天に輝くは黄金の北極星   作:帝月

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遅くなってすみません!

私はね…毎日残業何かしなくても良いと思うの…



『宴の終わり』

アーチャーを倒した事で蒼天の砂漠は暫しの間静寂に包まれる。

 

「ふむ…一度『乖離剣(エア)』を仕舞わねばな…」

 

宝物庫を開き、至宝たる『乖離剣(エア)』を仕舞おうとしたその時…

 

「むっ!?」

 

突然宝物庫の奥底の封印が解かれ、呼んでいないはずの我が所持している方の『乖離剣(エア)』が現れる。

 

「これは…共鳴しておるのか?」

 

2つの『乖離剣(エア)』が共鳴し魔力を放出しながら我の手を離れる。

 

そして…2つの『乖離剣(エア)』は空中で整列し、ゆっくりと近づいて行き…まるで映像が重なるかの様に2つの至宝が1つに合わさる。

 

「なんと…」

 

流石の我でもこの展開は予想外であり、呆気に取られていると…

 

まるで鳥が主の手に飛び乗るかの様に、『乖離剣(エア)』が移動し我の手の中に収まる。

 

「フハハハハッ! どうやらお前も更なる力を手に入れた様だな『乖離剣(エア)』よ!」

 

事実『乖離剣(エア)』から感じられる力の波動は以前にも増して強くなり、今ならば例え古代神ですらも一撃のもとに降せると確信が持てる。

 

「フハハハッ! だが今は眠れ、我が至宝よ…何れお前の力を振るうべき時が来るであろう」

 

我は『乖離剣(エア)を宝物庫の奥底へと仕舞い、再度黄金の鍵剣『王律鍵(バブ=イル)』にて厳重に封印を施し、アイ達のいる会場へと足を運ぶ。

 

それと同時に固有結界を解いたのか、先程まで砂漠と化していたフィールドは元の屋上庭園へと戻り、(そら)に浮かぶ月が庭園を照らす。

 

「うっ!」

 

突如アイリスフィールが何か衝撃を受けたかの様に身体を振らつかせる。

 

「アイリスフィールッ!?」

 

「大丈夫よ…セイバー…身体の振らつきは、問題無くアーチャーの魂が吸収されたからよ」

 

「そう…ですか…」

 

アイリスフィールを気遣う騎士王を他所に…

 

「流石は英雄達の王を名乗るだけはあるな、先の戦い見事である!」

 

「フッ…真なる王の戦いを観賞出来た幸運を噛み締めるが良い」

 

「ふん…いずれ奪う財宝しかと見定めてやったわ」

 

どちらも憎まれ口を叩きながらもどこか楽しそうな雰囲気を醸し出す2人の王。

 

「「フッ……フハハハハッ!」」

 

その様が可笑しいのか、どちらも愉快そうに大声をあげ笑う。

 

「お互い、言いたいところも言い尽くしたよな? 今宵はこの辺でお開きとしようか」

 

征服王が愛用している剣で何も無い場所を切りつけたその時、切られた空間から2頭の立派な雄牛が引く戦車が現れる。

 

「おい! 待てよ! 聖杯戦争はどうすんだよ! このままだとヤバいのが復活すrブベッ!」

 

マスターであるウェイバーが征服王を問い詰めるも、またもや強烈なデコピンを喰らい強制的に黙らせられる。

 

「阿呆…態々聖杯戦争などやらなくとも、それ以上の宝を持つ者がおるのだから余らしく奪うまでよ!」

 

誰に構う事なく豪快に啖呵をきる征服王、この様に傲岸不遜である故に王なのかもしれない。

 

「近いうちに余と貴様とで決着をつける羽目になるであろう」

 

「フン…その時まで精々この現世を楽しんでおくが良い」

 

剣呑な会話でこそあるが、お互いにどこかそれを楽しんでいる様にも見える。

 

「フン…言っておれ…次に合間見える時に、貴様の財宝悉くを奪い尽くしてやるわ」

 

側から見れば2人だけで話が完結している様にすら見えるが、そこに1人納得の行かない存在がいた。

 

