一週間ぶりです。誠に申し訳ない。
全てはナリタトップロードって言うウマ娘のせいです。後は、別の小説を書いてることです。ごめんなさい。
あ、因みにブルアカです。
忘れてる人の為に簡単なあらすじ
やよい「クセウマを担当してくれるトレーナーいないなー。せや、姉に任せよ」
姉「ロールケーキうめぇ」
↓
たづな「遥に任せていいかなー?」
トレーナー's「いいともー!」
遥「モグモグ……………え?聞いてないんだけど!?」
↓
遥「ここが理科室かー、ん?」
お友達「バー!」
遥「悪霊退散」ぱんち
お友達「ぎゃぁー」ばたんきゅ~
カフェ「なにしてるんですか……」
こんな感じです。では、どうぞ。
コポコポとビーカーの中に入れられた水が音を立てるトレセン学園旧校舎の理科室にて。先ほどマンハッタンカフェの仲裁によって和解を終えた遥とお友達はと言うと――
『コーヒー苦くて飲めないとかガキじゃないんだからよぉ』
「はぁ?これでもわたし二十歳なんですけどー?それに、コーヒーは飲まないだけで飲もうと思えば飲めるんだけどー?」
――絶賛、仲良く?お話中だった。
お友達の言葉にぷくーっと頬を膨らませてそっぽを向きながらそう言った、はたち(笑)の遥。
そんな二人のやりとりを横目にマンハッタンカフェは沸騰したお湯をドリッパーに被せたフィルターの中に盛られたコーヒー粉全体に染み渡るように回しながら流し入れる。
『はえー、あんたって二十歳なのかぁ。そんなちんちくりんな身体してるのに二十歳って人間ってすげぇな』
「ちんちく……………はぁ?わたしのこの魅惑のボディーをバカにするだとー?」
『ぶふっ……魅惑の…ボディー……ククッ……』
みわくのぼでー(笑)を持っている遥のそんな言葉に腹を手で押さえ、抑えきれない笑いを堪えようと頑張るお友達。
そして、マンハッタンカフェは先ほどどこからともなく現れたマネキンみたいなロボットが持ってきた既に切り分けられたアップルパイを皿に盛った。だが、二人の会話が聞こえていたのか彼女も少し笑いを堪えているようだ。
「あー、笑ったなー!本当だから!夜に出歩くとそこら辺で声かけられちゃうんだからね!」
『あぁ、そうなのか。それは良かったなぁ』
「むー。信じてないなー!」
遥の戯れ言に微笑ましい子どもを見るような目を向ける全く信じていないお友達。だが!
「あの……恐らく…遥さんが言っていることは…あながち間違いではないかと……」
『はぁ?どういうこと?カフェ』
「……これは飽くまで予想なのですが……――」
そしてマンハッタンカフェは語る。夜に
素晴らしい!正解だ!
「おー、流石だねー。凄いなー」
『なぁなぁ、あんた自分で言ってて悲しくならないのか?』
「いやー、別に?もう受け入れちゃってるからねー」
「…その…それはそれでどうなんですか……」
アッハッハ。と呆気らかんと笑いながらそう言った遥に呆れとも哀れみとも取れる視線を投げる二人。そんな時だった。
「やあやあ、カフェ。お客さんかい?」
ガチャリと扉の音を立てながら一人の栗毛を持ったウマ娘が入ってくる。
「あ、タキオンさん……はい、秋川遥さんと言う方です……」
聞いてきた栗毛のウマ娘――アグネスタキオンに、コーヒーとアップルパイが載った皿を並べながらそう返したマンハッタンカフェ。彼女の答えにアグネスタキオンはお友達と話している遥を興味深げに眺めながら口を開く。
「ほぉウ?彼女が噂のトレーナーか。それにしても、彼女は誰と話しているのかね?もしやと思うが……」
「……はい……遥さんにはお友達が
「ふぅン?なるほどねぇ」
マンハッタンカフェの言葉に朗々と頷いたアグネスタキオンは目を細めながら遥を見る。その瞳は先ほどよりも興味の色を宿していてもはや隠しきれていなくなっていた。
無論、そんな不穏な視線を向けられれば遥は気づく。よって、
「およ?キミは……アグネスタキオン、だよね?」
「そうとも。初めましてだねモルモ、遥くん。ご存知の通り、私はアグネスタキオンだ。カフェにはタキオンと呼ばれている。是非ともキミの好きなように呼んでくれたまえ」
「うん、よろしくねーアグネスタキオン」
一先ずの挨拶を交わした二人は互いに見つめ合う。だが、勿論色っぽいモノなどはなく、アグネスタキオンは完全に実験台を見つけたマッドサイエンティストの目をしており、遥はそれに警戒しつつもマンハッタンカフェとアグネスタキオンの二人が揃ったことだし、と口を開く。
「さーてと、二人揃ったことだし本題に入ろっか。キミ達二人、わたしと担当契約結ばない?」
「ほぉウ?」
