最強の愛され系ボンゴレ♀は、今を全力で楽しみたい 作:時長凜祢@二次創作主力垢
その武器がもたらす力は、少年の力をどれほど伸ばすのか・・・・・・
リング編の一番くじや、新装版となって再販されるフレグランス・・・・・・やってくれやがったなリボーン・・・・・・。
更新時間がかなり遅れてしまいました、申し訳ありません・・・・・・汗
荒々しい赤い炎がゆらめくリングを、未来の自身が持ち合わせていた荷物の中から回収した匣に流し込んだ獄寺は、自身の左腕に何かが装着され、かなり重量が増したことに気づく。
一体何が起こったのか・・・・・・それを確かめようとして、視線を手元に移してみれば、そこには髑髏があしらわれた砲台のようなものがあった。
「重っ!!んだこりゃ!?ド、ドクロがあしらわれた砲台!?」
まさかの物体に驚いて固まってしまうが、彼は少しだけ心が疼くのを感じる。
見た目はかなり派手だが、髑髏をあしらわれた武器というのは、少年心には、かなり興奮できるものだった。
「あいつ・・・・・・っ!!
しかし、その意識はすぐに自身の鼓膜を揺らした野猿の声により現実へと引き戻される。
視線を声の方へと向けてみれば、そこには猛スピードで自身の方へと向かってくる野猿の姿があった。
「って、感激してる場合じゃねぇ!!どうやって使うんだこれ!?」
相手の戦闘態勢を見て、すかさず獄寺は自身の武器に視線を向ける。
操作するための物はいくつかあったが、どれに触れたらいいか分からず焦りを浮かべる。
「獄寺!!」
「あ!?何の用だ!?こっちは今それどころじゃ・・・・・・」
不意に、あたりに山本の声が響き、獄寺はそれに対して言い返す。
山本はすぐに自身の刀を握る手に力を入れて、その場で
「ちぃっ!!邪魔しやがって!!」
野猿はすぐに回避行動に移る。
それにより、野猿はダメージを受けることがなかったが、そんな彼を追撃するかのように、青色の炎が距離を詰める。
「あ、クソッ!!また炎を消しやがった!!」
横切った炎により、野猿が灯していた赤い炎が掻き消える中、獄寺に距離を詰めていた山本は、獄寺の手元にある砲台の操作板へと手を伸ばし、慣れた様子で何かを切り替える。
「これで相手に攻撃ができるはずだぜ!!ナツや小僧から、念のためにお前も操作の方法を覚えとけって言われてたんだ!!」
「攻撃ができるはずって・・・・・・!!砲台に弾を食わせろって出ただけじゃねーか!!オレは銃を使わねーんだぞ!?弾丸なんて・・・・・・」
「いつも服ん中に大量に隠してるじゃねーかお前は!!その武器の弾丸は爆弾だって!!あと、一応攻撃できるようにはしてっけど、ちゃんとそれにあった銃口になってるか確認しろよ!!」
「!?ダイナマイトが弾丸・・・・・・銃口に気をつけろだと!?一体何を言って・・・・・・ん?」
山本から告げられた言葉に、一瞬獄寺は混乱するが、彼が口にした言葉と、一時的に相手の動きを鈍らせてくれたことによる余裕により、すぐに自身の手元にある武器に、何らかの文字が現れていることに気づく。
その文字に書かれているのは、拡散ボムと言う短い文字だった。
─────・・・・・・拡散ボム・・・・・・?拡散ってことは、つまり・・・・・・!!
「銃口の変更はここでできるって、こっちのお前は言ってたぜ。」
「・・・・・・ちったぁ、役に立つじゃねーか、山本!!」
山本が指で示した操作の仕方を聞き、獄寺は口元に笑みを浮かべ、銃口の口元へとダイナマイトを装填する。
同時に山本へと視線を向けては、すぐに口を開いた。
「少しだけあの野郎に接近戦を持ちかけてくれ!!それに合わせる!!」
「オーケー・・・・・・任せとけ!!」
獄寺の言葉を聞き、再び足元へと炎を灯した野猿へと山本は接近する。
自身の方へと接近する山本の姿を見た野猿は、大鎌を握る手に力を込めた。
「ちぃ!!そこの嵐のやつがどんな
自身に立ち向かってくる山本に対処するために大鎌を振るう野猿。
山本は、この十年近くの年月により研ぎ澄まされた感覚をフルに活用して、その攻撃を全て捌いていく。
このまま野猿を抑え込み、何とか獄寺の攻撃をぶつけて見せる・・・・・・そんな思いを抱きながら、放たれる斬撃全てを防いでいく。
・・・・・・しかし、その攻撃は長くは持たなかった。
あたりに響く爆発音。
山本を包み込み、その姿が見えなくなってしまう。
「うわ、何だこりゃ!!?新しい攻撃か!?」
目の前がいきなり煙に包まれ、何が起きたかわからず、野猿は戸惑いの声を上げる。
わずかながらに吸ってしまった煙に、軽く咽せながら、何とか視界を確保するために煙の中から離れた野猿は、信じられないものを見ることとなった。
「・・・・・・あり?どこだここ?」
「は!?」
煙が少しずつ晴れ、山本がいた場所がハッキリと見えるようになる。
しかし、野猿がその目に映したのは、先程までの凄まじい攻撃を放っていた剣士の姿ではなく、剣士によく似たバットを持つ少年の姿だった。
「うわ!?何だその鎌!?ナツが使ってるのよりデカくないか!?」
「な、何なんだよこいつ!?さっきの剣士に似てるけど、なんか違わねーか!?」