「待て! 征服王! 私はまだ…」

 

今の今まで蚊帳の外であった騎士王だ。

 

「貴様はもう黙っとけ…今宵は王が語らう宴であった…だが…余はもう貴様を王とは認めぬ」

 

征服王が騎士王を見る眼差しは最初とは打って変わり、失望したと言わんばかりの表情で冷たく言い放つ。

 

「あくまで私を愚弄し続けるか!?」

 

征服王の言動に怒りを顕にするも…

 

「さぁ…坊主引き揚げるぞ」

 

当の本人は取り合うつもりは無く、騎士王に目もくれず帰宅準備を行う。

 

「え? あぁ…うん…」

 

征服王の態度に思う所があるのか、生返事で返すウェイバー。

 

征服王はそんな彼の様子を見兼ねたのか、首根っこを引っ掴み戦車の操縦席へと投げ入れる。

 

「ぐぇっ!」

 

マントを翻し…

 

「なぁ小娘よ…いい加減にその痛ましい夢から醒めろ…さもなくば貴様はいずれ英雄としての最低限の誇りさえも見失う羽目になる…」

 

騎士王へと向けるその横顔はどこまでも冷徹であり…そして失意と哀れみの込められた眼差しを向ける。

 

「貴様の語る『王』というユメは…言わばそういう類の『呪い』だ」

 

その言葉に対して騎士王は…

 

「いいや! 私はッ!」

 

否定しようとするも、征服王は一切の耳を傾けず、戦車を走らせ夜の空へと消えていく。

 

「……………」

 

顔を俯かせ、口を噤み…騎士王は何を思うのか…

 

「図星を突かれて意気消沈と言ったところか?」

 

「英雄王…私は…」

 

「正しいだけが正解とは限らんぞ」

 

「ッ!?」

 

驚きに身を震わせる騎士王を他所に我はアイの下へと向かう。

 

「王さま…」

 

幼い身体には堪えたのか呼吸は荒く、球の汗を流し、その小さな身体を震わせながらもその美しい瞳で確と我を見つめる。

 

「アイよ…先のお前の献身見事! 大義である!」

 

我は迷う事無くアイの頭を撫で付けてやり、賞賛をくれてやる。

 

「えへへ…私、頑張ったよ!」

 

アイは偽りの無い、女童の笑みを浮かべる。

 

「アイよ、お前の献身を称え我手ずから褒美をやろう! 欲しいものがあれば言うが良い! それこそ金銀財宝だろうが何でも良いぞ!」

 

「え、えっと…」

 

突然の事に戸惑いを見せるアイ。

 

「思いつかぬならば、後に欲しいものが決まった時に言え。 お前の望む全てを与えてやろう」

 

「うん!」

 

我の言に嬉しそうにアイは頷きを返す。

 

ギルガメッシュは後の時代にて、まさかこの時の褒美にアイが『あの様なもの』を望むなどとはこの我の目を待ってしても予想は出来なんだと語る。

 

「あ、あれ? 身体に力が入らない…」

 

アイが突如ふらりと身体を傾かせ、そのままぺたりと力なく地べたへと座り込む。

 

どうやら先程までは緊張感があったのもあり問題無かったが、それが解けた今その幼い身体には負担が大きく、歌を全力で歌った事での体力の消費に加え、屈強な1000人を超えるであろう男どもに囲まれた事での精神の緊張による消費もあったのだろう。

 

「ひゃわ!」

 

「今は休むが良い」

 

顔を赤らめるアイを抱き上げ、凛と桜の待つ場所へと向かおうとしたその時、

 

「英雄王…先程の言葉について答えてください!」

 

騎士王が我の先程の発言の意図を求め呼び止める。

 

「どれについてだ?」

 

「正しいだけが正解では無いという事です!」

 

まったくこの阿呆は…いや清廉潔白に生きる事を強制されればこうもなるか。

 

