ぐうたらトレーナーの怠惰(笑)な日常   作:タニコウ

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どうも。ギリギリアウトですね。昨日は投稿出来ずスミマセン。予想以上に補習課題が多くて小説に一切手をつけられませんでした。

今日は、何とか空き時間で書き上げました。もしかしたら、誤字が一番多いかも?確認する時間がありませんでした。本当にスミマセン。取り敢えず、今から、全部見直してきます。



#16 夜の女子会って騒がしいイメージだよね

 

「にしても~、よく私はともかく、お二人のサイズにあう寝巻がありましたね~」

 

 遥のトレーナールームに豆電球一つ分ほどの明るさしかない一室にて、ベッドに腰掛けたグラスワンダーの声が響く。横に四枚並べられた敷き布団の上に抱き枕(アイちゃん)を抱えて寝転がった遥が答える。

 

「まーねー、服とかも含めてお泊まりセットみたいなのは、契約した時に用意してあるんだよー……アイちゃんが」

「そこは、ハルちゃんが用意してくださいよ……」

「いやー、ムリだねー。わたしがやるわけないじゃん」

「……はぁ」

 

 ゴロゴロと転がりながらそんなことを宣う遥に、呆れの溜め息を一つ吐いてからグラスワンダーは口を開く。

 

「そう言えば、セイちゃんとマックイーンさんは何処に行かれたのでしょう?」

「んー、二人なら花を摘みにいったよー。それよりさー!来週だよ!来週!何でわたしの授業が三日もあるのさ!?しかも、全部学年が違うんだよ!?」

 

「仕事多すぎー!!」と、布団の上で暴れる遥。近所迷惑もいいところだが、生憎と半径数百メートル内に人の気配は彼女ら四人を除くと誰一人といない。

 遥を除く職員達は、自身の持ち家に帰るか、敷地外にある社員寮に住んでいるからだ。そして、敷地内にあるウマ娘達の寮も近くはないが遠くもない、それなりに離れた位置にある。

 

「おー、遥さんが暴れてますなー」

「一体、何をなさったらここまでになりますの?」

 

 遥が暴れていると、花畑へ行っていた二人が帰ってきた。二人にグラスワンダーが端的に事態を説明すると、なるほどと頷いてこう言った。

 

「そう言えばー、私達って遥さんが教官の時の授業には全部でるんだよねー?」

「そうなりますわね」

「じゃあ、遥さんにはー授業をして貰わないと、セイちゃん達が困ってしまう訳ですなー」

「そうですね~♪ほ~ら、ハルちゃん言われてますよ~」

「うぅーー……仕事……ヤダぁ……」

 

 遥は抱き枕をぎゅうっと抱き締めながらそう呟いた。先程から言動と行動が完全に駄々を捏ねる子どもである。その上、見た目も子どもと来れば第三者が見れば百人中百人が遥を子どもだと言うだろう。

 

「ハルちゃん、そんな子どもみたいに駄々を捏ねないで下さい。来月には二十歳になるんでしょう?」

「そもそも、何でわたしって働いてるのさー。わたしってこれでもお金持ちなんですけどー」

 

 遥は拗ねた子どものように頬を膨らませて唇を尖らせながらそう言った。実際、皆さんもご存知の通り、遥は一切働かずとも遊んで暮らせるレベルには金がある。なんなら、金が減るよりも増える方が多いのだ。大体、どれくらいかと言うと、

 

「しょーじきにー、遥さんの資産っておいくらなんですかねー?」

「んー、確かー、半年位前に()()を見た時はー、5兆くらい?」

「えぇ……」

 

 セイウンスカイが予想していたよりも遥かに高額な遥の資産に絶句する。メジロマックイーンは知っていたのか反応は薄い。と言うか、ジトーッとした目を向けていた。その理由は、

 

「スカイさん。騙されてはいけませんわ。遥さんが仰ってるのは、円ではなくドルですのよ」

「…………」

「あちゃー、言わないでよーマックイーン。折角、後で言って驚かせたかったのにー」

「黙らっしゃいっ」

「だ、だまー?」

 

