最強の愛され系ボンゴレ♀は、今を全力で楽しみたい   作:時長凜祢@二次創作主力垢

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 自身の休息と、本当の望みを見つけるために、脱獄した少年達と過ごすことになった桜の花。
 偽装だらけの日々ではあるが、ゆっくりと考える時間を得た彼女の生活は、下宿屋の朝から始まるのだった。
 Natuki side.


 ……某テニス漫画のリズムゲームのイベで延々とバレキスを叩いてるんですが、そのせいでバレンタインが近づくたびにチョコ大好きなナッポーがいい声でバレキスを歌って謎アピする図が浮かんで笑ってますw




桜達の起床

 ─────……あ、奈月の部屋なのですが、僕と同室にしておきますね。

 

 ─────……は?

 

 ─────……下宿屋の経営者の方からは自由に部屋割りをしていいと許可はいただいていたので。

 

 ─────……いや、うん。許可をもらってるからって男女を同室にするんじゃない。

 

 ─────……別にいいじゃないですか。だってあなた、いつもアルコバレーノやランボ君と寝てるじゃないですか。

 

 ─────……年齢を考えてもらえないかな!?15歳と今年14歳の男女が同室っておかしいでしょうが!?

 

 ─────……おや。では今年21歳と今年14歳の男女でのベッドインは構わないのですか?

 

 ─────……は?……ってなんでそれを知ってるの!?

 

 ─────……記憶は見ることができますからね。憑依すればいくらでも。

 

 ─────……んな!?で、でもあれはいわば兄妹みたいな……

 

 ─────……兄が妹に恋愛感情って抱くわけないですよね?あなたが彼に告白されていることは知ってるのですが?

 

 ─────……ちょ!?何言って……っ

 

 ─────……奈月。これ、多分諦めた方がいいびょん。

 

 ─────……犬に同意。諦めた方がいい。

 

 ─────……ええ……?

 

 

 ……なんてやり取りがあった夜の翌日。

 あれを言えばこれを言うの応酬の結果、自室は骸が使ってる部屋のすぐ隣にある空き部屋になり、寝室は骸と同じとか言うおかしな状況で折れるしかなくなったわたしは、カーテンの隙間から入り込む陽の光により目を覚ます。

 視界に映り込むのは見慣れない景色……もとい、昨日連れてこられた下宿屋の景色。

 父さんやディーノさんから電話が入ってきたり、一応は存在しているGPS機能が作動しないようにと携帯電話の電源は切っているため、時間を確認するには、壁にかかってる時計か、側にある目覚まし時計しかない。

 

「……時間帯は……6時か。目覚まし時計がなくても、いつも通りに起きれるもんなんだね。」

 

 骸達はいつも7時くらいに起きていると言っていたが、わたしの場合、その時間帯まで寝ていたら逆に疲れてしまうため、6時に起きるのが常だ。

 

「ん?」

 

 とりあえず起きようと体を動かすが、全然起き上がることができない。

 もしやと思い、布団を捲ってみれば、程よく筋肉がついている長い腕。まぁ、言わずもがな骸の腕である。

 やれやれとため息を吐き、そっと骸の腕の中から抜け出したわたしは、自身の幻術を利用して、本来の姿とは別の容姿をした女の子の姿を取る。

 昨日、寝る前に骸から教えてもらったのは、鮮やかな青紫色……ウィスタリアカラーの長い髪に、骸と同じ青の瞳、それと、黒縁の伊達メガネをかけている女の子の容姿……それが、望月咲良としてのわたしの容姿だと教えられた。

 一応、幻術でも見せてもらったから、その通りの容姿を作り上げる。

 

 なんでも、どこから情報が漏れるかはわからないから、わたしが骸に憑依されて眠っていた間、その容姿で行動を取っていたから、こっち側で本来のわたしの容姿を知っているのは、骸と犬と千種の3人だけとのことだ。

 だから、この下宿屋の経営者である初老の女性も、咲良としてのわたしの容姿しか見ていないから、奈月としての容姿でいるのはマズイのだと言っていた。

 

「幻術が使えてよかった……」

 

 今はまだ、ウィッグもカラコンも伊達メガネもない。今日買いに行くとの話だ。

 そのため、自身の容姿を変えるには、今は幻術を使わなくてはならない。

 でも、幻術を使っていた骸は今眠っているため、わたしがなんとかしなくてはならなかった。

 ……これ、わたしが術士じゃなかったら、割と詰んでたのでは………?まぁ、いいか。

 今はとりあえず朝食を作ろう。

 

