最強の愛され系ボンゴレ♀は、今を全力で楽しみたい 作:時長凜祢@二次創作主力垢
大人リボ→→→♥︎→→→主人公♀味がめちゃくちゃ強い話に……汗
そして描いてる自分がくっそ恥ずかしいと言う現象に見舞われる……泣
なんでちょっとリボーン、Sっ気出してんの……(書いた本人がビビった件)
とうとう奈月として生まれ落ちた元OL女性の名前が出ます。
苗字はまだ出ません。名前だけです。
「ナツ……オレだってすぐにわかったのか?」
「うん。雰囲気は違えど、気配までは完全に誤魔化すことができないからね。
まぁ、私の超直感……だっけ?ボンゴレⅠ世が残した血に刻まれたそれも合わせているからこそ、すぐに確信できたんだけどね。」
かなり容姿が変わっているにも関わらず、すぐにリボーンと目の前の男性が同一人物であることを見抜き、躊躇いなく話しかけた私に驚きを見せる大人のリボーン。
超直感も併用することにより、見抜くことができたことを伝えれば、彼は少しだけ納得したような様子を見せ、私の方に手を差し伸べる。
まるでこっちにこいと言われたような気がして、すぐに彼に近寄れば、差し伸べてられていた手に優しく手を引かれ、そのまま彼の隣に座らされる。
「どうしたの?いつものナリが一気に変化してるけど……何かあった?」
「……ああ。少しばかり信じられんがな。どう言うわけか、一時的に呪いが緩んで、今の姿に戻ってるんだ。」
「呪い?」
「ん?……ああ……そう言や説明はしてなかったか?コロネロに合わせる前から当たり前のようにガキ扱いじゃなく、対等な大人のような扱いをしてくるもんだから、とっくに話していたと思ってた。」
「聞いてないよ。リボーンみたいな状態になっている人があと6人いて、1人別口で変な状態になってるって話しか。」
「そうだったか?……いや、確かに思い返してみりゃあ、そのくらいしか話してねーか。」
「ボケてんの?……にゃ!?」
「オレにんな口叩けんのお前くらいだぞ。」
「にゃー!!にゃんれ頬ひっぴゃんにょ!?」
むにーっと優しく……しかし、確かな力で頬を引っ張り、呆れたような眼差しを向けてくるリボーンに、離せと訴えながらジタバタすると、小さな笑い声が聞こえてくる。
その笑い声にピタリと動きを止めれば、どこか優しさと愛おしさを含んだ視線を向けられた。
一瞬だけ固まり、瞬きを繰り返す。しかし、すぐに顔に熱が溜まるような感覚を覚え、無理矢理リボーンの手を頬から離す。
「おい。いくら加減してやったとは言え、無理矢理外したら痛いだろ?」
「痛みより離すこと最優先!!」
威嚇する猫のように軽く怒鳴れば、リボーンは一瞬だけキョトンとした表情を見せる。
しかし、すぐにニヤリと不敵な笑みを浮かべては、長い指で顎を固定するように掴み、グッと顔を近づけてきた。
「ぴぇ……っ」
「随分と間抜けな声だな。そんなに大人のオレは魅力的か?」
「っ〜〜〜〜!!」
「いで!?おい、顔を押し返してくるな!!いてーだろ!?」
「だったら離れろ!!大人の色気ダダ漏れで顔を近づけてくんな!!」
がっと勢い良く顔を引き離し、痛みを訴えてくるリボーンにだったら寄るなと怒鳴り返す。
本来の年齢は明らかに成熟したものであることや、本来はこんな見た目ではないのだろうと思っていたけど、予想以上の破壊力だった。
いつものキュルンとした赤ん坊が、成長したら色気マシマシの切れ長の目をした美丈夫になるなんて聞いてない!!
「お前な……これが本来のオレなんだからその拒絶の仕方はねーだろ。」
「うっさい!!」
「ハッ……これだけでこうなるなんてな。先が思いやられる。」
「何が!?」
「こっちの話だ。気にするな。」
「気にしますけど!?」
赤ん坊の姿と本来の姿……あまりのギャップの差に自分でも顔を赤くしてしまってることを自覚しながらも、リボーンを対応する。
て言うか、私、赤ん坊の姿をしていたとは言えこんな人と一緒に風呂入ったり寝たりしたわけ!?思い返しただけでめちゃくちゃ恥ずかしいんですけど!?
