最強の愛され系ボンゴレ♀は、今を全力で楽しみたい   作:時長凜祢@二次創作主力垢

248 / 385
 青年剣士と貝の女王が互角の勝負を繰り広げる中、亜麻色の少年は側にきた虹の黄色にあるものを見せる。
 それは貝の玉座へと至るものがその指につける証の指輪。虹の黄色はそれを見て、此度の嵐の目を感じ取る。
 そんな中、貝の女王と争っていた剣士は、少年が手にする指輪に気づき……?

 No side.→side NATUKI.


新たな争いへの序章

「リボーン殿……!!」

 

 貝の女王と黒服の剣士が互角の勝負を繰り広げる中、亜麻色の髪の少年、門外顧問から送り込まれたバジルは側にいたリボーンへと声をかける。

 バジルの声を聞いたリボーンは、直ぐにバジルへと視線を向けたあと、彼の元へと近寄った。

 

「これを、おひいさまに渡すように親方様から申し付けられて……」

 

 近寄ってきたリボーンに、バジルは自身の懐に収めていた箱を取り出す。

 奈月に集中しているスクアーロの視界にそれが入り込まないように、自身の体を壁にして。

 

「これは……そうか……今回の騒ぎは、これが原因だったか。」

 

 バジルから見せられた箱は、リボーンの見覚えのあるものだった。

 ボンゴレファミリーを象徴するエンブレムが刻まれた箱……中に入っている欠けた指輪。

 それは、まごうことなきボンゴレの王の証だった。

 

「まさか、こんなに早い段階でこれを見ることになるとは思わなかったぞ。」

 

「ええ……。親方様も、本来ならば3年後……おひいさまが高校生になり、受験も視野に入れる頃に渡すはずだったものだと言っておりました。

 しかし、一つの歯車が変に噛み合ってしまった結果、今のおひいさまに託さなくてはならなくなったと……」

 

「だろうな。オレも、ナツが17、18になった時に渡すと9代目から聞いていた。

 妙な噛み合い方か……。壊れた歯車が動き出したのか、余計な歯車が重なっちまったのか……なんにせよ、ナツはともかく、ナツのファミリーとして選出予定の奴らにはかなり厳しい戦いになりそうだな。」

 

 バジルの話を聞き、リボーンは脳裏に6人の人間を思い浮かべる。

 一部を除き、ほとんどのがあまりにも未熟で、それでいて確かな原石と芽吹きを待つ種を持ち合わせている者達……沢田奈月と言う貝の女王の周りを固めるには十分過ぎる潜在能力を持ち合わせているファミリーの候補者達。

 未だ確かな芽吹きを見せていない彼らにとって、あまりにも厳しい手合いになりそうだと考えながら、リボーンは争う貝の女王と黒服の剣士へと視線を向ける。

 2人は今もなお互角の勝負を行っており、顔色一つ変えていない。

 

 ─────……桜奈のヤツ……いつのまにあそこまで体力をつけたんだ?

 

 ほとんど全力戦闘に等しいと言うのに、顔色を変えず、死ぬ気モードを維持したまま戦う奈月を見て、リボーンはそんな疑問を浮かべる。

 しかし、直ぐにその疑問は秘密の友人と言う言葉を紡ぐ彼女の姿に塗り潰され、いつから強くなっているのかは決して言わないだろうと考える。

 

 ……不意に、そんな彼の耳に大きな金属音が届く。慌てて視線を音の発生源へと向けてみれば、そこにはスクアーロの一撃に吹き飛ばされたのであろう奈月の姿があった。

 一瞬青ざめそうになるが、吹き飛ばされた奈月はその場で手にしていたイクスグローブから死ぬ気の炎を逆噴射することにより勢いを殺し、軽々と地面に着地する。

 

「死ぬ気モードでも度々吹っ飛ばされるな……。やっぱりパワーが全然違う。」

 

 あまりにも余裕の様子で相手との純粋な力の差を分析する奈月。だが、直ぐにスクアーロから放たれた【鮫衝撃】(アタッコ・ディ・スクアーロ)をまともに受けることなく力の流れと衝撃をいなし、スクアーロの股間めがけて足を振り上げた。

 

「どわ!?なんつーとこ狙いやがんだてめぇ!!」

 

