最強の愛され系ボンゴレ♀は、今を全力で楽しみたい   作:時長凜祢@二次創作主力垢

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 合流した少女たちにどこまで話したかを聞いた幼き女王は、新たな日常を始める。
  


 更新再開します!


始まるは訓練の日々

「おはようございます!奈月さん!」

 

「よっす、ナツ!」

 

「ナツいたもんね!!おはよ〜!」

 

「【おはようございます、奈月さん!!】」

 

「うん。おはよう、みんな。急に飛ばされてビックリしたでしょ?ゆっくり眠れてるといいんだけど・・・・・・」

 

「大丈夫だもんね!オレっちもイーピンもぐっすりだったよ!」

 

「【最初は少しだけ落ち着きませんでしたが、ここは安全地帯だとわかったので、しっかり寝ることができました。】」

 

「まぁ、いきなりこっちに飛ばされたから、パニクったけど、獄寺からも話を聞いたし、しっかり休めたぜ。」

 

 不意に、会議室の中に、隼人たちが入ってきて、わたしに声をかけてきた。

 どうやら、慣れない環境であっても、彼らはしっかりと休めたようで、そのことに少しだけ安堵する。

 隼人に関しては、武より前からいたから、多少なりとも適応しているけど、武は昨日来たばかりだったため、大丈夫かと思っていたが、問題はなかったようだ。

 

 ・・・・・・問題は、京ちゃんたちだけど・・・・・・・・・。

 

「なっちゃん、おはよう。」

 

「おはようございます、ナツさん。」

 

「京ちゃん。ハル。おはよう。」

 

 そなことを思っていると、考えていた2人がやって来た。

 眠れていない様子はなく、ちゃんと睡眠を取れたのが顔色から伺うことができる。

 

「・・・・・・起き抜けで悪いけど、本題に入るよ。二人は、わたしたちが現在、どんな状況に置かれているのかを、父さんたちから聞いたよね?」

 

 そのことに少しだけ安堵しながらも、二人に、確認のための問いかけを行う。

 わたしの質問を聞いた二人は、すぐに真剣な表情を見せて、その場で小さく頷いた。

 

「ナツさんのお父さんとリボーンちゃんのお兄さんから聞きました。」

 

「私たちが今いるのは、遠い未来で、そこで、なっちゃんたちが悪い人が起こした事件を解決するために動いてるんだよね?それで、もしかしたら、ランボくんたち以外にも、私のお兄ちゃんや、ヒバリさんたちもこっちにくるかもしれないって聞いたよ。」

 

「それも全部、その事件を起こした悪い人たちがやってることなんですよね?それで、ナツさんたちは、こっちの時代のみんなを集めながら、情報も集めてるんですよね?」

 

「だけど、その情報を集めるのはかなり大変だって聞いたよ。でも、なっちゃんのお父さんや、リボーンくんのお兄さんも協力して、なっちゃんを守りながら情報を集めるから、私たちには、なっちゃんたちを裏側で支えてほしいって言われたよ。」

 

 ・・・・・・少しだけ気になった発言を2人が口にしていたが、父さんたちが教えてくれたように、どうやら本当に大雑把な内容を2人は伝えられたようだ。

 真実は話しながらも、深刻性をぼかして多少なりとも2人を遠ざけてくれたことはありがたいことである。

 とは言え・・・・・・この子たちもこっちて過ごすうちに、深刻性や、とてつもない危険がわたしたち全員に向いていることに気づき、もっと詳細をと口にするかもしれない。

 その時は、どうするべきか・・・・・・

 

「・・・・・・ナツ。」

 

「?どうしたの?」

 

 考え込むように無言になっていると、なぜか2人にリボーンの兄だと偽ってるリボーン本人から声をかけられる。

 どうかしたのかと問い掛ければ、彼は一度、京ちゃんたちに視線を向けた後、わたしの耳元に口を寄せた。

 

「今は、まだ起きてないことについて考える場面じゃねーぞ。確かに、いろいろと懸念があるのは理解してるし、オレ自身も、ずっと隠し通せるとは思ってねーが、現状は隠せてる状況だ。

 だから、今はあるかもしれない事態を考えるより、現在の目的に集中しろ。わかったな?」

 

「・・・・・・・・・うん。」

 

 リボーンから告げられた言葉に、小さく頷けば、彼は穏やかに笑った後、わたしの頭を優しく撫でる。

 しかし、すぐにその手の温もりは引き離されることになった。

 