「騎士王よ、人には感情があり、心がある…それは厄介なものでな…いくら正しいとされる行動であろうとも必ずや反対意見は出る…だが貴様は清廉潔白過ぎるのだ…お前は自分のみならず、他者にもそれを求め過ぎておる」

 

人は機械では無いのだ、お前の求める『正しさ』とはな…僅かな悪すら赦さん機械的とも呼べる狂気の沙汰なのだぞ。

 

だからこそ…後の時代において『心を捨て去った貴様』はあの様なふざけた事を行ったのであろうな。

 

「くっ! しかし…王たるものが正しい行いを率先せねば民は…」

 

「その結果どうなった? 貴様の治める国は割れ、内乱の末に滅びの道を辿っておるであろう?」

 

この小娘は王としての器こそはあるが、それはあまりにも理想を求め過ぎており…歪で綺麗過ぎる。

 

そう…ただ、正しくある事をインプットされた人形のようにな。

 

あまりにも透き通る水は見る分には綺麗であるが、そこに魚は住めずただ美しいだけの光景に過ぎん。

 

王とは綺麗事だけでは無く、時には泥すらも飲み込む器が求められる…清濁併せ呑む事が出来てやっと半人前に成れるのだ。

 

若い頃の我はコヤツの見た目に、そして…儚さや哀れさに愉悦を見出したが、世界を巡り歳を経た我から見たこの小娘は何処までも歪であまりにも痛々しく…哀愁を誘う。

 

まぁ、人の心を理解出来ぬあのクズが原因であるがな。

 

「そ、それは…だからこそ…私は…聖杯を手に入れ…故国を救わなければならないのです」

 

根が真面目過ぎて融通が効かんのがコヤツの悪いところよの…

 

「騎士王よ先も問うたが、仮に聖杯が正常だとしても貴様の願いは叶わん…それが何故か…それすらも理解出来ぬであろう?」

 

理由だけならばいくつもあるが、1番の叶わぬ理由をこの小娘は理解しておらん。

 

「何故ですか! 私の願いが…間違っているのですか!? ただ…故国の救済を…願うのは…不甲斐無い王であった私には分不相応だとでも言うのですか!」

 

先程までのキリッとした戦士の顔ではなく、どこか泣くのを堪える少女としての姿が見える。

 

その様子を見る周りの外野どもの反応は、死にそうな顔をしている者、哀れみの目で見ている者、痛ましいものを見る目をする者と様々である。

 

騎士王よ、貴様の言動に元部下が今にも自殺しそうになっておる故、そろそろやめておけ。

 

「教えてください! 英雄王ッ!」

 

「たわけ…まずは己で考えよ…他者の出した答えに縋るな…」

 

もう小娘に用は無いと踵を返し、立ち去ろうとしたその時…

 

「待て!」

 

突如我を呼び止める者が現れる。

 

やれやれ…良い加減終わらせたいのだがな…

 

「何だ雑種? 不遜にも我を呼び止めるとは…殺されても文句は言わせんぞ」

 

「お前の持つ聖杯を僕に使わせろ!」

 

「キリツグッ!?」

 

目は血走り険しい表情からは殺気を感じる、その様子から察するに…どうやら魂を得た事で活動状態となった大聖杯を見た様だな。

 

「ほう? 雑種の分際で大きく出たな。 だが…貴様如きに我が財を使わせてやる理由などは無い、故に殺されん内に疾く失せよ」

 

「断るッ! 僕に聖杯を使わせ無いのならば、今すぐ令呪をもってお前だけで無く、お前が守護するその子達諸共消し飛ばしてやる!」

 

随分と面白い事をほざくなこの下郎は。

 

 

衛宮切嗣 side

 

『正義の味方』…少年が一度は憧れながらも、成長するにつれて捨てていく幼稚な理想。

 

全ての生命が犠牲と救済の両天秤に載っているのだと悟り…

 

決して片方の皿を空に出来ないと理解した時…僕は天秤の計り手になろうと志した。

 

より多く、より確実に…この世界から嘆きを減らそうと試行錯誤した…その結果たどり着いたのは…

 

『多数を生かすために、少数を殺し尽くす』という行為…故に僕は誰かを救えば救うほどに人を殺す術に長けていった…

 

