戦闘というよりも一方的な蹂躙!
上手く表現出来たか心配ですが、お楽しみいただけたら幸いです!
次の投稿も頑張りますのでこれからも応援よろしくお願いします!
感想と高評価をいただけますとやる気が上がり励みになります!
令呪を通してパスが繋がっている事でアイの助けを求める声が届く。
そして一瞬の浮遊感を感じると同時に景色は変わり、この世とは思えぬ闇一色の場所へと跳ぶ、感覚的には冥界が近いな。
「遅いぞたわけ」
既に戦闘体制の我はトレードマークとも呼べる黄金の鎧を身に纏い、アイへ声をかける。
「王さま!」
この様な本来なら生者が来る事の出来ないハズの世界に攫われた事で不安だったのか、直様我へと飛びつき幼い身体を震わせる。
「だがまぁ、良くぞ我を呼んだな」
頭を撫でてやりながらも我は此方を見やる視線に対し、此方も睨みつけ返す形で相手を見ると、人の姿をした人在らざる者が存在する。
恐らくこの件の下手人である黒い少女からは鬱陶しい、自分にとっては忌々しいと思える神気を漂わせていた。
「なるほど、其奴が下手人か」
どうもあの少女の姿をした者からは、どこぞの駄女神を連想させる神気を感じる。
「うわぁ〜お人形さんみたいに招いたわけでも、死者でも無いのに何でこの『黄泉比良坂』に来れるのよ? 全くメンドクサイ事をしてくれるね」
こういう奴をメスガキとでも呼ぶのだろうか? 如何にも人を見下した態度と言動は本当にあの駄女神を彷彿させる。
「王さま、翠の髪のエルって人から王さまに伝言があるの」
アイの発言に我は驚愕する、何故我が親友(トモ)の名が突然出て来るのか、そしてアヤツは何を言ったのか、そちらの方に興味を惹かれる。
「ほぅ、エルキドゥが・・・何と言ったのだ?」
まさかアヤツがアイと会うとはな。
「駄女神を全力で殴っておいてだって!」
アイの言葉を聴き我は口角が上がるのを抑えられず、
「フハハハハッ!」
アヤツらしいと大声を張り上げ笑ってしまう!
似ているとは思っていたがアヤツにも駄女神認定か!フハハハッ!これは確と叶えてやらねばな、親友として!!
「駄女神? 人形如きが駄女神なんて生意気ね!」
アイの発言に腹を立て怒りを露わにする駄女神を無視し、我は既に行動を開始していた。
「まったく、キサマの逸話通りにその貧相な身体で変態(紳士)ども相手に裸踊りでも踊っておれば良かったものを。態々我の財に手を出そうとしたのが運の尽きであるな!」
伝承においてはそこな駄女神は、神々の宴で岩戸を開く為に裸同然の格好で踊って盛り上げ岩戸を開くキッカケを作ったらしいな。
「誰が貧相だッ! ブッコロスゾッ!」
我の言葉に怒りを見せる駄女神、最初に見せた余裕など最早存在せぬ様だな。
「そうであろう!『天の鎖』(エルキドゥ)よっ!」
我が宝物庫よりいでし、黄金に輝く鎖はかつて凡ゆるものを捕らえ続けた我が最も信頼を置く宝具であり、親友そのもの。
特に『神性』を持つものには絶対的な拘束力を持ち、誰であろうと逃れる事は不可能だ!
「な、何コレ!?」
目の前の駄女神を意図も容易く締め上げ、その細い四肢を縛り上げ宙に浮かべる。ソレは必死に拘束から逃れようと踠くが当然の如く鎖はビクともしない。
そしてアイにゆっくりと近づいていた、黒い亡者のなり損ないも同じく拘束する。我が気づかぬとでも思っておったか!