「おめーはちけーよ!!!!」

 

「・・・・・・相変わらずだな、家光。」

 

 どうやら父さんがリボーンをわたしから引き離したようだ。わたしとしては、リボーンの近さに安心してると言うか、気にしてないから、別に引き離さなくてもいいんだけど・・・・・・。

 

「・・・・・・あ!!リボーンくんのお兄ちゃん、どっかで見たと思ったら、なっちゃんのお祖父ちゃんがなっちゃんをお迎えに来てくれた時に、一緒になっちゃんとその人の車に乗ってたお兄さんだ!」

 

「はひ!?ナツさんのお祖父ちゃんに会ったことあるんですか、京子ちゃん!?」

 

「うん。直接お話ししたわけじゃないんだけど、学校に高そうな車でやってきて、なっちゃんとお話をしてたんだよ。

 それで、私たちに将来のことでなっちゃんとお話があるから、なっちゃんは連れて帰るねって言ってきたんだ。すごく優しそうなお祖父ちゃんだったよ。」

 

「「・・・・・・・・・・・・。」」

 

 不意に、京ちゃんとハルの会話が聞こえてきて、思わず黙り込んでしまうわたしと父さん。

 咄嗟に、マフィアであることを周りに隠そうとして、あえて口にしたお祖父様と言う言葉と、それに合わせた9代目・・・・・・。

 どうやら、その時の記憶は、こっちの父さんにもあったようで、その場で広まってしまった誤解になんとも言えない気持ちになる。

 9代目の正体を知っている隼人と武は、その場で小さく苦笑いをこぼした。

 武はともかく、隼人も苦笑いをこぼすと言うのは珍しいことではあるが、まぁ、彼にも思うところがあるのだろう。

 

「ハルもいつか、ナツさんのお祖父様に会ってみたいです!」

 

「私も一回、なっちゃんのお祖父ちゃんとお話ししてみたいなぁ・・・・・・。小さい頃のなっちゃんのお話とか聞けそうだもん。」

 

「・・・・・・いや、お祖父様とはなかなか会えなかった記憶しかないんだけど・・・・・・。ねぇ、父さん?」

 

「・・・・・・そうだな。ナツの祖父はイタリアで起業してる人で、常に忙しかったから、会ってねぇんだよなぁ・・・・・・・・・。」

 

 とりあえず、京ちゃんとハルには、9代目はわたしの小さい頃をあまり知らないことを遠回しに伝える。

 父さんも、流石に話を聞かれたら大変だと思ったようで、わたしの祖父は忙しい人だったから、会わせたことがなかったと口にする。

 わたしと父さんの話を聞いた京ちゃんとハルは、ちょっとだけ残念そうな表情をしながら、そっかぁ・・・・・・と小さく呟いた。

 

「・・・・・・まぁ、なんにせよ、京子とハルにはナツたちのサポートをしてもらいたい。

 サポートっつっても、裏方で家事をしたり、マネージャーみてーなことをしてもらう形になるが、それもまた、ナツたちが無理をしないようにするために大切なことだ。」

 

 “任せていいか?”と問いかけるリボーンに、京ちゃんとハルは力強く頷く。

 それを見たリボーンは小さく頷き返し、わたしたちの方へと視線を向けた。

 

「こっちはこっちで調査対象になってる連中と衝突した時に備えて、色々準備を進めるぞ。そうだな・・・・・・ナツは家光に少し鍛えてもらうか。」

 

「い゛!?娘を鍛えるとかオレ加減しちまうぞ!?」

 

「だったらオレかヒバリでやってやろうか?その代わりお前が他の2人を鍛えることになるが・・・・・・」

 

「うぐ・・・・・・ぐぐぐ・・・・・・お前にやらせるか、ヒバリにやらせるか、オレがやるかしか選択肢ねーのかよ・・・・・・」

 

「CHAOSだな。何当然なこと言ってやがる。ラルがナツを鍛えられるわけねーだろ。むしろ今のナツはラルより能力が上だぞ。万全の状態なら教官役にできるが、今のラルは不調続きだしな。」

 

「・・・・・・・・・それは否定できないな。」

 

「だろ?」

 

「うっそだろ、そこ否定しないのかよラル!?」

 

「否定する理由が見当たらないのだから当然だろう。」

 