まさかの事態に混乱する野猿と、突然見知らぬ場所に飛ばされてしまった野球少年・・・・・・剣を振るっていた山本武の過去の姿が声を張り上げる中、獄寺は間の悪さに対する動揺を一瞬で抑え込みながらも、野猿との距離を正確に詰める。
「伏せろ、山本!!」
「!?うわっと!?」
「!!!?しま・・・・・・!?」
野猿との距離はおよそ10センチ。一気に距離を詰め、銃口を突きつけた獄寺は、引き金へと触れた自身の指に力を入れると同時に、山本へと声をかける。
持ち前の反射神経を駆使して、彼の伏せろと言う声を聞くと同時に、山本はその場でしゃがみ込む。
呆気に取られてしまったことにより、隙を晒してしまった野猿は、かなりの距離まで来ていた獄寺から距離を取ろうとするが、それより先に、獄寺の指が引き金を引いたことにより、銃口から放たれた収束された力をその身に直接浴びてしまう。
「ギャアアア!!!!」
叫び声を上げながら、その場で倒れ込んだ野猿。
かなりのダメージを受けてしまったのか、意識すらも飛ばしてしまった彼は、その場で力無く倒れ込んだ。
「す・・・・・・すげぇ・・・・・・」
「まぁ、拡散した攻撃なんてこんなもんだろ。近距離で食らったらひとたまりもねーよ。
・・・・・・こいつ、かなり丈夫みてーだから、完全に消し飛んじゃいねーがな。」
地面に転がる野猿を見て、困惑する山本に対して言葉を返し、野猿を一度だけ足蹴にして完全に気絶したかどうかを確認した獄寺は、小さく溜め息を吐きながらも肩の力を抜く。
しかし、すぐにハッとしたように顔を上げては、隣にいた山本に視線を向けた。
「つか、何でお前がここにいんだよ山本!!さっきまでここにいた未来のお前はどこに行きやがった!?」
「はぁ!?未来のオレって何だよ!?つか、オレだってわかってねーんだぞ!?気がついたらここにいたんだぜ!?」
「んな!?じゃあ、テメーも10年バズーカを向こうで知らないうちに食らったってのか!?」
状況が飲み込めず、互いに混乱して怒鳴り合う獄寺と山本。
しかし、二人の意識は、すぐに辺りに響いた一人の少女の声により、現実へと戻されることとなった。
「おや・・・・・・そちらも終わったようですね。何やら、武が私のよく知る時代の武に変わっているようですけれど。」
「「!!」」
鼓膜を揺らした声に反応するように、声がした方へと視線を向ける。
そこには、太猿と家光を従えながら、自分たちの方へと足を運ぶ奈月の姿があった。
「奈月さん!!そいつ、どうしたんスか!?」
かなりの絵面に、一瞬固まってしまった獄寺だが、すぐに奈月へと背後にいる太猿のことを問いかける。
彼の質問を聞いた奈月は、太猿を一瞥したのち、自身のポケットの中へと入れていた、一本の小瓶を取り出して、太猿へと差し出した。
「この中身を飲み干しなさい。」
「・・・・・・承知しました。」
差し出された小瓶を受け取り、太猿は躊躇いなくその中身を飲み干す。
その瞬間、彼の手元にあった瓶は地面へと落下し、パリンッと言う音と共に砕け散る。
同時に太猿はその場でふらつき、地面へと崩れ落ちていく。
崩れ落ちた太猿は、大きな音を立て、砂埃を巻き上げながら倒れ込んだ。
「な・・・・・・ナツ?今の瓶・・・・・・何が・・・・・・?」
瓶の中身を飲み干した瞬間、地面へと倒れた太猿の姿を見て、山本は困惑したように言葉を紡ぐ。
彼の問いかけを聞いた奈月は、倒れた太猿を一瞥したのち、山本へと琥珀色の瞳を向けた。
「・・・・・・ただの睡眠薬ですよ。まぁ、服用した人間の薬物耐性を崩壊させる成分も入ってるお手製ですけどね?」
口元に笑みを浮かべながら、何を飲ませたのか躊躇いなく答える奈月に、獄寺と山本の二人は、背中を駆け上がるような寒気を感じ取るのだった。
獄寺隼人
大人の山本のアドバイスのおかげで、武器を使用することができた幼き嵐の守護者。
何とか野猿を退け、一息ついていたところ、何やら自身が慕う女王がとんでもないものを太猿に飲ませていたため、少しだけ寒気を感じた。
山本武(+10)→山本武(14)
獄寺の武器の知識を予め持っていたことにより、アドバイスをすることができた女王の雨の守護者。
野猿を抑えるために、先陣を切っていたところ、途中で過去の自身と入れ替わってしまう。
煙に包まれたかと思えば、獄寺が武器を構えているわ、大切な女王であり、片想い相手でもある奈月がしれっととんでもない発言をしたりで大困惑した。
ハルのハルハルインタビューや、犬のケンケンぱぁ〜、ルッスーリア3丁目、怪物使いツナのネタは・・・・・・
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骸「奈月ありで番外に書きましょうよ。」
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リ「別にいらねーんじゃねーか?」
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雲「どっちでもいい。」