「て言うか、呪いって何?緩んだって何?説明されてないことが多過ぎて意味わからないんだけど……!?」
「ああ……その話か。お前がなかなか可愛い反応するもんだから忘れてた。」
「数分前の会話ですが!?マジでボケてんの!?」
「んなわけねーだろ。」
「み゛っ!?」
再び頬を摘まれ、間抜けな声を出す。それが面白かったのか、リボーンは喉を鳴らすように小さな笑い声を漏らしたのち、数秒程頬を触ってきた。
しかし、そのあとすぐに手を離し、私の質問に答え始める。
まず、リボーンはある時、不気味な依頼者から7人チームの仕事を依頼され、ある場所に向かった。
そこには接点がほとんどない知らぬ者同士が集まっており、依頼をこなすこととなった。
出された依頼は複数あり、最初の依頼の時点ですでに報酬は最高ランクのものだったらしい。
……依頼を引き受けたリボーン達が、最初の依頼を難なくクリアしたところ、新たな依頼が依頼人から出された。
しかも報酬は最高ランクにさらに上乗せされる形となり、一つ、また一つと依頼をこなしていったようだ。
その時のリボーン達の心境は、高い報酬よりも、ずば抜けた能力を持ち合わせている世界最高のメンバーで仕事をこなしていく面白さにハマり、次々と出された依頼を引き受け、こなしていく生活を繰り返していた。
出された依頼の種類も豊富だったらしく、要人の護衛、暗殺、果てには軍事機密の入手など、様々なものだったようだ。
……そんな生活を繰り返していけば自然とチームの連携は強くなっていき、最後の依頼を引き受ける時までに、超難易度と言っても過言ではない依頼をこなしていけるぐらいになっていた。
そして、最後の依頼だと称され、依頼者から出されたのは宝を探しに山に登るものだった。
……宝があるとされていた山の山頂……そこに到達したリボーン達は、最後の依頼を達成するべく、真っ直ぐと山を登り進めた。
でも、その山頂付近に到達した瞬間、謎の光を全員が浴びてしまい、そのまま今の姿へと変わってしまっていたのだと言う。
「依頼者の罠?」
「ああ。その認識で間違いねーだろう。」
「その依頼者は、何を目的にして呪いなんてものをリボーン達にかけたわけ?」
「それが……未だに詳しい理由はわかってねーんだ。いくつか思い当たる節はあるが、決定力に欠けている。
ただ、依頼者と一回顔を合わせた際に見た透明なおしゃぶりと、今、オレの手元にある黄色いおしゃぶり……それと、依頼者が口にした“
自身の過去を話し、ころころと手のひらで転がしている黄色いおしゃぶりを見つめながら、伏せ目がちに目を細めるリボーン。
本気で自分が……いや、自分達が赤ん坊になる呪いを受けることになった理由がわからないことや、自身の周りで起きたことに対する明確な苛立ちと嫌悪感を持ち合わせていることが横顔からでも読み取れた。
そんなリボーンの姿を見つめ、何度か瞬きをゆっくりと繰り返した私は、静かにその端正な顔立ちの頬に触れる。
急に触れてきた私に対して、リボーンは一瞬だけ驚いたような表情を見せた。
「ナツ?」
「……なんか、ちょっとだけリボーンが辛そうだったから。わからないことだらけな上、まんまと罠にかかってしまったリボーン自身と、依頼者に対しての強い苛立ち……いろんな感情が少しごちゃ混ぜになってる感じ。
眉間に皺が寄ってたよ?折角かっこいい姿をしてるのに、かなり怖い感じになってた。」
どうかしたのかと言うように紡がれた私の名前。それに答えながら、私は口元に緩やかな弧を描き、少しでもその苛立ちがなくなるようにと、触れた頬を優しく撫でつける。
片方の手だけで触れるのではなく、両手で両頬を包み込むようにして、親指で緩やかに。
リボーンは、私がこんなことをしてくるとは思わなかったのか、目を丸くして固まった。
だけど、すぐに頬へと触れている私の手に大きな手を重ねて、軽く擦り寄るような様子を見せた。
先程より柔らかい表情になってくれたため、その姿に軽く安堵する。
リボーンが辛そうな表情を見せるなんて、レア中のレアと言っても過言じゃないけれど、それよりもやっぱり、穏やかな表情が一番だ。
「……ったく……どこでこんな手を学んできたんだ?」
「こんな手?」
「……無意識かよ。」
呆れたようなリボーンの様子に、思わずコテンと首を傾げる。
えっと……何か変なことしたっけ?
「随分と大胆なことしてることに気がついてねーのか?よく見ろ。お前今、オレの上に軽く乗り上げるカタチで体を寄せてるんだぞ?
なかなか情熱的で大胆な励まし方じゃねーか。まぁ、オレは大歓迎だがな。」
「………?………おわ!?」
リボーンに指摘されたことにより、改めて自身の状態を確認する。
それにより私はいつのまにか一緒に座ってるソファーの上どころか、座っているリボーンの太もも辺りに自身の片足を軽く乗せ、自身に目を合わせるようにリボーンの両頬を包むように触って固定し、彼に密着していることに気がついた。
無意識のうちに詰めていた距離に驚き、慌ててリボーンから離れようとするが、まるで逃さないと言うかのように腰を掴まれ、そのままストンと彼の足の上に座らされる。
「ちょ!?なんで私を膝に乗せてんのリボーン!?」
「先に乗ってきたのはお前だろ?だから乗せてやっただけだが?」
「違う!!あれは無意識だって……ちょっと、元気になったんなら離してもらえます!?」
「おい、暴れんなナツ。落ちるぞ。」
「落としてもらって構わないんだけど!?」
「睦言中に女に怪我させるわけにもいかねーだろ。」
「誰が睦言だ!!」
普段とは真逆の立場の優勢。なんとかもがいて抜け出そうとするが、リボーンは私を離そうとも降ろそうともしない。
むしろ楽しむかのようにして、片腕だけで私の腰回りをホールドし、クツクツと喉を鳴らすように笑っている。
ちょっと、なんなのこのヒットマン!!めちゃくちゃ私遊ばれてんだけど!?