 彼が口にしたのはこれから先の訓練のことだった。わたしの能力を引き上げるために訓練を行うのは誰にするか・・・・・・その言葉に、父さんは呻き声を漏らす。

 自身が訓練をするか、それとも、リボーンか恭弥さんに任せて訓練をさせるか、そのどれかを選べと言われ、父さんは頭を抱えていた。

 

「で?どうする?あまり時間はかけられねーぞ。」

 

「うゔ・・・・・・何回シミュレーションしても、加減するオレしか思い浮かばねーんだけど・・・・・・。」

 

「だろうな。親バカだしな。」

 

「うっせぇ!!こんなに可愛い可愛い愛娘相手に、親バカにならねー方がおかしいだろうが!!」

 

 リボーンからのツッコミに言い返す父さんの様子に苦笑いをこぼしてしまう。は

 しかし、すぐに頭を切り替えたわたしは、すぐにリボーンの方へと視線を向けた。

 

「父さんに決めてもらうのじゃ埒が開かないから、こっちが決めるよ。ってことで、任せていいかな?」

 

 このままじゃ話が終わらないと判断したわたしは、リボーンに訓練を任せていいか問いかける。

 わたしからの問いかけを聞いたリボーンは、すぐに口元に笑みを浮かべて、頷いた。

 

「ああ。構わねーぞ。訓練となったら、それなりに厳しく行くことになるが、まぁ、その分あとでたっぷりと甘やかしてやるから、それをご褒美に頑張れよ。」

 

「・・・・・・うん!」

 

 リボーンから告げられた言葉に、一瞬だけ目を丸くしてしまったが、すぐに笑顔で頷けば、リボーンは満足気に笑って、わたしの頭を優しく撫でる。

 

「・・・・・・ってことらしいから、山本たちの方はお前に任せるぞ、家光。」

 

「おいこら、待て。甘やかしてやるってなんだ?ナツに変なことしねーだろうな!?」

 

「CHAOSだな。甘やかすのになんで変なことをしなきゃならねーんだ?ナツがゆっくりできるように、オレが持ち合わせてるスキルでたっぷり甘えさせてやるだけだぞ?」

 

「それが一番警戒してんだよこっちは!!ナツ!!そいつに変なことされたらすぐに父さんに言うんだぞ!?」

 

「ええ・・・・・・?」

 

 父さんの反応に若干困惑しながら、リボーンへと目を向ければ、彼は面白そうに笑いながらコチラをみていた。

 わざとやってるな・・・・・・とすぐに苦笑いをこぼしながらも、リボーンの方へと近寄る。

 わたしが近寄ってきたのを見て、リボーンは小さく笑い声を漏らしながらも、彼は手元に一つのメモ帳を握る。

 

「とりあえず、ナツに合わせた訓練プランを考えるか。ラル。雲雀。お前らが知ってるナツの状態を教えてくれ。

 それに合わせて、訓練用プランを練って、休憩時間なんかも逆算する。」

 

「わかった。クイーンのことに関しては、オレもそれなりに知ってるからな。伝えられる範囲で教える。」

 

「いいよ。奈月がこっちだとどんな訓練をしてたのか教えてあげる。」

 

 そして、ラルと恭弥さんに声をかけ、この時代のわたしに関して話を聞き始めるのだった。

 

 




 沢田奈月
 リボーンに訓練をつけられることになった幼き貝の女王。
 リボーンがわたしに変なことすることないのにな・・・・・・と思いながらも、家光に苦笑いをこぼす。

 リボーン
 京子とハルの2人に、リボーンの兄だと偽って話を進めた最強ヒットマン。
 奈月に訓練をつけるため、まずはこの時代の奈月に関しての情報を聞き出す。

 沢田家光
 愛娘に訓練をつけたくても、手加減する未来しか見えずに頭を抱えた門外顧問。
 結果的にリボーンが彼女に訓練をつけることになったが、それはそれで気が気じゃない。

 京子&ハル
 リボーンと家光から話を聞き、自分たちの現状を大雑把に把握した並盛ガールズ。
 大好きな奈月に無茶はしてほしくないが、自分たちで解決するのは難しいとリボーンから言われ、裏方でサポートすることが決まった。

ハルのハルハルインタビューや、犬のケンケンぱぁ〜、ルッスーリア3丁目、怪物使いツナのネタは・・・・・・

  • 骸「奈月ありで番外に書きましょうよ。」
  • リ「別にいらねーんじゃねーか?」
  • 雲「どっちでもいい。」
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