ぐうたらトレーナーの怠惰(笑)な日常   作:タニコウ

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どうも、自慢話ですが、プロセカで推しの寧々バースデー二種類を二十連で引き当てるあり得ん奇跡を起こして筆が乗りに乗りまくった僕です。でも、バレンタイン寧々にバイト代とお年玉を注ぎ込んで天井したのは今でも忘れません。

報告をわすれていましたが、総合評価が100ptを超えていました。本当にありがとうございます。

感想も貰えて僕うれしい!

今回は、捏造設定と言いますか、独自解釈が多いでございます。そういうのがキライだよ。と言う方はブラウザバックしてください。
まぁ、レース前のチュートリアルみたいなものです。
後、矛盾とかそう言うのを感じた方がいれば、是非ともご指摘頂けると幸いです。

では、どうぞ。

そう言えば、ウマソウルって公式設定じゃなかったんだね。初めて知ったよ。


#21 この世界はナゾだらけで素晴らしいね!

 

「さて、サイレンススズカ。キミには、この勝負で一つだけ制限。と言うか、お願いがあるんだけど聞いてくれないかな?」

「お願い、ですか……?」

「うん、そうだよ。わたしはウマ娘には自由に楽しく走って欲しいって思ってるからね、キミには全力で自分が選んだ走り方で走って欲しい」

 

 落ち着きを取り戻した遥のトレーナールームにて、遥がサイレンススズカにそう言った。サイレンススズカはキョトンとした顔でこう言った。

 

「いいん、ですか……?」

「いーでしょ。そんな自分を抑え込んだ走りをされてもウマソウルの本領を引き出せないんだから、わたし達が困っちゃうんだよね」

「ウマソウルの本領、ですか……?」

 

 サイレンススズカの疑問に遥は何処から取り出したのか分からない伊達メガネを掛けて、メガネクイッをしながら説明を始める。

 

 残念ながら、遥は格好から入りたかったのだろうが、遥の格好は生憎とダボTと短パンだ。これでは、完全に休日にコンタクトを付けないでメガネを付けているスタイルにしか見えない。

 

「ふっふっふ、説明するとね、ウマソウルっていうのは飽くまで便宜上わたしが呼んでる仮称のことね。わたしが考えるには、ウマ娘の『グラスワンダー』とか、『サイレンススズカ』とか『シンボリルドルフ』とかのあの長ったらしい()()()()()()()()()()()()は別の世界でウマ娘と近しい何らかの存在の魂がウマ娘に干渉して授けたものだと思う」

 

 遥の説明に聞いている二人は難しそうに小首を傾げる。そりゃあそうなるだろう、いきなり別の世界が何だかかんだかと言われても意味が分からないだろう。

 

「そして、この別の世界の魂があった世界は、恐らくわたし達が住む世界の上位に位置するだろうね」

「上位、ですか?」

 

 何気にとんでもないことを言い出す遥にグラスワンダーが質問をする。遥は頷いてから続ける。

 

「そう、上位。理由としては、マルゼンスキーが日本ダービーに出走出来なかったことが上げられるね。マルゼンスキーは立派な日本国籍を持ったウマ娘だ。なのに、URAは母親がアメリカ国籍であることを理由に出走拒否をした。当時のURAの規定では海外のウマ娘が日本に来て日本ダービーに挑戦するのは禁止されていた。だから本来であれば問題なく出走出来た。なのにも関わらず、何故かマルゼンスキーだけは出走出来なかった。これはおかしくないかな?」

「つまり、ウマ娘の名前はこの世界ではない別の世界のウマソウルの元となった生物の魂の名前で、マルゼンさんのウマソウルは別の世界での日本ダービーに準ずる何かには出走出来なくて、その出来事がこちらの世界に干渉した。つまり、私達の世界に干渉して向こう側の事象をなぞっている。だから、こちらの世界はウマソウルがある世界の下位である。と、言うことでしょうか?」

 

 グラスワンダーの言葉に笑顔で頷いて遥は紅茶を一口だけ飲んでから言葉を続ける。

 

「そういうこと。まぁ、飽くまでわたしの仮説であってホントかどうかは分からない。そして、ウマソウルって言うのはバカにならないエネルギーを持っている。それが、特定のレースで爆発的に増える。それが、『領域』って呼ばれるものだと考えている」

「『領域』ですか……確か、G1のような格式の高いレースで多く見られる現象で、種族が同じであるウマ娘しか見ることの出来ない神秘的な現象、でしたよね?」

「そう。わたしはこの『領域』を出す条件の内の一つがウマソウルの記憶に刻まれたレースに出ることだと思ってる。そして、所謂『勝ちパターン』に入っても発動するんじゃないかとも考えてる。で、ここで話を戻すけどって……あり?サイレンススズカにはちょっと難しそうかな?と言うか、何で回ってるのさ……」