て言うか何これ抜け出せない!!なんで片腕だけで抑え込めるんだこの人!!
「ぐぅ……っ……ぜんっぜん抜け出せない……!!」
「当たり前だろ。こっちは凄腕の殺し屋だぞ。ナツ程度の女の腰を押さえ込むことくらい、片手だけで事足りる。」
「むぅ………」
「なんだ、諦めたのか?」
「体力の無駄になる。」
「拗ねるな拗ねるな。」
「拗ねてません。」
「拗ねてるじゃねーか。」
軽く膨れっ面を見せていると、どことなく楽しげにリボーンは私の頬を突いてくる。
それにくすぐったさを覚えながらも、使った体力を回復するようにコテンとリボーンの胸元に寄りかかれば、リボーンが軽く固まった。
「……割と強引に遊んでやってたが……トラウマは大丈夫なのか?」
「ん〜……?ああ……あれ?まぁ、確かにリボーンは強引に膝の上に座らせてきたり、腰をホールドして動けなくしてきたり、突っついてきたりはしてたけど、ディーノさんと同様に、無理矢理暴こうとする気は全くと言っていい程ないだろ。
揶揄ったりはしてくれど、本格的にどうこうしようとしてこないし、中学生なんて年齢の子供を襲ったりもしない。
だから、あの自称ライフセイバー(笑)な連中や、道場破りと称して身勝手な破壊行動をするだけでなく、無理矢理押さえつけてでも暴こうとするようなゲス連中を相手にするような恐怖心は抱かないよ。」
「へぇ……オレがお前に対して何かしらの感情を抱いていてもか?」
「抱いていたとしても、無理矢理ぶつけてぶちまけるようなことをリボーンがするとは思えないかな。
……だってあなたは……女性を大切にする主義でしょう?だから“わたし”はあなたを怖いとは思わないし、こうやって寄りかかることもする。」
「!」
少しだけ覗かせる“わたし”の人格。一瞬だけ出したそれに、リボーンが驚いたような気配がしたけど、すぐに“私”は“わたし”を隠して、“私”としての自分へと戻る。
少しの間、リボーンが“わたし”を探るように、こちらを見つめてきたような気がしたが、あえて気づかないフリをして、床から若干離れた自身の足を軽く揺らす。
それによりもう出てこないとわかったのか、リボーンは小さく息を吐いたのち、私の頭を優しく撫で始めた。
「……そう言えば、完全にアルコバレーノになった人間は7人いたとか言っていたけど、もう1人の特殊な状態になってしまった人はどうなったの?」
少しの間の沈黙。満月が照らす中庭に面した休憩場所に2人きりで座り、心地よい静寂に身を委ねて過ごす中、私はそれを破るようにして言葉を紡ぐ。
「ああ。1人だけな。アルコバレーノは話た通り7人のみではあるんだが、その特殊な状態になっちまった奴は、半分光を浴びちまった結果、不完全な呪いを受けたカタチになっている。
ちなみに言うと、そいつが不完全な呪いを受けることになった理由は単純で、集まった当初はいなかったコロネロがそいつを庇った結果だ。」
「コロネロが?」
「ああ。コロネロは元は集められた7人の1人じゃなかったんだ。本当に集められていたのは、コロネロの教官を務めていたラル・ミルチと言う名前の女でな。いわゆるコロネロがお熱な女さ。」
「おっふ……幼馴染みの恋愛事情をサラッと暴露していく……」
「こっちの世界にいりゃあいずれ会うこともあるだろうし、2人まとめて顔を合わせることもある。
かなりわかりやすいからな。お前でも把握できると思うぞ。ああ、でもあまり揶揄ってやるなよ。アイツはああ見えて奥手だからな。じれってーったらありゃしねー……。
まぁ、それに関してはラルにも言えることなんだがな。」
こちらの質問に答えるように、特に悪びれもなくサラッと他人の恋愛事情を暴露してくるリボーンに対して、思わず苦笑いをこぼしてしまう。
リボーンって、たまに愉快犯なところがあるから、その餌食になってるコロネロ達に、少しだけ同情してしまった……。
「……なんで今、呪いが解けたんだろうね?」
「……いや、呪い自体は完全に解除されてねーな。やはり軽く妙な突っかかりがある。
平かと思ったら、実際は微妙に突起があるような……木屑が指に刺さってるような……小骨が喉に引っ掛かってるような……そんな違和感だ。」
「……うわぁ……地味に嫌な奴。」
「その地味に嫌な奴が残ってる感じだ。多分、一時的なものなんだろう。」
一時的な呪解……自身の身に起こってるのはそれであるとリボーンは口にする。
彼の視線の先にあるのは、夜空に浮かぶ眩い満月。スーパームーンと言えるのではないかと錯覚してしまいそうな、明るい月。
