最強の愛され系ボンゴレ♀は、今を全力で楽しみたい 作:時長凜祢@二次創作主力垢
警戒しながらも、今は会得できる情報を一つでも多く得ようとしている家光達は、彼の話を聞くことにした。
ただ1人、リボーンだけは、現れた男に対して一つの違和感を覚えていた。
REBORN side.
「……急に現れた奴が、なんでオレの娘の居場所を知ってんだ?」
「キミらにとっては確かに急に現れた人間だろうけどね。オレは全部知ってるんだよ。
まぁ、警戒するのも無理はない。それがこっちの世界の常識だ。だから、無理に信じろとは言わないさ。
だが、沢田奈月と本当の六道骸がいる場所を知っているのは事実だ。さっき言っただろう?オレは観測する者だってね。」
「観測する者なんて言葉、聞いたことねーよ。しかも、なんかおしゃぶり持ってるし。何なんだよお前……」
「観測し、時に大空に手を貸す者……それ以外言える言葉はないよ。だが、まぁ、知らないのも当然だとだけ言っておこう。
なんせオレは、こうやって姿を見せるにはいくつかの条件を満たさなきゃならなくてね。
今回のこの世界は、その条件をしっかりと満たしている世界だから、姿を現すことができたんだ。
そうだね……とりあえず、オレは沢田奈月の味方であることだけは伝えておくよ。」
家光やディーノ、集まっているキャバッローネファミリーなど、複数の人間に警戒心を向けられてもなお、動揺することも怯むこともすることなく、言葉を紡ぐ乱入者、メテオライト。
CEDEFのボスと、キャバッローネの10代目ボスの警戒心と殺気を浴びても平然としているそいつは、只者じゃねーと思った。
だが、それ以上にオレは、一つの違和感を覚えていた。
─────……なんなんだ、こいつ?初めて会ったはずだってのに、何故か初対面って感じがしねーな………。
それは、初対面であるはずだと言うのに、初めて会った感覚がないと言うものだった。
おしゃぶりを持ってると言うことは、アルコバレーノの1人……と言えるのだろう。
だが、集まっていたオレ達の中に、こいつは存在しなかった。だからこそ余計に混乱した。
「……一応、お前もアルコバレーノなのか?」
とりあえず、何かしらの情報は得ておきたい……そう思い、オレはメテオライトに声をかける。
するとメテオライトはオレの方へと目を向けては、小さく頷く。
「一応はね。だが、キミらとは違って変な特異性が組み込まれているため、赤ん坊の姿にもなってないし、キミらのおしゃぶりにオレのこれは反応しないんだ。
さっき言っただろう?オレは条件が満たされなくては姿を現すことができないってね。
その条件は月が世界に満ちること。通常のアルコバレーノとは違い、現れる時と現れない時が存在していると言うわけだ。
あとは、二面性を持ち合わせているボス候補がこの世界に生まれ落ちること……これらの条件が満たされた時、オレは姿を現すことができるってことさ。
キミは心当たりがあるんじゃないかい?二面性を持ち合わせているボス候補にさ……。」
「……ああ。よく知ってるぞ。誰よりも頑張り屋で明るく振る舞うが、本当は誰かに甘えたくて仕方ない、寂しがり屋な女をな。」
オレの言葉を聞いて、メテオライトは穏やかな笑みを浮かべる。
その笑みはどこか、神谷幸弥の姿を連想させるものだった。
「お前はいったい………」
「キミ達が探している沢田奈月は、現在海が見えるある屋敷にて、六道骸達と過ごしている。
その屋敷はオレの知り合いの別荘地のようなものでね。どうやら、奈月ちゃんは、自身が目指すべきものはなんなのか考えるために、六道骸と行動を取ってるみたいだ。
自分の立場は理解している……が、本当に自分はその道を歩いていいのか……考えている途中らしいね。」
“何者なんだ?”と言うオレの問いかけを遮るように、メテオライトは六道骸と桜奈の居場所を開示する。
その遮り方は、まるで詮索するなと言われたようで、オレは思わず黙り込んでしまった。
……月が世界に満ちること、および、二面性を持ち合わせているボス候補がこの世界に生まれ落ちること……これらの条件が満たされなくては、メテオライトは現れない……。
一見、自分はどんな存在であるのかをただ説明しただけの言葉に聞こえるが、オレはわずかな引っ掛かりを覚えた。
この言葉が、神谷幸弥とメテオライトを紐解くものなのではと言う疑問が脳裏を過ぎる。
だが、メテオライトはこの問いかけに答えるつもりはないのか、それとも答えだから何も言わないのか……。
「彼女を連れ戻すのも、彼を捕えるのもキミ達の勝手だが、向かうのであれば、まずは彼らの意見もちゃんと聞いてみる方がいいと思うぜ?