「って……食材が全くと言っていい程にないじゃん。」

 

 そう意気込んで台所に足を運び、冷蔵庫の中を覗いてみると、飲み物以外が全くと言っていい程になかった。

 調味料はあるし、日付も十分すぎる程にあるけど食材がない。

 いったいこれまで何を食べてきたんだと、思わず表情を引き攣らせたわたしは、辺りを見渡す。

 それによりゴミ箱の中がコンビニ弁当のトレーや、カップ麺のカップが大量に入っていることがわかった。

 どうやら骸達は、これらを食べて生活していたらしい……。なんともまぁ、金銭がかかる生活だ……。

 

「あら、おはよう。」

 

「!あ、おはようございます。確か……この下宿屋の経営者であるスミレさん……でしたよね。」

 

 どうしたものかと考えていると、背後から女性に話しかけられた。振り向いて見れば、そこには初老の女性が1人立っている。

 一瞬だけびっくりして固まってしまったが、すぐにこの人が、昨日骸が教えてくれた下宿屋の経営者であることに気づき、挨拶を返せば、彼女は穏やかな笑みを浮かべた。

 

「あなたが蓮君のご親戚の咲良ちゃんね。体が弱いから、昨日まで病院でお世話になっていたと聞いていたけど、もう大丈夫なの?」

 

「ええ。大丈夫ですよ。まぁ、蓮からは学校以外への外出は控えた方がいいと言われましたけど。」

 

「そうだったのね。」

 

 スミレさんの言葉に、いつの間にそんな設定を作っていたんだ骸……と少しだけ呆れながらも、なんとかその設定に添いながら言葉を交わす。

 この人、普段は下宿屋の近くにある一軒家で暮らしてるって話だけど、いつもこの時間帯に一度様子を見にきている……のかな?

 なんにせよちょうどいいタイミングで来てくれた。少しだけ利用させてもらうとしよう。

 

「あの、スミレさん。少しお願いがあるんですけど。」

 

「お願い?私にできることならいいのだけど……」

 

 ………この人、すぐにお願いを聞いてくれる姿勢になったんだけど。

 ええ……?こんなにあっさり聞いてくれる姿勢になっちゃうの?

 いや、まぁ、助かるんだけどさ……。

 

「どうも蓮達……いつも食事はコンビニのお弁当か、カップ麺で済ませていたみたいで……。

 わたしは料理が作れるので、退院した以上、蓮達にはちゃんとした食事を摂ってもらいたいんです。

 わたしもわたしで、しっかりとバランスの取れた食事を食べたくて、さっき、起床してここにきたんですけど、調味料はあるのに、食材が全くなくて……。

 お金は支払うので、少しだけ食材を分けてくれませんか?それと、可能であれば早くから開いている食材が買えるお店なども教えていただきたいのですが……。」

 

「まぁ……そうだったのね?お金はいらないから、少しだけ待っててくださいな。実は、ご近所さんから頂いたお野菜がたくさんあるの。

 息子からもたくさんのお米をもらうことがあってね。でも、私1人じゃ食べきれないから、いつも残っちゃうのよ。」

 

「え?しょ、食材を無償で頂くなんて申し訳なくてできません!ちゃんと代金はお支払いしますから……!!」

 

「いいのよ。さっきも言ったように、沢山もらってるから余ってるの。私の夫がいる時は食べ切ることができたのだけど、今は夫は大きい病院で入院しているから1人でね。

 貰い物ではあるけど、残しちゃうくらいなら、もっと沢山食べてくれる子達が食べてくれると助かるのよ。」

 

 “だから、もらってちょうだい”と笑顔を見せてくるスミレさんに、わたしは思わず無言になる。

 でも、ここまで言ってくれるならと……少しだけ甘えさせてもらうことにした。

 

「……ありがとうございます、スミレさん。とても助かります。」

 

「いいのよ。私の方こそ助かるからね。」

 

 優しい笑顔でそう言ってくるスミレさんに、わたしも小さく笑い返す。

 食材問題はなんとか解決しそうだ。とはいえ、ご老体に重たいものを運ばせるわけにもいかないな。

 ……病弱設定すらなければ、わたしも手伝えるんだけど、仕方ない。

 

「少しだけ待っててください。」

 

 ここはとりあえず、骸達を叩き起こして力仕事を手伝わせよう。

 あとで二度寝していいから起きろって。

 