「……“月の満ち欠けのメカニズムがわからないはるか昔では、満月の夜は呪いが弱まると言われていた。
それはいわゆる一つの作り話。だが、作り話は長く続けば続く程、その逸話を刻み、確かな力として世界に根付く”……か。」
「?」
「オレが今の状態になる前に、出会した妙な男が語った話だ。この通りに話していたわけじゃねーが、要約はこんな意味だった。
もしかしたら、今のオレはその話のように満月があるからこそ呪いが弱まって、一時的に元の姿に戻れている……と言うことなのかもしれん。
まぁ、十中八九、その話をしやがった野郎からも、何かしらの干渉を受けた結果だろうさ。」
気に食わないと言わんばかりの反応を見せるリボーン。
呪いを解くなら全部解けと言いたいのか……それとも他人に解かれたことが気に食わないのか……はたまたその両方か……。
……可能性としては前者が正しいだろう。中途半端な呪解など、私であっても嫌になる。
「おそらくだが、オレがこの姿でいられるのは今日の夜だけだ。……月のような男に、完全な呪解はできずとも、一時的な呪解はできるようにすることができると言われたが、信じていい話かどうか……」
「月のような男……?」
「ん?ああ。一時的な呪解が発生した際、オレは意識が混濁していたんだが、確かに月のような男が目の前にいたんだ。
意識が浮上し、それに従って目を覚ました時には、既にそいつはいなかったんだがな……」
「…………。」
「ナツ?どうした?まさか、そいつに心当たりがあるのか?」
リボーンから疑問と期待が混ざる視線を向けられる。
その言葉に私はすぐに答えることはせず、少しだけ思考を巡らした。
“月のような男”……その言葉を聞いて、私は一瞬1人の男性を思い浮かべる。
その男性は、銀色の髪に金色の瞳を持ち合わせている不思議な雰囲気を纏ったアクセサリーショップの店員……神谷 幸弥さん。
水月輝石商店と呼ばれる天然石やビーズ、ハンドメイドアクセサリーの材料や、アクセサリーそのものを売る専門店を経営している人だ。
だが、すぐにその思考は記憶の片隅へと追いやる。
なぜならここは、予約した人しか泊まることができない上、ディーノさんが貸し切っているから、あの人が入り込むことなどできるはずもないのだから。
「……1人だけ……一応、思い当たる人はいるけど、どうも信じることができなくて。
だって、ここは弄月棟だよ?棟一つを貸し切ることで、泊まることができる予約棟。
そんなところに、私の知り合いである彼がどうやって入り込むって言うの?」
「……それは……確かにそうだが………。だが、オレは確かにこの目で見た。
このオレに気配を悟らせることなく姿を現して、意味深なことを言って消えていったんだ。」
「信じてないわけじゃないよ。ただ……いろいろと理解が追いつかないだけ。」
「…………。」
再び沈黙が訪れる。今度は心地良いものではなく、どこか気まずくて、居心地の悪い静寂だ。
互いに何を言ったらわからない。複数の疑問が洪水のように押し寄せてきて、言葉が一つも出てこない。
どこか嫌な空気に、私はリボーンの膝の上から降りる。先程までは力を入れられていたからか、抜け出すことはできなかったけど、今はあっさりとそこから離れることができた。
「私もわからないことだらけになっちゃった。……神谷さん……あの人、何者なんだろう……。」
「……さぁな。だが、何かしらの秘密を持ってるのは間違いねー。……ちょっくら調べてみるか。敵対者ってことはねーだろうが、念のためにもな。」
「……そっか。」
「ナツは気にせず生活していてくれ。店に行くなとも言わない。あいつに関してわかってることは、決してナツの敵対者にはならねーってことだけだが、それがわかってるだけでも、今のナツには十分だ。」
「敵対者にはならない……」
「ああ。どうやらあいつは、純粋にナツと“お前”の幸せを願ってるだけのようだからな。」
「………そう。」
リボーンの言葉に短く返事を返す。
私とわたし、その両方に対して話しかけてくるリボーンに、もう誤魔化す態度を取るつもりはない。
無論、わたしを教えることも考えていないけど。
でも、神谷さんが……もう1人のわたしに気づいていることは、正直言ってわからなかった。
─────……いったい、あなたは何者なの?
脳裏に過った、専門店の店主の無邪気な笑顔を思い出す。
「天然石って言わば、多くの人の幸せや健康を願うためのお守りでしょう?だから、これくらいお安い御用ですよ!