彼の大英雄でさえ拘束した鎖をその細腕で解く事は不可能だ、アヤツは己の限界を超え我に肉薄したが、この駄女神では叶わぬ事だな。
「ウソッ! 外れない!?」
無駄に踠き続けるその姿は滑稽の一言に尽きる。
「さて、見た目幼子の年増神を殴るのは少々心が痛むが、何せ親友の頼みだ仕方無いなー、無下にするわけにはイカンよなぁ?」
言葉こそ優しげではあるが、顔はさぞ嗜虐心と愉悦に満ちたとてもイイ顔をしている事であろう。我の言葉に誰が年増よ!と喚いているがそれを無視して距離をゆっくりと詰めて行く。
「王さま スっごく楽しそうだねー」
何処か呆れた様な表情で言うアイ、
「ウソだッ! 如何にもこれからどう料理してやろうかって顔してるんだけど!?」
ニッコリと笑顔を浮かべながら、近づいて行く我の顔を見て慌てる駄女神に失礼なと思いながらも右手から鈍い音が鳴るほどに握りしめる。
「アイ お前は後ろを向いて、目と耳を塞いでいろ!」
流石に正真正銘の幼子に見せる訳にもいかぬので目と耳を閉じさせ見えない様にする。
「アッハイ」
我がやろうとしている事に気づき直様行動を起こせる事を褒めやりたいところだ。
「歯ぁ食い縛れよ駄女神、何 我は慈悲深い為死なん程度に加減はしてやろう」
拳からバキボキと音を鳴らしながら近づき、
「ウソだー! やめグボェェアェアッ!」
記憶の中にあった、言峰の使う八極拳の技発勁の真似事で地を砕く程の踏み込みを入れた拳は駄女神の胃を的確に捉え、臓器の潰れる感触と共にその軽い身体は軽々と吹っ飛ばされる。
ふむ、今のは感触的に胃が潰れたな。暫くは地獄の痛みを味わえるだろう。
地面を数回バウンドしながら転げ回るが、無駄に頑丈なのか、止まった場所で四つん這いになりながら血反吐を大量に吐き出しつつも此方を睨む。
「ゴポァっ! タかガ人間・・・のクゼにィィィィッ!」
どうやらこの駄女神は我がどう言った存在かも理解していない、いや理解する頭も無いのだろう。
我はそんな哀れな駄女神を楽にシテヤル為に宝物庫から一本の紅く螺旋を描いた二又の槍を覗かせ駄女神の方へと切先を向ける。
「ダニィゾレッ!? ゴホッ! 何で神殺しの武器の気配を感じるの!?」
血反吐を吐いている事で濁音が混じるが、どうやらこの槍『絶望司りし血濡れの槍(ロンギヌス)』の神殺しの力を感じているようで顔に恐怖の表情が混じる。
「亡者共! 私を助けろ! 起動しろ『偽・国造巨神(ダイダラボッチ)』」
血を吐き出しながら、絞り出す様に叫ぶと、周りの闇が蠢き黒い人型、黄泉軍(ヨモツイクサ)、黄泉醜女(ヨモツシコメ)と呼ばれるあの世の住人達が此方へと進軍を始める。
そして、
「ほぅ、巨神伝説の模造品か」
山の如く巨大で腐りかけた様な姿の醜悪な巨人が、見た目通りの悍ましい叫び声を上げ地響きと共に此方へとゆっくり近づいて来る。
国造りの巨神の伝承を基に亡者共を部品に代用した粗悪品か、それでも伝説を下地にしている分わずかな神気があるのがヤツの不幸であろう。
「ナニあの化け物ッ!?」
地響きに驚き、我のいる方を見てあまりに現実離れした光景に叫ぶアイ。
「鬱陶しいぞ粗悪な出来損ない如きが、誰の許しを得て見上げるべき我を見下ろしている」
「あはははッ! アレ相手にアンタが何を出来るのよ! アンタ何か一捻りに・・・」
一瞬、そうたった一刹那の出来事であった。宝物庫から切先を覗かせていた槍の向きを巨人の頭部へと向け射出!
