短いですが、アーモンドアイが出た事で考えついたネタを投稿!
アイちゃん可愛い!!
『エイプリルフール企画 目が覚めたらウマ娘だった件について』
朝…それは太陽が世界を照らし、1日の始まりを告げる時間。
「ん〜」
大きな高級ベッドの中にて、寝返りをうつ少女の姿があった。
「…ィ…」
「む〜」
「…イ…か」
「むにゃ…」
幸せそうに惰眠を続ける少女に対して、
「良い加減に起きんかッ! アイッ!」
耐えかねたのか、大気を震わす様な怒号が飛ぶ。
「わひゃ〜っ!?」
あまりの声の大きさに驚愕したのか、奇妙な叫びを上げながら少女は飛び起きる。
「やっと起きおったか、この寝坊助め」
寝起き眼で霞む視界の中、怒声をあげた相手を見る。
霞む視界の中でも輝く黄金の男性、ギルガメッシュが呆れ顔で少女を見つめていた。
「むぅ〜王さま〜 もっと優しく起こしてよ〜」
不満そうに男性、ギルガメッシュに文句を言う少女であったが、
「たわけ! 何度も起こしてやったのだぞ! また我のベッドに入り込みおって!」
「えへへ〜」
そんなものどこ吹く風かとばかりに笑って誤魔化す。
「それよりも早う支度をせい、今日はお前の選抜レースの日なのだからな」
言うだけ言ってこの場から立ち去るギルガメッシュをボケーっと見ながら、
「選抜レース?」
聞き慣れない単語に首を傾げるも、着替えるために自室へと向かって服を脱いだ時に違和感を感じる。
「あれ? 何か身体が変な気が…」
下着姿のまま、備え付けの姿見の鏡の前に立った時に違和感の正体を知る。
「ふぇっ!?」
本来耳のある場所には何も無く、頭上にピンっと二つの長い動物の耳が生えており、
「えっ!? これもしかして尻尾?」
臀部を見れば、自分の髪色と同じ色の柔らかそうな尻尾が生えていた。
「ウソ…これ本物?」
自分の記憶を辿れば、今までこんなものは生えていなかったハズなのに、
「ちょっと触ってみよ…」
興味本位で自分から生えている尻尾を少し強めに握ると、
「ひゃうっ! ん! あぅ…」
何とも言えない感覚と、痛みとは違った感触に戸惑いを覚える。
そして次に彼女の取った行動は、
「王さま〜ッ!!」
部屋を出てそのままリビングに走る事であった。
「あれ? 私こんなに早かったっけ?」
思いがけない程の速さを出しつつも目的地へ辿り着き、
「王さま〜ッ!」
「何ださわがs…っておいッ! たわけ! 貴様服ぐらい着んか!?」
突然飛び込んで来た少女のあられも無い姿に驚愕を隠せない様だ。
「大変! 私の頭とお尻から耳と尻尾が生えてるの!?」
あたふたとしながら自身に起きた異常自体を話すが、
「? 何をたわけた事を言っておるのだ? 貴様は『ウマ娘』なのだから当然であろう? 『アイオライトホープ』よ?」
寧ろ何を言っているのかと、怪訝な表情で少女…アイオライトホープを見つめる。
「ウマ娘ーーッ!?」
予想だにしなかった答えに驚きのあまり叫んでしまう。
その時頭の中にとある記憶が浮かび上がる。
それは寝る前の事…
ホヮンホヮン…バビロン〜
夕食を食べ終えて、私がソファーで休んでいた時に、
「アイよ」
「どうしたの王さま?」
王さまに話しかけられて、
「我が最近買収した系列会社のアプリゲームが大型アップデートされてな、そのテスターを頼まれたのだが、ついでだ、お前もやってみるが良い」
渡されたタブレットに映っていたゲームは、
「ウマ娘プリティーダービー?」
耳と尻尾を生やした綺麗な女の子達が走っている映像だった。
「現実の競走馬をモチーフに擬人化した育成とレースを合わせたゲームだ」
「へ〜」
私あんまりゲーム得意じゃ無いんだけど大丈夫かな? 音楽系のゲームは得意なんだけど…
「なに…案ずるなゲーム自体はさほど難しくは無く、操作も簡単だ」
私の考えが読まれたのか王さまがフォローしてくれる。
「とりあえずやってみよ、無論我もプレイするぞ」
促されるままにタブレットを受け取って、とりあえずプレイしてみる事にする。
ゲームを始めると、綺麗な映像が流れる。その後はチュートリアルに従ってゲームを進めて行くと、
「え〜と…この子を選べば良いのかな?」
チュートリアルのガチャで引いた内の1人、『ダイワスカーレット』って言うツインテールのオッパイの大きな子を選ぶ。 …良いなぁ…
選んだ後チュートリアルに従ってプレイしていくと、
「あっこれ面白いかも」
普段ゲームをあんまりしない私でもわかりやすくて、やりやすいこのゲームにいつの間にかハマっていた。
「ウソ〜っ!? 何で!? あれだけ離れてたのに追い越されてるの!?」
勝っていたハズなのに、あっという間に抜かされて泣きそうになったり。
『これがあきらめないってコトだぁ〜ッ!』
綺麗な青い髪の女の子の何処までも諦めない姿に感動したり、
「わぁ〜 ウィニングライブ綺麗〜」
勝った時に見れるライブ映像を見たり。
「また落ちた〜ッ!」
何回も読み込み直しになった後に、またタイトルに戻った事に怒ったりしていた。
「うぅ〜 凱旋門勝てないよ〜!」
「おい、そろそろ寝るぞ」
王さまの声に気づいたら、いつの間にかもう寝る時間になっちゃってた。
「うぅ〜もう少しだけやっちゃダメ?」
「早う寝んか! 明日も学校であろう!」
王さまって意外にもこういう事には凄く厳しい…
「そういえば王さまの方はどうなったの?」
「見るか?」
王さまのタブレットを見せてもらうと、
「ウソ〜! 何でそんなランクに行けるの!?」
王さまのタブレットの中にはSよりも上のUランクが映っていた。
UAとかどうやったら出来るの!?
