博麗大結界が壊れたあの日から~東京project~   作:冬希

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今日は結構大事な面接の日。

各々、いろんな気持ちを持って面接に行きます。


10話 バイト面接の日

3日目 午前10時

 

「今日は私たちのこれからの生活が大きく関わる大切な面接にいく日だぜ。気合いいれて、少し円陣を組まないか?」

魔理沙は提案した。

「それもそうだね。一発景気よくいこう!」

4人は円になり、隣に聞こえない程度の声で言った。

「今日の面接、絶対に受かるぜー」

「おー!」

面接に円陣が必要かどうかはさておき、みんなは各自のバイト先へ行った。

 

外は曇ってて涼しい風が吹く。

いつもは夜うるさい蝉も今日は昼間にも鳴いていた

彼女たちにとっては都合が良かった。

面接を暑さという攻撃により、邪魔をされないからである。

駅前交差点で、2人ずつに別れた。

 

最初に店に入ったのはメンテナンス業者、にとりである。

なんともいえない緊張感のまま、店員に話しかける。

「す、すみません…バイトを希望したいんですが…」

「あ、バイトですか?いま店長を呼んできますね」

やさしそうな女性に話しかける作戦が成功した。

数分たったら店長さんが降りてきて、にとりを部屋の奥へと誘導した。

周りは器具などがたくさんあって、いつもならどうしてもにやけてしまうが、今回はこらえた。

 

「それでは軽く質問をいくつかしますね」

「はい」

「当店でのアルバイトを希望したのはなぜですか?」

これは自信を持って答えを言える

「はい。機械に興味があったからです。」

店長さんは頷いた。

「それでは、機械を修理したりすることはできますか?」

これも自信を持っていえる。様々なみたことのないものを修理したり、改造してきたりしたにとりの技術力は、最高クラスである。

「はい」

他にもいくつかの質問をされー。

「では、少し待っててください」

「はい」

というと、店長さんは部屋の外に出ていった。

 

数分後、戻ってきた。なにやら工具と時計らしきものをもっている。

「それでは、30分以内にこの時計を修理してください。」

「はい。」

これは唐突であった。

まさかそんなことをテストされるとは。

(電池は入ってるけど、表示はされない。あー典型的なあれね)

とにとりは素早く原因を察知。

おかれた工具を使い、手慣れた感じに分解していく様子をみて、店長さんもすっかり見入っていた。

「やっぱり、電池のとこと液晶画面をつなぐ導線が切れている。ここをとっかえればいいんだ」

と、切れた導線を切り、そこに新しい導線を装着。バイパス形式にした。

あとは切れたもう一方を装着すれば…

時計は点いた。その間わずか10分足らず。河童の技術である。

おもわず見とれてしまうような技術に、店長さんでさえあぜんとしていた

「さ、採用します…」

「ありがとうございます!これからよろしくお願いします」

 

河城にとり 採用。

 

一番の懸念材料でもあった小野塚小町もちょうどその頃質問をうけていた。

さすがに、いつものおばさん口調ではなかった。

「なぜ、釣具屋を希望したのですか?」

「昔、川で働いていて興味をもっていたから、ここで働きたいと思いました」

働いていたのはあながち嘘ではない。(三途の)川で働いていた。が、釣りに興味はない。

「では、釣道具などの知識はどうですか?」

「全くわかりません」

ここは正直にいかないとあとあと響く。

「では、ミミズなどを触ることは出来ますか?」

これは正直微妙であるが、これ以上こちらの印象を下げないために、

「はい、触れます」

と、頭で考えつつ、答えていった。

「働いていくうちに、釣りについての知識をつけていく必要がありますが、採用とします」

「ありがとうございます」

 

小野塚小町 釣具屋 なんとか採用

 

次は鍵山雛である。

先に八意永琳が採用となった、モックである。

店長さんは意外なことに、30後半の女性であった。

「では、当店を選んだ理由はなんですか?」

「はい。実は私、最近遠くの田舎の方から引っ越してきて、周りには見慣れない店ばかりでした。ですが、モクドナルドは近くにあったので知っていました。だから選ばせていただきました」

遠くの田舎の方から引っ越してきたのはその通りである。

「…はい。わかりました。しばらく料理の方は出してもらうことは出来ませんが、採用します」

「はい。ありがとうございます」

何故かそれだけ聞いて終わりとなった。

先に永琳が面接をやっている。同じ境遇だったと諭してくれたのか?とりあえず採用となった。

 

鍵山雛 モック 採用。

 

ラストは魔理沙である。

妙に時間がかかっているのも仕方ない。

他にもバイト希望がいたからである。

それは、秋姉妹である。

秋姉妹も料理は好きであるので、ここを選んだそうだ。

「パンを作ることは出来ますか?」

魔理沙はアリスから習ったことがある。

「はい。作れます」

秋姉妹も趣味として作ることがよくあるのではいと答えた。

「では、最後の質問です。もし、あなたたちが店長だったら、どのような店を展開していきたいですか?」

「はい。私が店長になったら、幸せをパンというものから発信し、その幸せをみんなで分かち合えるようなパン屋にしていきたいです。」

魔理沙にとっては完璧な答えだった。

「はい。私が店長になったら、四季折々様々なパンをお客様に提供し、様々な種類の幸せを提供したいです。」

さすが豊穣の神だったことある。ただ幸せという言葉が魔理沙にはパクリとしか思えなかった。

「はい。私が店長になったら、みんなで楽しめて、かつお客様の健康を重視したパンを作り上げていきたいです。」

紅葉の神はちょっと味を変えてきた。

「はい。ありがとうございました。採用します。」

「ありがとうございます」

この言葉は3人のハーモニーを奏でた、

 

霧雨魔理沙 秋静葉 秋穣子 パン工房 採用。

 

 

 

20分後、4人は勝利報告をするために家に集まっていた

めでたく4人合格であった。

「よかったぜ。みんな受かったみたいで」

「そうだね。じゃあ今晩は盛大にやっか。」

「ああ。そうだね。」

「ええ。わかったわ。」

今晩は盛大にパーティーと行きたいが難しい。

酒を飲んで初日から二日酔いなんてことになったら困る。

だから、今回は酒無しの宴会になるであろう。

時は午後1時。みんなのお腹もなりだした。

 

 

 




今回はやや長めの投稿となりました。

正直、アルバイトはやったことがないのでこんな感じかはわかりませんが、最後のパン工房での質問は実際に、私が体験でバイトしたときの質問を採用しました。
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