どうぞ幸せなお誕生日を!楽しみと刺激溢れる新たな年になることを願ってまーす!」
誕生日の前日に、これは店からのプレゼントだと言って天然石とビーズ、チャーム一式が揃った物を手渡してきて、笑顔で言っていた誕生日を祝う言葉。
幸せを願うそれには、わたしのことも含まれていたと言うのだろうか。
そんなことを思いながら、私は泊まる部屋へと戻ろうと廊下を歩く。
「……ナツ。」
「?……!」
不意に、リボーンに名前を呼ばれ、足を止めて振り返ると、ふわりと手を掴まれて引き寄せられる。
同時に頬に触れたのは、柔らかい感触。
「うえ!?」
「オレが目の前にいるにも関わらず他の男のことを考えて惚けるなんていい度胸じゃねーか。」
驚いて固まっていると、軽く拗ねたような表情を見せたリボーンが私の手に頬を寄せながら告げてくる。
明らかにわざと自身の唇を親指に触れさせており、先程の感触が彼の唇であることをハッキリと思い知らされる。
「あれだけ照れた顔を見せていたくせに、もう浮気か?」
「っ〜〜〜!?何言ってんのリボーン!?浮気も何も、別に私達は恋人じゃないだろ!?揶揄うのやめてもらえない!?」
慌ててリボーンから手を離して揶揄うなと怒鳴ると、ふわりと軽い力で腰を引き寄せられ、リボーンの腕の中にすっぽりと抱きしめられる。
そして、滑らせるように頬を撫でられ、流れるように顎に手を添えて上を向かせてきた。
「仕事中ならば、上部だけの恋慕を吐いて陥落させるためのハニートラップを仕掛けるが、今のオレはプライベートだ。
悪いが、揶揄いでもなんでもない本気の好意と恋慕しか紡いでない。
確かにこれまで何人もの女と劣情の甘さに身を任せて楽しむこともあったが、これまでの女に対して向けていたものとは全くと言っていい程熱量は違う。
まぁ、お前に話した通り呪いが継続されている限りはどうにもならんがな。
呪いがなくなったら遠慮なく堕としにかかるから覚えておけ。こっちは既に後戻りすることも、切り捨てることもできねーぐらいにハマってんだ。
オレはやられっぱなしは性に合わねータチでな。ついでに狙ったもんは確実に仕留めねーと気に食わねータチでもある。
よそ見なんざできる暇なんてひと時も与えられないと思え。」
私を見下ろしてくるリボーン。その瞳から感じ取れたのは、明確な恋慕で、確かな熱量と甘さを含んでいた。
「あ……う……」
真っ直ぐと見据えられ、甘さのある熱量の恋慕を吐き出され、思わず言葉を失って固まってしまう。
ディーノさんや恭弥さん、骸の3人から向けられているものと同じもののはずなのに、リボーンから向けられるそれは、他の3人とは違い、妙に照れてしまうのは、小さな姿をしているリボーンの姿を見ているせいなのだろうか。
「……フッ……どうやら、今のお前の頭ん中は、オレの事だけになったみてーだな。
少しだけちと余計な連中のことも考えてるようだが……まぁ、それくらいはまだ許容範囲か。」
「!?」
戸惑いと羞恥に顔が熱くなるのを感じ取りながら固まっていると、リボーンがどことなく満足げな表情をして、顔を近づけてくる。
程なくして感じ取れたのは、額に触れる唇の感触で、すぐに額の方へとキスを落とされたのだと理解する。
「……本当は、こっちの方にしたかったが、今はそこで我慢してやる。だが、お前が少しでもオレの方へと感情を傾ける様子が見て取れたら、あっちの姿であろうとも容赦無く触れる。」
人差し指で唇に触れながら“覚悟しておけ”と耳元で囁かれ、誘うように息を吹きかけられる。
そのことに体を大きく跳ねさせた私は、緩んだ拘束から逃れるように抜け出して、勢いよくリボーンとの距離を開けた。
側から見たら多分、キュウリを背後に置かれた猫のように飛び上がっていただろう。
「……へぇ?耳が弱いのか。猫みたいに飛び跳ねて距離を取るとは、イイ反応をするな、ナツ。」
「うっさいバカ!!」
「腰が引けた仔猫の悪あがきの威嚇にしか見えないな。愛らしいことで。」
大人の余裕を崩すことなく話しかけてくるリボーンに、顔を赤くしながらむくれる。