「え?だってどれだけ力が強くても、男性って共通する弱点を常にぶら下げてるじゃないですか。

 女にはその痛みなんて理解できませんし、男性相手に大ダメージを狙うなら金的は戦略的に大正解でしょう?」

 

「そう言うのは変質者とか不審者にやれぇ!!」

 

「いや、側から見たらあなたも不審者ですからね?いくら強いとは言え、こうまで女を執拗に狙います?」

 

「これとそれは別モンだろうが!!」

 

「別物じゃないですよ。」

 

 焦りの表情を一つ見せることなく、再びスクアーロと刃を交える奈月。

 しかし、激しいぶつかり合いの中、スクアーロの視界にバジルが手にしているものが映り込み、それを見た彼は、三白眼を見開いた。

 

「それは……!?」

 

「!?」

 

「はい、よそ見厳禁。」

 

 視界に入れたものに関して言及しようとしたが、すかさず奈月がそれを邪魔するように、手にしていた大鎌を勢いよく振り抜く。

 一瞬だけ発生した硬直時間を狙うようにして放たれた斬撃をスクアーロは剣で防ぐが、大鎌の攻撃により顕になった奈月の手の甲に刻まれているエンブレムに気づき、自身と張り合ってくるマルチウェポン使いへと目を向ける。

 

「……なるほどなぁ………!!どうやら噂は本物だったらしい!!」

 

「噂?」

 

 不意に紡がれた言葉に奈月はわずかに反応する。

 しかし、その手は緩めたりはせず、弾かれてしまうような隙は見せることなく。

 

“ボンゴレの女王”(クイーン・オブ・ボンゴレ)。ボンゴレの10代目として名をあげられた女。

 持ち合わせている潜在能力は計り知れず、ドンナになるべくして生まれ落ち、その采配で一つの大襲撃を覆し、数多のファミリーを束ねた軍神の女王。

 9代目を上回る神の采配を持つだの、無傷で物事を解決するアテナの生まれ変わりだの、歴代ボンゴレのボスの中で最強のドンナだの、大男を一撃で沈めただの、複数の人間を一瞬にしてその場に跪かせただのと流れてくる噂はあまりにも馬鹿馬鹿しい話で信じちゃいなかったが、なるほど……そんな噂も立つわけだ!!」

 

「待って?私、今でもそっち界隈で“ボンゴレの女王”(クイーン・オブ・ボンゴレ)とか言われてんの?

 あの人達、どこまで私を女王として扱いたいんだよ……。しかもなんか尾鰭がついてるし。軍神とか新しい扱いを入れたやつ誰だ。」

 

 告げられた言葉に対して、呆れた表情を見せながらも、拮抗を崩すために奈月はトンファーを放つ動作を見せることなく振り上げる。

 長物の武器ばかりを使用していた人間が鈍器であるトンファーを使ってくるとは思わなかったスクアーロは一瞬だけ目を見開き、なんとかそれを回避する。

 それを見た奈月は勢いよく足を振り上げ、鳩尾へと靴底を叩き込んだ。

 

「がっ!!?」

 

 ただの蹴りと言うにはあまりにも重く、かなり強烈な一撃を叩き込まれたスクアーロは、一瞬だけ息を詰まらせる感覚に襲われながら、そのまま後方へと吹き飛ばされた。

 

「……あ、今の隙、十分金的狙えたじゃん。金的してから鳩尾蹴り飛ばせばよかった。再起不能にできたかもしれないのに。」

 

「う゛お゛ぉい!!聞こえてんぞてめぇ!!執拗に股間を狙ってくんじゃねぇ!!つか、てめ!!何仕込んでやがるそのブーツに!!とんでもねぇ痛みが入っただろぉがぁ!!」

 

「それ食らって平然としてるスクアーロさんは十分化け物だと思うんですけど。骨折るつもりで蹴ったのに。

 ちなみにブーツに組み込まれているのは軽量化されてるけど弾丸とか平然と防げる丈夫さがある鉄板です。

 でもこのブーツ、普通のブーツとなんら遜色のない軽さのブーツなので動きやすいですよ。ボンゴレの技術ってすごいですよね。」

 

「なんつーもん仕込んでんだ!!まさか足先にまで入ってるとか言わねぇだろぉなぁ!?」

 

「入ってますが。」

 