なんせ、あの子らはすでに強い繋がりを得ているし、心を許し合い、側にいること、置くことをある程度望みつつあるからね。
あと、奈月ちゃんのことを想うのであれば、奈月ちゃんがちゃんと甘えられて、なおかつゆっくりと休める環境を用意する必要がある。
六道骸はそれを用意することができる数少ない人間だ。まぁ、やってることはあれだけどね。
ただ、オレとしては、六道骸と奈月ちゃんの2人は側にいられる環境を用意した方がいいと思ってるよ。
なぜなら、六道骸は奈月ちゃんの全てを理解することができ、寄り添うことができる存在だからね。
キミらがそれになれるのであれば話は別だが……まぁ、行動は慎重に取ることだ。
どれだけあの子が大切であっても、良かれと思っていたことが逆に自我を殺す原因となり、精神が追い詰められて崩壊することだって世の中には存在するんだから。」
“せいぜい利口な選択をすることだ”と告げ、メテオライトはマジックをするマジシャンのように、一枚のカードを手元に出現させてオレに手渡してきた。
それを素直に受け取り、記されている文字を見てみると、そこにはどこかの住所が記されていた。
「奈月ちゃん達は今そこにいる。屋敷の持ち主には話を通してあるから、住所をキミに預けておくよ、黄色のアルコバレーノ・リボーン。」
「……何者なんだ、お前は。」
「さぁ、何者だろうね?だが、まぁ、全てを知っていることだけは言えるよ。過去も未来も現在ですらも、オレの観測範囲内だからね。
1番のヒント……は、教えたら面白くないか。せいぜい自分で答えを見つけるといい。
それができたら、何かしらキミにご褒美でもあげようか。こう見えて、様々な知識や能力がオレにはあるからね。
だが、その答えを探すより、まずはキミが奈月ちゃんにしっかりと歩み寄ることをおすすめするよ。
あの子は周りに自身を悟らせないように、気丈に振る舞うことを得意としているからね。
それを崩し、本来の彼女に本当の意味で戻せるようになることが、今のキミに課せられた課題だ。」
「…………。」
不敵に笑いながら、自身についての大きなヒントは与えないと口にするメテオライトに、オレは無言で目を向ける。
─────……オレに課せられた課題は、本当の意味で奈月を桜奈という女に戻せるようになること……か。
その言葉にオレは何も言えなかった。
奈月に宿る桜奈のことを聞き出せた……そこまでは良かったが、本当の意味でオレは、桜奈に歩み寄ることはできていなかった。
少しでも自身を明かせるように、その全てを受け止めてやると言う気概を見せ、少しでも話しやすい環境を用意することができていれば、こんなに歯痒い思いはしなくて済んだかもしれないのに。
ボルサリーノを深く被り、オレは桜奈の手紙を思い返す。
お前のやりたいことはなんだ?お前が望んでいたものはなんだ?そう言ったものがあるのであれば、次々と言って構わない。オレができる範囲で叶えることができるものは全て叶えてやると告げることができていれば、あんな思いをさせることもなかった。
─────……バカなことをしたもんだ。桜奈のことをわかったようなフリをして、結局何もわかってなかったじゃねーか……。
本当のやりたいことを聞く姿勢を見せていなかった自身に苛立ちを覚え、思わず強く歯を食いしばる。
能力の高さの評価……それに伴った言動……褒めていたつもりが、逆にそれは、桜奈を追い詰める原因になっていたのだと痛感する。
六道骸と過ごせる場は用意した方がいいと言う言葉には、きっと、六道骸はナツを本当の意味で桜奈に戻すことができていると言う意味が含まれているのだろう。
……そんな話を聞かされて、六道骸を捕えることは勝手だと言われても、できるわけがねーじゃねーか……。
「さて、奈月ちゃんに関しての話はここまでだ。あとはキミらの行動次第。選ぶ道は慎重にね。
……次の話だが、キミに関して話そうか、ランチア。」
「!?」
そんなことを思っていると、メテオライトは偽の六道骸として動いていた男に声をかける。
男……ランチアと呼ばれた目の前の青年は、驚いたような表情をしてメテオライトに目を向けていた。
「……なぜ、その名を………」
「キミの本来の名前を知ってる理由はさっきから話してるじゃないか。オレは全てを知っている。過去も、未来も、現在すらもね。だから知ってるのさ。キミのこともね。」
どうやら、ランチアと言う名前は、こいつの本来の名前だったようだ。
全てを知っていると言うのは偽りではない証拠だが、それならばなぜ、メテオライトはそれを把握している?
