博麗大結界が壊れたあの日から~東京project~ 作:冬希
これは霧雨魔理沙の夢の話です。
※現=うつつ
ある晩のことである。
これは祭りの始まるつい前日の晩。魔理沙が見た夢の話である。
胡蝶の夢。それは、ある日突然に。
「ここは…まさか…」
見覚えのある森。見覚えのある服装、箒。
幻想郷に帰ってきたのだ
「ようし、霊夢ととこへ行ってみるか」
いつもどおり、箒に乗る。
箒はふわりと浮かび、いつもどおりに博霊神社に向かう
「おい、霊夢!生きてるか?」
「うるさいわね~もうすこし寝かせてよ」
「そんなとこで寝てたら焼け死ぬぞ!」
「ああ、人間が焼け死ぬ訳ないじゃない」
もう寝ぼけムードだ。
「しょうがない、力で起こすか」
というと、八卦炉を取り出し
「マスター…」
と八卦炉を構えた。
「はいはい、起きます、起きますから、その手をさげてください!」
と飛び起きた。
「起きたか」
「…何用よ」
「暇だったから来ただけだ」
「それなら起こさないでよ~こちらは眠いのよ?睡魔との戦いを邪魔しないで」
「もう勝ったじゃないか」
「言い方間違えたわ。睡魔と遊んでたのよ」
「怠け者だなあ」
と、笑いながら肩を叩く
「なんなら特訓でもしたらどうだ。異変解決の時にはさ、それが役立つかもしれないだろ?」
「異変なんてそんな簡単には起こらないわよ」
「ふん、仕方ないな。では私とやろうぜ?」
「なんであなたとやんなきゃいけないのよ」
「暇だから」
「…しょうがないわね」
「おろろ?えらく素直だな。いつもなら頑固拒否だったくせに」
「うっさいわね~、さっさとやるよ」
「はいはい」
「ルールはスペカ3枚での被彈数。いいわね?」
「ああ。ではいくぜ!」
「オーレリーズソーラーシステム」!
と叫ぶと、周りを使い魔が漂い、霊夢狙いの弾が発射される
いろんなとこから狙われるため、移動できる場所が限られていく
「ふん、そんなの知ったこっちゃないわ!夢想封印 瞬!」
といい、周りに大量のお札がばらまかれる
それが全て自機を狙ってくる
それが2回。
次に、霊夢は高速で中弾を発射する
これを3クールである。
「ふん、私も見くびられたもんよ。」
といい、八卦炉の火力をあげ、一気に速度をあげる。自機狙い札は魔理沙を追尾するも追いつかない。
「ふん、これで被弾すると思ってたら、私を甘く見すぎだぜ!「ブレイジングスター」!」
というと最大火力の八卦炉を箒に設置し、高速でタックルする。
「ふん、あなたも私をみくびりすぎじゃないかしら?」
というと、その移動それぞれを回避していく。
「私をみくb…(ピチューン」
霊夢は被弾した。
「私も油断したわ。夢想封印 侘!」
というと周囲に中弾が発射され、更に自機狙い札が大量にばらまかれる。
「? いつもの霊夢じゃないな。こんなに避けやすいのは初めてだ」
魔理沙は気づいた。完全になめられている。そんな、弾幕である。
「お前、ちゃんとやってるのか?」
「当たり前じゃない!」
だが、魔理沙はこう言った。
「あれは明らかにお前…霊夢の弾幕でない。あれは霊夢の弾幕に似せた偽物さ。な。偽物」
魔理沙は霊夢を偽物といった。
「うふふ…正解よ。魔理沙」
「当たり前だ。何年の付き合いだと思っているのだ」
「うふふ、少しあなたと霊夢をみくびってましたわ」
「お、お前は紫…」
「ええ。ちょっとあなたの夢を借りたわ。これはあなたの夢の中なの」
「はあ?お前までおかしくなってんじゃないのか?」
魔理沙は反抗した。
「いい?落ち着いて聞きなさい。これは私があなたに見せている夢なの。私は、夢と現実の境界も操れるわ。それで、実験をしたのよ」
「実験…?」
「ええ。じゃあ、質問するわよ。もし、私がこのままあなたにこの夢を見せ続けさせてあげる といったらどうする?」
「夢を見せ続けさせる…?」
「ええ。正確に言いましょうか。夢と現実を入れ替える。ということよ。博麗大結界の修理が終わり次第、あなたもちゃんと戻すわ。」
魔理沙は考えた。
確かに反転すれば事実上幻想郷に戻ってきたことになる
ーーでも、そんなことでいいのか。
確かに戻ってきたことになる。が、みんなは私や紫が作り出した偽物だ。
本物と呼べる幻想郷でないなら、戻る必要はない。
「戻らない。私は結界が完全に修理し終わるはまで、現実世界でやっていく」
「それでいいのね?」
「ああ。もう、そう決めた」
「うふふ、魔理沙のことだからそういうと思ってたわ。いいわ。理由は聞かない。じゃあ、私は去るわよ」
「ちょっとまった」
「何よ。気分が変わったなんてなしよ」
「どれぐらいかかるんだ?完全に直るまで」
紫は笑った
「さあね。わからないわ」
「そ、そうか…ならいいや」
「そう。でも、一つ言わせてもらえば時間はかかるわよ」
「ああ。頼んだぜ」
「…魔理沙からそう言われるとは思ってなかったわ。ええ。出来るだけ早く直すわ」
そう言うと、紫はスキマの奥へ消えていった。
それと同時に目が覚めた。
「これは、夢だったのか…?」
なんとも微妙な夢であった
まるで、現実を風刺したような。
まさしく、胡蝶の夢であった。
その30分後。みんなは目が覚めた
だが、この事を口にすることはなかった。
胡蝶の夢とは、現実と夢の見分けがつかない夢のことを表します。
正夢に近い…かな?
八雲紫は夢と現実の境界も操れます。
だからこんなことも可能なんです。
とりあえず今回も少しシリアスを混ぜてみました。
いかがだったでしょうか。
言う順序が逆…?気にしない気にしない
つーかこれ、物語順序まで逆な気が…(エキストラ1=土曜午後 これ=金曜夜)