそれらの作品世界にも遭遇するという話なのですが、大半は勢力規模からして対等の扱いに出来ず、失礼になるおそれがあるため、それらに関する具体的描写は基本的に出来ません。
スパロボキャラもここから全部出していくと収拾がつかないため、ごく一部しか出せません。
あとマブラヴ公式作品でもストライク・フロンティアとプロジェクト・ミハイルはシミュレーターらしいので出番はありません。