 

 熱く談義を交わしていたグラスワンダーと遥だったが、そう言えばサイレンススズカの声がしないぞ。と思って彼女の方を見ると、立ち上がって右回りに旋回していた。どうやら、頭サイレンススズカには理解出来なかったみたいだ。

 遥はサイレンススズカを落ち着かせて、難しい話を無しにして本題を話し始めた。

 

「わたしが重要視しているのが、さっき言った『領域』の発動条件である『勝ちパターン』だよ。その『勝ちパターン』が何なのかは分からないけど、ウマ娘が一番走りやすい走り方をしていれば高い確率で発動する可能性が高い。これが、キミに好きなように走るように勧めた理由の一割」

「一割…ですか……?」

「うん。一割。正直、こんなのはどうでもいい。そんな神秘的な超常の存在に頼った勝負程つまらないものはないからね。わたしは単純にウマ娘に好きなように走って心の底から楽しんで欲しいねー」

「それで、いいん、ですか……?」

 

 おずおずと問い掛けるサイレンススズカに、遥は満面の笑みを浮かべて頷き口を開く。

 

「勿論!で、どうかな?わたし達と戦う?」

 

 遥は笑みを挑戦的なものに変えてそう言うと、サイレンススズカも同じような顔に変えて返事をする。

 

「はい。ただ、私が勝ったときは遥先生がトレーナーになってくれませんか……?」

 

 そんなサイレンススズカの提案にポカンと口を開けて受け止めた遥は、言葉を咀嚼して意味を理解すると破顔してこう言った。

 

「勿論いいよ!レースは三日後に行おうか」

「分かりました」

 

 サイレンススズカの了解の言葉を聞いて遥は立ち上がってサイレンススズカの近くによる。

 

「ちょっと、脚見せてもらって良いかな?」

「……? いいですけど……」

「ちょーっと押すよー。痛かったら痛いって言ってね」

 

 遥は、サイレンススズカの了承を得て脚の間接部などを触り出す。一頻り、強めに押してみたり、熱を帯びていないかを確認したりして異常がないのを確かめてからグラスワンダーが取ってきていた救急箱の中から爪の先よりも細い針が付いたシールを取り出して脚の数ヶ所に貼り付けた。

 

「これでよし。今のところケガはないけど、かなりの疲労が溜まってたよ。今日は脚だけやったけど、念のために全身見ておきたいから明日の放課後にここ来れる?」

「えっと……はい」

「じゃ、明日また来てねー」

 

 この日は、そこで解散して次の日にサイレンススズカの疲労を抜くための全身マッサージをしたり、お試しのトレーニングを付けてみたりとしている内に三日が経った。

 

 

 

 

 ――――――

 

 

 

 

「さてと、何でか分からないけどセンパイ達が見に来てるし、何なら三人も参加するとか聞いてないけど、まー楽しそうだしいっか!」

 

 晴れ渡った空に心地よい春風が吹くレース日和である本日。やよい理事長の一声で遥のホームグラウンドとなった第7レース場に並べられたゲートに入った七人のウマ娘達。

 参加人数が増えた理由は、普通に遥がトレーナールームでレースをやることを漏らしたら反応したセイウンスカイとメジロマックイーン。そして、沖野にレースのことを言ったらやってきたミスターシービーとゴールドシップ――ではなく、スペシャルウィークと、

 

「アンタ、アタシの邪魔してくるんじゃないわよ!!」

「うるせぇ!お前が俺の邪魔するんじゃねぇぞ!俺が一番になるんだからな!!」

「何よ!アタシが一番に決まっているでしょ!?」

 

「センパイ、あの二人って仲良いですねー」

「いやいや、喧嘩する程仲が良いとは言うが、ウオッカとスカーレットのあれは違うんじゃねぇのか?」

「いやいやー、仲良いですよー、あれは」

「「仲良くない!!」」

「ね?」

「だな……」

「「違うって言ってるでしょ(だろうが)!!」」

 

 そう、先日沖野がスカウトしたウオッカとダイワスカーレットだった。二人は、並んでゲートに入った瞬間に喧嘩を始めていた。

 因みに、枠番は一枠一番にセイウンスカイ、一枠二番にスペシャルウィーク、二枠三番にダイワスカーレット、二枠四番にウオッカ、三枠五番にサイレンススズカ、三枠六番にメジロマックイーン、四枠七番にグラスワンダーとなっている。

 ミスターシービーとゴールドシップは観戦だ。

 

「じゃ、そろそろ始めるよー」

 

