スパロボ方面の喫緊の問題が片付いて一息ついた所で、人材勧誘の話だ。
『コードギアス』の主人公であるルルーシュは、ロボットアニメの主人公の割には身体能力は比較的低く、パイロット技能も一般兵程度でしかない。そのあたりは
『コードギアス』原作ではルルーシュが戦略、スザクが戦術と表現されていたが、実際にはほぼ命令を受けて突撃して戦うだけのスザクは戦技に近い分野で、ルルーシュがやっていたことはスパロボでもそう表記されているように前線指揮が戦術、そして全体的な国盗り計画が戦略に相当するだろう。
ルルーシュはいわゆる天才型主人公だが、同じ天才型でも『デスノート』の
またルルーシュはシスコン故か、慈しむべき妹とそうでもない妹を見分ける妹ソムリエのような眼力を持っており、スパロボXではナナリーと同じ車椅子生活の妹でも全く違う、アンジュの妹シルヴィアの腐った性根を一目で見抜いていた。
ルルーシュが原作で顔と身分を隠してやっていたことは神聖ブリタニア帝国に支配された
しかし人材勧誘と言ってもルルーシュに限らずスーパーロボット軍団の面々はこちらの世界に助けに来てくれているだけなので、その内帰らなければならない。だからこちらに就職してもらうのは難しいのだが、そこで出てくるのがゼロことルルーシュだ。ルルーシュはブリタニア皇族としては自ら企図した憎しみ終息プランであるゼロレクイエムでもう死んだことになっているので、むしろあちらの世界でまともな職に就く方が難しい。
なのでトピアとしては別世界への移住を兼ねて
それでトピアが直接交渉することになったわけだが、ルルーシュが幼女に「ニッポンポン」と呼ばれている不意討ちにはトピア達も堪えきれずに笑ってしまい、少々機嫌を損ねてしまった。それにしても幼女は一体どこでニッポンポンMADに触れたのだろうか。
また、勧誘で提示された条件では、初っぱなからの地位が高すぎるというのも逆に警戒を招いていた。天の川銀河全域並びに近隣銀河にまで絶大な影響力がある
しかしトピア達としても折角のルルーシュの意見を直接聞けなくては意味が無いので、あまり序列を下げるわけにもいかないという事情があった。そもそもこれはターニャの初期待遇に準ずるものであり、その頃とは比べものにならないくらいに組織の勢力が膨れ上がっているせいでより好待遇に見えるだけなのだ。
ルルーシュとしてはわざわざ元テロリストの首魁を指名するのは汚れ仕事でもさせる為ではあるまいなという可能性を考えなくはないが、これについてはまず無いだろうという結論に至っていた。何故ならこっそり悪さをするなどという面倒なことをするくらいなら正面からごり押しするのが
となればやはり単純に能力目当ての採用と考えられるのだが、それにしても元の世界に帰る場所が無いという事情を熟知しすぎているのが気に掛かる。この分だと恐らくナナリーのことも知られているだろう。諜報力が高いのか、或いはギアスのような能力か。
流石のルルーシュも、原作アニメやゲームで知られているなどという特殊事情は考慮出来ていなかった。
そうしてルルーシュが考え込む様子を、まあ困惑するだろうなという顔でターニャが見ていた。同類を見る目だ。
すぐに返事をしないルルーシュを見てスザクやカレンが何か不思議そうな顔をしていたが、横から
ゼロ「それは一体どういう……いや待て、その手に持ったピザは何だ?」
ルルーシュは自分が買い与えた覚えが無いピザに不信感を抱いた。
付け加えると、
しかし何しろ不老不死なので、
カレン「というか、あたしはもう決まった話だって聞いてたんだけど?
紅月 カレン。紅月は母方の苗字で、本名はカレン・シュタットフェルトだが、彼女は黒の騎士団のエースだ。その実力はスザクとほぼ互角で、原作中での最強パイロットの一人だ。
こちらは赤い髪の美女で、日本とブリタニアのハーフだ。ブリタニア貴族であるシュタットフェルト家の唯一の後継者なので普通に暮らしていれば将来は安泰だったのだが、シュタットフェルト家で純日本人の母が使用人扱いで露骨に冷遇されていたことと、純日本人の兄がレジスタンス活動をしていたのが原因で彼女自身もレジスタンス活動にのめり込み始めた経緯がある。
カレンは身体能力もかなり高く、
なおその腕前だけでなく、ちょっとエッチな扱いを受けることにも定評がある。
スザク「僕もそう聞いたよ」
枢木 スザク。原作最強パイロットの一人で、ルルーシュの幼なじみだ。生き別れている間にルルーシュと正反対の方針で日本を取り戻すことを決意し、ブリタニア軍に所属するが、紆余曲折を経て最終的にルルーシュの仲間になる。スパロボZ世界でもそうだった。
ゼロ「貴様ァッ! 人の身柄をピザで売るんじゃない!!」
将を射んと欲すれば先ず馬を射よとは言うが、