しかし、不意に一つの疑問を脳裏に思い浮かべては、すぐにそれを口にした。
「……その姿で雪月ノ間に戻ったら、ディーノさん達が驚くんじゃない?ディーノさん……リボーンの呪いのこと知ってんの?」
「……言われてみれば確かにまずいな。ディーノはナツ程気配に敏感じゃない。間違いなく警戒するからめんどくせーことになるのが目に見えている。
呪いの話はしたことないしな。呪われたあとの姿なら、あいつも知ってるが……」
「だよね……。初めて出会った時から赤ん坊の姿だったって私も聞いてるし……」
どうすんの?と首を傾げながらリボーンを見つめると、彼は身に纏っている大人ものの着物の袖に視線をとし、何度か瞬きを繰り返す。
そして、袖の膨らんだ場所……袂へと手を突っ込み、何かを探し出した。
「…………。」
「…………鍵?」
そこから取り出されたのは一つの鍵。
温泉旅館だからと言って、部屋に鍵がないと言うことはなく、むしろ、弄月棟は要人が泊まることがあるのもあり、しっかりと鍵が存在している。
昔はなかったようだが、どうやら使用人に金を取られたりした要人がいたことがあったようで、そこら辺のセキュリティはしっかりするようになったのだと、旅館の歴史を調べた時に見かけた。
「……なるほどな。夜いっぱいはこの姿になるから、部屋はちゃんと用意されていたってことか。」
“そう言や、いつのまにオレは大人用の着物着てたんだ?気を失った時に変えられたのか?”……と、ブツブツ呟きながら、鍵を見つめるリボーン。
意識を失わせている間に対象を着替えさせるってことは可能なんだろうか……。
いや、まぁ、可能なんだろうけど……。じゃなきゃ植物状態の人とかどうすんだって話だし……。
「どうやら、なんとか凌ぐことはできそうだ。」
「ならよかった。……正直言って、別に説明をしてもいいような気もするけどね。」
「あいつに呪いの話をか?悪いがあまり話すつもりはねーんだ。オレですらわからないことだらけのこれを、あいつが理解できるとは思えねーしな。
ナツに話したのは特例だ。姿を見られたと言うのもあるが、それなりに下心もある。
オレが話したのは他人に明かしてもどうにもならねー話であり、オレが抱えてきた秘密だからな。
そして、ナツにも誰かに明かしたところでどうにもならねー話に分類する秘密がある。
すぐに話せとは言わねーが、そっちが話せると思った時……もしくは、苦しくてどうにもならないから一緒に抱えてほしいと思った時にでも話してくれ。
オレはいくらでも待ってやる。それくらいの器量は持ち合わせてるんでな。」
真っ直ぐとこっちを見つめながら話してくるリボーンに、私は一瞬目を見開く。
しかし、すぐにリボーンの優しさを感じ取ることができたことにより、口元へと緩やかな弧を描き、小さく笑いながら静かに頷く。
「さて……そろそろ話も終わりにするか。明日はそれなりに早いからな。さっさと寝て、今日の疲労を回復させる方がいい。」
そう言ってリボーンは私の方へと歩み寄り、そのままひょいと横抱きにする。
「………ちょっと?」
「あ?」
「なんで私は横抱きにされてんの?」
「………気にすんな。」
「ねぇ!?今の間は何!?リボーン?ちょっとリボーンどこに向かってんの?おいこら足早に移動するんじゃない!!おーい!!」
「少し静かにしやがれ。今距離がかなり近いんだぞ。」
「だったら降ろしてよ!!」
「断る。」
「はぁ!?」
「いいから黙れ。口を塞がれたかねーだろ。」
「塞ぐって何!?」
「賑やかにし続けるなら口で塞ぐって言ってるんだ。ああ、それともそう言うお誘いか?それは気づかなくて悪かったな。」
「誘ってないっての!!」
「そいつは残念だな。」
楽しげに笑うリボーンと、顔を赤くしてジタバタ暴れ……ようとして暴れられていない私。
こんの……!!腕ごと体を抱き締める手も、膝の裏に回ってる手にも力入ってて全然体が動かせない!!
なんで!?痛くないからそこまで力入ってないはずなのに!!
