博麗大結界が壊れたあの日から~東京project~ 作:冬希
現実世界に飛ばされてしばらく経った咲夜たちの瀟洒な一日を見てみましょう
ただそれだけです。
~朝~
咲夜は朝7時に起床する。
たまに10分前後上下してしまうが、それも誤差の範囲内である。
そして、見だしなみを整える。
元メイド長として、髪などが整ってない状態で人前にでるのは恥ずかしい行為なのだ。
朝ご飯の時間帯にみんな(お燐、勇儀、鈴仙)は起きる。
「あ、すまないねえ。何か手伝うことはあるかい?」
この会話もよくある会話である。
鬼とは思えないくらい人思いな鬼である。
「じゃあ配膳お願いしますね」
「了解!」
という具合に朝ご飯が準備される。
もう朝ご飯作り…咲夜
配膳…勇儀
で固定である。
~朝ご飯終了後~
咲夜はその後、お嬢様に会いに駅前のカフェテリアへいく。
この時間が一番の幸せである。
「お嬢様。この後何か予定はあるのですか?」
「咲夜。ひとまず鼻血を拭きなさい」
「あっ、大変失礼しました。」
これは、そのカフェテリアの従業員にとっての朝の定番行事である
そのぶん、カフェテリアの人にとってはもう常連さんとして扱ってもらっていた。
~その後~
一時間から2時間ほどで咲夜は戻る
一回レミリアを誘ったが、
「咲夜。悪いけど私は今一緒に住んでる人たちを仕切らないといけないから一緒にはいけないわ。」
とのことだった。
咲夜はその晩枕を濡らしかけたがぐっとこらえた。
家に戻ると綺麗に掃除してある。
掃除担当役は鈴仙である。
また、その時間はお燐と勇儀が昼ご飯と晩ご飯の買い出しに行く。
~昼ご飯~
お昼ご飯も咲夜と勇儀で作っている。
さすがメイド長。料理の腕も最高である。
このあとはみんなバイトにいってしまうのでしばしお別れとなる。
~バイト~
みんな同時に帰り、そのあと晩御飯だと遅くなるので、鈴仙のみ一時間早く切り上げ、晩御飯の支度をしている。
ただ、やはりある程度の誤差はある。まれに支度が終わらないこともある。
咲夜は例のセイゼリアにてバイトしている。
接客態度や、料理の腕前など、既にセイゼリアの店員さんに注目されている。
~帰宅~
帰宅時は鈴仙が晩御飯の支度をしてきれているおかげですぐにありつける。
たいていほぼ同時に3人は帰って来る。そのため、みんなで食事をとることができる。
楽しい一時である。
~晩御飯の後~
晩御飯のあとにはお風呂だ。といってもここのマンションにはお風呂がないので近くの銭湯にみんなでいくことが多い。
たまに仲間とあえるのでそれも楽しみのうちのひとつである。
一時間ほどであがることがほとんどだが、そのあと30分ほどここにいることが多い。
~お風呂のあと~
お風呂のあとはたいてい8時半前後なので、お話をしたり、そこの本屋で買った本を読んだりすることが多い。
また、鈴仙は咲夜に料理を教わったりしていることも多い。
「鈴仙。あなたは素質があるわ。ちゃんと勉強すれば料理家も夢じゃないわね。」
と言われたのがきっかけだろうか。
~就寝~
就寝はみんなで合わせることが多い。
林間学校みたいに夜話したりすることもあれば、すぐ寝てしまうこともある。
これはある晩の会話である
すでにお燐は寝ていたが、気にせず会話はスタートした。
「咲夜さん。あなたの生活はどうでしたか?」
「私の生活ですか…仕事も多かったけど、楽しかったですわ。」
「楽しそうでうらやましいですね。こちらはお師匠様が新薬の実験によく付き合わされてます。お師匠様の薬はすごいんですが、どんな副作用があるか不安で…」
「あらら、前にはどんな副作用があったんだい?」
勇儀は気になった。
「副作用ですか…ひどくて気を失いましたわ。」
「そりゃあお気の毒だね。」
「でも、今はそのお師匠様をどう思ってるの?」
咲夜は聞いた。
「…はい。最近あってないので少し不安です。」
鈴仙は本音をこぼした。
永琳は確かに鈴仙にとっては怖い存在であった。
だが、師匠として尊敬している存在でもあった。
そんな、ずっと尊敬してきた人としばらくあえないと、やっぱり怖い存在でも寂しくなってしまうものである。
「ええ。きっと、すぐあえるわよ。」
「ありがとうございます。では、私は寝ます。おやすみなさい。」
「はい。おやすみ。」
「おやすみ。」
ここからは静かな夜が始まった。
そうして、また新しい一日がはじまる。
~END~
咲夜さんたちの瀟洒な一日と最後に鈴仙のちょっとした本音を混ぜてみました。
ちゃんと仕事が割り振られているとこも、やっぱり咲夜さんがやったんでしょうね。
咲夜さん。性別は違えど憧れる存在です。