 ゲートの外に付けられた二つのランプの左が赤く点灯する。

 

「よーい――」

 

 そして、台に乗った遥がレバーを下ろすと同時に、

 

「――スタート!」

 

 光が右側に変わり、ゲートが開かれ七人のウマ娘達が一斉に飛び出した。

 そして、集団を置き去りにして先頭に躍り出て加速し続けるウマ娘がいた。それは、サイレンススズカだった。

 

「いいね、そのままぶっ飛ばせ。スズカ」

 

 遥はポツリと呟いた。





解説と言う名の余談です。

今回は一杯書くことが多そうですねー。と言うか、余談じゃなくてまんま解説になりそうで草。

でも、一応、本文中で説明したのが全部なんですよねー。
強いて言えば、今作では別にウマソウルが来た世界。つまり、僕達がいる世界と、ウマ娘がいる世界は並行世界で別に上下関係はありません。
そうしないと、折角、折ったバッドエンドフラグちゃんがまた生えてきちゃいますからね。なので、ある程度は僕達がいる世界の史実をなぞりますが、常軌を逸した優秀な存在。つまり、遥ちゃんや沖野Tみたいなのがいればバッドエンドを回避出来ます。

で、遥ちゃんが別の世界があるとか言い出したのは、本当にただの推論です。別に遥ちゃんは転生者でも何でもないです。滅茶苦茶優秀かつ柔軟で良い意味でも悪い意味でもバグった脳味噌を持っているだけです。
まぁ、やらないだけでアイちゃんがなんか色々と頑張れば観測くらいは出来ます。アレ?僕達がいる世界より優秀じゃない?

次は、『領域』についてですね。まぁ、領域は他の二次製作者さんの設定を多分にお借りしております。
そして、遥ちゃんは『領域』を認識出来ていないので詳しくは分かっていませんので、細かい説明をすると、今作では『領域』には大きく分けて三つのパターンがあります。
一つ目が『勝ちパターン』に入ること。これは、アプリの発動条件と同じです。ただ、発動するとアプリで簡略化されたものと同じ光景が背景として写し出されます。
そして、二つ目が史実の特段有名なレース。例えば、『トウカイテイオー』で言えば皐月賞、日本ダービー、有馬記念の三つです。まぁ、要するに史実で獲得したG1レースで発動します。この場合も簡略化されたものが写し出されます。つまり、テイオーが三本指を突き出しているところだけですね。
で、最後が二つを組み合わせたものです。これは、先程と同じく『トウカイテイオー』で言えば、皐月賞、日本ダービー、有馬記念のレース中に『レース終盤に前と差が詰まる』と発動し、背景で『究極、無敵のテイオーステップだー』と言いながら、ホップステップジャンプからの三本指を突き立てます。これは、実質、勝ち確定演出になります。
ただ、二人同時発動になったら『領域』同士で削りあって両者共倒れする可能性が出てきてモブちゃんが勝つとか言うエグいことになります。

因みに、今作では、『領域』と固有スキルは別扱いとさせて貰っていて、固有スキルは遥ちゃんと沖野Tが『領域』を現実に落とし込んだもので、継承した時に入手する何段階も効果が落ちたものになっており、誰でも習得出来ます。
固有スキルを落とし込むのは流石に遥ちゃん一人では時間がかかります。なので、沖野Tと二人で全力で取り組んでも文章に起こすのに最低でも一週間、シンボリルドルフとかの超強力なスキルは普通に半年とかかかります。ただ、ゲーム版よりも幾分か強いです。まぁ、その分、本領発揮した三つ目の『領域』、長いので『真の領域』にしますね。『真の領域』の威力はぶっ飛んでますけどね。

こんなところかな?あ、そう言えば沖野Tがウオスカを担当することになりましたね。これで、実働班が出来てアニメみたいな誘拐が起こり始めます。逃げろ!トウカイテイオー!
マックイーンは既に遥ちゃん側にいるので、トウカイテイオーがどう出るのかは分からないですね。どちらの可能性もまだあります。

ここが分からない。とか、ここおかしいだろ!とかあったら、感想なり意見箱なりにて指摘して下さい。弱い頭を必死に働かせて設定を練り上げて参りますので。


さて、次回はレースですね。確実に書く時間が必要なので、暫く待ってください。長くて一週間くらいかなー?まぁ、出来上がり次第、投稿します。気楽にお待ちいただけたら幸いです。
いや、駄文になりそうだから早く上げて二話連続投稿して茶濁しするのも手ですね。
まぁ、頑張りますんでよろしく。それはそれとして、寧々のバースデーライブ見てきますね。



▼質問箱兼意見箱

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