「ふ、現世において永らく娯楽に勤しんでいた我のプレイスキルの賜物よ」
ドヤ顔の王さまに凄くイラッときた私は悪く無いと思う。
「むぅ〜っ!」
頬を膨らませても聞いてもらえないので、王さまのベッドに潜り込んで不貞寝をする事にする。
「私が『ウマ娘だったら』あんなに速く走れるかな…」
そんな事を寝る前に考えてたような気がする…
回想終了
「そういえば…あの時…胸元が少し光った様な気がしたけど…もしかしてそのせい?」
「何をぶつぶつ言うておる? シドゥリッ!」
ギルガメッシュが指をパチンっ!と鳴らすと、
「はい。 アイさん…とりあえず身支度を整えますよ」
「あっ 待ってお姉ちゃん…」
どこからとも無く褐色美女のシドゥリさんが現れ、アイの手を引いて自室へと向かってテキパキと身支度を整えさせる。
「わぁ〜 可愛い!」
ウマ娘の通う中央トレセン学園の制服に袖を通したアイが、姿見の鏡に写る自身の姿に見惚れる。
「うふふ、とても可愛らしいですよ」
アイの髪を優しく整え、頭上に伸びたウマ耳に金色に輝く北極星を模した耳飾りを付けながらも彼女は手の掛かる妹の様に接しながら身支度を整えていく。
「はい、できました。 さぁ、早く朝食を食べないと遅刻しちゃいますよ」
身支度を完璧に整えられたアイがシドゥリ連れられてリビングへと移動する。
「やっと来おったか寝坊助め」
優雅にコーヒーを啜るギルガメッシュが、アイの姿を視認し声をかける。
「えへへ、お腹空いた〜」
何でだろ? 何かいつもよりお腹が空く。
「ご飯ですよ」
机の上に並べられるのは、小麦色に焼けたトースト、半熟卵のベーコンエッグ、野菜サラダ、ニンジンの野菜スティック、ヨーグルト、牛乳としっかりとボリュームのある品々だ。
「いただきま〜す!」
私は何故かすごく気になっているニンジンの野菜スティックを取って一口頬張ると、
「おいし〜い!」
何だがいつもより凄く美味しく感じる!
ニンジンってこんなに甘かったかな?
その後も半熟の目玉焼きとベーコンをトーストに乗せて食べていく。
気がつけば私はいつもの倍くらいは食べていた。
「お腹いっぱい」
普段の私だと入らないくらいの量をペロリと食べちゃった。
「ゆっくりするのは構わんが、そろそろ時間ではないのか?」
王さまに言われて時計を見ると…
「わひゃ!? 遅刻しちゃう!」
「やれやれ…さっさと行くぞ」
あれ? 王さまもどこか行くのかな?
「何を惚けている? 我はお前の『トレーナー』なのだから当然であろう?」
王さまが?
そう思った時…私の頭の中に見た事の無い筈の記憶が浮かんで来る。
「あ…そうだね…」
「なんだ? まだ寝ぼけておるのか?」
「うぅん、大丈夫」
「まぁ、良い…さっさと行くぞ」
「うん! 行ってきま〜す!」
「行ってらっしゃいませ」
お姉ちゃんに声をかけてから王さまと一緒に家を出る。
「さて…我は『
この身体になったから使い方が解る。
「うぅん、走るね!」
走りたくて身体が凄くウズウズする。
「まぁ…良かろう。 では行くぞ」
王さまがバイクを発進させるのと同時に、私は足にしっかりと力を入れて…
「うん!」
一気に地面を蹴り、走り出す!
「わぁ〜!」
今までの私では考えられない程のスピードで私は地面を駆けていく。
王さまのバイクにもしっかりとついていけるくらいにスピードが出ている。
私は今まで見た事の無い景色に夢中になる。
「どんな一日になるんだろう!!」
今の自分の状況に戸惑いながらも、ワクワクが止まらない!
一発ネタで書いてみましたが、いつか続きを書きたいと思います!
最近忙しすぎて執筆の時間がとれないので、遅れ気味ですみません!!
一日13時間近く拘束な上に今週は夜勤の早出…
職場に過労死させられそう…
何とか生きて更新しますので見捨てないで!
出久はONE for Allを
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継ぐ
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継がない
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後で継ぐ
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神砂嵐