夢から覚めたら女子からモテ始めるなど夢のような出来事が起きている!! 作:ブラックマッハ
俺は図書室から出て教室に行く。そしてドアを入ろうとするが本能的にそれを拒否している。何故どうして開けたくないのかを考えていた。するとやはり気まずいのだ。
ドアに入って葵と会おうとするのを避けている。
「うんサカミーどうしてここにいるの?いつも通り、葵と登校していたんじゃないの」
ああそうだった。俺坂上海は葵と登校していたんだ。毎日俺がウキウキしながら一緒に行ったが懐かしく感じてしまった。そう言えば今朝も出かけていたんだった。
夢から覚めたら記憶が昔のように感じてしまうかのように俺の夢も懐かしく感じてしまったのだ。それなのに思い出すと涙が止まらない。
「サカミー大丈夫!!葵は時々ムッとしているけどワザとじゃないんだよ」
何も問題はない。これだけは夢を覚めても変わらない。俺は葵が好きだ。だからこそ距離をとっているんだ。葵が幸せならそれでいいのだから。それに俺からはもう話す事はない。
「大丈夫だ。恋愛の本を読んでいただけだ」
「うんそうならいいんだけど、隣だからさサガミーと葵は。だからギスギスした空気は嫌なのよ」
まぁ彼女高架華麗は、唯一の俺の女子友達である。そして葵とは親友で葵の近くには必ずオレ達三人が昨日までいた。それに席は俺の一つ前の席で近い。
「悪いそれは無理そうだ!!」
俺はそう言って俺の席に着く。当然横には葵がいるのでいつもなら笑顔でウキウキしながら話していただろう。何も言わずに俺は準備をする。
「ねぇ大丈夫?」
そう俺を始めて心配しそうな顔で葵が見つめて来た。
「ああ何も気持ちも体調も変わっていない。元気だが」
そういうとまたムッとした顔で視線を逸らされた。なんでいつもこうなんだ。俺が何か言うたびに機嫌が悪くなってしまう。
「そうなら良かったわ」
珍しく彼女から返事が返って来たので驚いた。まぁ返って来たのもたった一言だったが嬉しかった。危うく夢に引き戻されそうになった。だが俺はなんとか回避した。又お互いそっちの方がいいのだから仕方がないと俺は思う。
まぁ華麗にとっては嫌な気分だっただろうから仕方がないだろう。俺らのためだから。
「ねぇ葵、サガミー今日は仲悪くない。何かあったの?」
「別にいつものことでしょう」
そう葵が麗華の顔を見つめながら言う。俺も嫌かもしれないけどしっかり俺の顔を見つめていって欲しかったのだがな。
「そうだよね。ならサガミー私の彼氏になってよ」
「嫌だよ。なんで俺がしないといけないんだよ」
「うんそれは私があなたの事が好きだから」
「ちょっと華麗。もっといい男を紹介するからこんな男に構うなんて時間がもったいないわ」
あの葵さん俺にもっと優しくしてくれよ。
「……うんそれを待っていたよ」
空気を読むかのように華麗は何も言えなくなり、気持ちを抑えていた気がした。……分からない何故このタイミングで告白をしたのかを!!
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