最強の愛され系ボンゴレ♀は、今を全力で楽しみたい   作:時長凜祢@二次創作主力垢

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 現れた黒と対峙した貝の女王たる桜の花は、手渡された勅命を確認する。
 新たな争いはすぐそこに・・・・・・


9代目からの勅命

 現れた父さんの姿に視線を向ける中、XANXUSさんの側にいたスクアーロさんがわずかに動く。

 それに気づいたわたしは、すかさず彼との距離を詰め、手にしていた槍を彼の手に装着されている剣を抑え込む。

 

「ゔお゛ぉい!!奈月ィ!!テメェ、何しやがる!?」

 

「何と言われましても、あなたが剣を父に向けようとしているのが見えたのでそれを止めただけですよ?

 父の立場は理解しているつもりですので、現状からすると、いくらボンゴレ所属と言ってもスクアーロさんは立場的には今の父より下ですよね?

 門外顧問である父が、こうして本格的に動いていると言うことは、現在、ボンゴレファミリーには何か起こっていることが確定してます。

 そう言う時、父はボンゴレファミリーの内部で実質No.2として動くと聞いていたので、ある意味9代目の代理のようなものでしょう?

 そのような存在に、あなたは剣を向けるのですか?叛逆になりかねませんけど。」

 

「ぐっ・・・・・・!!」

 

 9代目や父さん、Dさんやジョットさんから話を聞いていた門外顧問の情報を基に、スクアーロさんがやろうとしていたことに関して言及すれば、彼は渋い顔をしたのち、その場で静かに剣が装着されている手元から力を抜いてくれた。

 それに合わせて自身も槍を静かに下げ、軽く地面を蹴り飛ばしたのち、宙を舞い、そのまま父さんの側に着地すれば、頭に優しく手を乗せられた。

 

「ったく・・・・・・相変わらずお前は能力が高ぇーな、ナツ。今のスクアーロの動きが見えてたのか?」

 

「まぁ、見えていたと言えば見えていましたね。わずかにではありますが。」

 

「ええ・・・姫の動体視力ヤバくね?」

 

「あれが見えるなんてね。流石は噂の女王様候補なだけある。」

 

「道理でスクアーロと平然とやり合うわけねぇ・・・・・・。」

 

 父さんの問いかけに素直に答えていると、ヴァリアー側からオネェさんと金髪メカクレさんとマーモンの声が聞こえてきた。

 ・・・・・・いや、ちょっと待って?

 

「・・・・・・ちょっと、そこの金髪メカクレさん。誰が姫ですか誰が。」

 

「え?この場に姫呼びできそうなのナツキしかいなくね?ルッスーリアはオカマだし。」

 

「ちょっとベルちゃん!?」

 

 サラッと聞こえてきた姫と言う言葉に思わず言及してみると、金髪メカクレさんは何わかりきったこと言ってんの?と言わんばかりの様子を見せる。

 その際、グラサンオネェさんがオカマと言われたことに関して何か突っかかったみたいだけど、否定はしないらしい。

 

「つーか、金髪メカクレって何だよ。王子にはちゃんとベルフェゴールって名前あるからそっちで呼んでくんね?長いからベルでもいいぜ。」

 

「いや、あの、私とそちらは敵対者のはずなのですが?フレンドリー過ぎません?」

 

 少しだけ呆れながらも、この人ってベルフェゴールって言うのか・・・そんで、あのサングラスオネェさんがルッスーリアさん、と名前と見た目を整理する。

 まぁ、名前がわからなかったから見た目で勝手に呼んでいただけだし、名前がわかったなら別にいいか。

 なんで敵対者からフレンドリーに名前を教えられないといけないのかわからないし、渾名呼びしろとまで言われて意味不明だけど。

 

「父さんがこうして姿を見せた、と言うことは、父さんは何かしらの目的を持って行動を取り、その目的を果たしたから顔を出したと捉えるべきですかね。」

 

 そんなことを思いながら、わたしは父さんの行動理由を予測して口にすると、スクアーロさんがわたしに視線を向けてきた。

 なんとなく彼の目から、お前の父親は逃げていたんじゃねーのかと言いたげであることを把握する。

 

「・・・・・・何やらスクアーロさんは、沢田家光は逃げていたと言いたげですが、それは違いますよ。

 きっと、父さんは何かを得るために時間稼ぎをしていたのですよ。懐に、拳銃以外の何かを入れているみたいですし。」

 

「!?」

 