「…担当契約ですか……?」
「そうだよー」
「それはあれかな?私とカフェの悪評を聞いた上で提案しているのかね?もし違うのならオススメはしないよ」
「……私を貴女と一纏めにして欲しくないのですが……。ですが、不本意ながらタキオンさんの言う通り余り良い選択とは言えないですね……」
遥の提案にそう返した二人。彼女らの悪評のせいで遥に迷惑がかかるのでは?と思ったが故の発言だったのだが、遥がそんな世間体を気にするような人間であれば、まず
よって――
「うん?別に二人が色々言われてるのは知ってるよ?」
「……それでは、何故……?」
「うーん?まぁ、一応、やよちゃんに頼まれたからってのもあるんだけど、一番は気になるからかなー」
「気になるとは私達の何が気になるのかね?」
アグネスタキオンの疑問に、遥はうーんと一つ唸ってから口を開く。
「そうだなー……マンハッタンカフェならお友達でアグネスタキオンなら脚、かな?」
「ほぉウ?脚とは私の走りに惹かれたのかな?」
「いーや、違うかなー。と言うか、気づいてるでしょ自分で」
遥の言葉に目の色が変わるアグネスタキオン。
「確かにキミの脚は天賦の才を持っているね。それも三冠を余裕で取れるレベルのをね。ただ――」
「長く走れない、だね?」
「おー、やっぱ分かってんじゃん。で、これは予想なんだけどキミが研究に没頭するのってそれが原因でしょ?」
「その通りだとも。遥くんも予想していると思うが、私は実験を辞めるつもりはない。それでも私にキミの担当になれ。と、言うのかね?」
遥を試すかのようにそう問い掛けたアグネスタキオン。遥はそんな彼女の目を見つめながらこう言った。
「当たり前じゃん。わたしは夢追い人の味方だよ?そんなわたしがキミの夢を邪魔するわけないじゃん」
「ふぅン。なるほどねぇ……つまり、私が遥くんに私の成果物の実験台になってくれと頼んだらキミはどうするのかね?」
「わたしでいいなら幾らでも。ただ、そうするならわたし以外には使わないこと。いつかは必ず成功させること。これが条件になるよー」
呆気らかんとそう言い切る遥に目を丸くするアグネスタキオン。流石の彼女も
そして、彼女の天才性が故に遥がウソをついているようには見えなかった。
「アッハッハ!素晴らしい!これ程までのモルモットが現れるとはこの私も想像できなかったとも!」
「あ、あれー?わたし、もしかしてー……やっちゃった?」
「……そうですね。タキオンさんのスイッチを押してしまったかと……」
『ワッハッハ!本当にお前サイコーだな!ま、ドンマイ!』
唐突にマッドスイッチが入ったアグネスタキオンにドン引きする一同だったが、アグネスタキオンはそんなことお構い無しに遥へと手を差し出してこう言った。
「では、お言葉に甘えて契約させて貰うとしよう。これからよろしく頼む。
「……うん、よろしくね…」
言い様のない不安感につい口調が普段の二倍増しに沈んでいる遥に対して満面の笑みを浮かべたアグネスタキオンであった。
恒例の解説と言う名の余談です。
自称夢追い人の味方こと遥ちゃんですが、こうなったのは当然昔のことが原因です。ただ、誰でも味方する訳ではありません。
遥ちゃんは基本善意の塊みたいな子です。なので、他人を蔑ろにする様な人は嫌いです。でも、欲とは関係なく矜持を持って他人を傷つけることは別に気にしません。
極論、ウマ娘なんてプライドのぶつけ合いで心に傷つけるのなんて当たり前。ケガもするのは当たり前な為にそう言う認識が生まれております。
後は、遥ちゃんが他人を愛称で呼ぶ時の基準でも書きましょうかね。遥ちゃんはある程度仲良くなるまではどんなに愛称や略称で呼んでもいいと言っても絶対に本名で呼びます。
理由としては、身内との明確な差別化です。そして、担当ウマ娘ではないと言う遥ちゃん自身への忠告擬きでもあります。
基本的にウマ娘に甘々な遥ちゃんですが、流石に担当ウマ娘とその他では絶対的な差が存在します。その線引きの為のものだったりします。
因みに、沖野Tへのセンパイ呼びも遥からの身内判定を受けています。後は、葵Tとかへのちゃん付けも該当します。
え?それ以外のヒトミミにはなんて呼ぶのか?そんなの呼び捨てに決まってるじゃないですか。勿論、偉い人にも呼び捨てです。
次回はマンハッタンカフェと契約させてトレーニング描写を軽く入れます。
次は何時かなー?今週中にもう一話上げたいところ。頑張ります。
▼質問箱兼意見箱
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