メテオライトが持ち合わせているおしゃぶりが原因なのか、それともメテオライトがその能力を持ち合わせている存在だから、おしゃぶりの管理を任されたのか……。
どちらにせよ、目の前のもう1人のアルコバレーノの謎は深まるばかりだった。
「キミに関して話したいと言ったのには理由がある。確かにやってきた事は大罪だが、キミの暴走は操られていた結果、発生してしまった事象とも言えるものだ。
もし、キミが望むのであれば、番人どもにはオレから話をつけてあげるよ。
彼らとオレは協定関係にあってね。ちゃんとした理由があるのであれば、彼らの捕縛から逃すことができる。
まぁ、その代わりオレは、彼らがやろうとしていることに協力しなくてはならないんだが、その協力に対する前払いと言うことで承諾してるんだよ。」
変わりなく言葉を紡ぎ、ランチアに声をかけるメテオライト。
メテオライトが口にした、番人と言う言葉に、オレ達はすぐに反応する。
間違いなく、メテオライトが口にした番人とは、マフィアの世界に存在している掟の万人……
そいつらに対して、協定を結ぶなど、随分てイカれたことをしているものだと、少し引いてしまった。
「……と、話が逸れたな。それで?キミはどうしたい、ランチア。奴らに無抵抗で拘束されることを選ぶのか、自分がやり残したことを全て済ませてから終わりを迎えるのか……。
今のキミには、この2種類の選択肢がある。まぁ、オレとしては、未練を全て無くした上で終わりを迎えることをおすすめするけどね。
そうした方が、終わりを迎えた時に未練なく眠れるだろうし、後悔することもなくゆっくりと休息を得て、どこかに生まれ落ちることもできる。」
“さぁ、キミはどの道を選ぶ?”……と、笑みを浮かべながら、メテオライトはランチアに選択肢を突きつけた。
メテオライトの問いかけを聞いたランチアは、一瞬だけ目を見開いたのち、その場で考え込むような様子を見せる。
そして、少しの希望に縋るように、メテオライトに静かに目を向けては、口を開いた。
「……せめてもの贖罪をこなしたい。多くを奪ったオレが、こんなことを望むなど、本来ならば、許されるべきことではないのだろうが、それでも、叶うのであれば……。」
ポツリポツリと自身の望みを口にしたランチアを見て、メテオライトは小さく笑みを浮かべる。
そして、一度指をその場で鳴らすと、この場に倒れていた脱獄者のうち、ランチア以外の4人が暗闇の中に引き摺り込まれるように姿を消し、入れ替わるようにして
「「「「「!!!!?」」」」」」
突然のことに、メテオライト以外が目を見開いて硬直する。
オレ自身も、まさかの自体に驚いてしまい、その場で警戒するように体を強張らせた。
「やぁ、
「……相変わらずだな、月の番人。我々の力は、お前の便利道具ではないのだが?」
「それは理解しているさ。だが、まぁ、そう咎めないでくれ。勝手に使ったことは謝るよ。
でも、肉体さえ持っていれば別に使っても構わないんだろう?キミらもオレも、夜に集う存在なんだからさ。」
「戯言はいい。要件はなんだ?」
「そこにいるランチア……脱獄者のうちの1人だが、オレの預かりにさせてもらえるかい?」
「理由はなんだ?」
「彼は被害者だから……だね。自ら望んでやったわけではなく、後ろから操り、狂騒に走らせていた元凶が存在している。
自覚がないままとは言え、命を奪ったことは許されざることではあるが、贖罪の時間くらいは与えないとね。」
「……お前の自由さと気まぐれさにはほとほと呆れてしまうな。」
「それは悪かったな。だが、これがオレの本質だからね。月は姿を出すことも、消えることもある。照らすこともあれば、照らさないこともある……って話さ。