 

 *:・゚*.+ ❀ *:・゚*.+ *:・゚*.+ ❀ *:・゚*.+ *:・゚*.+ ❀

 

 

 ……あれから、わたしは骸達を容赦なく叩き起こし、スミレさんの手伝いをさせた。

 まぁ、犬は文句を言うし、千種はめんどくさがるしと大変だったけど、最終手段として骸にスミレさんを手伝ってってお願いして、動かしたあと、自分達のリーダーにだけ働かせる気か?と問いかけることで2人も動かせたから良し。

 

 で、それから少しした頃。

 食材をしっかりと確保したわたしは、台所に立って朝食を作っていた。

 食材を分けてくれたスミレさんは、すでにご自宅の方へと帰宅している。

 一緒に食べないかって聞いたんだけど、自分はもう作ってあるからって帰っちゃったんだよね。

 まぁ、すでに作ってるのに別の場所で食べるのはあれだろうから、仕方ないか。

 

「めっっっっちゃいい匂いがするびょん……」

 

「……お腹空いて二度寝できないんだけど。」

 

 そんなことを思いながら始めた朝食の支度だが、犬と千種が台所にある椅子に陣取ってこっちをガン見してくると言う珍事が起こってしまった。

 朝っぱらから動いた上、こっちが作る料理の匂いのせいで頭が覚醒してしまったらしい。

 ついでにお腹も鳴かせている。さっきから度々両方のお腹の虫が鳴いており、笑いそうになって困ったものだ。

 ただ、それ以上に困っていることが今のわたしにはあった。

 

「前、精神世界であなたが作ったお菓子を沢山食べさせていただきましたが、料理も得意だったのですね。」

 

「ちょっと、料理中に背後から抱きついてくるのやめてよ。危ないでしょ。」

 

「あまりにも美味しそうな匂いがするもので、何を作っているのかと思いまして。」

 

「だからって抱きついてくる必要性はないでしょうに。」

 

「別にいいじゃないですか。」

 

「よくない。」

 

 それは、背後からこっちに抱きついて、こっちの手元を覗き込んでくるひっつき虫と化した骸である。

 わたしが包丁とか火を使っているにも関わらず、彼はわたしの腰辺りを背後からホールドしてきているのだ。

 少女漫画とか、ティーンズラブ系統の漫画とか、乙女ゲームなんかで見たことがある構図に、ドキドキしてしまう人はかなりいそうだけど、されている側からしたら危ないわ鬱陶しいわの二乗である。

 なんで抱きついてきたんだこの子。

 

「……別に、料理は得意って言える程のものじゃない。奈月として生まれ落ちる前、家事をする機会が多かったから人並みにできるってだけで、お菓子作り程上手くはないよ。」

 

「そうでしょうか?料理ができない僕からすると、十分すごいと思いますが。

 こうやってくっつかれても、かなりの速さで作業されてますし。」

 

「骸が離れてくれたらもっと早くできるんだけど?」

 

「イヤです。離れません。」

 

「普通は離れるところなんだけど?全く……」

 

 犬と千種の方がお行儀いいのってどうなの?と一瞬だけ考えてしまったが、それは口にせず、わたしは朝食作りを済ませていく。

 ……まさか、お魚までわけてもらえるとは思わなかったな。流石に申し訳ないからなんとか粘って代金は支払わせてもらったけど、あのおばあちゃんは相当なお人好しだ。

 ……まぁ、昔のわたしも、あんな感じだったような気もするけど。

 

 そんなことを思いながら、わたしはできた味噌汁の味見をする。

 んー……昔から作ってるわたしの味はなんとかできてるけど、骸達の口に合うかな。

 

「骸。ちょっとこれ飲んでみて。」

 

「はい?えっと……味見ってことですか?」

 

「うん。わたしは別にこれでいいんだけど、骸達はどんなかなって。」

 

「なるほど……。では失礼して。」

 

 とりあえずくっついてる骸に、味見用に出していた小さな皿へと少しだけ注いだ味噌汁の味見をするように伝える。

 わたしの話を聞いた骸は、すぐにわたしから小皿を受け取り、注がれた味噌汁を口にした。

 

「!すごく美味しいです!こんなに美味しいスープは初めて飲みました!」

 

「え?いや、大袈裟……」

 

「大袈裟じゃありませんよ。本当に初めて飲みました。」

 

「……おっふ……本気でそう思っていらっしゃる………。」

 

 骸との間にある繋がりを通し、本気で初めて口にした美味しい物であると言う感情を感じ取り、マジかと思わず引いてしまう。

 え?このどこにでもあるような味噌汁がそのレベルになるってどれだけ幼少期は恵まれてなかったの……?