「アホか!?それで金的しようとしてたのか!?とんでもねぇ女だとは思っていたがそれをさらに上回んじゃねぇ!!」

 

「知りませんよ。文句ならブーツの贈り主である父に言ってください。」

 

「お前の父親正気かよ!!?」

 

 平然とスクアーロに金的は女からしたら男への有効打であることを口にする奈月。

 彼女の言葉を聞いていたスクアーロは顔を青くしながら怒鳴りつけ、スクアーロ以外の男性陣は顔を蒼白にしながら本能的に弱点を抑える防御姿勢をしてしまう。

 リボーンだけはそれをしてないが、冷や汗をかいてボルサリーノを深く被っていた。

 

「門外顧問の動きが怪しいっつーことからガキを追ってこっちに来たが……それを渡すためだったとはなぁ……!!」

 

 自身の調子をとことん崩してくる奈月に対して、スクアーロは一度深く息を吐くことにより冷静さを取り戻す。

 このまま奈月を相手にしていては埒があかない……そう判断したスクアーロは、バジルの方へと視線を向ける。

 すかさず奈月はスクアーロの視線を遮るようにして、槍を手にしたままバジルの前に躍り出た。

 

「てめぇ……!!まだ邪魔するのか!?」

 

「戦う術を持ってるなら、負傷者を守るのは当然でしょう?」

 

「今はてめぇよりそっちのが最優先だ!!邪魔すんなら本気でたたっ斬るぞ!!」

 

 静かな殺気と鋭い殺気がその場に流れ、空気が痺れを伴うように張り詰める。

 しかし、2人の間に流れている殺気は、新たな介入者により霧散することとなった。

 

「おいおい……サツキに連れてきてもらったかと思えば、ナツがやり合ってんのかよ……。しかも無傷ってどう言うことだ?」

 

「「!?」」

 

 聞こえてきた声に奈月とスクアーロは勢いよく同じ方角へと目を向ける。

 そこにいたのは、キャバッローネファミリーの10代目ボス……跳ね馬と名高いディーノの姿と、その部下達の姿があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            ❀

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 不意に聞こえてきた声により、わたしとスクアーロさんの意識はその声の持ち主へと向けられる。

 声の発生源に立っていたのはディーノさんで、鳥に姿を変えていた桜月がその肩に止まっていた。

 

「ディーノさん!」

 

「よ、ナツ。久しぶりだな。よくここまで耐えた。もう大丈夫だぜ。」

 

 合流したディーノさんの姿に安堵しながら、彼の名前を直ぐに呼べば、ディーノさんは口元に笑みを浮かべたあと、スクアーロさんの頬を伝う血へと視線を向け、スクアーロさんに向き直る。

 

「跳ね馬……!!」

 

「……オレ達が気にかけていた姫さんに随分とやり返されたみてーだな、S・スクアーロ。」

 

「てめぇ……!!10代目候補のこいつと知り合いだったのか……!!」

 

「ああ。さっきも言ったように、10代目として名を上げらた時点ですでに気にかけていた。

 これまでも何度か顔を合わせててな。よく一緒に行動を取ってんだよ。まぁ、ある種の護衛って奴だ。

 そこのおてんば姫は能力が高い分、1人で抱え込みやすいんでな。関係者から常々気にかけるように言われてる。

 1ヶ月くらい前には誘拐未遂に遭っていたこともあり、さらに護衛に力を入れろとの命令も受けていてな。

 ……つまりだ。これ以上そこの姫さん達に手を出すってんなら、オレが相手になるぜ?」

 

 鞭を片手にスクアーロさんに話しかけるディーノさんと、懐に入っているであろう拳銃に手をかけている彼の部下。

 スクアーロさんは少しだけめんどくさいと言わんばかりの表情を見せながら、わたしの方へと目を向けてきた。

 

「チッ!!てめぇ……こんなコネ持ってやがったのか……!!こっちに対峙していた理由は時間稼ぎだな……!!」

 

「ええ。ディーノさんがこっちにいることは知っていたので、少しだけ時間稼ぎをさせてもらいました。

 あなた1人に対して対処できる時間は、今の私には限られている。能力が高いことは認めていますが、勝てるとまでは思ってなかったので。

 明らかにプロとしての体作りをしており、能力も洗練されている男性と、能力は高くとも、未だ中途半端でなりきれていない中学生の子供……どちらが先に根を上げるかなど、考えるまでもないですよね?」