で?そっち側の答えを聞かせてもらっても?できれば、少しくらい融通を利かせて欲しいんだが……」
「……勝手にしろ。」
「ありがとう。まぁ、安心してくれ。済ませるべきことを済ませたら、ちゃんとキミ達に引き渡すか、最期にその命を対価として摘み取らせてもらうから。」
目の前で繰り広げられている会話に耳を疑う。
まさか、あの
その上、
─────……メテオライト……。オレ達とは違う条件の下、アルコバレーノになった者……。
─────……いったいなんなんだ?こいつは。わかったことがあるのに、余計にわからなくなってきたぞ……。
水鏡に映る月のように掴めない男に、オレは困惑の色を強める。
月……がキーワードであることは理解できるが、詳細が全くわからない。
いったい、こいつを捉えるための答えはなんだ?オレにそれを見つけ出せるのか?
次々と湧いてくる疑問に、頭を抱えたくなる。疑問を紐解くための鍵が、全くと言っていいほどに見つからない。
「……約束は違えるな。」
「それはもちろん違えないさ。どこぞの王に従えられていた、無価値の名を持ち、生贄を与えるか、神に誓ってと言わさなくては真実を話さない大嘘つきの悪魔みたいに、嘘をついたりするような人間じゃないからね。
ちゃんと融通を利かせてもらった分の働きはするつもりだよ。これから先もよろしく頼むよ、復讐者達。」
そんなことを考えていると、
それを聞いたメテオライトは、特に怯むことなく笑顔を見せて、去っていく奴らに手を振っていた。
「……さて……彼らが本格的に動く前にやらなきゃならないことは山積みだな。
まずはアルコバレーノの呪いの解き方を完成させて、それを施した上でおしゃぶりに火を灯し、それを維持する方法を探して……そのあと鉄帽子を引き摺り出すか。
とは言え、呪いはなかなか厄介だし、それを解除した上、本来の年齢に合った姿へと戻すとなると、もう少し時間はかかるか……。
まぁ、答えがわかるとは言え、それを全てオレだけでこなすことはできないしな……。
やっぱり、奈月ちゃんの力も必要になるか……。とは言え、奈月ちゃんののぞみは尊重したいからな……。
奈月ちゃんがボスになりたくないと言ったら、代わりになりそうな大空の器を探し出して……。
……いや、あの子のことだ。誰かのためにと言う名目で、マフィアの世界に身を投じるだろうな。
彼女がボンゴレの血縁であると言う情報が、その本人にバレた時点で、ボスになると言う道はほぼ確定されてしまったようなものだし……」
生憎、かなり離れた距離にいることや、こっちから口元が確認できないせいで、何を言っているのかは把握できていないが、何かしら今後について考えている様子であることは理解できた。
「……オレは……見逃されたのか………?」
ポツリ……と、ランチアが自身の現状に混乱したように言葉を紡ぐ。
言われてみれば、確かにランチアは奴らに連れて行かれていない。奴らの考えや行動パターンからして、ランチアも本来ならば捕縛する対象になるはずなのに、連れて行かれることなくこの場に残っている。
「見逃された……と言うよりは、オレの預かりになったと言った方が正解かな。
オレは
いわゆる、執行猶予を与えられた掟破りの管理をしてるってことだよ。
オレは全てを把握できるため、一度監視下に置くと定めた人間はどこにいようとも監視することができる。
ついでに言うと、監視下に置いた存在が余計なことをしていたら、容赦なく命を刈り取ることもしている。
ただ、この執行猶予はかなり特殊でね。オレに隷属すると言うのであれば、命までは奪わない。
こちらの指示に従属するのであれば、そのまま使える人材として生かし続けることもできるんだ。