音速を軽々と超えた神殺しの槍は不遜にも我を見下ろす粗大ゴミの頭部を容易く打ち砕き、頭部を失った巨神はまるで血の様に汚泥を撒き散らしながら闇に倒れ込む。
「ウソ?」
余りの出来事に事実を認識出来ないのか、呆然と倒れ伏した巨人を見つめる駄女神。
「ふん、あの様な出来損ない如きで我の相手が務まる等と思い上がるな!」
「わぁ〜王さまスッゴイッ!」
純粋に我を讃えるアイの声に気分が良くなるな。
「亡者共!」
悪足掻きとばかりに呼び寄せていた亡者共に命令し、それに応えた亡者共が駄女神の元へと参上して拘束している鎖へと手を掛ける。
「穢らわしい亡者の分際で我が親友に触れるとは無礼であるぞ!」
怒号と共に『王の財宝(ゲートオブ・バビロン)』から複数の不死殺しの宝具を射出し亡者共を射殺すが、大量の亡者共が直様集まって盾となり、駄女神を拘束している鎖を壊し解放する。
『天の鎖(エルキドゥ)』は神性を持つ者以外には頑丈な鎖程度の強度となってしまう特性がある。
おのれ! 我が親友に不遜にも触れた上で壊しおって!万死に値する!
「八咫烏!」
危機感知能力があるのか、何処からか3本足の烏の神鳥『八咫烏』を呼び寄せ飛び乗りこの場から逃げ出す。
「今は見逃してやろう道化。尤も、次に相見えるその時は我の赦し無くして視界に入った無礼・・・生命を以て贖ってもらうがなッ!」
流石神鳥とでも言うべきか、高い加速力を持ってあっという間にこの場から離脱していく。
「お前は此処で死ね! 亡者共! あの男だけを殺せッ!」
去り際の小物臭のする捨て台詞を吐きながら亡者へと命令すると、周りの闇全てが蠢き、醜悪な化け物となって此方へと襲い掛かる。
己の腕を鋭い鉤爪に変えて高速で伸ばすモノ、手に持つ粗悪な武具を投げつけるモノ、魔術の様に何かのエネルギーを飛ばすモノと多種多様であった。
そして何より数は万を超え億にも届くのでは?と思うほどであった。
「王さまッ!」
数えきれない、空間そのもの全てが異形の存在で覆い尽くされている事に恐怖しているのか、声と身体を震わせながら我に縋るアイに、
「案ずるな お前の前にいるのは英雄王たる我なのだぞ」
余裕綽々な態度で応えてやる。
「さて、この世界で初めてではあるが、少しばかり我の本気を見せてやろう」
闇一色の空間に無数の黄金の光が我の背後に現れる。
「『王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)』」
現れた黄金の光は優に百を超えており恐らくは千まで届くであろう。そしてその全ての光から様々な形状の古今東西の宝具が顔を覗かせ既に臨戦体制となっている。
「アイよ、確と目に焼き付けるが良い! お前の所有者たる我が如何に偉大な存在かを!」
我は右腕を振り下ろし号令を掛ける!
襲い掛かる絶望を黄金の王が切り裂く。
無数の剣が、斧が、槍が、鈍器が。輝き放つありとあらゆる武具が亡者共に降り注いでいく。
その様はまさに流星雨を超え流星嵐と呼ぶに相応しい。
黄金の流星嵐は迫り来る絶望の軍勢を紙でも裂くが如く蹴散らす快進撃を見せる。
何をどれだけ吐き出そうとも決して尽きぬ至高の弾丸。あまりに無慈悲な絨毯爆撃。
乱雑に放たれる無数の弾丸のどれもが致死に至る必殺となるのならば、それは質と量を合わせた至高の射撃へと昇華する。
「フフ・・・フハハハ・・・ハァーッ!ハハハハッ!! 圧倒的ではないか我が財は!」
今までこう言った戦闘をする機会が無く溜まりに溜まっていた、フラストレーションを折角の機会だ、しっかりと発散するとしよう。
放たれた宝具が着弾する度に光が生まれ。その光景はまるで打ち上げ花火の様に鮮やかなものであった。
「キレイ」
アイの表情に先程までの恐怖は無く、無数の終わらない花火を見続けている様な表情へと変わっていた。
「ふむ、タイトルをつけるなら『打ち上げ花火、下から見るか上から見るか、キサマがなるか』と言ったところか」
そしていくら戦力を随時投入しようとも、ソレを遥かに上回る数と質の暴力を持って駆逐されていく事に焦りを覚えたのか上下左右と全ての方向から亡者が時間差をつけて攻め込む。