手段の是非を問わず、目的の是非を疑わずただ無謬の天秤であれと…僕は分け隔て無く人々を救い、分け隔て無く殺していった。

 

だけど…僕は気づくのが遅すぎた…全ての人を等しく公平に尊ぶならば…それは誰一人として愛さないのと同じ事…

 

もし…自らの心を凍らせ、壊死させ、血も涙も無い計測機械として自分を完成させる事が出来ていたのなら苦悩など無かっただろう。

 

誰かが歓喜する笑顔は僕の胸を満たし、誰かの慟哭する声は僕の心を震わせた…無念の怨嗟には怒りを覚え、寂寥の涙に手を差し伸べずにはいられなかった。

 

人の世の理を超えた理想を追い求めた…

 

だから僕は…姉の様に思い、初恋の相手だった彼女(ヒト)を見殺しにし…父を殺し…母と想っていた彼女(ヒト)を殺し…屍の山を築きながらも求め続けた…

 

でも…個人の…人の力では…成し遂げる事など不可能である事など、最初から解りきっていたはずなのに…それでも…僕は…

 

なりたかったんだ…何もかもを救える…『正義の味方』に…

 

だからこそ求めた…人の身で叶わぬのならば、人の領分を超えた超常の力たる『聖杯』を…

 

『聖杯』さえあればもう誰も泣かずに済む…もう誰もが悲しまずに済む…もう…僕は…誰も殺さずに済むんだ…

 

なのにッ!

 

衛宮切嗣 side out

 

 

「僕は! 聖杯を使い、願いを叶えなければならない! お前達の様な思うままに生きてきた英雄という名の大量殺戮者何かに…」

 

 

『黙れ』

 

 

静かに…されど有無を言わさぬ圧を伴った言葉によって衛宮切嗣は口を閉ざす。

 

「黙って聞いておいてやれば随分な言い草であるな雑種…だがまぁ…この我…英雄王を前にしてその啖呵…随分と高尚な願いを持っておる様だな?」

 

「僕は…聖杯を使い…この世界から嘆きを! 争いを無くして、誰も悲しまない世界を手に入れ! かつて思い描いた『正義の味方』になるんだ!」

 

衛宮切嗣の発言を聞いた我は…

 

「プ…フフ…フハハハハッ!」

 

耐え切れずに腹筋が崩壊しそうになってしまう。

 

何とか抱き上げているアイを落とす事無く体勢を維持するが…コレは…無理だ! 笑わずにおれんわ!

 

「何が可笑しいッ!」

 

「クハハハハッ! 雑種…いや…道化…貴様はどうやら我を笑い殺しにしたい様だな!」

 

「?」

 

笑わずにはおれん我を見て、不思議そうにするアイの様子に少しばかり癒されながら口を開く。

 

「争いを無くす? クハハハハッ! おい、ゾォルケンッ! どうやら貴様に後輩がいた様であるぞ!」

 

話を振られた当の本人はというと、まるで苦虫を噛み潰した様な表情に加え、何処か懐かしいものを見る様な表情を見せる。

 

「面白いッ! この我をここまで笑わせたのだ! それに免じて、先の無礼を赦してやろう! そして我に対価を支払えば使わせてやろう! 『聖杯』をな!」

 

「「「「ッ!?」」」」

 

我の言に周囲の者共が驚愕する。

 

「対価…それは…」

 

「なぁに…丁度良いものが有るではないか」

 

我は片手で道化の女…アイリスフィールと呼ばれた女…魔術によって産み出された『人造人間(ホムンクルス)』を指さす。

 

「えッ!? わ、私!?」

 

何やら顔を赤くさせながら、くねくねと身体を揺らす『器』…コヤツ…何か勘違いをしておらんか?

 

「たわけ…貴様ではなく、貴様の中に有る『鞘』だ」

 

「「「ッ!?」」」

 

気づかぬとでも思うておったか? 少なくとも我が財を使用せんと欲するならば、相応の対価は必要であろう?