 

「…………。」

 

 自身の考えを告げるように言葉を紡げば、スクアーロさんは無言でわたしを見据えてくる。

 しかし、直ぐにスクアーロさんはディーノさんとわたしを見比べたあと、一つその場で息を吐いた。

 片手と一体化している剣にほんのわずかな動作を見せて。

 

「跳ね馬。オレは今この場でお前をぶっ殺してもいいと思っちゃいるが、同盟ファミリーとやり合ったとなると、上がうるせぇ。

 目の前にいるこの女もかなりの実力を持ち合わせているし、これ以上争うとなるとめんどくせぇことになりかねねぇ。一旦はここで引いてやる……だが!!」

 

 その言葉と同時に、スクアーロさんはわずかな動きを見せていた剣をその場で思い切り振り抜き何かを飛ばしてくる。

 すかさずそれに対処しようとわたしは武器を構えるが、視界に入り込んだ複数の塊を見て、側にいた男の子を抱えてその場から離脱する。

 その瞬間、わたし達がいた場所では凄まじい爆発音が響き渡り、無数の煙が立ち上った。

 飛ばされてきていた複数の塊……それは、火薬弾だった。

 

「「「ナツ!!!!」」」

 

「奈月さん!!!!」

 

 その場に響くリボーン達の声。

 手にしていた槍をその場で回すことにより煙を振り払ったわたしは、問題ないことを彼らに知らせる。

 

「一矢報いることはできなかったがまぁいい!!こいつさえ手に入りゃ問題はねぇ!!」

 

「「「「!!?」」」」

 

「……………。」

 

 こちらの無事を確認したリボーン達の安堵。

 だが、それは直ぐにこちらへと最後の攻撃を放っていたスクアーロさんへと向けられる。

 手袋に覆われた彼の手には、先程まで男の子が手にしていた黒箱が握られていた。

 

「……度々名前を呼ばれていたな女ぁ……!!確か、奈月とか言ったかぁ?その名、そしてその顔……覚えたからなぁ……!!」

 

「不審者に覚えられるとか心外ですね。」

 

「チッ!!最後まで生意気な女だぜ……。」

 

 わたしの言い返しに舌打ちをしながら、スクアーロさんはこの場から立ち去る。

 先程の箱を手にしたまま。

 

「そんな……!!ボンゴレリングが……!!」

 

 とんでもない跳躍力を見せながら立ち去っていったスクアーロさんを見て、男の子が顔を青ざめさせながら言葉を紡ぎ、直ぐにその場で立ち上がる。

 それを見たわたしは、直ぐに男の子の肩を掴み、その場にストンと座らせた。

 

「うあ!?な、何をするのですかおひいさま!!」

 

「そんなボロボロの状態で、あの戦闘能力お化けを追えるわけないでしょ。無理は禁物。深追いはしないで。」

 

「ですがボンゴレリングが!!」

 

「……大丈夫。あれは持っていかれても問題はないってプリーモの血が言ってるから。」

 

「え……?」

 

 すかさず食ってかかってきた男の子に、わたしは問題はないからと告げる。

 わたしの言葉を聞いた男の子は驚いたような表情をして、小さく疑問の声を漏らした。

 

「……ディーノさん。今回のこの騒動のせいで警察が直に集まってきます。どこか安全に話ができそうな場所はありますか?」

 

「だったら、一旦こっちにある屋敷に行くか。」

 

「わかりました。」

 

 とりあえず移動することをディーノさんに提案すれば、彼は直ぐに頷いたあと、日本にある彼の屋敷の方へと移動しようと言ってきた。

 その提案を承諾すれば、ディーノさんはわたしの手を取りこの場を移動し始める。

 怪我をしている男の子の方は、ディーノさんの部下に支えられて歩き出していた。

 

「ナツ!!」

 

「奈月さん!ご無事で何よりです!」

 

 そんな中、隼人と武がわたしの方へと走り寄ってくる。

 その表情には安堵の色と、少しのショックが浮かんでいた。

 

「……隼人。武。さっきは悪かったね。止めるためとはいえ、あんな風に言って。」

 

 見え隠れするショックが何から来ているものか直ぐに把握したわたしは、2人にキツイ言葉を使ったことへの謝罪を口にする。

 すると、2人は一瞬だけ目を見開き、互いに顔を見合わせた後、左右に首を振った。

 