「その程度の浅知恵で我に近づけるとでも思うたか?」
折角考えたのであろうが、残念ながら『王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)』は背後だけでは無く、何処からでも開けるのだ。
その証明とばかりに進軍中の亡者の頭上に黄金の波紋が現れ、そこから再び流星雨が降り注ぐ。
降り注ぐ無数の流星達とそれに伴って起こる高威力故の衝撃に成す術なく数を減らし、呻き声をあげながら消滅していく亡者。だが、一部の亡者達が頭を失った巨人へと集まり、自分達の身体を糧に修復を始める。
そしてまた亡者達が大量に一ヶ所に集まり量産型の巨人が生産され此方へと襲い掛かる。
「痴れ者が鬱陶しいぞ!」
だが幾ら増やそうと凡百の英霊なら兎も角、この世全ての宝具を持つ我相手には役者不足も良いところだ。寧ろデカい分当てやすい。
量産型巨神軍をあっという間に蜂の巣にし慈悲もなく消し飛ばす。
亡者は死した後、成仏出来ずにいるモノ達の成れの果て。故に過去から今現在までに死んだ人間の数は膨大であり未だに無尽蔵と言える。
まだまだ余裕はあるが、もとより此処は死者の世界、我なら兎も角生者であり幼い子供たるアイには悪影響を与えかねん故にそろそろ脱出をするか。
「まぁ その前に邪魔者を排除だな」
大盤振る舞いとばかりに更に『王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)』を開いて態と爆発系や広範囲破壊に特化した宝具を選び、射出する事で暗闇の空間を宝具の直撃によって発生する光で一時的に空間全てを光で満たす。
亡者は消し飛び、更に光に焼かれ、進軍が一時的に止まる。
「アイ此処から脱出するぞ」
良い加減にこの様な辛気臭い場所など飽きたわ!
「『天翔ける王の御座(ヴィマーナ)』!」
宝物庫から黄金の飛行機を出し、
「アイ! 良い加減この様な辛気臭い場所から帰るぞ!」
アイの傍へと歩き出しアイを抱えるべく近づくと、
「お母さん・・・」
一体の亡者に話し掛けていた。セリフから間違いなく、アイの母親であろう。
何故この場所にいるのかは知らんが、あの姿から既に死んでいる事が理解出来る。
「アイ、最期の別れだ、お前の気持ちを伝えるが良い」
たとえどれだけ酷い親であろうとも、最期の別れの言葉くらいは掛けさせてやろう。それがアイの成長と自立を促すのだから。
「お母さん・・・産んでくれてありがとう・・・お母さんは私の事が嫌いかもしれないけど、私はお母さんが産んでくれたから王さまに会えたんだ! だからありがとう!」
大粒の涙を止めどなく流し続け、嗚咽混じりに声を震わせながら最期の別れをアイは告げる。
「アァ・・・ア・・・イ」
亡者は限界が来ていたのか解ける様に身体が崩れ、消えていく中で最後にアイの名を呼んだ気がした。
「お母さん・・・お母さん」
どれ程酷い親であろうとも、やはり求めてしまうのが子と言うモノなのだろうか、蹲り母を呼ぶその姿にはクルものがある。
「行くぞ、アイ。お前は我のものだ故に生きなければならん」
アイを抱き上げ、『天翔ける王の御座(ヴィマーナ)』の玉座兼コックピットへと座り、アイを我の膝上に置き上半身の鎧を外して抱き付かせる。
「行くぞ! しっかり摑まっていろ!」
我の号令に応えるが如く『天翔ける王の御座(ヴィマーナ)』のエンジンは既に臨界点を超えており唸りを上げ、両サイドの美しい翡翠色の翼が開き飛び立つ準備が整う。
「さようなら・・・お母さん」
我の玉体に顔を押し付けながら、別れを告げるアイに、
「これはお前の新たな門出である! 泣くなとは言わぬ! されど別れを笑顔で見送る事は出来る故に笑顔で見送ってやれ!」
笑顔で見送ってやれと、別れを悲しみでは無く新たな始まりに変えろと激励を掛けてやる。
「お前の道を照らす為の我からの褒美である!」