 指摘するように言葉を口にすると、スクアーロさんは驚いたように目を丸くする。

 戦闘中は楽しげな様子しか見えなかったから、考えを読み取ることが難しかったけど、こうしてただ話すだけであれば、なかなかわかりやすい人だ。

 

「おや、自分の考えが読み抜かれたことに驚いています?それは失礼。こう見えて私、自身に戦い方や力の付け方を教えてくれた師匠(先生)方から目を通した相手の感情や考えの読み取り方を学んでいたもので。

 日本には目は口程に物を言うと言う諺がある通り、割と隠そうとしても感情は目に出てきやすいものですよ。

 まぁ、だから、そこのサングラスオネェさんとベルさん、それと、そこの小さなローブの暗殺者さんのように、目元が隠れていると読み取ることが難しくなりますが。」

 

「めちゃくちゃ姫に読まれてんじゃん、スクアーロ。」

 

「いや、彼女の読心術のレベルがおかしいだけだと思うよ。」

 

「誰だよコイツにそれ教えた野郎はァ!!」

 

「私、サングラスかけててよかったわぁ・・・・・・」

 

「前髪伸ばして正解だったかも。」

 

「僕も目元が隠れていてよかったよ・・・・・・」

 

 吠えるスクアーロさんに、冷や汗をかいている様子のベルさん、ルッスーリアさん、マーモンの3人。

 教えて来たのは初代ファミリーの霧の人と雲の人です、なんて平然と言えるはずもなく、あえてわたしは黙ったまま、XANXUSさんへと視線を向ける。

 彼の瞳から感じ取れたのは、わたしに対する好奇心と感心、それと燻るように存在している何かに対しての怒りの3つだった。

 一時はわたしに対する怒りもわずかながらにあったが、今はその感情は完全に薄れている。

 わたしの態度に少なからず苛立ちはあったようだが、能力の高さや、物怖じせずに対応してきたこと、鬱陶しいと思う存在に対しては思い切りがよく、排除することも厭わない姿は彼の琴線に触れたようで、好奇心と感心、面白いものを見つけたと言うプラスの感情の方が上回っているのがわかる。

 つまり、彼が持ち合わせている根本的な怒りは・・・・・・

 

 ─────・・・・・・9代目であるティモッティオさん・・・自身の育ての親である養父たる彼に対するものと、どう足掻いても最終的には認めてくれないボンゴレファミリーに対するもの・・・・・・かな。

 

 情報漏洩としか言いようがないけど、ボンゴレファミリーの内部に長らく居座り続けていたDさんから、修行の間に聞いた話があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

          ܀ꕤ୭*

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ─────・・・・・・これから先、指輪を賭けた争いが間違いなく発生するでしょう。それならば、相手についてある程度知っておくことも必要と言うものです。

 

 ─────・・・・・・お前が相手にすることになるのは、ボンゴレファミリーに属しているヴァリアーと呼ばれている独立暗殺部隊の者達です。

 

 ─────・・・・・・その中で、お前が1番知っておくべき存在は、やはりヴァリアーのボスであるXANXUS辺りですかね。

 

 ─────・・・・・・ヴァリアーのボスであるXANXUSは、マフィアと言う存在を体現したかのような男です。

 

 ─────・・・・・・思想としては、強い者だけが生き残り、弱い者は全て排除すると言ったものですね。彼は、自身についてくる人間も、有用な駒か、邪魔なだけの捨て駒かと言う枠組みで考えております。

 

 ─────・・・・・・私個人としては、その考えを真っ向から否定するつもりはありません。絶対的な強者と言うものには誰1人として逆らおうとしないので、間接的に弱者を守ることができますしね。

 

 ─────・・・・・・ただ、強さを維持する点では申し分はないのですが、一度の失敗だけで修正の手を加えることなく即時排除すると言うのは共感することはできません。

 

 ─────・・・・・・弱肉強食の思想は、確かに時として必要ではありますが、それに振り切れていると言うのも考えものですし、お前の方がファミリーや傘下をもっと上手く使い、本当の意味で強いボンゴレを築けると私は確信しております。

 

 ─────・・・・・・ああ、話が逸れてしまいましたね。XANXUSの話に戻りましょう。

 

 ─────・・・・・・彼は、ボンゴレに関係している人間ではありますが、根本的にはボンゴレの部外者と言えます。

 

 ─────・・・・・・確かに、戸籍上では9代目の息子ではありますが、彼には流れていないのですよ。プリーモの血が・・・ね。

 

 ─────・・・・・・ボンゴレファミリーに代々伝わるボンゴレリングは、説明された通りボスを含めたファミリーの中核となる守護者の手元に渡されます。

 