 

「この程度で初めてって……随分と幼少期は荒んだ生活だったんだね。」

 

「荒んだ生活どころじゃないびょん。」

 

「ただの地獄だよ。オレ達の幼少期なんて。」

 

「言えてますね。巡り合わせがあまりにも悪過ぎて、最悪な幼少期しか過ごせていません。」

 

「はは……なんと言うか……相当だね。そこまで言うレベルの幼少期とか……。」

 

 吐き捨てるように紡がれた幼少期の感想に、わたしは苦笑いをこぼしてしまう。

 ……地獄と称してしまう程に悲惨な過去だとすると、思い出させるのも話させるのもかなり酷なことになるだろう。

 でも、彼らと向き合うためには必要なことだろうし、骸の行動原理の話でもあるだろうから、いつか教えてもらえたらいいな。

 

「んー……これ以上味を調節したらおかしなことになりそうだし、今日はとりあえずこれでいいかな。」

 

 そんな事を思いながら、わたしは朝食の準備を済ませる。

 今日、作ったのは豆腐とわかめの味噌汁に、鮭の塩焼きと卵焼き、大豆とひじきの煮物にほうれん草のおひたし、そこに分けてもらったお漬物を添え、白米と一緒に食べる定番の和食メニューだ。

 短時間でできるものがこれくらいしかないので、今日は仕方ない。まぁ、食材はしっかりもらったし、スミレさんが食材を調達する店の中でおすすめの場所とかも教えてもらえたから、明日からは骸達が寝てる間に朝食も弁当も用意できるし、1日くらいこれでいっか。

 

「朝食よそうからお皿の準備して。お茶碗とお椀、平皿と小皿ね。」

 

「わかったびょん!」

 

「わかった。」

 

「わかりました。」

 

 そう思いながら、骸達にお手伝い要求をすると、予想に反して素直に準備を手伝ってくれた。

 てっきりめんどくさがるかと思ったけど、そんなに早く食べたいのか。まぁ、おかげで準備も早く終わるし助かるけど。

 

 ……時折どの皿がいいのか聞いてくる3人に、作った朝食にあった器を指示して行き、四分けにする。

 あとは、テーブルの上にそれぞれ並べて……よし、完成。

 

「はい。準備完了っと。」

 

「うまそー!!」

 

「犬、よだれ出てる。」

 

「千種もお腹鳴ってますよ。」

 

「……どんだけ食に飢えてるのみんな。まぁ、いいや。今日は食材が少なかったのと、時間が短かった分、お代わり用が作れてないから足らずは登校時にパンとか買って食べてね。

 帰り際にスーパー寄って帰るから、その時に必要な食材は一気に買って、明日からはわたしが食事を全部担当する。

 お弁当とかも作っとくから、それなりに買うつもりだけど……まぁ、お金はこっちが持ってる口座から引き下ろせばいいし、問題ないか。」

 

「へ!?弁当!?」

 

「いいの?」

 

「かなり大変では?」

 

 これからの食事担当は自分が引き受けると告げると、3人は驚いたようにこっちを見てくる。

 どうやら手間がかかると思ったらしい。別にわたしは手間だとは思っていないから、気にしなくてもいいんだけど。

 

「元社会人を舐めないでもらえる?朝食もお弁当も食器洗いも化粧もしっかり済ませて会社に行ってたんだから、それくらい問題ないよ。

 特に、今のわたしは学生だから化粧が必要ない分時間に余裕があるし、食べ盛りでも十分お腹いっぱいになれるお弁当くらい作れるよ。

 だから、コンビニ弁当とかカップ麺は、食べるなとまでは言わないけど、控えなよ。

 お金がただただ出ていくだけだからね。コンビニ弁当とかお惣菜って、それで完結する分、お金がかかるでしょ?」

 

「確かに……」

 

「まぁ……値は張りますね。」

 

「お菓子とかあんま買えなくなるびょん。」

 

 惣菜やコンビニのお弁当ばかりだと値が張るだろうと言う問いかけに、3人はすぐに頷いた。

 そうだろうとわたしは呆れる。自給自足は本当に大事。いくら光熱費はスミレさん達が持ってくれるから余裕があるとは言え、脱獄した3人が大量にお金を持ち合わせているかと聞かれたら、微妙なところだとしか言えないだろう。