そこら辺はキミの判断や意思次第だが、まぁ、興味があれば言ってくれ。
オレは自分の手足となる存在を歓迎するぜ?ちなみに、ちゃんと福利厚生はつけておくから安心するといい。」
不敵な笑みを消すことなく、淡々とランチアが置かれた状況を説明するメテオライト。
そのことにランチアは一瞬驚いているようだったが、すぐにその表情は穏やかな笑へと変わった。
「……そうか。ありがとう。」
「礼を言われる程じゃないよ。オレはオレのやりたいことのために人材を集めているだけだからね。」
そう言って立ち上がったメテオライトは、ランチアに一枚のカードと一つの鍵、それと一台の携帯電話を手渡した。
カードには何やら住所のようなものが記されていたが、ランチアとの身長差もあり、確認することはできなかった。
「オレの話はこれまで。それじゃあ失礼するよ。ランチアはそこに向かってくれ。普段、オレはあちこち飛び回ってるから滅多に帰らないが、こっちの名義のちゃんとした家がある。
オレが不在の間、その家の管理を任せたぜ?ああ、そうそう……警察やマフィア連中にはオレからお前はすでにこっちの預かりになっているから手を出さないように伝えておくよ。
何かあれば携帯で連絡してくれ。なるべく早く対応しよう。」
“それじゃあ、オレはこれで”と言って軽い身のこなしで今いる場所から姿を消すメテオライト。
オレ達はそれを黙って見送ることしかできなかった。
「……何だったんだ、アイツ?」
「残念ながらオレもお手上げだ。だが、ナツの居場所はわかった。オレは、ナツのファミリーを連れて、ここに向かってみる。」
しばらくの間、静寂に満ちた世界にディーノの問いかけが紡がれた。
オレはその問いかけに対する答えを返しながら、桜奈の居場所がわかったことを告げた。
ディーノと家光、そして、キャバッローネファミリーの人間からわずかに驚いた気配を感じ取る。
「だったらオレも……!!」
「……家光とディーノは9代目のところに戻ってろ。」
「「!?」」
しかし、すぐに自分達も行くと言わんばかりの気配に変わったため、オレはすぐに来るなと返す。
オレが有無を言わさず来るなと言ったからか、家光とディーノは驚いたような反応を見せた。
「……ナツがどこにいるのかわかったことを、家光達は9代目に伝えてくれ。ナツの本音が聞きたいのも、早く迎えに行ってやりたいのもわかるが、嫌な予感がする。」
「嫌な予感……?」
「何だよ……それ……」
「……杞憂ならいいんだがな。」
それだけを言って、オレはさっさとこの場から立ち去る。
妙な胸騒ぎ……迎えに行った時に、オレが……オレ達が対峙するのは、何か大切なもののような気がして落ち着かない。
そんなことを思いながら、オレは急いで飛行機をチャーターする。早めに戻って、桜奈と向き合わねーとな……。
メテオライト
穏やかに笑う姿は神谷幸弥の面影を宿しているため、彼と関係があるのではとリボーンから疑われている。
リボーン
メテオライトから告げられた言葉により、自身が本当にやらなくてはならなかったことを改めて痛感して歯痒い思いをしたアルコバレーノ。
嫌な予感を胸に抱きながら、桜奈を迎えに行くために行動を取る。
沢田 家光&ディーノ
リボーンから9代目の元へ報告に戻れと言われた2人のボス。
自分達も大切な少女を迎えに行き、本当の気持ちを聞き出したかったが、リボーンから告げられた奈月に関する嫌な予感と言う言葉もあり、渋々9代目の元へ戻ることにした。
ランチア
メテオライトの起点により、
メテオライトの自身に従属するのであれば、ずっとその手足として動き、生きることもできると言われ、少しだけそのことを考えながら、彼の預かりに身を置く。