「いえ……奈月さんは悪くないです。あの銀髪野郎と奈月さんが衝突している時、明らかに今のオレ達のレベルでどうこうできるようなものではなかったんで。」

 

「オレも、獄寺と同じ意見だな。ナツを守りたいって一心で、小僧に護身術とか教えてもらってたけど、あれはオレでも対処できねー相手だった。

 すげーよ、ナツは。あんな相手に立ち向かって……。でも、やっぱりちょっと悔しな。

 ナツを守りたいのに、今のオレじゃ……オレ達じゃナツを守るどころか、守られる側にしかなれねーみたいだから……。」

 

 精神的なダメージを受けている様子の隼人と武に、わたしは少しの間、無言で視線を向ける。

 しかし、直ぐに今やるべきことを脳裏に浮かべては、それを2人に告げるために口を開く。

 

「……繁華街にいる京ちゃん達を迎えに行ってあげて。安全は確保できているけど、やっぱり心配だから。

 ディーノさんと男の子から話を聞いてくる。明日、それを2人にも伝えるよ。」

 

「!ああ、わかったぜ。」

 

「了解しました、奈月さん。では、オレ達は笹川達と合流して来ます。」

 

「うん。ついでにちびっ子達も家に連れて帰ってもらえる?直ぐに帰れるかわからないから。」

 

「わかりました。」

 

「じゃあな、ナツ。また明日。」

 

「うん。」

 

 わたしの指示を聞き、隼人達はこの場から踵を返して立ち去った。

 それを見送ったわたしは、ディーノさんへと視線を向ける。

 

「お待たせしました。行きましょう。」

 

「ああ。」

 

 ディーノさんと一緒に、わたし達は今いる場所から足早に離れる。

 今回の件に関して……詳しい話を聞くために。

 

 

 

 

 




 沢田 奈月
 知らないところで自身の噂に尾鰭がついで広がっていたことにかなり引いていたボンゴレ10代目。
 なお、その噂の一部以外は事実であるため、複雑な気持ちになりながらも、尾鰭つけたやつ誰だと疑問を浮かべる。
 実を言うと彼女が履いていたブーツは、つま先の方まで軽量化と丈夫さを兼ね合わせた謎の技術により作られた鉄板で覆われていたのだが、それでも容赦なく敵対者の骨や金的を狙う恐ろしい女王。

 S・スクアーロ
 ボンゴレリングを奪って行った黒ずくめの剣士。
 自身と対峙していた子供が噂の“ボンゴレの女王”(クイーン)だったことにかなり驚いていた。
 あまりにも現実離れした噂だったため、そんな奴いるはずがないと思っていたが、誇張はあれど、噂が立つ程の実力者だったことを把握し、強者として認める。
 なお、彼が彼女のことを知らなかったことには他にも理由があるようで……?
 執拗に金的を狙ってくる上、ブーツのつま先まで鉄板が入ってることをしれっと認めたため、別の意味でも恐ろしい女だと認識する。

 バジル
 正式名称バジリコン。奈月にボンゴレリングを手渡すように支持されて持ってきたが、最後の最後でスクアーロに奪われてしまった。
 負傷している体に鞭打ってスクアーロを追おうとしたが、直ぐにそれは奈月に止められる。
 同時に告げられた、あれは持って行かれても大丈夫だと言う言葉に疑問を浮かべる。

 リボーン
 バジルからボンゴレリングを見せられたアルコバレーノ。
 本来ならばボンゴレリングは奈月が高校を卒業する頃に手渡されることになっていたことを知っていた。

 ディーノ
 桜月に連れられて奈月の元に合流してみれば、スクアーロとまさかの対峙をして、無傷のままスクアーロにダメージを与えている奈月にかなりびっくりしていたキャバッローネファミリーの10代目ボス。
 実を言うと奈月の関係者(家光他、9代目など)から秘密裏に彼女の護衛をするように支持されていたため、度々日本に来日し、部下を数人彼女の護衛として一般に紛れ込ませている。

 獄寺&山本
 奈月から足手纏いと言われたことにかなりショックを受けていたが、彼女が繰り広げていたスクアーロとの戦闘に、その言葉が正しいことを痛感し、精神的にダメージを受ける。




  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。