「筋力が高くなりにくい女である分、成人男性の力に抵抗することは割と難しい。
特に、ナツは身体能力やらなんやらが秀でているが、それでもまだ中学生と言う子供の肉体だ。
ナツの中に共存している“お前”が何歳なのかは知らねーが、精神年齢が成熟した大人のものであろうとも、肉体が子供である以上、どうにもできないってわけだ。
さっきも言ったように、オレは凄腕の殺し屋と言う能力面での優勢さもある。
まぁ、何が言いたいのかと言うと、諦めろ。せっかくのチャンスなんだ。もう少しくらい相手してもらうぞ。
安心しろ。別に変な意味じゃない。ただこっちを意識しやすいようにするため軽く触れ合うだけだ。」
“スキンシップって奴だな”なんて楽しそうに告げてくるリボーンに、私はなんとか離れようと頑張るが、やはり力が敵わないのか、そのまま風月ノ間も雪月ノ間も通り過ぎて、ある一つの部屋へと向かった。
部屋の名前は「宵月ノ間」。弄月棟を予約した人が使うことができる部屋の一つだ。
弄月棟の中で、一番高い場所にあり、月がかなり近く見える場所。
そこは和室でありながらも、畳と同じ素材で作り上げられたベッドがあり、2人まで使用できる場所となっている。
部屋の中に入り、器用に肘で部屋の内鍵を閉めたリボーンは、さっさと部屋の奥の方へと入っていく。
畳素材のベッドの上には、布団が既に敷いてあり、いつでも眠ることができる準備ができていた。
「……ちっとも抵抗できなかった。」
「だから言ったろ。成人男性であり、なおかつ腕っ節が強い奴の肉体と未成人女性の肉体の筋力の差だ。
……ずっと聞きたかったんだが、ナツが口にする付き纏い野郎とストーカー……強姦未遂野郎達は、ナツの中にいる“お前”の経験談だよな。
軽く並盛でこれまで起きた未成熟児の性被害に関して調べてきたが、沢田 奈月のことは当時のサツからも聞くことはできなかった。
並盛に散らばってるベテランの情報屋からも全く皆無だったから、そこはすぐに行き着くことができた答えだ。」
「!………まぁね。確かに、それらは“私”ではなく“わたし”がこれまで経験してきたものだよ。」
「……その時の年齢は?」
「付き纏いストーカーも、強姦未遂3コンボも全て社会に出てからだね。同僚、後輩、上司の3人からやられたことで、同僚と上司は酒関係による意識の混濁……後輩は社内での未遂だよ。
当時のわたしの幼馴染みと同級生に警察になった人もいてね。なんとかその人に助けてもらって、辛うじて回避することができたけど、長らく男性不審に陥った。」
「……やっぱり、ナツの中にいる“お前”は、成人した人間だったか。」
「そうだね。うん。確かに成人してた。社会に出て、仕事ができるってことから、よくいろんな人に頼られることがあって、気がついたら一つの会社の中で、かなりの上層部に名前を連ねるようになってたよ。」
「なるほどな……。道理で責任の取り方や、部下がミスを起こした際の対処法に無駄がなかったわけか。ようやくそこら辺の謎が解けた。
その、クソ真面目としか言いようがない性格と、責任感の強さ……そして、無駄に1人で抱え込む癖の理由もな。」
「……今は、なるべく無茶をしないようにしているよ。」
「知ってる。どれだけお前のことを見てきたと思ってんだ?」
「はは……まぁ、一年は側にいるね。」
私をベッドの上に座らせて、わたしのことを聞いてくるリボーン。
それを聞いて、私はすぐにリボーンが口にしたスキンシップと言う言葉は建前で、少しでもわたしのことを知ろうと思ってこっちに連れてきたことを理解する。
……リボーンは秘密を教えてくれた……それならばと、わたしは答えられる範囲の質問に対して、誤魔化すことなく口にする。
強姦未遂に関しての話を聞いた彼はこちらに視線を向けたのち、わたしの肩を引き寄せるようにして抱き、そのままぽすりと横たわらせてきた。
頭の下に入り込むリボーンの足の感触。父さんとはまた違った筋肉のつき方をしているそれを枕にするように寝転んでいると、優しく頭を撫でられる。
「未遂とは言え強姦と称されるものをされかけた……無理矢理暴かれそうになっていたのであれば、あのトラウマ状態も納得いく。
そう言うことをやらかそうとする人間は総じて暴力的で、抵抗するようなら容赦なく力で黙らせようとしてくる。
再発の原因となった、道場破り共にも当てはまる特徴だ。……本当の辛さはわからねーが、トラウマになるレベルで傷ついてきたのはよくわかる。
だから、言わせてもらうぞ。……辛かったな。怖かっただろ。無理矢理力で押さえつけられて、取り返しのつかないものを奪われかけたんだからな。」
「…………うん……。すごく怖かった。あの時は泣くこともできなくて、声を出すこともできなかった。」
「……あまり聞いてほしくないだろうが、どんな暴力を振られた?」
「……殴打と首絞め。わたしが変な連中に付き纏われやすいって理由から、幼馴染みが常に護衛してくれていたんだけど、どうしても離れないといけない時はあって、その時を狙われて襲われた。
わたしがいたところでは、GPSがそれなりに発達していたから、何かあったら起動しろって言われて、指輪型のそれを起動してね。
すぐに幼馴染みが駆けつけてくれて、わたしを守ってくれたんだ。」
「っ………!?……悪い……聞いたのはオレだが、そこまでひどかったとは思わなかった……。」
申し訳なさそうにするリボーンに、首を左右に振ることで大丈夫であることを教える。
……道場破りの一件から、明確に思い出した男性に対する恐怖心。全ての人がそうではないことや、わたしの周りにいる男性全員、優しくて紳士的な人ばかりだから、普段は男性恐怖症にもならないし、いつも通りに生活できるけど、ごく稀にそれを悪夢として見ることがある。
その度に夜中に目を覚まして、ジョットさん達の元に向かって、それを解消するように話をして、落ち着いたら眠ると言うことも、その副産物として発生するようになった。
最近は、毎日のように骸が精神世界に現れては、穏やかに会話をする日々を送ることができてるから、夜中に目を覚ますことは無くなったけど。
「……ナツの中にいるお前が、そんな経験をしてるとはな。だが、安心しろ。もう二度と、お前達がそんな経験をしないように、オレが……オレ達がしっかり守ってやる。
