騒動が一段落して、武は幾つかの分体を生み出した。子供を産ませた冥夜達に対して父親としての責任を果たす為だ。
しかしこれに対して分体がアリなら私にもと一部の世界の社 霞が要求し始めたので対応に苦慮することになった。特に人類統合体総監の霞は、見た目は子供のままだが中身は経験を積んだ立派な大人なのだ。また、一部の世界で深い仲になった柏木 晴子からも同様の要求が上がっていた。
純夏は武が分体で他の妻と暮らすことに関してはあっさり許した。無論感情的に思うところが無いわけではないが、オルタネイティヴ世界では武に対する内心の嫉妬が原因で武を辛い目に遭わせてしまったため、武の愛を独り占め出来るかどうかにこだわらず、自分達みんなが幸せになれる方法を選んだのだ。
更に純夏も武と甘々新婚生活を送る為の分体を作った。騒動が一段落したとはいえ、管理すべき並行世界が多すぎてなかなか神域から離れられなかった為だ。
世界の管理には様々な面で神域からの操作が最適なのだが、神域にはデートスポットが存在しないという致命的問題があった。つまりデートするには下界に降臨する必要があるのだ。そして下界では通貨が必要になるので、分体が改めて
冥夜達も含めた合同結婚式は神域で盛大に執り行われ、純夏達は恋愛の神としても親しまれることになった。元々ギャルゲーのキャラなので、本来はこのくらいの緩い扱いが妥当であろう。
武と純夏の恋の決着を見たテオドールやユウヤもこれに思うところがあり、自分達も増えた方がいいのではないかと割と本気で考えた。
テオドールはその牙城を遂にリィズに攻略されてしまい、更に他の第666中隊の面々に追撃を受けているところだった。同じく日々猛アタックを受けているユウヤも他人事ではないのだ。そこに全員一対一で娶る手段が出てきたとなれば、その誘惑に心が揺らぐのも無理のないことであった。
そして
この結婚式にはαナンバーズだけでなくトピア達も駆けつけて盛大に二人の門出を祝った。京塚料理課長の料理は大好評であった。無論ゲテモノではない普通の料理なのでご安心召されよ。
しかしこの結婚式に乱入して待ったをかける者達がいた。
原作では
αナンバーズの凱達は生態的にエヴォリュダーと相容れないという
ただし
一方ルルーシュは
このジルクスタン王国は神事担当のシャムナ王女が『無限新生』のギアスを持っており、これは6時間の巻き戻しが出来るというどちらかと言えば主人公側にありがちな厄介な能力であった。そしてそれを更に強化して人生そのもののやり直しを可能にするべくナナリーを攫ったのだ。
ルルーシュは激怒した。必ず、かの邪知暴虐の王国を除かなければならぬと決意した。
無限新生のギアスは本来巻き戻し時にシャムナだけが記憶を引き継ぐのだが、既に真化融合を会得してある程度の因果操作が可能になっている
そもそもシャムナの時間巻き戻しは6時間程度ならまだしも時空修復以前まで戻してしまうと折角修復した時空に大混乱をもたらす可能性が高く、そういう意味でも許されるものではなかった。
ナナリーを救出したルルーシュはナナリーの脚を治療すると今生の別れを告げた。
その後、
ナナリーの救出が終わってから暫くして、シモンとニアの結婚式が執り行われた。こちらでは事前に治療を済ませていた為にニアが消失するような悲劇は避けられた。
その結果、シモンが世捨て人になる原作エンドは消え去り、彼は仕事と夫婦生活と子育てに追われる普通の父親となった。
彼等の結婚式にも当然トピア達が参加して盛大に祝った。やはりハッピーエンドはいつ見ても良いものだとトピアは満足した。
めぼしい戦いもあらかた終わって、世界は希望に満ちていた。
管理神である純夏達としては、並行世界の数が多いと管理の手が行き届かず維持コストも掛かりすぎる為、BETAの問題とはまた別に統合しなければならないという事情があった。そういう意味では管理の手間を掛けずに搾り取るだけの存在Xメソッドは並行分岐世界と相性が良かったに違いないが、あんな外道メソッドを真似るわけにはいかない。
統合の際に問題になるのがやはり住宅難と食糧問題だ。こればかりは純夏の神の力を以てしても上手いこと収めるのは困難であった。
宇宙全体をカバーするには、次元力を使って自身の周りだけ宇宙の物理法則を書き換えれば天元突破状態のように数秒で宇宙を横断するような事も可能ではあったが、それでは量産がきかずごく一部の人員の負担が大きくなりすぎる為、次元力抜きの科学・魔法技術で宇宙の隅々まで行き来出来るようになるまで一旦統合を待つことになった。
これはMk.4以降のより高性能のワープエンジンの開発とワープゲートの設置に最短で5年、未接触文明との交渉の手間も考えれば10年以上かかってもおかしくない長期計画となった。実際には9年程かかった。
そして翌年、2003年には太陽系を統一する政体である『太陽系連邦』が誕生した。
ターニャは最初に亜神化して以来、信仰が強まりすぎて徐々に日常でも
しかし幸いなことに、今回ターニャはこれを一人で抱え込む必要が無かった。真化の道を進むのがターニャ一人ではなかったし、必然的にその副作用をどうにかしなければならないのもターニャだけではなかった。
トピア「というわけで、真化の副作用を抑える研究プロジェクトの立ち上げを提案します」
マイン「まあ必要であろうな」
九十九「労災みたいなものだからネ」
トピアもターニャに約束したことであるし、そうでなくてもこのような労災は今後絶対に阻止しなければならないので、
その成果として、まず次元力を一切使わない状態ならば信仰の影響を0にする装置が1ヶ月で完成した。これは原理的には信仰自体をデコイに受信させて本体への影響を遮断するものだ。
それ以降も研究は継続し、1年が経過する頃には次元力を使っても全力でない限りは
これは亜神化初期段階よりも次元力の制御能力を更に伸ばすというのが肝だった。つまりスフィア・リアクターのセカンド・ステージでは成長する程に反作用が重くなるが、サード・ステージに到達すると制御力が増して反作用を無効化出来るのと同じ理屈だった。
なおスフィア・リアクターと同じ理屈が通じるのではという仮定で最初に
ただ、強く興味を引かれるもので意識を引き戻すという方法論自体は有用で、上等なコーヒーの香りならばターニャにもある程度効果があるようだった。トピアの場合は師匠やそのぬいぐるみだ。これは次元力制御修練に大いに活用された。
最終的に人格混入問題が概ね解決したことで、ターニャはやはり自分が選んだ
クラエル神は2億年続いたウルジマルク文明のテイマー技術にインスピレーションを受けたらしく、色々と情報を集めて
ただしBETAのデザインセンスを見れば分かる通りウルジマルクの使役生物は全く可愛くないという難点があり、そのためクラエル神は新たに生物をデザインした。最終的に『パル』というカテゴリ名がつけられた新たな使役獣達はポケモン風のゆる可愛いデザインとなった。
このデザインが結構好評で、
また、ペディオ神も他のクラフト技術に学んでこれまで以上にTech技術を発展させようと躍起になって開発者の尻を叩いていたが、そのせいでまた野放図に技術ツリーが伸びて、折角安定したTech OSが再び絶望的なスパゲッティコードになっていた。また、それまで使えていたTechブロックがそのまま使えないという互換性の問題も発生していた。
八百万の部分はまだ単に多いというだけのものだが守護神というのは伊達ではなく、人々が自力で解決出来ない問題を探してきては救済して信仰を盤石にするのがその目的だ。なお実際に問題を解決するのは大体の場合下部組織の
次回、最終回。