 ─────・・・・・・しかし、守護者達の指輪とは違い、ボスの指輪には手にするための必須条件があります。

 

 ─────・・・・・・その条件とは、“プリーモの血縁”(ブラッド・オブ・ボンゴレ)であること。

 

 ─────・・・・・・つまり、プリーモの血を宿しておらず、9代目の養子として引き取られ、戸籍上の9代目の息子になっているだけに過ぎないXANXUSは、どう足掻いても指輪に拒絶されてしまうだけで終わってしまいます。

 

 ─────・・・・・・全く・・・・・・本当に哀れなものですよ、彼も。

 

 ─────・・・・・・炎を宿して生まれたと言うだけで、貧困層で生活していた母親が繋がりなど持ち合わせていなかったことすら忘れてしまう程に先走り、9代目の息子に違いないなどと言う妄執に取り憑かれて、XANXUSと9代目を引き合わせたりなどしなければ、勝敗が完全に決まりきっている勝負に挑まなくて済んだと言うのに。

 

 ─────・・・・・・まぁ、これに関しては9代目にも非がありそうですがね。違うとわかっていても、その妄執を否定することなく受け入れ、XANXUSを自分の息子として引き取った結果、このようなトラブルが発生したのですから。

 

 ─────・・・・・・彼もまた、呆れてしまう程のお人好しであり、その結果自身の首を絞めました。

 

 ─────・・・・・・だから、お前は後先を考えずに周りを優先するばかりのお人好しになってはいけませんよ?

 

 ─────・・・・・・節度は必要ですが、自分優先に動くことも時にはしていかなくては、プリーモや9代目のように、取り返しのつかないことになってしまいますからね。

 

 ─────・・・・・・貝を束ねる女王として、確かな気高さを以って咲き誇る一輪華になると同時に、時には自分のためにワガママになり、自分が1番可愛いのだと考えて行動する女性になりなさい。

 

 ─────・・・・・・お前には、それをしても許されるだけの強大な権力が与えられているのですから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         ܀ꕤ୭*

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 Dさんより与えられた情報を脳裏に浮かべながら黙り込んでいると、XANXUSさんがわたしの方へと視線を向けてきた。

 その視線に自身の視線を重ねると彼は一瞬目を細めたのち、小さく息を吐く。

 

「・・・・・・さっさと話せ。」

 

 それは、ある意味で明確な拒絶だった。

 わたしの能力を把握したからか、XANXUSさんは息を吐くことで冷静さを取り戻したのち、目を閉じて父さんに話をするように促す。

 交わされていた言葉の流れを無理矢理断ち切るように。

 

「・・・・・・オレは、近頃のお前達のやり方と、それを容認している9代目に疑問を持ってな。

 9代目に異議申し立ての質問状を送っていた。そして、その回答と取れる勅命が今届いた。」

 

 そう言って父さんはわたしに筒状に丸められた紙を手渡してきた。2本渡されたが、どうやら、もう片方はXANXUSさんに渡さないといけないようだ。

 

「XANXUSさん。」

 

「ああ。」

 

 特に嫌悪感をわたしに見せることなく、こちらから手渡した書状を彼は受け取る。

 それを確認したわたしは、直ぐにさっきまで居た場所に移動するため、その場から軽く跳躍する。

 「姫、何か猫みてーだな。」「ね。」とか、背後から聞こえた気がするけどスルーして、隼人達の前に着地する。

 

「おい。」

 

「?ああ、開けと言うことですね。わかりました。」

 

 そんな中、XANXUSさんから一言声をかけられる。開けと言うことかと口にすれば、頷くだけの肯定が返された。

 

「ゔお゛ぉい!!レヴィ!!テメェ、いつまで寝てやがんだ!!」

 

「ぬ!?」

 

 未だに悶絶していたらしいレヴィ・ア・タンさんに、スクアーロさんが声をかけた。

 声をかけられたレヴィ・ア・タンさんは直ぐにその声に起き上がり、一瞬こっちを見ては顔を赤める。

 うげっと表情を歪めれば、こっちの反応に気づいたらしいベルさんとマーモンがXANXUSさん何か言ったあと、ルッスーリアさん、それとスクアーロさんにも声をかけ、彼の元から離れた位置に移動してはこっちこっちと手招きをしてきた。

 わたしの直感が行っても問題はないとGOサインを出したので、彼らの元に近寄ってみると、スッとそのままレヴィ・ア・タンさんの視界を遮るように彼とわたしの間に入っては、取り囲むようにして立つ。

 

「・・・・・・何この状況?」

 