 まぁ、昨日聞かされた骸の性格からして、あまり表立って言えないようなお金の稼ぎ方くらいしてそうだけど。

 

「だから、こっちにいる間はわたしが食事を担当する。この中でキッチンに立ったことあるの、どう考えてもわたしだけだし。」

 

 こっちにいる間は自分が食事を作ると決め、自身の席……まぁ、強制的に骸の隣にさせられたけど、そこに座って、「いただきます」と一言口にして、自分が作った朝食を口にする。

 ……こっちに来てからは年齢のこともあり、基本的に料理は母さんのしか食べてなかったけど、一から作った朝食の味は変わらずか。

 そこ辺もきっちり継承されていたようで安心した。味覚もあまり変わらないみたいだし、良かった良かった。

 

「うっま!!」

 

「………」

 

「これから毎日、この奈月の料理が食べられるんですね。これ以上ない幸せです。」

 

 がっつくように、だけどちゃんと味わっている様子の犬に、無言でひたすら箸を進める千種、ものすごく幸せオーラ全開で箸を進める骸……三者三様の反応を見せる脱獄者達に、何度か瞬きを繰り返す。

 こんなに喜んで食べてもらえるとは思いもよらなかったな。まぁ、でも、3人の栄養が偏ったり、インスタント系を食べ過ぎて味覚がバカになられたりするよりかはマシか。

 

「あ、帰り際にスーパー寄るくらいは別に構わないよね?」

 

「ん?ええ。それくらいは構いませんよ。むしろ奈月が同行してくださらないと、何を買っていいのかわかりませんし、食材関係の買い出しはみんなで行きましょう。」

 

「ん、わかった。」

 

 これからの買い出しはどのようにするのか話し合いながら、ゆっくりとした朝食を続ける。

 ……あ、スーパー行ったらお菓子作りの材料も買お。スナック菓子もいいけど、やっぱりわたしはタルトが食べたい。

 

 

 




 沢田 奈月(桜奈)
 骸に振り回されながらもすでに順応している転生者。
 コンビニ弁当だったり、カップ麺だったりと、まともな食事を取ってる様子がない3人に呆れ、自身が食事の担当を引き受けることにした。
 咲良として生活するにあたり、ウィスタリア ⬛︎のストレートロングの髪に青の瞳 ⬛︎をした黒縁メガネの少女の容姿をしている。

 六道 骸
 朝っぱらから桜奈に叩き起こされたが、料理するから下宿屋の経営者宅から食材をもらってきてと言われ、すぐに行動を取った脱獄者。
 味見するようにと渡された味噌汁を口にして、あまりの美味しさにびっくりしながらも、初めて口にしたとすごくキラキラしていた。
 自分の側に桜奈がいると言う現状に上機嫌。ひっつき虫と化した。

 城島 犬
 朝っぱらから奈月に叩き起こされてめちゃくちゃ文句を言っていたが、自分達のリーダーである骸があっさりと奈月のお願いを聞いた上、リーダーはやるのに君はやらないの?と言われ渋々手伝った脱獄者。
 しかし、その後奈月が作った朝食の匂いに釣られてずっと台所にいたし、皿を用意するように言われ、すぐに準備を手伝った。
 弁当も作ってくれんの!?ひゃっほー!!

 柿本 千種
 朝っぱらから奈月に叩き起こされた上、ものを運ぶのを手伝ってと言われめんどいと返したが、骸が奈月のお願いを聞いて手伝いを始めたのを見た上、リーダーは手伝ってくれるのに?と言われ、仕方なく手伝った。
 奈月が作った食事を口にした瞬間、めちゃくちゃ美味しかったので無言で食べ始めた。


物語に関係ない好奇心からのネタ質問です。主人公に好意的な感情を向ける男キャラは、これから先も増えるのですが、主人公のファーストキスは誰が一番奪いそうだと思いますか?

  • リボーン
  • 大人リボーン
  • 獄寺隼人(事故チュー)
  • 山本武(事故チュー)
  • 雲雀恭弥
  • 六道骸
  • ディーノ(事故チュー)
  • ディーノ(意図してキス)
  • XANXUS
  • ベルフェゴール
  • 白蘭
  • 古里炎真(事故チュー)
  • させないよ?(女性陣の壁)
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