再び『王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)』を開くが、今度は武器ではなく、魔杖、砲撃型礼装を出現させ、『天翔ける王の御座(ヴィマーナ)』の主砲にも魔力を限界までチャージし、
「放て! コレは我からアイ! お前にくれてやる新たな門出への祝砲よ!」
千の黄金の波紋から放たれる色取り取りの砲撃がまさに大輪の炎花を咲かせ、そして咲き誇る大輪を貫き一直線に道を切り開く黄金の大砲撃が我らの道を照らす。
「王さま! すごく・・・凄くキレイッ!」
その言葉にニヤリと笑って応えてやり、『天翔ける王の御座(ヴィマーナ)』を全速前進させ、闇の海を切り裂く一条の閃光となる。
補足ですが、今回使用したロンギヌスは複数あるとされている内の一本で、エヴァの方をモチーフにしています。
ダイダラボッチに関しては今回の舞台となった、黄泉比良坂の亡者を材料にした、模造品として造られた巨大エネミーです。
なお今回ぶっ放した宝具は全て回収済みです。
ちなみに彼女には話の展開上まだ利用価値があるので生存出来ました。
少し長くなりますがこっちの世界の天鈿女に関して補足と考察をいれますと。
原点である日本神話には黄泉比良坂との関係は無いですが、推しの子の考察において双子の転生に恐らくは関わっていると思われており。
また原作のシーンでは意味深な発言 『真の意味で母を得られなかった2人と』『魂の無い子を産んだ母親を導いてあげた』などアイと双子に関係すると思われる発言
そして、『もしかしたらそれ以上の意味があるのかもだけどとも』口にしていました。そこから転生神として扱い、生と死の両面があると考えて、今回日本神話の黄泉の国の入り口である黄泉比良坂を使いました。
他にも此処を舞台にした理由は下の方にも書いていますので良ければそちらもご覧下さい。
そしてこれはまだ推測でしかありませんが、「アクアとルビーがアイの双子として転生したのは神様の善意だけではない」ということで、神様には別の目的があったことを暗示しているのでは無いかという部分から、
イレギュラーによって今回の様にアイの心が救われる事による変化を嫌い。
アイの心を救おうとしていた王さまの妨害とアイの拉致。
今回の舞台となった。黄泉比良坂の下りについては、元ネタとなる神話の天岩戸が閉じられた事によって光の無い世界へなった事で一時的に死の世界となった後、岩戸を開いて、光を齎した事から転生に関わるという考察もあり、
闇(死)と光(生)の側面を持つと言う所と原作では深く双子の転生に関わっている様な発言から、
変化しつつあるアイの心を完全に壊すために死んだ母親と合わせるために黄泉比良坂へと拉致をしたという展開になりました。
あと何故王さまの発言の中にあの女神と断定する様な内容を言ったかというと原作の中でも、少女の周りには常にカラスたちがいます。
カラスは日本神話のなかに登場する導きの神「八咫烏(やたがらす)」を想起させる存在であり、ここからも少女が「神」に近しい存在であることが推測できます。
またカラスは天鈿女命(アメノウズメノミコト)にも関わりの深い動物です。実は東京に天鈿女命を祀っている神社があるのですが、この神社の名前は「烏森神社」。まさに「大量のカラス」をイメージさせる神社です。このことからも、少女が天鈿女命に近しい存在であることを推測しております。
あくまでこの作品の中での独自展開だと思っていただけたら幸いです。
あと今回何故黄泉比良坂を選んだかと言いますと、王さま相手に生半可な戦力ではあっという間に潰されるので幾らでも補充の効く死者ならば数で圧倒出来るかもという企みもありました。
尚次回の投稿終わりにアンケートを取りたいと思っております。
内容については次回の後書きに記載予定です。
そして遂に登場!王さまの本気の一撃!
次回『天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)!』
次の更新も頑張ります!
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