 思わず口調が素に戻ってしまう。

 地味に近いせいでめちゃくちゃ圧がある・・・・・・。

 

「だって、今のレヴィ、絶対に女の子が見たらダメな最悪の顔してるんだもの。」

 

「ボスもさっき君が話した強姦未遂事件の話とストーカーの話を聞いているし、話が進まなくなるのはめんどくさいからとレヴィの視線から君を隠していいって許可は出してくれたよ。

 ただ弱いだけの人間相手ならこんなことする間もなく消されていただろうけど、君は奇跡的にもボスに気に入られたみたいだから、ある程度対応を変えてくれてるみたいだね。」

 

「てか、それ姫の素?姫、何歳な訳?」

 

「今年で14ですが。」

 

「ふぅん?2つしか変わらねーじゃん。だったら敬語要らなくね?王子的には素の方が好きかも。」

 

「・・・・・・この人はいったい何を言ってるのですか?」

 

「オレに聞くんじゃねぇ・・・・・・。」

 

 なんでベルさん、無駄にフレンドリーなの。ものすっごく意味わからないんだけど。

 さっきも言ったけど、わたし、彼らのた敵対者のはずだよね?何が言いたいんだこいつと言わんばかりにスクアーロさんに声をかけると、彼は自分に聞くなと返してきた。

 この人からしても、ベルさんの様子には色々ツッコミどころがあり過ぎるようだ。

 

「・・・・・・ところで、なんで私の肩にあなたは乗ってるのでしょうか?」

 

「ちょうどいい位置にあったからね。勅命の話を聞く間、ここに居座らせてもらうよ。

 それと、もうこっち側のメンツの殆どの名前がバレてるから教えとくけど、僕はマーモンだよ。」

 

「私はルッスーリアよん♥︎」

 

 なんてことを思いながら立っていると、肩にちょこんとマーモンが乗ってきたので、声をかけてみる。

 ちょうどいい位置にあったからと言う理由だけで乗ったのだと明かされた。

 その上、ついでとばかりに名前を教えられ、流れでルッスーリアさんからも自己紹介をされる。

 

「そうですか。よろしくできない気しかしませんが、よろしくお願いします。」

 

 うん・・・・・・本当にこの状況 is 何?

 

「えーと・・・XANXUSさん?この人達はあなたの部下で、わたしの敵対者になる方々ですよね?ものすごくおかしなことになっているような気しかしないのですが?」

 

「黙ってろ。」

 

「ええ・・・・・・?」

 

 困惑の表情を浮かべながら渋々黙り込む。

 わたし達の一連のやり取りを見た隼人達と父さん達は、ポカンとした間抜けな表情を見せてこちらを見ていた。

 

 ─────・・・・・・ほらぁ!!周りも困惑しちゃってるじゃん!!この人らマイペース過ぎない!?

 

 あまりにもマイペース過ぎる暗殺部隊の皆さんの様子に頭を抱えたくなりながらも、仕方なくわたしは手にしていた勅命を開く。

 最後まで開いた瞬間、勅命が記された用紙の上にあるボンゴレファミリーのエンブレムに、オレンジ色の炎がゆらめき始めた。

 

「・・・・・・死炎印ですか。」

 

「お、姫ってばよく勉強してんじゃん。」

 

「まぁ、話を引き受けている以上、学ばないわけにもいかないので。」

 

「その話し方やめてくんね?素でいいって。」

 

「無理です。プライベートじゃありませんし。」

 

「一旦黙ってろガキンチョコンビ!!」

 

「「あだ!?」」

 

 わたしとベルさん・・・・・・めんどくさいからもうベルでいいや。しつこいし。

 ・・・・・・わたしとベルの会話を傍で聞いていたスクアーロさんから平手で頭を叩かれた。

 なんか、ベルの方がわたしよりスパーンッて大きな良い音がしたけど、あれ?もしかしなくてもわたし、手加減された?

 

「これって、9代目の炎ですか?何度かお手紙をもらったことはありますが、直接お会いしたことはないので、よくわからないのですが。」

 

「ん?ああ、その死炎印かい?そうだね。9代目の物で間違いないよ。つまり、本物の勅命と言うわけだ。」

 

 割とスクアーロさんに対してめちゃくちゃやらかした記憶しかないのに手加減してくれたんだ・・・・・・なんてことを思いながらもら肩にいるマーモンに死炎印について問いかけてみると、マーモンは直ぐに答えてくれた。

 なるほど、と頷きながら勅命に目を通す。全部イタリア語で記されている・・・・・・。

 