 唐突に口が悪くなるメジロマックイーンに混乱する遥。

 

「まぁ、マックイーンさんが言いたいことは分かりますよ~。だって、ハルちゃんが今言った金額は、飽くまでハルちゃんのお手元にあるお金ですからね~」

「………………」

 

 口をポカーンと開けて呆けるセイウンスカイにドンドンと遥の札束で殴る二人。遥もさっきまで暴れていたのがバカらしくなったのか静かに横になって口元に笑みを浮かべながらウマ娘達のやり取りを眺めていた。

 

「確か、ハルちゃんの純資産って○○(バキュン)ドルではありませんでしたっけ~?」

「ん?んまー、そうだねー。最低でも○○(バキュン)くらいはあるかなー?あ、セイちゃんに続いてマックイーンも気をやられちゃった」

 

 ポカーンとする二人が気を取り戻すのを待ってから、遥は二人の胃のために話題を変えることにした。

 

「折角、今日はお泊まりなんだから、わたしのお財布事情なんかよりもそれっぽい話しようよ!」

 

 遥はバシバシと布団を叩いてウマ娘三人を呼ぶ。三人は顔を一度見合わせてから布団の上に横たわる。

 因みに、並び順は左からメジロマックイーン、セイウンスカイ、遥、グラスワンダー、の順番だ。

 

「ハルちゃん、それっぽいお話とは何なんでしょうか?」

「ふっふっふー、ずばり!恋ばなです!」

 

 遥の俗っぽい上に的外れな発言にセイウンスカイとメジロマックイーンは再びポカンとなる。グラスワンダーは頭を抑えてこう言った。

 

「あの、ハルちゃん?恋ばなと申しましても、私達の中でそう言った話がないことに気付いてないんですか?」

「あー、ゴメン忘れてたねー」

 

 簡単に、今の話を説明すると、アスリートとして活躍する事を夢見るウマ娘達は、夢を叶える、もしくは夢を諦めるまでは恋愛というモノには触れないのだ。

 そして、仮に触れることになった場合、一番可能性が高いのは、

 

(わたくし)達、ウマ娘が恋をするとすれば、トレーナーになりますわね」

「うぇ? あー、そうだねー。タマモクロスとかのことでしょー?あれは凄いよねー」

 

 そう、トレーナーなのだ。夢を見る彼女らを一番近くで応援し、苦楽を共にする彼らと恋に落ちるのだとか。

 今、話に出たタマモクロスが最たる例で、結婚するためにそろそろドリームトロフィーリーグに移籍すると、ファンの間で専ら噂されているのだ。

 

「ですね~。そうなってしまいますと、私達が恋をするとなれば、ハルちゃんと言うことになってしまいますね~」

「ほぇー、そうなんだー。わたしとしては、好きになられても問題ないけどねー」

「おー、それじゃー、セイちゃんもグラスちゃんと一緒に遥さんに養ってもらいたいですなー」

 

 それは絵面的に大丈夫なのだろうか?遥に養って貰うと言うことは、見た目子どもに養われるのと同義だと思うのだが、それで良いのだろうか?

 

「うん、いーよー。みーんなで楽しーく暮らそーよ。あり?でも、マックイーンはムリなのかなー?」

「あ、そうでしたね。確か、メジロ家って政略結婚もしてましたね」

 

 そんなことを遥とグラスワンダーが話していると、当人であるメジロマックイーンが否定した。

 

「いえ、それはないですわね」

「え?そうなの?あのおばさんがそんな甘いことするとは思えないんだけど」

 

 メジロマックイーンの言葉に滅茶苦茶失礼な返しをする遥だったが、どうやらグラスワンダーとセイウンスカイは気付いたらしく、遥に向けて口を開く。

 

「いやー、多分これは――」

「いえ、これは恐らく――」

 

「「ハルちゃん(遥さん)が原因ですね(だねー)」」

「え?そうなの?何で?」

 

 二人の言葉に疑問で答える遥。グラスワンダーが代表して遥の疑問に答える。

 

