八雲紫の館。
普段は藍と橙、紫がいるだけで非常に静かだったりする。
しかし今日は
「私とモモが双子で捨て子ってどういう事なんだ?なんで霊夢と伸太郎は出会ったんだ?何かあったのか?」
魔理沙が機関銃のようにまくし立てるとモモも便乗し
「そうですよ紫さん!どうしたんですか?」
と、押して迫る戦法で迫っていく
「「・・・・」」
それを伸太郎と霊夢が見ているという、なんとも奇妙な状況だった。
「あー落ち着いて落ち着いて、私が話せないじゃない」
その言葉でやっと落ち着いたものの、まだ言い足りないのが見て取れる。
「何から話そうかしら。そうね・・・昔々、私の友達のメデューサがいました。メデユーサは人間と結婚し、可愛い子も生まれました。そんな折、メデューサは家族と一緒にすごすためとへびに唆され、終わらない世界を作りました。しかし、それができたときには、もう家族はいませんでした。悲しんだメデューサ・・・アザミは、せめて娘の成長を見届けようと終わらないせかいに一人閉じこもりました。そんなとき、娘と孫が死に、こちらに引き込まれました。孫だけでも助けようとバケモノは、統括の目を合体せるへびを与え、生き延びさせました。しかし、それからその世界は暴走し、8月15日に親しいもの2人で死んだら引き込まれ、どちらか一人しか能力を持って帰れないという地獄になったのです。そして、その孫は大きくなり、ある男の子と出会い恋をしました。その子のいる所で幸せに暮らしていました・・・が、ある日。貴方達を迎えた日に、唆したへびが女の子以外を殺しました。そのへびは願いをかなえるもので、願いを叶えると消えます。消えたくないから、繰り返し続けるため、その子の力を使わせるため、殺し続けるのです」
話を聞いた子達の顔を順繰りに見ると、
霊夢と伸太郎は顔が真っ青になっていましたが、桃と魔理沙は頭にハテナマークを浮かべています。
「つまり、その願いをかなえるへびを殺せってことでしょ?」
そう霊夢が行ってくれたお陰か、少し意味を理解したようです。
「けど、なんで私たちなんだ?」
魔理沙が当たり前の疑問を口にします。
「それは、貴方達がその女の子以外にへびを殺す可能性があるってことね。如月桃、貴方のへびはえびの副長みたいな立ち位置にいます。霧雨魔理沙。純粋に力です。そして博麗霊夢に如月伸太郎。貴方たちは力の塊です」
そう言ってから、私は4人の反応を見るためにお茶を一口すすりました。