呪いが完全に解けてないオレでは、すぐに守りに入ることはできねーだろうが、必ず呪いを解いて、すぐに守ってやれるように側にいる。
トラウマはすぐに消えねーし、場合によっては永遠に残ることもあるが、安心して生活できるようになんとかしてやるから待っててくれ。」
「……リボーンが守ってくれるんだ。それは……なかなか頼もしいね。今のリボーンの姿なら……だけど。」
「いちいち言うな。それはオレが一番よくわかってんだぞ。」
「それもそうか……」
緩やかな手つきの頭撫でに、心地よさを感じながら、わたしは静かに目を閉じる。
すごく気持ちよくて、このまま眠りに落ちそうだ。
「……最後に一つ、教えてくれ。お前の名前はなんなんだ?」
「……わたしの……名前……………。」
リボーンの質問に、少しだけ瞼を開けてポツリと呟く。
窓際にあるベッドの上。わたし達を見下ろす満月を見つめ、1人の女性を思い出す。
「母さんね。昔から桜の花が大好きだったの。だから、女の子が生まれたら、絶対桜の文字を入れようと思って、ずっと考えていたのよ。
あと、女の子には絶対に母さんの名前の漢字も一緒に使いたくて、この名前にしたの。
春の桜のように、多くの人に愛されるような、穏やかな女の子になりますように。
その思いと願いを込めて、母さんは貴女に『
「………わたしの名前は桜奈……。春の桜のように、多くの人に愛されるような、穏やかな女の子になりますようにと、優しい願いを込められてつけられた。」
「……桜奈か。いい名前だな。」
「うん。わたしが最初にお母さんからもらった……大切な宝物だよ。」
懐かしさと一つの悲しみに、少しだけ涙を流しながら、わたしは静かに眠りに落ちる。
「Buona notte, Sakuna. 明日には、ナツに戻ってるんだろうが、それはオレも同じだ。
目を覚ませばこの状態も終わりを迎え、いつものオレに戻ってる。
だが、やっと少し教えてくれたんだ。オレもお前も、もう隠す必要はない。
オレと2人だけの時だけでもいい。奈月と桜奈、両方を愛することくらい造作もねーから、もう2人を隠さなくてもいい。
たまには奈月を休んで、寂しがり屋で、愛されたいと願っている桜奈も見せてくれ。
その願いを、想いを、渇愛を、オレがしっかり満たしてやる。」
囁くように紡がれた言葉と、再び額に落とされた温もり。
意識が遠のく中、ハッキリと感じ取れたそれに、わたしは静かに笑うのだった。
沢田 奈月
一時的な呪解により大人化したリボーンに振り回されまくったボンゴレ10代目。
いろいろと熱烈なスキンシップや発言により、かなり照れたり固まったりしたが、リボーンが無理矢理体を暴くような人間ではないことも理解していたため、トラウマ症状は出ず、言い争いを行う程度に収まっていた。
リボーンが自身の秘密を打ち明けてくれたため、今まで隠してきた自身の過去の一部を打ち明け、“わたし”と名乗るもう1人の自分の名を明かした。
桜奈
奈月として生まれ落ちた元OLであり、奈月の本音であり、同じ器の持ち主である奈月の姉のような存在。
奈月の中に、確かな人格、精神体として宿っており、奈月の任意で表に出ることが可能で、この時の性格は、普段の奈月以上に大人びたものへと変わり、口調も柔らかくなる。
付き纏いストーカーに強姦未遂、その際に殴打されたり、首を絞められて殺されかけたことがあり、魂に刻まれるレベルのトラウマを持ち合わせている。
自身の苗字はまだ思い出せていない……思い出したくない……。
リボーン
一時的な呪解により、大人化していたところを、奈月に見られ、流れで呪いの話を打ち明けたヒットマン。
無論、これは自身の秘密を明かすことにより、奈月自身も秘密を明かしやすくするためで、狙いはうまくいった……のだが、思っていた以上にハードな過去をお出しされてしまい、かなりショックを受けた。
しかし、その後、奈月に宿るもう1人の存在、桜奈の名を明かされ、少しだけ落ち着きを取り戻した。
頑張り屋な奈月と、寂しがり屋の桜奈……その両方を守り、愛し、満たすことくらい造作もないと考えており、その渇望により手を伸ばされたのであれば、誰よりもその手を繋ぎ止め、抱き締めてやると断言する。
物語に関係ない好奇心からのネタ質問です。主人公に好意的な感情を向ける男キャラは、これから先も増えるのですが、主人公のファーストキスは誰が一番奪いそうだと思いますか?
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リボーン
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大人リボーン
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獄寺隼人(事故チュー)
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山本武(事故チュー)
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雲雀恭弥
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六道骸
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ディーノ(事故チュー)
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ディーノ(意図してキス)
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XANXUS
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ベルフェゴール
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白蘭
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古里炎真(事故チュー)
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させないよ?(女性陣の壁)