 

「あと騎士王よ…気が変わった…貴様の聖剣を我が蔵に一度納めるのであれば、特別に使わせてやろう…なぁに…今の我は気分が良い故に蔵に納めた後に返してやろう」

 

我の蔵はたとえ今は中に存在せぬ物であろうとも、一度納めさえすれば登録され入荷される。

 

故にコレは寛大な処置というやつよ。

 

「ん〜? まさかこの我の有り難い提案を断るつもりか?」

 

「一体どういうつもりですか? 先程まであの様な態度をとっていたというのに…」

 

困惑する騎士王だが、

 

「なぁに…先程も言うたが、そこな道化の行動が面白い故に、その褒美よ。 それとも何か? あの汚物をお前は使うつもりか? それならそれで我は一向に構わんがな」

 

「わかった…対価を払う…だから聖杯を使わせてくれ!」

 

余程切羽詰まっておったのであろう、道化はなりふり構わずに対価を支払う事を決める。

 

「わかりました…我が聖剣を貴方に預けます…どうか聖杯を…」

 

「良かろう」

 

知っておるか騎士王? お前からすればギャンブルにも等しい行為かもしれんがな…我の勝利が確約された賭け事は我からすればただの作業であるぞ。

 

我は宝物庫を開き、金色に輝く酒杯…アーサー王伝説に出て来る、かつて救世主が使用したとされる酒杯そのものを取り出す。

 

「先ずは対価を払え」

 

「アイリ…」

 

「わかったわキリツグ」

 

覚悟を決めたアイリスフィールが一度目を閉じ集中すると、

 

「わぁ! 凄い!」

 

アイリスフィールの身体から黄金に輝く美しい鞘が現れる。

 

「まさしくソレはかつて失われた聖剣の鞘…」

 

その名は『全て遠き理想郷(アヴァロン)』…理想郷の名を冠した黄金の鞘。

 

持ち主に絶対の護りと不老不死に近い回復力を与える護りの力を持つ鞘。

 

かつてマーリンは聖剣よりもこの鞘を大切にしろと騎士王に忠告した程の逸品。

 

「ごめんなさいね…セイバー」

 

どこかバツが悪そうに謝るアイリスフィールの姿に騎士王は、苦笑しながらも…

 

「いえ…私とパスが繋がっている限りその鞘は護りの力を与えてくれる…貴女にこそ必要な物です」

 

失われた鞘を持っていた事を謝るアイリスフィールを赦す。

 

「ほれ、ソレを早う宝物庫に入れよ」

 

黄金の波紋をアイリスフィールの前に出現させ、鞘を入れる事を促す。

 

「はい…閣下…どうぞお受け取り下さい」

 

アイリスフィールは仰々しく跪き、恐る恐るといった様子で黄金の波紋の中に鞘を納める。

 

「ふむ…確と我が蔵に入荷された様であるな」

 

我は蔵の中に鞘が新たに加わった事を感じる。

 

「それ、返してやろう」

 

再び宝物庫を開き、入れた鞘を返却してやる。

 

「次は貴様だ騎士王」

 

「わかりました…」

 

騎士王は僅かな躊躇いの後に宝物庫に今まで風の鞘にて隠していた、『聖剣』を露出させ納める。

 

美しい光を放つ聖剣が我が蔵へと納められ、先と同じく…いやその派生系の宝具も追加されたのを感じ愉悦を覚える。

 

「ほれ、返してやろう」

 

我が蔵に新たな宝が納められた事に満足し、

 

「約束通り『聖杯』を使わせてやろう」

 

この時我は内心にて『計画通り』っと悪どい笑みを浮かべる。

 




聖杯の使用許可を得た2人の願いは叶うのでしょうか!?

サーヴァントって相性意外にも近しい願いを抱いた存在が呼ばれる事がある事を考えると、セイバーとキリツグって少し似ていますよね?

次回も頑張ります!

おや?時臣の様子が…

  • 全力でBボタン連打ぁッ!
  • おめでとう!時臣は『 』に進化した!
  • 神砂嵐
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