「ハルちゃん、マックイーンさんがご結婚なされた時、ハルちゃんはどう思います?」

「それは、普通に祝福するけど?」

 

 遥の言葉にグラスワンダーは頷いてから言葉を続ける。

 

「まぁ、ハルちゃんでしたらそうでしょうね。でしたら、マックイーンさんが望まぬ結婚で不幸になった場合はどうしますか?」

「は?そんなの、メジロ家と結婚相手の家をわたしが使えるモノ全部使ってぶっ潰すけど?」

「そういうことですよ」

 

 そう言いきったグラスワンダーに遥がそういうものなんだ。と、謎の納得を見せようとした時に、ふと思い至ったのか、こう言った。

 

「あり?それなら、マックイーンを幸せに出来る男を探せば良くない?」

「いえ、そう言った話は出たみたいなのですが、おばあさまが一蹴なされましたわ」

「うぇ?あのおばさんが?何でさー?」

「そうですわね…良くある話なのですが、結婚なされた殿方が結婚前と後で性格が変わる。と言うことを気になされたみたいですわ」

 

 メジロマックイーンの言葉に遥の思考が疑問で満たされる。

 

「えぇ……?あのおばさんがそんなちっちゃいこと気にするの?本当にあのおばさん?別の人のこと言ってない?」

「いえ、どうやらおばあさまは僅かにでも遥さんと敵対する可能性があるのなら、その選択肢は切り捨てると言うやり方をなされていらっしゃいますわ」

「ほぇー、だからマックイーンには政略結婚って選択肢はないってことかー。良かったじゃん!」

 

 自分がメジロ家に莫大な影響力を与えていることを知っても尚、自分のスタンスを崩すことはしない遥。果たして、コイツは自分の世界的な影響力すらも認知していないのかもしれない。

 

「えぇ、そうですわね」

「じゃー!将来はわたし達で一緒に暮らそうか!」

「ふふ、それもいいですわね」

 

 その後は、ただただ他愛もない話をし続けて、お嬢様がおねむになったのに合わせて三人も眠りについた。

 

 





解説と言う名の余談でございます

遥ちゃんは自分の懐に入れた人にはとことん甘いです。それ以外は、基本無関心なため、政略結婚に使われようが、戦争に巻き込まれようが一切手を出しません。面倒臭いからね。
ただ、何でもいいから繋がりさえあれば、自業自得でない上に、本当に危機的状況に追い込まれれば助けてくれます。それが、お金の繋がりでもね?

因みに、全く関係ないお話ですが、この世界では十年近く紛争や戦争が起きてないそうです。何でだろうね?分からないなー。

メジロ家の政略結婚云々は飽くまで僕の勝手な想像です。でも、リアルでメジロ家みたいな家があればやってそうですよね。だから、この設定をいれてみました。他にも、名門はやってる設定でいきます。
因みに、遥ちゃんにも縁談が何百と来ているみたいですが、一切合切を無視してグラスと一緒にいたからか、界隈では遥ちゃんはレズと言うことになっていたりなってなかったり。

後、遥ちゃんの寝巻はダボT一枚だけで下はパンツの上にトランクスを履いてます。最初のうちは、パンいちだったんだけど、グラスさんに怒られたみたいです。


次回は、遥ちゃんがウマ娘達と遊びに行きます。そこで二話消費して三章にいきます。

では、また明日……か、明後日に。




▼質問箱兼意見箱

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=299297&uid=420333


第二回アンケートです。

このまま行けば一位が同数っぽくて若干焦っております。まぁ、そうなったら二人分書くのかなー、と、下手したら三人纏めて書くかもしれないですね。急いでプロットを複数人書くことになったとき用を作っております。ヤベーよ、時間が足りない。一日が48時間にならないかなー。

四人目の遥ちゃんが担当するウマ娘は?

  • サイレンススズカ
  • マヤノトップガン
  • アグネスタキオン
  • マンハッタンカフェ
  • トウカイテイオー
  • スイープトウショウ
  • アドマイヤベガ
  • ナカヤマフェスタ
  • シンコウウインディ
  • キタサンブラック
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