「・・・・・・今まで自分は、後継者に相応しいのは家光の娘である沢田奈月だと考えてそのように仕向けてきた。

 だが、最近死期が近いせいか、私の直感は冴え渡り、他により相応しい後継者を見つけるに至った。

 我が息子XANXUSである。彼こそが真に10代目に相応しい。

 だが、この変更に不満な者もいるだろう。現に家光はXANXUSへのリングの継承を拒んだ。

 かと言って私は、ファミリー同士の無益な抗争に突入することを望まない。

 そこで、皆が納得するボンゴレ公認の決闘をここに開始する・・・か。」

 

 記されている文字を口に出して読み上げると、隼人達もヴァリアー陣営もわたしに視線を向けてきた。

 隼人達は記されていた文章に関して驚き、ヴァリアー陣営はわたしがイタリア語を読み上げたことに驚いているようだった。

 

「・・・・・・何ですか?」

 

「いや、姫ってイタリア語もしっかり学んでんだなって。」

 

「正確には英語。フランス語。ロシア語。中国語。ドイツ語。イタリア語。スペイン語の7ヶ国の言葉が使えます。日本語も合わしたら8ヶ国ですけどね。

 イタリア語に関しては真っ先に学びました。ボンゴレファミリーがイタリアを拠点にしているマフィアである話を聞いた時点で、話せた方がいいと思いまして。」

 

 こう考えると、本当にわたしはあれだな。学ぶことに貪欲な人間だ。

 まぁ、使えるものは使えておこう心情だから、当然と言えば当然なんだけど。

 

「ボンゴレリングは7つあり、そのどれもが半分に分たれている。つまり、それぞれ同じ絵柄のハーフボンゴレリングを持ち合わせているもの同士で一対一で争い、指輪を揃えて手中に収めろ・・・・・・と言うことですかね。」

 

 そんなことを思いながら、隼人達にも伝わるように、勅命の内容を簡潔にまとめて口にする。

 父さんから、オレの役割・・・・・・と言わんばかりの眼差しを向けられたのは、それとほぼ同時だった。

 

 

 

 




 沢田 奈月
 ハイスペック女王様街道を突き進む転生者たる桜の花。
 Dから確かな気高さを以って咲き誇る一輪華になると同時に、時には自分のためにワガママになり、自分が1番可愛いのだと考えて行動する女性になれと言われ、え?某コノートの女王になれと?と一瞬思ってしまった。
 なんか、めちゃくちゃヴァリアーの人に絡まれるんだけど?わたし敵対者だよ?
 ちょっと!?フレンドリーに接触しないでよ特に金髪メカクレ!!マイペースか!!

 XANXUS
 ハイスペ女王様の能力の高さを認めてかっ消すに至らなかった暗殺部隊のボス。
 離れた位置にいてもスクアーロに高度な読心術を使ってくるとわかり、目を逸らした。能力も態度も申し分ないレベルの女だな。
 ただし、読心術だけはいただけない。
 
 ベルフェゴール
 「ボスに動じない」「笑顔で性犯罪者始末してくれない?と言ってくる」「能力が高い」「容姿も良い」などなど様々な要因が重なり女王を気に入っちゃった暗殺部隊の青年。
 年近いじゃん。敬語いらねーしベルって呼べ。

 S・スクアーロ
 動きを先読みされるわ、感情全部読まれるわで散々な目にあった剣士。
 こいつに技術教えまくるの誰だ!!やめろ!!
 でも、教えられたら完璧に技術身につけんのか・・・剣を教えたくてちょっとソワ・・・

 マーモン
 ベルやボスが気にいるなんて珍しい・・・・・・と、色んな意味で感心しているアルコバレーノ。
 この子の肩、割と乗り心地悪くないね。落ちないけど一応支えてくれてる。

 ルッスーリア
 今のレヴィ、モザイクレベルね。女の子に絶対見せちゃダメなヤツじゃない、と視界ガードとして女王様の真正面にいた暗殺部隊のオネェ。
 あら?この子近くで見るとすごく可愛らしいわね。お肌もスベスベモチモチで触り心地良さそうだわぁ〜♥︎

 レヴィ・ア・タン
 容赦ない金的の餌食になっていた暗殺部隊幹部。
 誘うように撫でられたかと思えば股間を蹴り飛ばされた上、興味なんざねーよと言わんばかりの蔑んだ目を向けられたにも関わらずドキドキ。
 な、なんだこの気持ちは・・・・・・!(モザイク処理)

 沢田 家光
 なっちゃ〜ん・・・父さんの役割どんどん取らないでくれ〜・・・(涙目)

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